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テロ・誘拐情勢

2016年01月29日

1.概況
(1)2011年7月にスーダンから分離・独立して誕生した南スーダン共和国では、独立から現在に至るまでの間、イスラム過激派組織等による具体的な活動やテロ事件は確認されていません。
(2)一方で、西エクアトリア州等においては,地域住民による突発的な襲撃事件が発生しています。

2.各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1.概況のとおり。

3.誘拐事件の発生状況
 南スーダンでは、特に地方部において、家畜等を巡る伝統的なコミュニティ間の対立による女性や子供の誘拐もしばしば発生しています。ただし、2012年以降、日本人を含む外国人を標的とする身代金目的を含む誘拐事件の発生は確認されていません。

4.日本人・日本権益に対する脅威
 日本は南スーダン独立以前から、継続的に支援を実施していることもあり、南スーダンにおける対日感情は一般的に良好です。これまでのところ日本人を標的にしたテロ行為や誘拐事件は発生していません。しかしながら、近年、シリアやチュニジアにおける日本人が殺害されたテロ事件や、パリでの同時多発テロ事件などが発生しています。このように、世界の様々な地域で、イスラム過激派組織によるテロがみられるほか、これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており、日本人・日本権益が標的となり、テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して、誘拐、脅迫、テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

(注記)
 「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要し、又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が、報道等の情報等に基づき、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり、本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。