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南スーダン
安全対策基礎データ

更新日 2021年03月24日

1 南スーダンに対しては、首都ジュバ市及び周辺(グンボ地区、ロロゴ西地区及びルリ地区のジュバ市の境界線から概ね2km以内)を除く南スーダン全土に、「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を、ジュバ市及び周辺(グンボ地区、ロロゴ西地区及びルリ地区のジュバ市の境界線から概ね2km以内)に「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています。
 ついては、南スーダンには、どのような目的であれ、渡航は止めてください。「退避勧告地域」に既に滞在されている場合は、速やかに退避するとともに、退避までの期間の緊急連絡先を、また、「渡航中止勧告地域」に真にやむを得ない事情で既に滞在されている場合は、滞在中の緊急連絡先を在南スーダン日本国大使館まで至急連絡するようお願いします。
 詳しくは、南スーダンの危険情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2021T008.html#ad-image-0 )をご参照ください。

2 犯罪発生状況等 
 南スーダンでは2020年2月22日に暫定政府が成立しましたが、インフレ等に伴う経済の悪化から、外国人を標的とした武装強盗事案や車両強奪襲撃事案等が引き続き発生しています。特にNGOは、一般的に外交団や国際機関と比べて、事務所や宿舎の警備体制が脆弱なことから、頻繁に被害に遭っています。過去には、英国籍のNGO職員宿舎に武装した賊が侵入し、職員を殺害するという凶悪事件も発生しており、このような事案はジュバ市に滞在する上で大きな脅威となっています。多くの国際機関、NGO等は、夜間外出禁止などの活動制限を設けています。
 また、各地で、衝突や殺傷事案が多数発生しており、一般市民にも被害が出ているなど、南スーダンの治安情勢は引き続き予断を許さない状況です。

3 テロ・誘拐
 これまでに、南スーダンにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが、近年では、単独犯によるテロや、一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること及び日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページ(テロ・誘拐情勢:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_301.html )や報道等により、最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

 真にやむを得ない事情で首都ジュバ及び周辺に渡航する際には、査証(ビザ)が必要です。南スーダン国内への入国前に、各国に所在する南スーダン大使館において査証を取得する必要があります。航空会社によっては、搭乗時に南スーダンの査証を取得していなければ搭乗を拒否する場合がありますので、事前に航空会社に確認する必要があります。
 また、2021年3月現在、日本には南スーダン大使館はありませんが、米国、英国、フランス、ドイツ、ノルウェー、ベルギー、スイス、トルコ、ロシア、インド、ナイジェリア、エジプト、エリトリア、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ジンバブエ、南アフリカ、コンゴ(民)、中国等に大使館が設置されています。南スーダン入国前にこれらの国において査証の申請、取得が可能です。手続きや規則に関する最新の情報についても問い合わせてください。

※新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限措置がとられることがありますので、最新の情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )を事前にご確認ください。 

 真にやむを得ない事情でジュバ及び周辺に渡航する際には、以下の「在留届」若しくは「たびレジ」の登録を必ず行ってください。また、南スーダンに入国次第、緊急連絡先を在南スーダン日本国大使館に連絡してください。現地治安情勢に関する最新情報については、同大使館領事部班にお問い合わせください。

1 「在留届」
 南スーダンに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在南スーダン日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(オンライン在留届、https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めします。

2 「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、南スーダンで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在南スーダン日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

 真にやむを得ない事情でジュバ及び周辺に既に滞在する場合には、以下の情報を参考にしてください。

1 水分補給と衛生管理
 南スーダンは、高温多湿のサバナ気候で雨季と乾季があり、緑が多い風土ですが、日中は日差しが強く気温も高くなることから脱水状態に陥ることもありますので、水分を十分補給することが大切です。
 南スーダンの社会インフラは、水道、下水、電気、道路整備等いずれも十分整備されていません。水道水は、井戸水の場合が多いため、衛生状況は劣悪であり、水を媒介とした細菌性腸炎、腸チフス、アメーバ赤痢、A型肝炎、コレラ等の感染症も珍しくありません。飲料水や調理用の水にはミネラルウォーターを使い、水道水を利用する場合は十分に沸騰させた上で使用してください。また、手洗いを励行し、食べ物はよく加熱したものを食べるようにしてください。路上で販売されている飲食物は口にしないでください。

