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コンゴ民主共和国
安全対策基礎データ

更新日 2020年11月16日

1 東部地域(オー=ウエレ州、イツリ州、北キブ州、南キブ州及びバ=ズエレ州の中央アフリカとの国境地帯等)では、依然として武装勢力による地元住民の虐殺、誘拐などの非人道的行為の発生が多数報告されており(国連によると、イツリ州、北キブ州、南キブ州等では、2020年上半期で1,300人以上が殺害されており、2019年の同時期と比較して約3倍増となっています。)、また、政府の統治もいまだ完全に行き届いておらず、不安定な状態が続いています。
中南部地域(カサイ州、中央カサイ州及び東カサイ州)では、2016年8月に伝統的首長であるカムウィナ・ンサプが当局との衝突で殺害されて以降、同氏を信奉する民兵組織と当局との衝突が連続して発生しており、2017年には国連の専門家2人が殺害される事件も発生しています。2020年8月にはコミュニティ間の対立(カサイ州と中央カサイ州との境界争い)により、13,000人以上が家を失うなど、治安情勢は引き続き流動的です。
上記地域には外務省危険情報のレベル4(待避勧告)を発出していますので、どのような目的であれ渡航は止めてください。

2 大統領選挙及び国民議会選挙・州議会議員選挙が実施される際には、投票日前や投票結果の発表日等に抗議行動が発生する可能性があります。また、選挙以外でも、政府方針に反対する大規模なデモが散発的に発生しており、治安部隊との衝突により多くの死傷者が発生することもありますので、関連情報に十分留意しながら、慎重な行動を心掛けることが必要です。

3 首都キンシャサでは、「シェゲ」と呼ばれるストリート・チルドレンによるひったくりやスリ、「クルナ」と呼ばれる不良暴力集団による殺人、強盗、恐喝事件等が多発しています。特に夜間は、武装グループによる民家や車両を狙った強盗などの凶悪事件も多発しており、軍人や警察官が加害者になるケースもまれではありません。また、バイクを利用したひったくり事件が発生していますので、外出の際には、常に十分な注意を払う必要があります。
 日中であっても、徒歩移動は避け、車両(バス・タクシー等の公共交通機関以外)を利用するとともに、必ずドアロックをかける、窓は開けない、デモ等群衆が集まっている場所には近寄らないなどの用心が必要です。深夜の外出は、極力避けてください。万が一強盗に遭遇した場合には、生命に危険が及ぶおそれがありますので、絶対に抵抗しないでください。また、警察官等を装って金品を要求する犯罪も頻発していますので、疑わしい者からの要求には応じることなく、直ちにその場から離れてください。各種事件の被害に遭った場合も、警察による安全の確保や事後の捜査が期待できないことに留意し、トラブルに巻き込まれないように常に用心を怠らないことが必要です。

4 2019年4月、北キブ州ベニ地区でコンゴ民主共和国の軍人を含む計8人が死傷した事件に関し、ISIL(イラク・レバントのイスラム国)が「中央アフリカ州」名で犯行声明を発出しました。ISILがコンゴ民主共和国における攻撃について犯行声明を発出したのはこれが初めてとされています。それ以降も「ISIL中央アフリカ州」は同地区におけるウガンダ系反政府武装勢力ADF(民主同盟軍)等による襲撃について継続して犯行声明を発出しており、ADFとISILとの関連が疑われています。
このような状況を十分に認識し、テロに巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

1 コンゴ民主共和国に入国しようとする場合は、あらかじめ駐日コンゴ民主共和国大使館などで査証を取得しておく必要があります。最新の情報については、駐日コンゴ民主共和国大使館(電話:03-6456-4394、E-mail:visa@diplordc-jp.com)等に確認してください。ビザに関する問合わせはE-mailのみで受け付けているとのことです。

2 査証は、申請者の居住国で取得しなければなりません。居住国以外の国で取得した査証は、入国時に無効と判断され、入国を拒否される場合がありますので、注意してください。ただし、居住国にコンゴ民主共和国大使館が無い場合は、近隣国での取得が認められていますが、事前に該当する大使館に確認してください。

3 日本を、出国する際、顔認証・指紋認証等の自動化ゲートを利用した場合、そのままでは旅券に日本の出国スタンプ(証印)が押されません。コンゴ民主共和国入国時に、入国審査官から、航空券の半券等の確認や様々な説明を求められるなど慎重な審査が行われる可能性があります。無用なトラブルを避けるために、日本出国時に審査場の入管職員に申し出て出国スタンプを押してもらうことをお勧めします(自動化ゲートを利用した場合、ゲート通過後、ゲート付近に待機している入管職員に申し出れば押印してもらえます)。また、コンゴ民主共和国での入国審査後、旅券を受け取った時点で入国スタンプの押し忘れがないかを確認してください。

