危険情報
ウガンダの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)
更新日 2025年08月18日
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
●コンゴ民主共和国との国境地帯(ホイマ県以南)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ントロコ県、ブンディブジョ県、ブニャンカブ県、カセセ県、ルビリズィ県、ルクンジリ県、カヌング県、キソロ県(いずれも国境地帯を除く)、及びカバロレ県、カムェンジェ県
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●コンゴ民主共和国との国境地帯(ブリーサ県以北)、南スーダンとの国境地帯、カボング県のケニアとの国境地帯及びカラモジャ地域(モロト県の一部及びアムダティ県)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●首都カンパラを含むその他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●ウガンダ西部のコンゴ民主共和国との国境地帯では、反政府組織「民主同盟軍」(ADF)が、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)の影響下でテロ活動を活発化させており、治安が非常に悪く、予断を許さない状況にあります。同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●西部地域の治安悪化を受け、2023年6月以降国内でテロが多発し、同年末までに60人以上の民間人が犠牲になりました。これを受けて翌2024年に治安当局が大規模な掃討作戦を実行したことで、多くのテロを未遂に抑え込むことに成功しましたが、2025年6月には首都カンパラ近郊で自爆テロ未遂が発生し、今後もテロの脅威は高いレベルで継続すると見られます。
●地域を問わず、日常的に住居侵入、車上強盗、殺人、営利目的の誘拐などの凶悪犯罪が発生していますので、注意が必要です。犯人に抵抗したために死傷する事例もありますので、このような被害に遭った場合には、身体・生命の安全を第一に抵抗しないことが重要です。
●コンゴ民主共和国との国境地帯(ホイマ県以南)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ントロコ県、ブンディブジョ県、ブニャンカブ県、カセセ県、ルビリズィ県、ルクンジリ県、カヌング県、キソロ県(いずれも国境地帯を除く)、及びカバロレ県、カムェンジェ県
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●コンゴ民主共和国との国境地帯(ブリーサ県以北)、南スーダンとの国境地帯、カボング県のケニアとの国境地帯及びカラモジャ地域(モロト県の一部及びアムダティ県)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●首都カンパラを含むその他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●ウガンダ西部のコンゴ民主共和国との国境地帯では、反政府組織「民主同盟軍」(ADF)が、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)の影響下でテロ活動を活発化させており、治安が非常に悪く、予断を許さない状況にあります。同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●西部地域の治安悪化を受け、2023年6月以降国内でテロが多発し、同年末までに60人以上の民間人が犠牲になりました。これを受けて翌2024年に治安当局が大規模な掃討作戦を実行したことで、多くのテロを未遂に抑え込むことに成功しましたが、2025年6月には首都カンパラ近郊で自爆テロ未遂が発生し、今後もテロの脅威は高いレベルで継続すると見られます。
●地域を問わず、日常的に住居侵入、車上強盗、殺人、営利目的の誘拐などの凶悪犯罪が発生していますので、注意が必要です。犯人に抵抗したために死傷する事例もありますので、このような被害に遭った場合には、身体・生命の安全を第一に抵抗しないことが重要です。
詳細
1 概要
