海外安全情報の検索



04月の渡航関連情報
(2011年04月1日~30日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
4月1日 セネガル ●カザマンス地方(ジガンショール市を除く):「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●カザマンス地方のジガンショール市:「十分注意してください。」(継続)

4月6日 マリ ●北部3州(トウンブクトゥ州、キダル州、ガオ州)全域及びモーリタニアとの国境地域
  :「渡航の延期をお勧めします。」(引き上げ)
●ブルキナファソ、ギニア及びコートジボワールとの国境地域
  :「十分注意してください。」(継続)
●セグー州及びモプチ州:「十分注意してください。」(引き上げ)
4月8日 ブルキナファソ ●北部(セノ県、ウダラン県、スム県、ロルム県、ヤテンガ県)のマリ及びニジェールとの国境地域並びに同各県のドリ、ジボ及びワヒグヤを結んだライン以北の地域
   :「渡航の是非を検討してください。」(新規)
●上記を除く地域:「十分注意してください。」(新規)
4月8日 ベナン ●全土:「十分注意してください。」(継続)
4月11日 ペルー ●以下の地域:「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
・フニン州東部      ・ワンカベリカ州北部   ・クスコ州西部
・アヤクチョ州北部    ・ワヌコ州北部       ・ウカヤリ州西部
・サン・ティン州南部
●以下の地域:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
・ワンカベリカ州中部  ・アプリマック州北西部  ・ワヌコ州北西部
・アンカシュ州北部   ・ラ・リベルタッド州東部  ・クスコ州北部
・フニン州北部      ・パスコ州東部       ・アヤクチョ州北中部
・アマソナス州コンドル山脈のエクアドルとの国境地帯
●以下の地域:「十分注意してください。」(継続)
・リマ州リマ市(首都)及びカリャオ憲法特別市
・パスコ州西部    ・フニン州西部       ・ワンカベリカ州東部及び中部
・アヤクチョ州中部  ・アプリマック州北部   ・ウカヤリ州西部の一部
・ワヌコ州南部    ・ラ・リベルタッド州東部  ・アンカシュ州北部の一部
・サン・マルティン州北部    ・カハマルカ州北部及び中部
・ピウラ州東部    ・ロレト州西部、北部及びコロンビアとの国境地帯
・リマ州南部      ・イカ州北部
 なお、主要な観光地(クスコ、マチュピチュ、ナスカ、プノ、アレキパ、トゥルヒーヨ等)には現在危険情報は発出されていません。





4月11日 アフガニスタン ●アフガニスタン全土(下記5都市を除く)
    :「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(継続)
●首都カブール、ジャララバード、ヘラート、マザリ・シャリフ及びバーミヤンの各
  都市
    :「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(真にやむを得ない事
     情で現地に残留せざるを得ない場合は、政府機関、所属団体等を通じ
     て組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。)(継続)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)アフガニスタンでは、依然としてタリバーン等反政府武装勢力による駐留外
国軍やアフガニスタン治安部隊、政府関係者らに対する攻撃が頻発していま
す。

(2)2010年の年間の治安事件数は、全国で1万2,000件を超え、前年との比較
で約1.6倍と増加しました。テロ事件等の増加に伴い、多数の民間人が事件に
巻き込まれており、国連及びアフガニスタン政府の発表によれば、年間2,777人
の民間人が死亡したほか、1,292人の警察官、810人の国軍兵士が死亡してい
ます。また、民間の調査機関によれば、外国人兵士の死者数も2009年の520人
から2010年には711人に急増しており、過去最多となりました。

(3)誘拐事件等も依然として多発しており、2010年には把握可能な事件だけで
も500件を超えています。これら誘拐事件の大半は、身代金目的の犯罪者集団
による犯行と見られていますが、被害者は政府関係者、下院議員候補者、治
安部隊関係者、ビジネスマン、ジャーナリスト、援助関係者、建設作業員など多
岐にわたっています。外国人を対象とした誘拐事件は、2010年は十数件の発
生が見られ、援助関係者、道路建設技師等が被害に遭っています。2010年4月
には北部クンドゥーズ県において日本人ジャーナリストが誘拐され、約5か月後
に解放される事件も発生しました。また、2008年8月には東部ナンガルハール
県において、日本人NGO職員が誘拐・殺害される事件が発生しています。

(4)アフガニスタンでは、宗教的・政治的なデモが散発的に発生し、暴徒化する
場合もあります。2011年4月には、米国におけるコーラン焚書に抗議するデモが
アフガニスタンの各地で発生しました。アフガニスタン北部の都市マザリ・シャリ
フでは暴徒化したデモ参加者が国連事務所を襲撃し、外国人国連職員が複数
犠牲になる事件が発生した他、カンダハール市内でも、警察部隊による発砲等
により、デモ参加者に多数死傷者が出ました。