4 査証取得のためにはイエローカード(黄熱病予防接種証明書)が必要です。また、入国に際してもイエローカードが必要で、もし所持していない場合は、強制的に接種される上、接種代金及び反則金を徴収されます。イエローカードの有効期間は、2016年7月11日以降は、「接種10日後から10年間」から「接種10日後から生涯有効」へと変更されており、コンゴ民主共和国の査証取得及び入国の際にも「生涯有効」は適用されます。

5 武器、弾薬、麻薬、ポルノ製品等の持ち込みは禁止されています。

6 入国時に外貨を申告する必要はないものの、1万米ドル相当額以上の現金の持ち込みは禁止されています。また、出国時にはコンゴ・フランの持ち出しは禁止されているほか、1万米ドル相当額以上の外貨現金の持ち出しは禁止されていますのでご注意ください。

7 出国の際、航空会社によるサービスである市内での事前チェックイン(アーリーチェックイン)を行う場合には、全ての機内預け入れ荷物及び手荷物は、航空会社職員による開披検査を受けます。手荷物で医薬品以外の液体の機内持ち込みは認められていません。また、出国税として55米ドルが徴収されますが、出国税の金額は変動する可能性がありますので注意が必要です。

8 空港では、入管職員をはじめ様々な者から「出国には大使館のレターが必要」、「入国カードの記載方法が悪いので入国手続きを代行する」等と働きかけがあり、事情を知らない旅行者がそれに応じて金銭をだまし取られるケースが散見されていますので、十分に注意してください。そのようなケースに遭遇した場合には、毅然とした態度で拒否するとともに、必要に応じ、在コンゴ民主共和国日本国大使館に連絡してください。

1 コンゴ民主共和国は国土が広大(日本の6.3倍)で、内陸部の交通手段、通信、宿泊施設等は整備されていません。このため、万一、病気・事故等のトラブルが生じた場合でも、迅速な対応ができない等、種々の困難が予想されます。したがって短期の滞在であっても、入国前に「たびレジ」に登録する、また、現地で通信可能な携帯電話を確保しておく等の十分な準備が必要です。

2 報道関係者等が取材を行う場合は、事前に政府の許可を得る必要があります。ただし、取材許可を得ていても現場の警察官から制止される場合がありますので、無用なトラブルを避けるため、その指示に従うことをお勧めします(金銭を要求される等の不当な扱いを受けた場合は在コンゴ民主共和国日本国大使館までご連絡ください。)。

3 写真撮影には十分な注意が必要です。空港を含む軍関連施設や大統領官邸等の公共施設、国境地域(コンゴ川を含む)の撮影は政府の許可が必要ですが、それ以外の場所であっても、軍人や警察官に公共の場所で撮影しているところを目撃された場合、記憶媒体やカメラを没収されたり、身柄を拘束されたりする可能性があります。

4 大統領府周辺の官公庁における朝夕(午前7時30分頃と午後6時頃)の国旗掲揚及び降納の際には、歩行者はその場に立ち止まり(直立不動)、走行車両は停車して終了を待つ必要があります(これを守らない場合は警察から尋問を受け、謝罪させられることがあります。)。

5 大統領の移動時には、警護用白バイを先頭に長蛇の車列が街中を通過します。車列を確認した際は、歩行者は歩みを止め、走行車両は道路脇に停車しなければなりません。また、首相等要人の移動時も、護衛車両を伴い、高速で無理な走行・追い越しをすることがあります。こうした車列に遭遇した場合は、無理な運転による接触事故に巻き込まれないよう注意が必要です。

6 コンゴ民主共和国に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在コンゴ民主共和国日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(オンライン在留届、https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めします。

7 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、コンゴ民主共和国で事件や事故、自然災害等が発生した際に、在コンゴ民主共和国日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せて活用してください。

1 国土が広大なため、地域によって風俗や生活習慣が大きく異なります。周辺国から流入してきた住民も多く、長期間に及ぶ部族間対立による相互不信感も根強く残っています。こうした国民感情を理解するとともに、民族・政治に関する安易な発言は慎んだ方が賢明です。

2 国民の多くはキリスト教徒(カトリック、プロテスタント)です。キンバンギスト(コンゴで生まれたキリスト教の一派)やイスラム教徒のほか、伝統的宗教を信じる者もいます。

3 コンゴ民主共和国では、熱帯地域で流行するほとんど全ての伝染病に罹患する可能性があるほか、様々な危険があります。特に以下の病気に注意してください。
(1)黄熱
 コンゴ民主共和国は、WHOにより黄熱リスク国に指定されています。入国の際には生後9か月以上の全ての渡航者は黄熱予防接種が必要です。黄熱予防接種証明書(イエローカード)は接種後10日目以降有効となりますので、渡航を予定している場合は、早めに接種を行い、渡航時には証明書を忘れずに携行してください。
 なお、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期間について、2016年7月11日以降は生涯有効と変更され、コンゴ民主共和国出入国の際も既に所持する有効期間が過ぎた証明書も生涯有効なものとして取り扱われます。
 黄熱の詳しい説明は、以下の厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページをご参照ください。
(参照)
お役立ち情報:黄熱について
https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html