(1)2021年に首都カンパラを中心として多数の死傷者を出した国内におけるテロ活動は、コロナ禍において一旦は下火になりましたが、2023年に入って急速にその頻度を上げるとともに、標的を民家、教会、レストラン等のいわゆるソフトターゲットに拡大したことで、同年末までにウガンダ全土で60人を超える民間人が犠牲となりました。これを受け翌2024年に治安当局は、テロ組織に対する大規模な掃討作戦を実行したことで、多くのテロを未遂に抑え込むことに成功しましたが、2025年6月にはカンパラ近郊で自爆テロ未遂が発生し、今後も全土でテロの脅威は高いレベルで継続するものと見られます。
(2)上記の事案を実行しているのは1980年代に発足した反政府組織にルーツを持つADFとされており、2019年以降、ISILの影響下で「中央アフリカ州」の名称を用い、活動を活発化させています。2023年10月、西部カセセ県のクイーン・エリザベス国立公園においては外国人観光客が殺害されており、外国人であってもテロの標的となっています。ウガンダにとって主要財源の一つである観光セクターへの攻撃は、政府に大きな打撃を与えることが見込まれるため、他の国立公園等の観光地にテロ活動が広がることが懸念されます。
(3)2026年1月には大統領選挙を控えており、政権側と野党側との間で対立が深まっています。選挙活動が活発になるにつれ、死傷者を伴う混乱が懸念されます。
2 地域別情勢
(1)コンゴ民主共和国との国境地帯(ホイマ県以南)
レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)(継続)
ホイマ県以南の国境地帯においては、国境のコンゴ民主共和国側がADFの潜伏地域となっているため、ADFによる越境テロが多発しており、治安が急激に悪化しています。また国境にかかる山岳地帯にもADFの戦闘員が潜伏しているため、ウガンダ軍による空爆や陸上及び湖上における掃討作戦が行われています。
特にカセセ県では2023年6月、現地中学校等への襲撃で学生42人が殺害されたほか、同年10月にはクイーン・エリザベス国立公園内で外国人観光客を含む3人が殺害されており、外国人であってもテロの標的となっています。
つきましては、これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
(2)ントロコ県、ブンディブジョ県、ブニャンカブ県、カセセ県、ルビリズィ県、ルクンジリ県、カヌング県、キソロ県(以上、いずれも国境地帯を除く)、カバロレ県、カムェンジェ県
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
国境から一定程度離れた地域でも、治安当局に追われたADFが潜伏し、テロ活動が行われています。カムェンジェ県では、2023年12月、地方議員を含む10人が殺害され、その約1週間後にさらに住民3人が殺害されました。
(3)コンゴ民主共和国との国境地帯(ブリーサ県以北)、南スーダンとの国境地帯、カボング県のケニアとの国境地帯及びカラモジャ地域(モロト県の一部及びアムダティ県)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
ア コンゴ民主共和国との国境地帯(ブリーサ県以北)
現時点ではテロ活動は確認されていませんが、コンゴ民主共和国側におけるADFの活動地域が北部へ拡大し、治安情勢が急速に悪化する恐れがあります。
イ 南スーダンとの国境地帯
南スーダンから多くの難民が流入していますが、ウガンダ政府は国連等の協力を得て広大な難民居住区を設置し、ウガンダ警察も取締りを強化していることから、現時点において治安は保たれています。しかし、南スーダン側ではテロや誘拐、強盗、車両襲撃等が頻発しており、ウガンダ側の治安維持活動の行き届かない地域では、国境を越えてその影響が及ぶ恐れがあります。
ウ 東部(モロト県の一部及びアムダティ県:カラモジャ地区)
カラモジャ地区と呼ばれるケニアとの国境付近(モロト県の一部及びアムダディ県)では、家畜強盗が昼夜を問わず頻発しています。治安当局と武装した家畜強盗との間での銃撃戦で双方に多数の死者が出ています。
つきましては、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。
