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ブルキナファソ
安全対策基礎データ

更新日 2020年08月14日

1 2016年以降、ブルキナファソ国内では、イスラム過激派組織によるテロが急増しています。当初、北部地方を中心に相次いで発生していた治安機関や行政機関等を標的とした襲撃や誘拐は、その後、東部、南部及び西部地方にも拡大しており、最近では一般市民を標的とした事件もみられます。特にマリやニジェールといった治安が不安定な国々との国境付近では、イスラム過激派組織が活発に活動しており、テロや誘拐のリスクが極めて高い危険な地域となっています。
 また、ブルキナファソでは、一部地域で民族間の衝突や、都市を中心に窃盗、強盗(路上封鎖や銃器によるものもあります)等の一般犯罪も発生しており、治安情勢は悪化傾向にあります。

2 このため、ブルキナファソに滞在される方は、テロや犯罪、トラブルに巻き込まれないよう、特に夜間の不要不急な外出は控え、移動する場合は、短距離であっても車を使う、人が多数集まる場所を極力避けるといったような予防措置を常に心掛け、周囲への警戒を怠らないよう、平素から安全対策に努めてください。

3 ブルキナファソにおいて発生した主な事案
(1)2014年10月、政府が憲法の大統領三選禁止条項を改正するための法案を国民議会に提出し、国民議会が同法案を採決することを決定しましたが、これに反対する野党及び市民らがデモを行い、各地で暴動及び国民議会議事堂や行政機関等への略奪が行われる事態となり、コンパオレ大統領(当時)及び主要閣僚は亡命し、コンパオレ政権は崩壊しました。その後、文民主導の暫定政権を経て、2015年10月の大統領選挙により、カボレ現政権が発足しました。

(2)2015年4月、ブルキナファソ北部において、マンガン鉱山の警備にあたっていた車列が武装集団に襲撃され、ルーマニア人1名が誘拐される事案が発生しました。同年5月、イスラム過激派組織が犯行声明を発出しました。

(3)2016年1月、ワガドゥグにおいて、カフェ、ホテルが武装集団に襲撃され、外国人を含む多数の死傷者が発生しました。事件発生後、イスラム過激派組織が犯行声明を発出しています。

(4)2017年8月、ワガドゥグのレストランで再び大規模テロ事件が発生し、多数の死傷者が発生しました。

(5)2018年3月、ワガドゥグにおいてフランス大使館及び軍施設が武装集団に襲撃され、イスラム過激派組織により犯行声明が発出されています。

(6)2018年6月、ワガドゥグに住む日本人の自宅に何者かが深夜に侵入し、室内を物色して金銭を奪って逃走しました。

(7)2018年12月、イタリア人男性とカナダ人女性の2名が行方不明となりました(2020年3月、マリで救出)。

(8)2019年1月、中北地方イルグにおいて民族間の衝突が発生し、200名以上が死亡したと言われています。

(9)2019年1月、北部サヘル地方においてカナダ人男性が武装集団に誘拐され、死亡しているのが確認されました。同年3月、イスラム過激派組織が犯行声明を発出しています。

(10)2019年8月、サヘル地方においてブルキナファソ軍が武装集団に襲撃され、兵士24名が殺害されました。

(11)2019年11月、東部地方において鉱山会社の車列が武装集団に襲撃され、100名近くが死亡したと言われています。

(12)2019年11月、南西部カスカード地方において、中国人が武装集団に誘拐されました。(数日後に解放)。

(13)2020年2月、中北地方において、武装集団の襲撃により20名以上が殺害されました。

4 防犯対策
 ブルキナファソにおける治安上の最大の脅威はテロですが、一般犯罪や交通事故等の発生率も非常に高くなっています。一方、当地の治安機関は、人員、装備ともに十分でなく、事件・事故の際に迅速かつ十分な対応ができない場合がありますので、被害に遭わないように、また、万が一事件・事故に巻き込まれても被害を最小限にとどめるように、自分自身で対策をとることが重要です。
 そのため、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

