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  4. ブルキナファソ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1.ブルキナファソは,コートジボワール,ガーナ,トーゴ,ベナン,マリ,ニジェールの6か国と国境を接しています。これらの国々のなかには,マリ,ニジェールといった治安が不安定な国々も含まれていますが,ブルキナファソの国境における警備体制は万全とはいえず,これまでも,周辺国に存在する反政府勢力やテロ組織がブルキナファソとの国境を自由に往き来し,第三国への移動,密輸の経由地として利用していると言われています。加えて,治安機関の慢性的な資金難により,警察署,憲兵隊事務所等,治安維持のための施設の数が少なく,配置されている治安要員の数も十分とはいえません。このため,国内の治安は悪化しており,治安機関に対する襲撃事件のほか,路上封鎖強盗等の凶悪犯罪が頻繁に発生しています。また,特にマリやニジェールとの国境地域は,イスラム過激派組織が活発に活動する,誘拐,テロのリスクが極めて高い危険な地域となっており,2019年1月には,ブルキナファソ政府が当該地域を含む14県に対して非常事態宣言を発出しています。

2.首都ワガドゥグ等の都市部においては金銭を狙った窃盗,強盗事件が頻繁に発生しており,銃器を使用して犯行に及ぶ場合もあります。このため,ブルキナファソに滞在される方は,犯罪やトラブルに巻き込まれないためにも,特に夜間の不要不急な外出は控え,移動する場合は,短距離であっても車を使う,外国人が多数集まる場所を極力避けるといったような予防措置を常に心掛け,周囲への警戒を怠らないよう平素より安全対策に努めてください。

3.ブルキナファソにおいて発生した主な事案
(1)2014年10月,政府が憲法の大統領三選禁止条項を改正するための法案を国民議会に提出し,国民議会が同法案を採決することを決定しましたが,これに反対する野党及び市民らがデモを行い,各地で暴動及び国民議会議事堂や行政機関等への略奪が行われる事態となり,コンパオレ大統領(当時)及び主要閣僚は亡命し,コンパオレ政権は崩壊しました。その後,一時的な軍による統治を経て,11月中旬に国内勢力の合意の下に文民主導の暫定政権が発足しました。その後,2015年10月の大統領選挙及び国民議会議員選挙を経て,カボレ現政権が誕生しました。
(2)2015年4月,ブルキナファソ北部において,マンガン鉱山の警備にあたっていた車列が正体不明の武装集団に襲撃され,ルーマニア人1名が誘拐される事案が発生しました,同年5月,イスラム過激派組織「アル・ムラービトゥーン」が誘拐を行った旨の犯行声明を発出しました。
(3)2016年1月,ワガドゥグにおいて,カフェ,ホテルが複数の武装者に襲撃され,外国人を含む多数の死傷者が生じました。発生後,イスラム過激派が犯行声明を発出しています。
(4)2017年8月,ワガドゥグのレストランで再び大規模テロ事件が発生し,多数の死傷者が生じました。
(5)2018年3月,ワガドゥグにおいて仏大使館及び軍施設が爆発物や小銃を持った武装集団に襲撃され,イスラム過激派により犯行声明が発せられています。
(6)2018年6月,ワガドゥグに住む日本人の自宅に何者かが深夜に侵入し,室内を物色して金銭を奪って逃走しました。
(7)2018年8月,南西部の国道10号において,路線バスに対する待ち伏せ強盗が連続発生し,乗客が殺害されました。
(8)2018年12月,中北地方のバルサロゴにおいて大規模な襲撃事件が発生し,46名が死亡しました。
(9)2018年12月,イタリア人男性とカナダ人女性の2名が行方不明となり消息不明となっています。
(10)2019年1月,北部サヘル地方においてカナダ人男性が武装集団に誘拐され,死亡しているのが確認されました。

4.防犯対策
 ブルキナファソにおいて治安上最大の脅威はテロの発生ですが,テロ以外でも,一般犯罪や交通事故等で不利益を被るリスクは,日本より非常に高くなっています。一方,当地の治安機関は人員,装備ともに十分でなく,有事の際に迅速かつ十分な対応ができない場合もあり,自分自身で被害に遭わないように,万が一事件に巻き込まれても被害を最小限にとどめるように対策をとることが強く求められます。
 このような情勢を十分に認識して,渡航情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

