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※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1.治安情勢及び犯罪発生状況
 南スーダンに対しては,首都ジュバ市及び周辺を除き,「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を,首都ジュバ市及び周辺に「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています。
ついては,南スーダンにはいかなる理由であれ渡航しないでください。「退避勧告地域」に既に滞在されている方は,速やかに退避するとともに,退避までの期間の緊急連絡先を,また,「渡航中止勧告地域」に真にやむを得ない事情で既に滞在されている方は,滞在中の緊急連絡先を在南スーダン日本国大使館まで至急連絡するようお願いします。
(南スーダン「海外安全情報」
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_301.html#ad-image-0

(1)南スーダン共和国は,2011年7月9日にスーダン共和国から分離・独立し,国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)やドナーの支援による国づくりと平行して,国内の治安対策に取り組んできました。しかしながら,2013年12月に首都ジュバ市で,キール大統領とマシャール元副大統領の警護隊同士が衝突し,ジュバ市から始まった騒擾は,ジョングレイ州,ユニティ州,上ナイル州等,地方各地にも波及しました。その後,2015年8月,関係者が「南スーダン共和国における衝突の解決に関する合意」に署名し,地方での衝突も一旦収束しました。2016年4月,同合意に基づき,マシャール氏が帰還,第一副大統領に就任し,国民統一暫定政府が設立されました。
(2)2016年7月7日から首都ジュバ市内の治安が悪化し,同市内において,キール大統領とマシャール第一副大統領(当時)の警護隊同士による衝突事案が発生し,市内複数カ所において激しい銃撃戦により多数の死傷者が発生しました。4日後の7月11日,キール大統領及びマシャール氏の双方は,敵対行為の停止宣言を発出し,その後,マシャール氏及び同派の兵士たちの一部は,首都ジュバから国外に退避し,首都ジュバ市での衝突は収束しました。
(3)2016年7月の衝突事案以降,首都ジュバ市は,比較的平穏を取り戻しましたが,急速なインフレを伴った経済悪化及び現地通貨の下落によって相対的に米ドルの価値が上昇していること等から,比較的裕福で外貨を保有していると考えられている外国人を標的とした武装強盗事案や車両強奪事案等の一般犯罪が引き続き発生しています。また,首都ジュバ市を除くエクアトリア地方や上ナイル地方などの各地では,現在も衝突や殺傷事案が発生しており,一般市民にも被害が出ているほか,医療支援等を行っている国際NGO,国際機関職員等にも被害が及んでいる等南スーダンの治安情勢は引き続き予断を許さない状況です。その中でも外交団や国際機関よりも警備が手薄だと考えられるNGOや企業関係者が標的となる事案が頻発しています。
(4)近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.犯罪被害危険地域
(1)首都ジュバ市及び周辺を除く南スーダン全土
危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発出しています。いかなる目的であれ,これらの地域への渡航は止めてください。また,既に滞在されている方は直ちに退避してください。
(2)首都ジュバ市及び周辺
ア 首都ジュバ市及び周辺に危険情報「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています。どのような目的であれ,渡航は止めてください。また真にやむを得ない事情で滞在されている方は,政情の急激な変化に伴う武力衝突等不測の事態に備え,退避を含め危険回避を常時心がけてください。
イ 2016年7月に発生した衝突事案以降,治安情勢は比較的平穏になっているものの,急速なインフレ等に伴う経済の悪化が深刻化しており,外国人を標的とした武装強盗事案や車両強奪事案等の一般犯罪が引き続き発生しています。特にNGOは,一般的に外交団や国際機関と比べて,事務所や宿舎の警備体制が脆弱なことから,頻繁に被害に遭っています。過去には,英国籍のNGO職員宿舎に武装した賊が押し込み,職員を殺害するという凶悪事件も発生しており,ジュバ市に滞在する上で大きな脅威となっています。多くの国際機関,NGO等は,夜間外出禁止などの活動制限を設けています。

○参考:危険情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T115.html#ad-image-0

査証、出入国審査等

 真にやむを得ない事情で首都ジュバ及び周辺に渡航する際には,査証(ビザ)が必要です。南スーダン国内への入国前に各国に所在する南スーダン大使館において査証を取得する必要があります。航空会社によっては,搭乗時に南スーダンの査証を取得していなければ搭乗を拒否される場合がありますので,事前に航空会社に確認する必要があります。
 また,2017年11月現在,日本には南スーダン大使館はありませんが,米国,英国,フランス,ドイツ,ノルウェー,ベルギー,スイス,トルコ,ロシア,インド,ナイジェリア,エジプト,エリトリア,エチオピア,ケニア,ウガンダ,ジンバブエ,南アフリカ,コンゴ(民),中国等に大使館が設置されています。入国前にこれらの国において査証の申請,取得が可能ですので,手続きや規則に関する最新の情報についても問い合わせてください。