2 熱中症対策
 雨季には湿度が常に高く、乾季には乾燥が著しく、一年を通して非常に厳しい気候です。また、直射日光がとても強いので熱中症や脱水状態等となるおそれがあります。外出の際は肌の露出を避け、日焼け止めクリームの塗布や帽子・サングラスの着用、飲料水の携帯等を心掛けてください。

3 マラリア
 南スーダンはマラリア流行国で、特に熱帯熱マラリアがまん延しています。ジュバ市内もマラリア流行地ですので、夕方から夜間の外出は控え、防虫剤や蚊帳等の使用や長袖の服を着用し、肌の露出を控えるなど、蚊に刺されない対策が大変重要です。
 南スーダン滞在中及び帰国後に急な発熱を伴う体調異変が生じた場合には、まずマラリアを疑い、早期に医療機関で検査・治療を受けることが大切です。なお、予防には抗マラリア薬の服用があります。予防薬の服用については、渡航前に必ず専門医にご相談ください。

4 ジカウイルス感染症蔓延
 ジカウイルス感染症が、南スーダン国内でも発生しています。ジカウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染するほか、母胎から胎児への感染、輸血や性交渉による感染リスクも指摘されています。ジカウイルス感染症は感染しても症状がないか(不顕性感染)、症状が軽いため感染に気づきにくいことがありますが、妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症等の先天性障害を来すことがあることから、特に妊娠中又は妊娠を予定している場合は、流行地域への渡航を可能な限り控えるなど、十分な注意が必要です。
(参考)感染症広域情報:ジカウイルス感染症に関する注意喚起
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/search/pcinfectioninfo.html#widearea

5 新型コロナウイルス
 新型コロナウイルスに関する感染症危険情報が発出されていますので、引き続き、外務省ホームページなどを通じて動向を注視してください。

6 予防接種
 南スーダンに滞在する場合には、髄膜炎菌性髄膜炎、腸チフス、破傷風、狂犬病、A型肝炎、B型肝炎、ポリオの予防接種が勧奨されています。
 また、南スーダンは黄熱流行国ですので、同国への入国の際には、入国10日以上前に黄熱の予防接種を済ませ(予防接種が有効になるまで10日程度要するため。)、黄熱予防接種証明書(イエローカード)を携行することが必要です。なお、イエローカードの有効期間について、2016年7月11日以降は生涯有効と変更され、すでにお持ちの有効期間が過ぎた証明書も生涯有効なものとして取り扱われます(参考:厚生労働省ホームページ https://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html )。詳しくは、その他予防接種等を含め、厚生労働省検疫所のホームページ(http://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html )を参照してください。
 その他、必要な予防接種等については、次の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。 
◎感染症情報:https://www.forth.go.jp/

7 海外保険
 医療水準が高くないため、手術や専門的治療を要する病気や外傷を負った場合には、先進医療の体制が整備された先進国に移動し、治療を受ける必要があります。このような場合に備えて、海外緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入を強くお勧めします。

8 その他
(1)ジュバ近郊の河川・湖沼等では、淡水性の寄生虫である住血吸虫症に感染する危険性がありますので、不用意に河川や湖沼等に入らないようにしてください。また、狂犬病を避けるため、犬、サル、コウモリなどの野生動物との接触は避けてください。他にもHIV/AIDSやB型肝炎などの感染症の罹患率も高いので、不用意な行動は避けるようにしてください。
(2)「世界の医療事情:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/s_sudan.html 」において、南スーダン国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。

◎警察(ジュバ地区管轄):112
◎消防(ジュバ地区管轄):092-277-7785
◎在南スーダン日本国大使館
住所:Plot No. 514, 3-K, Tongping, Juba, Republic of South Sudan
事務所代表電話: 092-267-1506、092-267-1507
国外からは(国番号211)92-267-1506、92-267-1507
ホームページ:https://www.ss.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2853
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地公館連絡先)
○在南スーダン日本国大使館
住所:Plot No. 514, 3-K, Tongping, Juba, Republic of South Sudan
事務所代表電話: 092-267-1506、092-267-1507
国外からは(国番号211)92-267-1506、92-267-1507
ホームページ:https://www.ss.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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