(5)2011年は、これまで国際治安支援部隊(ISAF)が持っていた治安権限のア
フガニスタン政府への移譲のほか、米軍等駐留外国人部隊が撤退を開始する
ことから、今後治安情勢の推移を注視していく必要があります。なお、カルザイ
大統領は、3月22日、ISAFからの治安権限移譲は、7月からカブール県(ソロ
ビ郡除く)、バーミヤン県、パンジシール県、ヘラート市、マザリ・シャリフ市、ラシ
ュカルガー市、モフタラーム市で開始される旨発表しました。


4月12日 ミャンマー ●全土 : 「十分注意してください。」 (継続)


4月12日 ギニアビサウ ●カシュウ(カチュウ)地方
 :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●その他の地域(カシュウ(カチュウ)地方及び首都ビサウを除く)
 :「十分注意してください。」(引き下げ)
●首都ビサウ:「十分注意してください。」(継続)


4月13日 シリア ● イラクとの国境付近
  :「渡航の延期をお勧めします。」(事情の許す方の退避をお勧めします。)(継続)
● 南部のダラア市
  :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
● 上記以外の全土
  :「渡航の延期をお勧めします。」(引き上げ)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
4月18日 バングラデシュ ●チッタゴン丘陵地帯:「渡航の是非を検討してください。」(引き下げ)
●チッタゴン丘陵地帯を除く全ての地域「十分注意してください。」(継続)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。


4月18日 ブルキナファソ ●ブルキナファソ全域:「渡航の延期をお勧めします。」(引き上げ)
4月19日 インドネシア ●アチェ州、パプア州及び西パプア州
  :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●中部スラウェシ州のポソ県及びパル市
  :「十分注意してください。」(引き下げ)
●上記を除くすべての地域(首都ジャカルタ及びバリ島を含む)
  :「十分注意してください。」(継続)
4月20日 コンゴ民主共和国 ●南キブ州、北キブ州、マニエマ州、オリエンタル州(キサンガニ市を除く)、カタンガ州北部
  :「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(継続)

●赤道州、オリエンタル州キサンガニ市
  :「渡航の延期をお勧めします」(継続)

●キンシャサ特別州(首都キンシャサ市街を含む)、東カサイ州、西カサイ州、バンドゥンドゥ州、カタンガ州南部、バ・コンゴ州
  :「渡航の是非を検討して下さい」(継続)
4月20日 チャド ●ワディ・フィラ州、ウアダイ州及びサラマト州
 :「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(継続)
●上記を除く地域(首都ンジャメナを含む)
 :「渡航の延期をお勧めします。」(退避の可能性も検討してください。)(継続)
4月21日 タイ ●ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡)
  :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●ソンクラー県(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
  :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●シーサケート県のカンボジアとの国境付近のプレアビヒア寺院周辺地域
  :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●首都バンコク
  :「十分注意してください。」(継続)
4月21日 シリア ●全土
:「渡航の延期をお勧めします。」(滞在中の方は、事情が許す限り、早期の退避を検討してください。)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。



4月22日 サントメ・プリンシペ ●全土:「十分注意してください。」(継続)
4月22日 赤道ギニア ●全土:「十分注意してください。」(継続)
4月22日 レバノン ●リタニ川~ハスバイヤ南郊外以南の地域、各地のパレスチナ難民キャンプ及びトリポリ市:「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●シリアとの国境付近(公式国境ゲート(アリーダ、アッブーディーヤ、アル・カーア、マスナア)、及び同ゲートを通る主要幹線道路を除く)、ベカー高原のバールベックとアル・カーアを結ぶ国道より東側の地域、マジュディル・アンジャル:「渡航の延期をお勧めします。」(引き上げ)
●上記以外の地域(首都ベイルートを含む):「渡航の是非を検討してください。」(継続)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
4月23日 バーレーン
 ●全土:「渡航の是非を検討してください。」(引き下げ)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
4月25日 ロシア ●チェチェン,イングーシ,ダゲスタン,北オセチア,カバルダ・バルカル,カラチャイ・チェルケスの各共和国及びスタヴロポリ地方
:「渡航の延期をお勧めします。」(既に滞在中の方は,退避手段等につきあらかじめ検討してください。)(継続)
●上記を除く地域(首都モスクワ市を含む)
:「十分注意してください。」(継続)