滞在時の留意事項

 真にやむを得ない事情で首都ジュバ及び周辺に渡航する際には,以下の「在留届」若しくは「たびレジ」の登録を必ず行ってください。また,南スーダンに入国次第,緊急連絡先を在南スーダン日本国大使館に連絡してください。現地治安情勢に関する最新情報については,大使館領事部にお問い合わせください。

1.「在留届」
現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在南スーダン日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在南スーダン日本国大使館まで送付してください。

2.「たびレジ」
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在南スーダン日本国大使館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

風俗、習慣、健康等

 真にやむを得ない事情で首都ジュバ及び周辺に渡航する際には,以下の情報を参考にしてください。

1 水分補給と衛生管理
 南スーダンは,高温多湿のサバナ気候で雨季と乾季があり,緑が多い風土ですが,日中は日差しも強く気温も高くなることから脱水状態に陥ることもありますので,水分を十分摂取することが大切です。
 一方,南スーダンの社会インフラは,水道,下水,電気,道路整備等いずれも十分整備されていません。衛生状況は劣悪であり,水を媒介とした細菌性腸炎,腸チフス,アメーバ赤痢,A型肝炎,コレラ等の感染症も珍しくありません。飲料水や調理用の水はミネラルウォーターを使い,水道水を使用する場合は十分に沸騰させた上で使用してください。また,手洗いを励行し,食べ物はよく加熱したものを食べるようにしてください。路上で販売されている飲食物は口にしないでください。

2 熱中症対策
 雨季においては湿度が常に高く,乾季においては乾燥が著しく,一年を通して非常に厳しい気候です。また,直射日光がとても強いので熱中症や脱水状態等となるおそれがあります。外出の際は肌の露出を避け,日焼け止めクリームの塗布や帽子・サングラスの着用,飲料水の携帯等を心掛けてください。

3 マラリア
 南スーダンはマラリア流行国で,特に悪性である熱帯熱マラリアがまん延しています。首都ジュバ市内もマラリア流行地ですので,夜間の外出は控え,防虫剤や蚊帳等を使用し,長袖の服を着用し,肌の露出を控えるなど,蚊に刺されない対策が大変重要です。
 南スーダン滞在中及び帰国後に急な発熱を伴う体調異変が生じた場合には,まずマラリアを疑い,早期に医療機関で検査・治療を受けることが大切です。なお,予防には抗マラリア薬の予防内服がありますが,最近は,予防薬のクロロキンに耐性のあるマラリアが多く出現しており,また,薬の副作用も指摘されています。予防薬の服用については,渡航前に,必ず専門医にご相談ください。

4 予防接種
 南スーダンに滞在する場合には,髄膜炎菌性髄膜炎,腸チフス,破傷風,狂犬病,A型肝炎,B型肝炎,ポリオの予防接種が勧奨されています。
 また,南スーダンは黄熱流行国ですので,同国への入国の際には,入国10日以上前に黄熱の予防接種を済ませ,黄熱予防接種証明書(イエローカード)を携行することが必要です。
 その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(http://www.forth.go.jp/

5 海外保険
 医療水準が高くないため,手術や専門的治療を要する病気や外傷を負った場合には,先進医療の体制が整備された先進国へ移動し,治療を受けるよう勧めています。このような場合に備えて,海外緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険へ加入を強くお勧めします。

6 その他
(1)首都ジュバ近郊の河川・湖沼等では,淡水性の寄生虫である住血吸虫症に感染する危険性がありますので,不用意に河川や湖沼に入らないようにしてください。また近年,スーダンにおけるエボラ出血熱の発生例が報告されていますので,サルやコウモリなどの野生動物との接触は避け,コウモリがいる洞窟などには不用意に近付かないでください。他にもHIVやB型肝炎などの感染症の罹患率も高いので,不注意な行動は避けるようにしてください。
(2)「世界の医療事情」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/s_sudan.html )において,南スーダン国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。

緊急時の連絡先

◎消防
マラキア消防署(首都ジュバ地区管轄)
電話番号:0956-149-149

◎在南スーダン日本国大使館
事務所(インマルサット): +870-7725-43222
事務所代表電話: 095-900-3153,095-900-3154
 国外からは(国番号211)95-900-3153,95-900-3154
緊急連絡先:095-900-3149,095-670-5225

問い合わせ先

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ:
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在南スーダン日本国大使館
 住所:Plot No. 514, 3-K, Tongping, Juba, Republic of South Sudan
 事務所(インマルサット): +870-7725-43222
 事務所代表電話: 095-900-3153,095-900-3154
  国外からは(国番号211)95-900-3153,95-900-3154
 緊急連絡先:095-900-3149,095-670-5225
  国外からは(国番号211)95-900-3149,95-670-5225

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