(2)熱帯熱マラリア
 マラリアは、コンゴ民主共和国内で毎年2,500万人超の患者が発生していると推定されています。媒介動物であるハマダラカ(蚊)に刺されることにより、マラリア原虫がヒトの血液内に侵入することで起こる感染症で、発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛といった症状で発症します。全国で年間を通じてマラリア感染のリスクが高く、コンゴ民主共和国のマラリアは、免疫を持たない者が発症した場合、適切な治療を受けなければ致命的な経過をたどる可能性が高い熱帯熱マラリアです。予防接種は存在しないため、マラリアにならないための対策が重要です。ハマダラカの活動時間は夕方から夜明け頃とされていますので、特に夜間は肌の露出を避け、外出の際にはDEET成分入りの防蚊スプレーをこまめに塗布し、就寝時は窓を開けず空調設備を使用する、蚊帳・蚊取り線香製品を使用するなどの防蚊対策を行、ってください。また、マラリア予防薬の服用については、渡航前にトラベルクリニックを受診し、専門医に相談してください。
なお、一般的にマラリアの潜伏期間は7日~30日であり、コンゴ民主共和国を出国後、1か月以内に発熱や体調不良がある場合はマラリアを疑い、医療機関を受診してください。その際には必ずコンゴ民主共和国から帰国したことを診察担当医療者に告げてください。
マラリアの詳しい説明は、以下の厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページを参照してください。
(参照)
お役立ち情報:マラリアについて
https://www.forth.go.jp/useful/malaria.html

(3)コレラ
 コレラは熱帯熱マラリアとともにコンゴ民主共和国の風土病となっている細菌感染症で、例年数万人の患者が発生しています。米のとぎ汁様とも形容される弁便の排泄を伴う激しい下痢症状を引き起こします。排泄物や汚染された水などを介して経口感染しますので、生水・生野菜の摂取を避け、手洗いを励行してください。

(4)旅行者下痢症
 衛生状態の悪いコンゴ民主共和国では、容易に下痢症状が発生します。原因は先に述べたコレラの原因菌を含む細菌やその他ウイルス、寄生虫など様々です。予防対策はコレラと同様に飲食物に気をつけることと手洗いの励行です。高熱、や出血、または著しい体重の減少(おおよそ体重の3%以上)を伴う下痢の場合は早急な治療が必要です。安易に下痢止めを服用することなく医療機関を受診してください。

(5)麻しん(はしか)
 毎年全国で流行します。特に2019年は、30万人以上と1年前の約5倍の疑い例が報告され、6,000人以上が亡くなるなど大流行しました。政府によるワクチンキャンペーン実施により流行の拡大防止が図られていますが、コンゴ民主共和国の予防接種率はいまだ低く、今後も流行が続くことが予想されます。予防接種が有効ですので、渡航前に母子手帳などでワクチン接種歴を確認の上医療機関に相談し、必要に応じて予防接種を受けてください。

(6)エボラウイルス病(エボラ出血熱)
 1976年に初めてコンゴ民主共和国(当時ザイール)において発見されたエボラウイルスによる、極めて致死率の高い感染症です。自然界でエボラウイルスを保有する野生動物との接触や捕食によりヒトに感染し、発症したヒトの体液などに触れることでヒト-ヒト感染を起こします。ワクチン、治療薬が治験段階に入っていますが、いまだ有効な治療方法があるとは言えません。
コンゴ民主共和国では、これまでにエボラウイルス病が計11回流行しています。2018年8月から2020年6月まで発生していた、コンゴ民主共和国東部のイツリ州、北キブ州、南キブ州における第10次エボラウイルス病の流行は、2019年7月にWHOにより国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)が宣言される事態となり、2020年6月の終息宣言までに約3,400人が発症、2,200人以上が死亡しました。2020年6月、第11次エボラウイルス病の流行が赤道州において発生し、2020年11月1日現在130人が発症し、55人が死亡しています。流行地域へは絶対に近づかないようにしてください。エボラウイルス病の詳しい説明は、以下のホームページをご参照ください。

お役立ち情報:感染症についての情報 エボラウイルス病(エボラ出血熱)
https://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name48.html