(4)首都カンパラを含むその他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 2021年10月以降、カンパラ市内で、警察署や国会議事堂のほか、飲食店内や走行中の長距離バス内、教会や市場といったソフトターゲットに対するテロ及びテロ未遂が継続しており、死傷者が多数発生しています。特に2023年6月以降、カンパラ市内でテロ未遂が連続して発生しており、2024年からは治安当局による大規模な掃討作戦により小康状態を見せているものの、2025年6月にはカンパラ近郊で宗教関連施設への自爆テロ未遂が発生しています。いずれのテロ事件においても、ADFが関係しているとされており、引き続きテロのリスクが継続しています。
イ ウガンダ東部の町ジンジャにおいても、2023年11月に、事案の発生には至りませんでしたが、音楽祭におけるADFによる爆弾テロ計画が報じられたほか、同年12月にはバーでテロの下見をしていたADF関係者が逮捕されるなど、テロのリスクが継続しています。
ウ カンパラ市内において、昼夜を問わず路上強盗が多発しています。歩行中にオートバイに乗った二人組に背後から襲われ、スマートフォンやバッグなどを窃取される被害だけでなく、被害者がバッグ等の搾取を防ごうと抵抗し、負傷する事案も発生しています。外出には可能な限り徒歩を避けること、どうしても徒歩で移動する際には車道から離れた位置を歩行するなど注意が必要です。
2025年6月には、日本大使館近傍で待ち伏せによる強盗事件が発生しました。被害者は、犯人に抵抗したことで激しい暴行を受け、一時意識不明となりました。被害者は、毎日、「徒歩で・同じ時間・同じルート」で通勤していたことから、強盗団のターゲットとされたとみられます。このような事案の被害に遭わないためには、毎日、同じ時間に、同じ場所を通る等の行動パターンを繰り返さないよう注意が必要です。
このような被害に遭った場合には、身体・生命の安全を第一に抵抗しないことが重要です。
エ その他、地域を問わず日常的に住居侵入、車上強盗、殺人、営利目的の誘拐などの凶悪犯罪が発生しています。
オ 「金(ゴールド)」の売買を巡るトラブルが多発しています。売人との接触の機会はネット上やダイレクトメッセージなど複数ありますが、ほとんどの場合において詐欺です。特に注意を要するのが、売人、空港職員、警察、裁判官、弁護士、携帯電話会社の社員(盗聴役)らが犯罪グループを構成し、金の売買を巡る「容疑」で外国人を「逮捕・収監」した体裁をとり、「釈放」のためとして多額の賄賂を求める形態の犯罪です。売人から勧められた金が偽物と承知の上で購入した場合においても、「偽物の金の流通に加担した」形で犯罪に巻き込まれるため、絶対に購入しないでください。この犯罪で、旅券を没収され、その上で要求された賄賂が被害者一人あたり100万円を超えた例があります。この形態の犯罪における司法手続きでの解決には非常に時間を要します。いかなる形でも関与しないように注意が必要です。
3 滞在にあたっての注意
ウガンダの治安情勢は刻々と変化していますので、日本国外務省、在ウガンダ日本国大使館、現地関係機関や報道等から最新の情報を入手するよう努めてください。
ウガンダに滞在する際の防犯対策及び一般的留意事項については、「安全基礎データ」のページの「防犯対策」及び「滞在時の留意事項」の項目をご覧ください。
(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_093.html )
暴動や騒乱等不測の事態が発生した場合は、自宅・宿舎もしくは職場等安全な場所に戻り、事態が収束するまで待機するとともに、在ウガンダ日本国大使館に連絡してください。
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
ウガンダに3か月以上滞在される方は、在ウガンダ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在ウガンダ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
4 隣国のケニア、南スーダン、コンゴ民主共和国、ルワンダ及びタンザニアの危険情報も併せて留意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室)
○領事局海外邦人緊急事態課
電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在ウガンダ日本国大使館
住所:Plot No.8,Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda.
