南スーダン
安全対策基礎データ
- 犯罪発生状況、防犯対策
1 危険情報
南スーダンにおける治安・安全に関する情報については、危険情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2022T104.html#ad-image-0 )をご参照ください。
2 防犯対策
真にやむを得ない事情でジュバ及び周辺に渡航する際には、必ず南スーダン大使館へ事前にご連絡いただき、安全に関するブリーフィングを受けていただきますようお願いいたします。渡航後につきましては、以下の注意点をご参照いただき、犯罪被害に遭わないよう十分な対策をお願いいたします。
(1)外出前に準備すること
・事前にその地及び訪問地について調べる(往復の経路に危険な場所はないか等)。
・習慣の違いを理解しておく(例えば、写真をむやみに撮らない、車両は右側通行など)。
・最低限の現金、携帯電話の予備バッテリーを充電して準備しておく。
・小額紙幣を入れた財布をもう一つ用意しておく (例: 50SSD や 100SSD をたくさん入れておき、いざとなったら差し出せるようにしておく)。
・緊急時の連絡先を携帯に登録しておく。
・友人や同僚に行先を伝えておく。
・肩掛けの鞄を選び、手提げの鞄は使用しない。
・歩きやすい靴を履き、明るい色や蛍光色の服、論争の的になりそうなメッセージ性のある、また、メッセージが英文で書かれた服は避ける。
・露出度の高い服装や体のラインが目立つ服装は避ける。
・使用期限の切れた古いクレジットカードをダミーとして、財布に入れる。
(2)外出中に注意すること
・目立たないようにして、周囲に溶け込むようにする。
・携帯電話使用時、公共の場所、バーなどでは声を小さくする。
・iPad、携帯電話の使用は最小限にとどめる。運転手を呼ぶときは路上で行わず、アポ先等の屋内で使用する。
・貴重品や鍵は、必ず身につけ他人から見えないようにする。
・立ち止まっている時は、背後から襲われないように、壁に背中を向ける。
・歩きながらイヤホンをしない(注意力散漫、認識不足)。
・歩道を歩かざるを得ないときは真ん中を歩き、人通りの少ない道は避ける。
・車道(向かってくる車両)に対面して歩く。
・暗闇の中での移動は必ず避ける。徒歩ではなく、車で移動する。
・一人ではなく、複数人で行動する。
・疲れているときの移動は避ける。
・決められた門限を守る。ジュバ市内、夜間は検問所が設けられる。
・危険を感じたらすぐに避難する。
3 テロ・誘拐
南スーダンにおけるテロ・誘拐については、「テロ・誘拐情勢:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_301.html 」をご確認下さい。- 査証、出入国審査等
南スーダンは全土に危険情報(渡航中止勧告(レベル3)または退避勧告(レベル4))が発出されていますので、渡航は止めてください。
真にやむを得ない事情で南スーダンに渡航する際には、査証(ビザ)が必要です。
2023年1月、駐日南スーダン大使館が開館しましたが、査証発給については準備中であるため、日本において査証の取得はできません。米国、英国、フランス、ドイツ、ノルウェー、ベルギー、スイス、トルコ、ロシア、インド、ナイジェリア、エジプト、エリトリア、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ジンバブエ、南アフリカ、コンゴ(民)、中国等に所在する南スーダン大使館において、事前に査証を申請、取得してください。また、手続きや規則に関する最新の情報についてもこれらの国に所在する南スーダン大使館に問い合わせてください。
※新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限措置がとられることがありますので、最新の情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )を事前にご確認ください。- 滞在時の留意事項
真にやむを得ない事情でジュバ及び周辺に渡航する際には、以下の在留届または「たびレジ」の登録を必ず行ってください。また、南スーダンに入国次第、緊急連絡先を在南スーダン日本国大使館に連絡してください。現地治安情勢に関する最新情報については、同大使館領事・警備班にお問い合わせください。
1 在留届
南スーダンに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく在南スーダン日本国大使館に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めします。
2 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、南スーダンで事件や事故、自然災害等が発生し、在南スーダン日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。- 風俗、習慣、健康等
1 「世界の医療事情:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/s_sudan.html 」において、南スーダン国内の衛生・医療事情等を案内しています。真にやむを得ない事情でジュバ及び周辺に既に滞在する場合、渡航前に必ずご覧ください。
2 南スーダンは医療水準が高くないため、手術や専門的治療を要する病気や外傷を負った場合には、先進医療の体制が整備された先進国に移動し、治療を受ける必要があります。このような場合に備えて、海外緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入を強くお勧めします。- 緊急時の連絡先
◎警察(ジュバ地区管轄):112
◎消防(ジュバ地区管轄):092-277-7785
◎在南スーダン日本国大使館
住所:Plot No. 514, 3-K, Tongping, Juba, Republic of South Sudan
事務所代表電話: 092-267-1506、092-267-1507
国外からは(国番号211)92-267-1506、92-267-1507
ホームページ:https://www.ss.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html- 問い合わせ先
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4919
○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
(現地公館連絡先)
○在南スーダン日本国大使館
住所:Plot No. 514, 3-K, Tongping, Juba, Republic of South Sudan
事務所代表電話: 092-267-1506、092-267-1507
国外からは(国番号211)92-267-1506、92-267-1507
ホームページ:https://www.ss.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。