ウルグアイ | Uruguay > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1.犯罪発生状況
(1)ウルグアイでは,銃器を使用した強盗が年々増加しています。
また,犯罪少年の処分が軽く,犯罪少年の収容施設が効果的に機能していないため,少年らが犯罪を繰り返し,これが治安悪化の一因となっています。ウルグアイ政府は現在,少年の刑法適用年齢を現行の18歳から16歳へ引き下げることを検討しています。
 犯罪の多発地域は,人口の40%が集中している首都モンテビデオ県,カネロネス県,マルドナド県です。治安当局では路上での職務質問,犯罪多発地域のパトロール,路線バスへの警察官の同乗等治安対策を強化しています。
 銃の所持は登録制で比較的容易に入手が可能です。現在,約90万丁の銃器が当局に登録されているほか,不法銃器が国内に流通していると考えられており,国民の3人に1人が銃器を所持していると推定されています。銃を使用した殺人,強盗等の凶悪事件が後を絶ちません。
(2)これまでに,ウルグアイにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.日本人の被害例
○ レストランで友人と食事中,銃を所持した強盗3人組が侵入,レジから金を強奪した上,レストラン客から携帯電話,パソコン,現金等を強奪した。
○ カーニバルを見学中の旅行者がナイフで脅され,ひと気のない路地に連れ込まれて,現金や旅券(パスポート)が入ったリュックサックを奪われた。
○ 旅行者が物乞いの少年からお金を要求され,断って立ち去ろうとしたところ,ハンドバッグをひったくられた。
○ 長期滞在者が夜間旧市街を歩いていたところ,首を絞められ,気を失っている間に金品を強奪された。
○ 旅行者が休日の昼頃旧市街を歩いていたところ,若い男に襲われ,金品を奪われた。
○ 長期滞在者が十数名で歩行中に,バイクの2人組に現金,旅券等の入ったハンドバックをひったくられた。
○ バーで知り合った女性に睡眠薬入りの飲み物を飲まされ金品を奪われた。
○ 深夜,モンテビデオ市内を歩行中,若い2人組の男にけん銃を突きつけられ,現金を奪われた。
○ 昼頃,カラスコ国際空港においてケチャップ等を衣服につけられ,汚れを落としている間に床に置いていたカバンを盗まれた(同様の事案はバスターミナルでも発生している)。

3.犯罪被害危険地域
(1)モンテビデオ県
 ア セロ地区
 昼夜を問わず殺人や強盗が多発しており,非常に危険です。モンテビデオ市を一望できる「セロの丘」へ行くには危険地帯を通過するため観光はお勧めできません。モンテビデオ市を一望したい方は,Antel(電電公社)や県庁の展望施設を利用してください。
 イ 旧市街(シウダ・ビエハ地区)
 古い建物や焼肉(アサード)店が建ち並び,観光スポットの一つにもなっていますが,観光客を狙ったひったくりやスリが多発しています。夜間,休日は昼間も人通りがほとんどなくなるので,ひとり歩きは避けてください。数人で歩いていてもひったくり被害にあった事例が報告されていますので,十分注意してください。
 ウ その他の危険地区
 マルコーニ地区,マローニャス地区,ピエドラス・ブランカス地区,カサ・バジェ地区,カサボ地区,ハルディネス・デ・イポドロモ地区,マルビン・ノルテ地区,カラスコ・ノルテ地区には,不法居住地域(スラム街)も多く,また,強盗事件や通行人が理由無く銃で撃たれる事件が多発しているなど大変危険な地区ですので,立ち入らないで下さい。
(2)マルドナド県プンタ・デル・エステ
外国人観光客で賑わうリゾート地ですが,夏季シーズンになると旅行者を狙うグループによる暴行事件,強盗事件が多発します。

4.交通手段の安全性
(1)バス
 一般の路線バスは前払い制で,運賃は33ペソ(平成29年6月現在)です。人前で財布を出し入れしないよう,乗車前にお金を準備しておいてください。バスに乗車中はスリに注意してください。バスの窓の外側から手を伸ばし所持品を強奪しようとするケースもあります。イタリア通りを挟んだモンテビデオ北東部の各地区では路線バスの売上金を狙った強盗事件が多発しており,乗客が巻き込まれることもあるので注意してください。
(2)タクシー
 比較的安全な公共交通手段です。料金精算時はメーターに表示された数字に応じて料金表を示すことになっていますので,料金表を確認してください。
(3)レミース(ハイヤー)
 料金はタクシーより少し割高ですが,安心して利用できます(要予約)。

5.防犯対策
(1)危険地区に立ち入らない。
(2)多額の現金や貴重品は持ち歩かない。
(3)銀行,ATM,両替所等から出る時は,周囲や背後に注意する。
(4)2人乗りのバイクに注意する。
(5)人通りの少ない道や暗い道の通行は避ける。
(6)バッグ等を袈裟掛けにし,できるだけ建物寄りを歩く。
(7)ズボンの後ろポケットなどに目立つように財布等を入れない。
(8)ビデオカメラ等は撮影時以外はバッグなどにしまっておく。
(9)一見して観光客と分かるような服装は避ける。
(10)万が一被害に遭ったら,抵抗せず相手の要求に応じる。
(11)強盗などに備え,小額紙幣を準備しておく。
(12)現金と身分証明書等は分けて所持する。
(13)車を運転する際の注意事項
 ア 車に乗っている時は,外から見えるところに荷物を置かない。
 イ 車内に荷物を置いて車を離れない。
 ウ 助手席に座る人は膝の上にバッグを置かない。
 エ 車から離れる時はドアをロックし,窓も完全に閉めておく。
 オ 車の乗降時には,周囲に怪しい者がいないかよく確認する。
 カ 路上駐車は避け,係員のいる駐車場を利用する。