査証、出入国審査等

(手続や規則に関する最新の情報については,駐日ブルキナファソ大使館(電話:03-3485-1930)等にお問い合わせください。)

1.ブルキナファソへ入国するためには,有効な旅券,査証及び黄熱予防接種証明書(イエローカード)が必要です。短期滞在査証は空港で取得することも可能ですが,料金が割高となり,空港で申請書類をそろえる必要があるため,渡航前に駐日ブルキナファソ大使館又は第三国にあるブルキナファソ大使館・総領事館で取得することをお勧めします。イエローカードは医療機関で入国の10日前までに黄熱の予防接種を受け,必ず入手した上,携行してください。また,空港の入国審査官が様々な質問(ホテルの連絡先,ブルキナファソの知人の携帯番号等)をする傾向がありますので注意してください。

2.出国時の通関検査は大変厳しく,税関では空港警察により原則として全ての手荷物の検査と身体検査を要求され,通関後も安全確保のため航空会社独自の手荷物開披検査があります。ブロンズ像等金属製のお土産品等も武器となり得るため,機内には持ち込むことができません。貨物室預け荷物に関しても,不審な形状の物を入れておくと,X線検査の際に,開披検査を要求されることがあります。
 また,多額の現金や高価な物品の持ち出しに関しても規制が掛かっており,持ち出す場合には,事前に税関に確認,申告して許可を得る必要があります。

3.麻薬,武器,爆発物の取締り及び処罰は厳格に行われています。空港のポーターが麻薬運搬人の荷物を外国人の荷物に混入させて税関を通過させることもあり得るため,自分の荷物をよく確認しておき,他人の荷物を入れられないように注意することが必要です。

滞在時の留意事項

1.写真や動画の撮影
 空港及びその周辺は写真や動画の撮影が禁止されています。街頭で撮影する場合も軍が警備している場所等では撮影を控えることが必要です。無断でドローンを飛ばして撮影していた人が治安当局に拘束されたこともあります。村落等でも現地の人の許可を得ないで撮影することは控えた方が良いでしょう。

2.各種取締法規
(1)麻薬
 麻薬については,持込み・所持ともに厳罰の対象となります。麻薬は絶対に所持・使用しないでください。見知らぬ人から荷物を預かったり運搬を依頼されても,その荷物に麻薬が入っている可能性がありますので,決して応じないでください。
(2)不法就労
 外国人が就労する場合は,ブルキナファソ政府当局に対し必要書類を提出し,就労許可証を取得しなければなりません。この手続きを踏まない場合は,罰金を科せられるほか,不法就労者として国外退去を命じられる可能性もあります。
(3)政治活動
 言論・出版・集会・結社等による政治活動についての規制は厳しくありませんが,日本人が政治活動を行う事は避けた方が賢明です。
(4)銃器
 街中では,自動小銃を所持した軍人の姿が見られます。一般人による銃器の携帯は狩猟用に申請されたもの以外は許可されていませんが,闇で流通しており,銃を用いた犯罪も発生しています。

3.旅行制限
 外国人に対する国内旅行制限は特にありませんが,常に身分証明書を携帯することが必要です。検問等で提示を求められて,携帯していなかった場合には,身元引受人が来るまで警察に勾留される可能性もあります。

4.交通事情
(1)交通規則等
 車両は右側通行で自動車に比べてバイクが多く走行しています。信号は不十分ながらも設置されていますが,作動していない場合が多く,作動していても遵守されない傾向にあります。
(2)運転する際の注意事項
 道路事情は,道に穴があいている,障害物が道を塞いでいる,側溝に蓋がされていない,街灯が無い等劣悪であり,舗装されていない道路も多く,夜間及び降雨時に運転する際は特段の注意が必要です。交通量は多く,特に朝夕は混雑が激しくなり渋滞が発生します。運転マナーは悪く,特に無理な追い越し・車線変更,小道からの飛び出し,バイクによる無理なすり抜け,追い越し走行,タクシーの急停車・急発進が目立ち,必要以上に速度を上げている車も散見されます。歩行者が突然車道に飛び出してくることも多くあります。