(手続や規則に関する最新の情報については、駐日ブルキナファソ大使館(電話:03-3485-1930)にお問い合わせください。)

1 ブルキナファソへ入国するためには、有効な旅券、査証及び黄熱予防接種証明書(イエローカード)が必要です。短期滞在査証は到着時空港で取得することも可能ですが、料金が割高となり、空港で申請書類を整える必要があるため、渡航前に駐日ブルキナファソ大使館または第三国にあるブルキナファソ大使館・総領事館で取得することをお勧めします。黄熱については、医療機関で入国の10日前までに予防接種を受け、イエローカードを必ず入手して携行してください。また、空港の入国審査官が様々な質問(ホテルの連絡先、ブルキナファソの知人の携帯番号等)をする傾向がありますので注意してください。

2 出国時の通関検査は大変厳しく、税関では空港警察により原則として全ての手荷物の検査と身体検査が実施され、通関後も安全確保のため航空会社独自の手荷物開披検査があります。ブロンズ像等金属製のお土産品等は武器となり得るため、機内には持ち込むことができません。貨物室預け荷物に関しても、不審な形状の物が入っていると、X線検査の際に、開披を要求されることがあります。
 また、多額の現金や高価な物品の持ち出しに関しても規制が掛かっており、持ち出す場合には、事前に税関に申告して許可を得る必要があります。

3 麻薬、武器、爆発物等の取締り及び処罰は厳格に行われています。空港のポーターが、麻薬運搬人からの依頼を受け、薬物の入った荷物を外国人の荷物に混入させて税関を通過させることもあり得るため、自分の荷物はよく確認しておき、他人の荷物を入れられないように注意することが必要です。

1 写真や動画の撮影
 空港及びその周辺は写真や動画の撮影が禁止されています。街頭で撮影する場合も軍が警備している場所等では撮影を控えることが必要です。無断でドローンを飛ばして撮影していた日本人が治安当局に拘束されたこともあります。村落等でも現地の人の許可を得ないで撮影することは控えた方が良いでしょう。

2 各種取締法規
(1)麻薬等
 麻薬等については、上述のとおり、持込み・所持ともに厳罰の対象
となります。麻薬等は絶対に所持・使用しないでください。見知らぬ人物から荷物を預かったり運搬を依頼されても、その荷物に麻薬等が入っている可能性がありますので、決して応じないでください。

(2)不法就労
 外国人が就労する場合は、ブルキナファソ政府当局に対し必要書類を提出し、就労許可証を取得しなければなりません。この手続きを踏まない場合は、罰金を科せられるほか、不法就労者として国外退去を命じられる可能性もあります。

(3)政治活動
 言論・出版・集会・結社等による政治活動に対する規制は厳しくはありませんが、日本人が政治活動を行うことはトラブル回避のため避けてください。

(4)銃器
 街中では、自動小銃を所持した治安当局者が見られます。一般人による銃器の携帯は許可が必要ですが、不法に入手した銃器を用いた犯罪が発生しています。

3 旅行制限
 外国人に対する国内旅行制限は特にありませんが、最新の治安情勢の把握に努め、外務省の海外安全情報に基づき適切に対応してください。また、検問等で身分証明書の提示を求められた際に、これを携帯していなかった場合には、身元引受人が来るまで治安当局に勾留される可能性があります。

4 交通事情
(1)交通規則等
 車両は右側通行で、自動車に比べてバイクが多く走行しています。信号は不十分ながらも設置されていますが、作動していない場合が多く、また作動していても遵守されない傾向にあります。

(2)運転する際の注意事項
 道路事情については、道に穴があいている、障害物が道を塞いでいる、側溝に蓋がされていない、街灯が無い等劣悪であり、舗装されていない道路も多く、夜間及び降雨時に運転する際には特段の注意が必要です。交通量も多く、特に朝夕は混雑し、渋滞が発生します。運転マナーは悪く、車による無理な追い越し・車線変更、小道からの飛び出し、バイクによる無理なすり抜け、追い越し走行、タクシーの急停車・急発進が目立つ他、必要以上に速度を上げている車も散見されます。歩行者が突然車道に飛び出してくることも多くあります。

