海外安全情報の検索



06月の渡航関連情報
(2018年06月1日~30日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
6月1日 ニカラグア ●全土(首都マナグア市を除く)  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(危険レベル引き上げ) ●マナグア市  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●全国的なデモ及び幹線道路の道路封鎖とこれに反対する政府支持団体などの衝突により,首都マナグアを除き,治安が悪化しています。「レベル2」の地域への不要不急の渡航は止めるとともに,「レベル1」の地域の滞在・渡航においても十分注意してください。

6月11日 タジキスタン 【危険度】 ●レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ・アフガニスタンとの国境付近 ・ソグド州イスファラ市ヴォルフ地区(キルギス領に囲まれた飛び地) ●レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ・共和国直轄地:ログーン市以東 ・ソグド州:キルギスとの国境付近,フェルガナ盆地のウズベキスタンとの国境付近及びクヒストニ・マスチョ郡(ザラフシャン川のアイニ郡より上流部分) ・ハトロン州:アフガニスタンとの国境を有する郡(上記アフガニスタンとの国境付近を除く) ・ゴルノ・バダフシャン自治州全土(上記アフガニスタンとの国境付近を除く) ●レベル1:十分注意してください。(継続) ・ドゥシャンベ市 ・フジャンド市 ・ヒッサール市 ・ヴァルゾブ郡 ●レベル1:十分注意してください。(引き下げ) ・レベル2,レベル3の地域を除くタジキスタン全土 【ポイント】 ●アフガニスタンとの国境付近の治安情勢は,イスラム過激派組織の勢力が強い隣国アフガニスタンからの影響を受けやすく,麻薬密輸グループも多く摘発されています。不測の事態が発生する可能性がありますので,同地域への渡航は止めてください。 ●ソグド州イスファラ市ヴォルフ地区(キルギス領に囲まれた飛び地)は,イスラム過激派組織及び麻薬密輸グループの利用ルートとみられており,治安状況が不安定なので,渡航は止めてください。 ●ソグド州のキルギスとの国境付近は,タジキスタン人とキルギス人との間,特に両国官憲の間での衝突が散発しています。引き続き同地域への不要不急の渡航は止めてください。 ●タジキスタンの政治・治安情勢は全般的に落ち着きを取り戻しており,道路網等の社会的インフラの整備も多くの地方において改善傾向にあります。このため,共和国直轄地の大半,ソグド州及びハトロン州の大部分の危険レベルを,首都ドゥシャンベ市,フジャンド市,ヒッサール市及びヴァルゾブ郡と同じ「危険レベル1」に引き下げますが,貧富の格差の拡大により一般犯罪が増加傾向にありますので,引き続き十分注意が必要です。

6月20日 コロンビア ●アラウカ県,カウカ県,カケタ県,グアビアレ県,ナリーニョ県,ノルテ・デ・サンタンデール県北部,バジェ・デル・カウカ県ブエナベントゥーラ市,プトゥマヨ県,メタ県南部  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●アンティオキア県南部,セサール県,ノルテ・デ・サンタンデール県南部,チョコ県,ボリーバル県南部,コルドバ県南部,カサナレ県北部,メタ県南部,ボヤカ県東部,バジェ・デル・カウカ県(ブエナベントゥーラ市を除く),ビチャダ県,キンディオ県(アルメニア市を除く),グアイニア県,バウペス県  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●上記以外の地域(サン・アンドレス島,プロビデンシア島等の諸島を除く)  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●政府による治安対策や反政府武装勢力との和平プロセスが進展する一方で,反政府武装勢力の内部抗争等もあり一部地域では情勢が複雑化しています。最新の関連情報の収集に努め,危険レベル1の地域でもテロ,誘拐,殺人等に十分に注意してください。 ●主要都市を離れるほど治安当局の影響力が弱くなるため,犯罪等に巻き込まれる危険性が高まります。国内の主要都市間の陸路での移動は止めてください。

6月26日 モザンビーク 【危険度】 ●カーボ・デルガード州  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(新規) ●マプト州及びソファラ州 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●カーボ・デルガード州では,身元不明の武装集団による襲撃事件が頻発しており,「危険レベル2」を発出しますので,不要不急の渡航・滞在は止めてください。 ●マプト州とソファラ州では,一般犯罪や麻薬売買,外国人が被害者となる誘拐事件が時間や場所を問わず発生していますので,十分に注意してください。夜間の外出は避ける,日中に外出する際も周囲の状況に十分注意を払う等,自らの安全確保に努めてください。 ●ソファラ州を通る国道1号線及び同6号線の一部区間で車両が襲撃される事件が発生していますので,通行は控えるようお勧めします。

6月28日 エジプト 【危険度】 ●北シナイ県,南シナイ県(アカバ湾に面したダハブからシャルム・エル・シェイクまでの沿岸地域を除く)  :レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(滞在中の方は事情が許す限り早期の退避を検討してください。)(継続) ●リビア国境地帯  :レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●西部及び南部の砂漠地帯(地中海に面したマルサ・マトルーフからアレキサンドリアまでの沿岸地域を除く)  :レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●大カイロ都市圏を含む上記以外の地域 :レベル1:十分注意してください。(一部引き下げ) 【ポイント】 ●シナイ半島(一部地域を除く)では「ISILシナイ州」によるテロ事件が頻発しています。同地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。 ●西部及び南部の砂漠地帯(地中海に面したマルサ・マトルーフからアレキサンドリアまでの沿岸地域を除く)では警察と軍による対テロ作戦に巻き込まれる恐れがあります。また,リビア国境地帯は極めて不安定な状況が継続しています。 ●治安状況が落ち着いていることから,大カイロ都市圏を含む上記以外の地域の危険レベルを「レベル1:十分注意してください」に引き下げますが(一部地域については従来から危険レベル1を発出),エジプト国内でテロ事件が発生する可能性は排除されないことに留意してください。




II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(9件)
6月1日 アフガニスタン アフガニスタン:治安情勢(定期更新)
6月7日 アンゴラ、ウガンダ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ザンビア、タンザニア、中央アフリカ、ブルンジ、ルワンダ、南スーダン コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生(その3)
6月8日 ロシア ロシア:2018 FIFAワールドカップ・ロシア大会開催に伴う注意喚起
6月14日 モザンビーク モザンビーク:北部カーボデルガード州における急激な治安悪化に対する注意喚起
6月18日 ハワイ 米国:ハワイ島キラウエア火山の噴火に伴う注意喚起(その4)
6月25日 ロシア ロシア:2018FIFAワールドカップ・ロシア大会開催に伴う注意喚起(その2)
6月27日 エチオピア エチオピア:首都アディスアベバ市における爆弾事件に関する注意喚起(新規)
6月28日 サウジアラビア サウジアラビア:イエメンの反政府勢力支配地域からのミサイル攻撃に伴う注意喚起(その4)
6月29日 ロシア ロシア:2018FIFAワールドカップ・ロシア大会開催に伴う注意喚起(その3)