● 査証、出入国審査等


 手続や規則に関する最新の情報については,在日ウルグアイ大使館(電話:03-3486-1888)にお問い合わせください。

1.査証
 90日以内の短期滞在の場合は無査証で入国できます。

2.出入国審査
 ウルグアイ入国に際し,入国カードは廃止されておりますので,係員の指示に従い出入国してください。

3.外貨申告
 1万ドルを超える外貨の持ち込み・持ち出しをするには,税関への申告が必要です。申告用紙は税関事務所(航空機内でも入手可)にあります。

4.通関
 持ち込みできない物は,麻薬類,銃器などの禁制品のほか,種,花,植物,肉,野菜,果物,乳製品等です。事前に手続きを行えば,狩猟目的の銃器,動植物の持ち込みは可能です。
 免税品の限度は,アルコール類が4リットル(ウィスキーは2リットルまで),タバコが4カートンとなっています。
 500米ドル以上の物品を持ち込む場合には手続きが必要になることがありますので,詳しくは税関にお問い合わせ下さい。

● 滞在時の留意事項


1.滞在時の各種申請等
 旅行者など短期滞在(90日以内)の場合は手続きの必要はありません。
90日を超える滞在を希望する場合は,移民局へ申請が必要です。
また,外国人が就労等の目的で滞在する際には,移民局への申請手続のため戸籍謄本,警察証明等各種書類が必要となります。

2.写真撮影の制限
 一般的には写真撮影の制限はありませんが,政府施設あるいは各国在外公館等を撮影すると注意される場合があります。禁止場所には看板等が設置されていますのでご注意下さい。

3.麻薬類の取締法規
 麻薬類の持ち込み,持ち出し(密輸出入)は厳しく罰せられます。

4.交通マナー
 交通マナーは非常に悪く,特にラプラタ川沿いの道路(ランブラ)は高速で走行している車が多いので注意が必要です。

5.その他の注意事項
 旅券の原本はホテルのセーフティーボックス等安全な場所に保管し,携帯にはコピーを利用してください。

6.ハーグ条約
 ウルグアイは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。    
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

7.在留届
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ウルグアイ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,最寄りの在外公館まで送付してください。

8.たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

● 風俗、習慣、健康等


1.国民性等
 ウルグアイ国民の大半はスペインとイタリア系の白人です。宗教は信仰の自由が保証されていますが,国民の大部分がカトリック教徒です。

2.気候
 比較的温暖(年間平均気温約18度)で,夏場は乾燥,冬場は多湿ですが一年を通じておおむね快適です。季節の変わり目は寒暖の変化が激しくなるので携行する着衣等に注意が必要です。

3.衛生事情
 衛生事情は比較的良いですが,生水,生肉,氷等の飲食は避けてください。家畜の糞便や犬を介してエキノコックス(包条虫)に感染するおそれがありますので,動物と接触した後は手洗いやうがいを励行して下さい。

4.予防接種
 入国時に要求される予防接種はありませんが,地方への旅行や長期滞在の場合は,一般にA型肝炎,破傷風,狂犬病等の予防接種をお勧めします。(経由国によっては黄熱病の予防接種等を必要とするところがあります。)

5.医療事情
 医療設備はある程度充実していますので一般的な傷病には対応できます。公的な救急車のほかに民間の緊急医療サービスが充実しており,連絡すれば一時的な措置,病院への搬送等を行ってもらえます。
 医薬品の購入にあたっては医師の処方箋が必要なものもありますので,日本での常備薬を携行されることをお勧めします。
 医療費は先進国並に高額ですので,海外旅行傷害保険への加入をお勧めします。

● 緊急時の連絡先


◎ 警 察 911(国道警察:108)
◎ 救急車 105
◎ 消防車 104
◎ 在ウルグアイ日本国大使館
 598(国番号)-2418-7645(代表)

(問い合わせ先)


○外務省
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:03-3580-3311
 領事業務関係総合窓口
 ・領事サービスセンター(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
 ・領事局海外邦人安全課(テロ,誘拐関連を除く)(内線)2306
 ・領事局邦人テロ対策室(テロ,誘拐関連)(内線)3047

外務省海外安全ホームページ:
 ・https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
 ・https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
 ・http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ウルグアイ日本国大使館
 住所:Bulevar General Artigas 953, Montevideo, Uruguay
 電話:2418-7645
   国外からは(国番号598)-2418-7645
 FAX: 2418-7980
   国外からは(国番号598)-2418-7980
 ホームページ:http://www.uy.emb-japan.go.jp/index_japones.htm