4月26日 シリア ●全土
:「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(引き上げ)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

4月26日 トリニダード・トバゴ ● トリニダード島全域:「十分注意してください。」(継続)

☆ 詳細については、下記の内容をよくお読みください。
4月27日 ブルキナファソ ●ブルキナファソ全域:「渡航の延期をお勧めします。」(滞在中の方は、事情が許す限り、早期の退避を検討してください。)
4月29日 ブルキナファソ ●ブルキナファソ全域:「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(引き上げ)



II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(36件)
4月1日 アフガニスタン アフガニスタン:治安情勢
4月4日 ガーナ ガーナ:北部州タマレ市とその周辺地域における夜間外出禁止令の発出に伴う注意喚起
4月4日 シリア シリア:反政府デモ・集会の発生に伴う注意喚起(その2)
4月5日 パキスタン パキスタン:宗教政党党首を狙ったとみられるテロ事件の発生に伴う注意喚起
4月5日 ベナン ベナン:国民議会選挙の実施に伴う注意喚起
4月6日 アフガニスタン アフガニスタン:米国におけるコーラン焚書に抗議するデモに伴う注意喚起
4月6日 カタール カタール:民間航空機内の違反行為に対する罰則強化について
4月6日 パラグアイ パラグアイ:デング熱の流行(その2)
4月6日 パキスタン パキスタン:ハイバル・パフトゥンハー州を中心としたテロリストの動きに伴う注意喚起
4月6日 エジプト エジプト:シナイ半島におけるテロ・誘拐のおそれに関する注意喚起
4月7日 オマーン オマーン : ソハール市における治安部隊とデモ隊との衝突発生に伴う注意喚起
4月8日 タイ タイ:反独裁民主戦線(UDD)によるデモ・集会の実施等に関する注意喚起(その3)
4月8日 英国 英国:北アイルランドにおける爆弾テロ事件等に関する注意喚起
4月11日 スワジランド スワジランド政府に対する抗議行動に伴う注意喚起
4月12日 イスラエル イスラエル:ガザ地区及びその周辺地域の治安情勢(注意喚起)
4月12日 ボリビア ボリビア:ラパス市内におけるデモ及びストライキ発生に関する注意喚起
4月12日 ベラルーシ ベラルーシ:首都ミンスクの地下鉄における爆発事件の発生に伴う注意喚起
4月13日 ドミニカ共和国 ドミニカ共和国:首都サント・ドミンゴ市における治安悪化に伴う注意喚起
4月15日 ウルグアイ ウルグアイ:首都モンテビデオ市における治安の悪化に伴う注意喚起
4月15日 コートジボワール 在コートジボワール日本国大使館の一時閉鎖について
4月15日 アフガニスタン アフガニスタン:治安情勢
4月15日 ウガンダ ウガンダ:野党勢力による抗議集会・デモの発生に伴う注意喚起
4月17日 ブルキナファソ ブルキナファソ:軍関係者による破壊活動等の発生に伴う注意喚起(その2)
4月18日 イスラエル イスラエル:パレスチナ自治区ガザ地区及びその周辺地域の治安情勢、及び外国人誘拐・殺害事件に関する注意喚起
4月19日 イラク イラク:バグダッドのインターナショナル・ゾーン検問所付近での自爆テロ事件の発生に伴う注意喚起
4月22日 タイ タイ:バンコク都における国内治安維持法適用の再延長に関する注意喚起(その2)
4月22日 ブラジル ブラジル:サンパウロ州における邦人の短時間(電撃)誘拐被害発生に関する注意喚起
4月22日 ナイジェリア ナイジェリア:北部地域における暴動発生に伴う注意喚起
4月22日 タイ タイ:カンボジアとの国境地帯(スリン県)におけるタイ・カンボジア両国軍の衝突に伴う注意喚起
4月22日 カンボジア カンボジア:タイとの国境地帯(オッドーミアンチェイ州)におけるカンボジア・タイ両国軍の衝突に伴う注意喚起
4月25日 パキスタン パキスタン:カラチ市における爆弾テロの脅威に対する注意喚起
4月27日 パキスタン パキスタン:カラチ市における連続爆弾テロの脅威に対する注意喚起
4月28日 ブラジル ブラジル:クリチバ大都市圏における銃器犯罪頻発に伴う注意喚起
4月28日 アフガニスタン アフガニスタン:治安情勢
4月28日 不特定 ゴールデンウィークに海外へ渡航される皆様へ(海外で注意すべき感染症について)
4月29日 モロッコ モロッコ:マラケシュにおける爆発事案の発生に伴う注意喚起