アンドラ | Andorra > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1 一般に治安は良く,凶悪な犯罪は発生していません。また,日本人の被害例もほとんど報告されていません。
 アンドラはフランスとスペインに挟まれており,これら隣国でみられる犯罪と同様の犯罪が発生する可能性があります。貴重品はホテルの自室ではなくフロントに預ける,バイキング形式のレストランでは食事中に貴重品を置いたまま席を離れない,駐車する際は車内にバッグ等を放置しない等の一般的な注意を心掛けてください。

2 これまでに,アンドラにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,米国,英国,フランス,スペイン,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

● 査証、出入国審査等


1 日本とアンドラの間では1996年に査証免除協定が結ばれており,観光等就労を目的としない90日以内の短期滞在の場合には,入国査証の取得は免除されます。
 アンドラ国内には空港が無く,フランス又はスペインから陸路で入国することになりますが,同国は国境における出入国手続を行っていないため,そのまま入国できます(ただし,フランスまたはスペインに入国するのと同じように,旅券及び航空券の提示を求められることがあります)。なお,最寄りの空港はバルセロナ空港(スペイン),若しくはトゥールーズ空港(フランス)になります。
 また,入国時の税関検査はほとんど行われませんが,アンドラ国内では無税で各種物品の購入が可能なことから,出国時には,フランス側,スペイン側ともに,免税購入範囲を超えるものについては,申告の必要があります。特に,煙草及び酒類の検査は厳格に行われています。購入制限等については,購入時に各店舗でご確認ください。なお,フランス側への出国(フランスへの入国)の注意事項はhttps://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_170.html#2 を,スペイン側への出国(スペインへの入国)の注意事項はhttps://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_161.html#2 をそれぞれご参照ください。

2 アンドラはシェンゲン協定に加入していませんが,上記1にもあるとおり,フランス又はスペインから陸路で入国することとなるため,次のシェンゲン協定の注意事項もあらかじめご確認ください。

(1)シェンゲン協定域外から域内に入る場合,最初に入域する国において入国審査が行われ,その後のシェンゲン協定域内の移動においては原則として入国審査が行われません。
 しかし最近,ドイツ以外のシェンゲン協定域内国に長期滞在を目的として渡航した邦人が,経由地であるドイツで入国審査を受ける際に,ドイツの入国管理当局から(ア)最終滞在予定国の有効な滞在許可証,(イ)ドイツ滞在法第4条のカテゴリーD査証(ナショナル・ビザ)(注),又は(ウ)同D査証に相当する滞在予定国の長期滞在査証の提示を求められ,これを所持していないために入国を拒否される事例が発生しております。
 このため,現地に到着してから滞在許可証を取得するということを予定している場合には,注意が必要です。
 ドイツ以外の国では同様の事例は発生しておりませんが,シェンゲン協定域内国での長期滞在を目的に渡航する場合には,滞在国及び経由国の入国審査,滞在許可制度の詳細につき,各国の政府観光局,我が国に存在する各国の大使館等に問い合わせるなどし,事前に確認するようにしてください。
(注)ドイツ滞在法第4条カテゴリーD査証:ナショナル・ビザ
 ドイツに3ヶ月以上長期滞在する場合のビザ。同ビザ保有により,(1)ビザの発給目的によってドイツでの永久ないし一時滞在,(2)シェンゲン協定域内国のトランジット又はドイツへの入国許可を取得。

○シェンゲン協定域内国:26カ国
アイスランド,イタリア,エストニア,オーストリア,オランダ,ギリシャ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,ハンガリー,フィンランド,フランス,ベルギー,ポーランド,ポルトガル,マルタ,ラトビア,リトアニア,ルクセンブルク,リヒテンシュタイン

(2)シェンゲン協定加盟国間の国境(陸路)における出入国管理及び税関は原則廃止され,自由に移動ができます。また,空港における審査も一般的には簡素化されています。
 但し,治安対策等のため,特にルクセンブルクから列車を利用して隣国との国境を越える場合,車内で警察による旅券(パスポート)検査や所持品検査が行われることがあります。

(3)シェンゲン領域内の移動に際しては,入国審査の有無にかかわらず,日本国旅券を常に携行する必要があります。シェンゲン領域内において,旅券を紛失(盗難を含む)した場合には,速やかに旅券を紛失した場所(国)において,現地警察などへの届出及び最寄りの在外公館にて旅券(または帰国のための渡航書)の発給手続きをするように留意してください。

● 滞在時の留意事項


1 通貨は,隣国のフランス,スペインと同様にユーロが使われています。

2 アンドラは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

3 在留届,たびレジ
(1)長期滞在者
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在フランス日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在フランス日本国大使館まで送付してください。

(2)短期渡航者
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在フランス日本国大使館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

● 風俗、習慣、健康等


 特にかかりやすい病気はありませんが,国土の大部分が海抜1,000メートル以上のピレネー山脈の高地に位置するため,隣国の近隣都市に比べると冷涼な気候であることに留意してください。また,高地でのアルコール類の摂取は身体への影響が懸念されますので,大量のアルコール類を摂取しない注意が必要です。なお,一般的な薬は薬局で買うことができます。
 必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
 ○感染症情報(http://www.forth.go.jp/

● 緊急時の連絡先


◎警察   110 又は 872-000
◎消防署 118 又は 800-020
◎救急車 116 又は 871-116
◎病院 Hospital Nostra Senyora de Meritxell 871-000
◎山岳救助隊 112
(アンドラ国外からは,国際電話番号+376+国内電話番号)
◎在フランス日本国大使館(アンドラを兼轄) +33-1-4888-6200
◎在バルセロナ総領事館 +34-93-280-3433

(問い合わせ先)


○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2853
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(外務省代表)03-2580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地日本国大使館)
○在フランス日本国大使館
  住所:7 Avenue Hoche 75008 Paris France
  電話:(市外局番01)-4888-6200(代表)
   国外からは(国番号33)1-4888-6200
  FAX:(市外局番01)-4227-1420(領事部直通)
   国外からは(国番号33)1-5227-1420(領事部直通)
  ホームページ:http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/
 ※アンドラは在フランス日本国大使館が兼轄しています。