(P.O.Box 23553 Kampala、 Uganda)
電話:(市外局番031)2261-564~6
国外からは(国番号256)31-2261-564~6
FAX :(市外局番031)2261-567
国外からは(国番号256)312261-567
ホームページ:https://www.ug.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
(1)2021年に首都カンパラを中心として多数の死傷者を出した国内におけるテロ活動は、コロナ禍において一旦は下火になりましたが、2023年に入って急速にその頻度を上げるとともに、標的を民家、教会、レストラン等のいわゆるソフトターゲットに拡大したことで、同年末までにウガンダ全土で60人を超える民間人が犠牲となりました。これを受け翌2024年に治安当局は、テロ組織に対する大規模な掃討作戦を実行したことで、多くのテロを未遂に抑え込むことに成功しましたが、2025年6月にはカンパラ近郊で自爆テロ未遂が発生し、今後も全土でテロの脅威は高いレベルで継続するものと見られます。
(2)上記の事案を実行しているのは1980年代に発足した反政府組織にルーツを持つADFとされており、2019年以降、ISILの影響下で「中央アフリカ州」の名称を用い、活動を活発化させています。2023年10月、西部カセセ県のクイーン・エリザベス国立公園においては外国人観光客が殺害されており、外国人であってもテロの標的となっています。ウガンダにとって主要財源の一つである観光セクターへの攻撃は、政府に大きな打撃を与えることが見込まれるため、他の国立公園等の観光地にテロ活動が広がることが懸念されます。
(3)2026年1月には大統領選挙を控えており、政権側と野党側との間で対立が深まっています。選挙活動が活発になるにつれ、死傷者を伴う混乱が懸念されます。
2 地域別情勢
(1)コンゴ民主共和国との国境地帯(ホイマ県以南)
レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)(継続)
ホイマ県以南の国境地帯においては、国境のコンゴ民主共和国側がADFの潜伏地域となっているため、ADFによる越境テロが多発しており、治安が急激に悪化しています。また国境にかかる山岳地帯にもADFの戦闘員が潜伏しているため、ウガンダ軍による空爆や陸上及び湖上における掃討作戦が行われています。
特にカセセ県では2023年6月、現地中学校等への襲撃で学生42人が殺害されたほか、同年10月にはクイーン・エリザベス国立公園内で外国人観光客を含む3人が殺害されており、外国人であってもテロの標的となっています。
つきましては、これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
(2)ントロコ県、ブンディブジョ県、ブニャンカブ県、カセセ県、ルビリズィ県、ルクンジリ県、カヌング県、キソロ県(以上、いずれも国境地帯を除く)、カバロレ県、カムェンジェ県
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
国境から一定程度離れた地域でも、治安当局に追われたADFが潜伏し、テロ活動が行われています。カムェンジェ県では、2023年12月、地方議員を含む10人が殺害され、その約1週間後にさらに住民3人が殺害されました。
(3)コンゴ民主共和国との国境地帯(ブリーサ県以北)、南スーダンとの国境地帯、カボング県のケニアとの国境地帯及びカラモジャ地域(モロト県の一部及びアムダティ県)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
ア コンゴ民主共和国との国境地帯(ブリーサ県以北)
現時点ではテロ活動は確認されていませんが、コンゴ民主共和国側におけるADFの活動地域が北部へ拡大し、治安情勢が急速に悪化する恐れがあります。
イ 南スーダンとの国境地帯
南スーダンから多くの難民が流入していますが、ウガンダ政府は国連等の協力を得て広大な難民居住区を設置し、ウガンダ警察も取締りを強化していることから、現時点において治安は保たれています。しかし、南スーダン側ではテロや誘拐、強盗、車両襲撃等が頻発しており、ウガンダ側の治安維持活動の行き届かない地域では、国境を越えてその影響が及ぶ恐れがあります。
ウ 東部(モロト県の一部及びアムダティ県:カラモジャ地区)
カラモジャ地区と呼ばれるケニアとの国境付近(モロト県の一部及びアムダディ県)では、家畜強盗が昼夜を問わず頻発しています。治安当局と武装した家畜強盗との間での銃撃戦で双方に多数の死者が出ています。
つきましては、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。