5.長期滞在者向けの注意事項
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,在ブルキナファソ日本国大使館に「在留届」を必ず提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(オンライン在留届,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが,来館,郵送,ファックスによっても届出を行うことができます。

6.短期渡航者向け注意事項
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は,滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は,ブルキナファソで事件や事故,自然災害等が発生した際に,在ブルキナファソ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

7.ハーグ条約
 ブルキナファソは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

風俗、習慣、健康等

1.黄熱は,ネッタイシマカが媒介する黄熱ウイルスに感染することにより発病します。 潜伏期間は3~6日。高熱,頭痛,出血性黄胆等の症状があり,致死率は高く5~50%です。
 予防としては,蚊の防除とともに黄熱ワクチンの予防接種が有効です。接種後10日目から有効となるため,入国の10日以上前に接種することが必要です。また,ブルキナファソ入国の際に必要なため必ず黄熱予防接種証明書(イエローカード)の発行を受け,携行してください。
 なお,黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期間について,2016年7月11日以降は生涯有効と変更され,既にお持ちの有効期間が過ぎた証明書も生涯有効なものとして取り扱われます。
 黄熱の詳しい説明は以下の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
https://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html

2.ブルキナファソはマラリア流行国ですので,蚊にさされないために肌を露出しない服装を着用し,夜間の行動には十分注意して下さい。加えて,マラリア感染地域への渡航の際には,必ず専門医に相談の上マラリア予防薬の服用を検討してください。なお,マラリア予防薬は日本のトラベルクリニックで処方可能です。また,帰国後1か月以内に高熱が出た場合には,必ず医療機関でマラリア流行国に旅行した旨を説明してマラリアの検査を受けてください。

3.毎年ブルキナファソでは,12月から6月にかけて髄膜炎菌性髄膜炎が流行しますので,この時期に渡航される方は予防接種を受けることをお勧めします。日本では4価髄膜炎菌ワクチンが製造販売されており,日本国内の医療機関で接種が可能です。トラベルクリニック等にご相談ください。

4.長期滞在される方は,腸チフス,A型肝炎,B型肝炎,ポリオ,破傷風,狂犬病ワクチンの予防接種を受けることをお勧めします。
 その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/index.html

5.衛生状況は都市部においても悪く,感染症による下痢,胃腸炎の症状を呈することが多く,一時的にコレラが発生する場合があります。生水や氷は避け,野菜や肉は十分加熱調理したものを食べる,食品の保存に注意を払う,住血吸虫症を防ぐためにも淡水には入らない等の基本的な日常生活上の留意点を守ってください。

6.湿気は少ないものの,気温が高くなる(40度くらいまで)ので,外出の際はこまめに水分補給をしてください。

7.ブルキナファソの医療レベルは,先進国と比較して低くなっています。当地で重篤な疾病や大けが等が発生し,国内での治療が困難な場合には,医療先進国に緊急移送する必要があり,多額の費用が発生します。万一に備え,緊急移送を含む十分な補償内容の海外旅行保険に渡航前に必ず加入してください。
 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/burukinafaso.html )において,ブルキナファソ国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。

緊急時の連絡先

◎警察:TEL 17
◎消防・救急:TEL 18
◎憲兵隊:TEL 16
◎在ブルキナファソ日本国大使館:TEL(代表)(市外局番なし)2537-6506
                国外からは(国番号226)2537-6506

問い合わせ先

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)5367
○領事局ハーグ条約室(一般案内窓口)03-5501-8466
○外務省海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ブルキナファソ日本国大使館
 住所:01BP5560 Ouagadougou 01 parcelle 05 du lot no. 09 de la zone a section B du secteur no.15 Quartier OUAGA2000 BURKINAFASO
 代表電話(日中):(市外局番なし)2537-6506
 国外からは(国番号226)2537-6506
  FAX:(市外局番なし)2537-6581
 国外からは(国番号226)2537-6581
 ホームページ:https://www.bf.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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