5 長期滞在者向けの注意事項
 ブルキナファソに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、在ブルキナファソ日本国大使館に「在留届」を提出することが旅券法によって定められています。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(オンライン在留届、https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、来館、郵送、ファックスによっても届出を行うことができます。

6 短期渡航者向け注意事項
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、ブルキナファソで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在ブルキナファソ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

7 ハーグ条約
 ブルキナファソは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

1 ブルキナファソは黄熱に感染する危険のある国の一つです。黄熱は、ネッタイシマカが媒介する黄熱ウイルスに感染することにより発病します。 潜伏期間は3~6日。高熱、頭痛、出血性黄胆等の症状があり、致死率は高く5~50%です。
 予防としては、蚊の防除とともに黄熱ワクチンの予防接種が有効です。ワクチン接種後10日目から有効となるため、入国の10日以上前に接種することが必要です。また、ブルキナファソ入国の際に必要なため、必ずイエローカードの発行を受け、携行してください。
 なお、イエローカードの有効期間について、2016年7月11日以降は生涯有効と変更され、既に取得した証明書で有効期間が過ぎたものも生涯有効なものとして取り扱われます。
 黄熱の詳しい説明は以下の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
https://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html

2 ブルキナファソはマラリア流行国ですので、蚊にさされないために肌を露出しない服装を着用し、夜間の行動には十分注意して下さい。マラリア予防薬は日本のトラベルクリニックで処方可能です。また、帰国後1か月以内に高熱が出た場合には、必ず医療機関でマラリア流行国に旅行した旨を説明してマラリアの検査を受けてください。

3 毎年ブルキナファソでは、12月から6月にかけて髄膜炎菌性髄膜炎が流行しますので、この時期に渡航する場合は予防接種を受けることをお勧めします。日本では4価髄膜炎菌ワクチンが製造販売されており、日本国内の医療機関で接種が可能です。トラベルクリニック等にご相談ください。

4 ブルキナファソに長期滞在される方は、腸チフス、A型肝炎、B型肝炎、ポリオ、破傷風、狂犬病ワクチンの予防接種を受けることをお勧めします。
 その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/index.html

5 衛生状況は都市部においてさえも悪く、感染症による下痢、胃腸炎の症状を呈することが多く、一時的にコレラが発生する場合もあります。生水や氷の摂取は避け、野菜や肉は十分加熱調理したものを食べる、食品の保存に注意を払う、住血吸虫症を防ぐためにも淡水には入らない等の基本的な日常生活上の留意点を守ってください。

6 湿気は少ないものの、気温が高くなる(40度くらいまで)ので、外出の際はこまめに水分補給をしてください。

7 ブルキナファソにおいて、先進国と同等の医療サービスを受けることはできません。そのため、ブルキナファソで重篤な疾病や大けが等で、国内での治療が困難な場合には、医療先進国に緊急移送する必要があり、多額の費用が発生します。万一に備え、緊急移送を含む十分な補償内容の海外旅行保険に渡航前に必ず加入してください。

8 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/burukinafaso.html )において、ブルキナファソ国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。

9 医薬品の持ち込み、持ち出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持ち込み、持ち出しの手続きについては厚生労働省以下のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

◎警察:TEL 17
◎消防・救急:TEL 18
◎憲兵隊:TEL 16
◎在ブルキナファソ日本国大使館:TEL(代表)(市外局番なし)2537-6506
                国外からは(国番号226)2537-6506

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○領事局ハーグ条約室(一般案内窓口)03-5501-8466
○外務省海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ブルキナファソ日本国大使館
 住所:01BP5560 Ouagadougou 01 parcelle 05 du lot no. 09 de la zone a section B du secteur no.15 Quartier OUAGA2000 BURKINAFASO
 代表電話(日中):(市外局番なし)2537-6506
  国外からは(国番号226)2537-6506
 FAX:(市外局番なし)2537-6581
  国外からは(国番号226)2537-6581
 ホームページ:https://www.bf.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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