(4)首都カンパラを含むその他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 2021年10月以降、カンパラ市内で、警察署や国会議事堂のほか、飲食店内や走行中の長距離バス内、教会や市場といったソフトターゲットに対するテロ及びテロ未遂が継続しており、死傷者が多数発生しています。特に2023年6月以降、カンパラ市内でテロ未遂が連続して発生しており、2024年からは治安当局による大規模な掃討作戦により小康状態を見せているものの、2025年6月にはカンパラ近郊で宗教関連施設への自爆テロ未遂が発生しています。いずれのテロ事件においても、ADFが関係しているとされており、引き続きテロのリスクが継続しています。
イ ウガンダ東部の町ジンジャにおいても、2023年11月に、事案の発生には至りませんでしたが、音楽祭におけるADFによる爆弾テロ計画が報じられたほか、同年12月にはバーでテロの下見をしていたADF関係者が逮捕されるなど、テロのリスクが継続しています。
ウ カンパラ市内において、昼夜を問わず路上強盗が多発しています。歩行中にオートバイに乗った二人組に背後から襲われ、スマートフォンやバッグなどを窃取される被害だけでなく、被害者がバッグ等の搾取を防ごうと抵抗し、負傷する事案も発生しています。外出には可能な限り徒歩を避けること、どうしても徒歩で移動する際には車道から離れた位置を歩行するなど注意が必要です。
2025年6月には、日本大使館近傍で待ち伏せによる強盗事件が発生しました。被害者は、犯人に抵抗したことで激しい暴行を受け、一時意識不明となりました。被害者は、毎日、「徒歩で・同じ時間・同じルート」で通勤していたことから、強盗団のターゲットとされたとみられます。このような事案の被害に遭わないためには、毎日、同じ時間に、同じ場所を通る等の行動パターンを繰り返さないよう注意が必要です。
このような被害に遭った場合には、身体・生命の安全を第一に抵抗しないことが重要です。
エ その他、地域を問わず日常的に住居侵入、車上強盗、殺人、営利目的の誘拐などの凶悪犯罪が発生しています。
オ 「金(ゴールド)」の売買を巡るトラブルが多発しています。売人との接触の機会はネット上やダイレクトメッセージなど複数ありますが、ほとんどの場合において詐欺です。特に注意を要するのが、売人、空港職員、警察、裁判官、弁護士、携帯電話会社の社員(盗聴役)らが犯罪グループを構成し、金の売買を巡る「容疑」で外国人を「逮捕・収監」した体裁をとり、「釈放」のためとして多額の賄賂を求める形態の犯罪です。売人から勧められた金が偽物と承知の上で購入した場合においても、「偽物の金の流通に加担した」形で犯罪に巻き込まれるため、絶対に購入しないでください。この犯罪で、旅券を没収され、その上で要求された賄賂が被害者一人あたり100万円を超えた例があります。この形態の犯罪における司法手続きでの解決には非常に時間を要します。いかなる形でも関与しないように注意が必要です。
3 滞在にあたっての注意
ウガンダの治安情勢は刻々と変化していますので、日本国外務省、在ウガンダ日本国大使館、現地関係機関や報道等から最新の情報を入手するよう努めてください。
ウガンダに滞在する際の防犯対策及び一般的留意事項については、「安全基礎データ」のページの「防犯対策」及び「滞在時の留意事項」の項目をご覧ください。
(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_093.html )
暴動や騒乱等不測の事態が発生した場合は、自宅・宿舎もしくは職場等安全な場所に戻り、事態が収束するまで待機するとともに、在ウガンダ日本国大使館に連絡してください。
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
ウガンダに3か月以上滞在される方は、在ウガンダ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在ウガンダ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
4 隣国のケニア、南スーダン、コンゴ民主共和国、ルワンダ及びタンザニアの危険情報も併せて留意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室)
○領事局海外邦人緊急事態課
電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在ウガンダ日本国大使館
住所:Plot No.8,Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda.
(P.O.Box 23553 Kampala、 Uganda)
電話:(市外局番031)2261-564~6
国外からは(国番号256)31-2261-564~6
FAX :(市外局番031)2261-567
国外からは(国番号256)312261-567
ホームページ:https://www.ug.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html