(7)新型コロナウイルス
 新型コロナウイルスに関する感染症危険情報が発出されていますので、引き続き外務省ホームページなどを通じて動向を注視してください。

(8)交通外傷
 コンゴ民主共和国では、交通インフラは整備不足であり、また、無謀な運転や無理な道路横断がしばしば見られ、常に交通事故の危険があります。混雑時や夜間の運転や外出を避ける、慌てて道路横断をしない、運転時は車間距離を十分にとる、歩行者の不意の飛び出しに注意を怠らないなどの安全配慮を徹底してください。コンゴ民主共和国で入院や手術を要するほどの交通外傷を負った場合、先進国レベルの治療は期待できず、他国への緊急移送や本邦への帰国を検討することになります。

(9)熱中症、脱水症、重症日焼け
 直射日光や紫外線により、重度の日焼けや熱中症のリスクがあります。また、コンゴ民主共和国は年中高温多湿であり、特に雨期には日中の気温が30℃を超え体温近くなることもまれではないことから、意識しないうちに体内から水分、塩分が失われ脱水症に陥りがちです。口渇感や発汗量に気を配り、こまめな水分摂取や木陰など涼しい場所での休憩を心がけてください。日中屋外で活動する際は、日焼け止めを塗るなどの対策をとってください。

(10)メンタルヘルス
 コンゴ民主共和国での生活が長くなるにつれて、先進国とは全く異なる環境下で生活することもあり、日常生活で思うようにいかないことが多い、文化の違いや言語の問題でコミュニケーションがとりづらい、自身のかかわるコミュニティや人間関係が限定されるなど、様々な理由でストレスがたまりやすくなります。コンゴ民主共和国ではメンタルヘルスの専門家が少なく、診療の継続が困難なため予防策が大切になります。

(11)その他罹患するおそれのある疾病
 次のような疾病がありますので、以下に記載する4の注意事項をよく守ってください。
 節足動物(蚊や昆虫)媒介感染症:チクングニア熱、デング熱、アフリカ睡眠病、アフリカ紅斑熱、オンコセルカ症、リケッチア症
 経口感染症:A型肝炎、腸チフス、パラチフス、ポリオ、アメーバ赤痢、ジアルジア症
 淡水・土壌接触による感染症:破傷風、レプトスピラ症、住血吸虫症
 性感染症:HIV/AIDS、B型肝炎、梅毒
 患者との接触による感染症:結核、髄膜炎菌
 動物接触による感染症:狂犬病、サル痘

4 健康上の注意事項として、以下を参照してください。
(1)「たびレジ」登録や外務省海外安全ホームページを参照して、危険情報や感染症危険情報を必ず確認してください。常に余裕を持ったスケジュールを心がけて不要不急の外出を避けるとともに、危険地域には近づかないようにしてください。

(2)予防接種や事前の準備で予防できる病気はたくさんあります。渡航前には必ずトラベルクリニックを受診し、専門医に渡航情報を伝えた上で現地医療情報や注意事項を聞き、必要な予防接種スケジュール作成と実施に関する相談をしてください。また、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページを参考にしてください。
(参照)
海外渡航のためのワクチン(https://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html

(3)コンゴ民主共和国での疾病の大半は、節足動物(蚊や昆虫)による媒介(熱帯熱マラリア、チクングニア熱など)と経口摂取(腸チフス、旅行者下痢症、コレラなど)により起こる感染症です。「蚊などに刺されない工夫」(長袖長ズボン着用、蚊帳、昆虫忌避剤使用など)と、「食生活の工夫」(飲料水や食物に関する気遣いや手洗いの励行など)の2つを確実に実行することで、大部分の疾患が予防できます。具体的には以下の(4)から(7)の事項を遵守してください。

(4)食べ物は十分に加熱処理したものを摂取してください。生水は飲まず、ミネラルウォーターを飲むようにしてください。外食時には、未開封のミネラルウォーターであることを確認するとともに、冷たい飲み物を注文する際は、「氷なし」を注文することをお勧めします。

(5)特にトイレ後や食事前には、石けんを用いた入念な手洗いを心がけてください。

(6)虫刺されや蚊を媒介した感染を防ぐため、外出時はなるべく長袖を着用し、外出時にはDEET成分を含む防虫スプレー(1歳未満の幼児はイカリジン成分を含む防虫スプレー)を定期的に塗布してください。自宅で過ごす際は窓を開けず空調設備を使用する、就寝時には蚊帳、蚊取り線香製品を使用するなどの防虫対策も徹底してください。また、医療アクセスの悪い地域への滞在や夜間屋外活動などを行う予定がある場合は、トラベルクリニックで専門医と相談の上、抗マラリア薬の予防内服やスタンバイ治療の準備を検討してください。

(7)コンゴ民主共和国における自然活動を予定している場合は、不潔な水辺や、野生動物に近づかない、四肢を保護する衣服や靴を装着する、急な天候の変化に備えて上着や雨具を準備するなどの防衛策をとるようにしてください。

(8)海外での生活は思うようにならないことが多いものだ、という割り切りとおおらかな気持ちを持つことが大切です。相談相手を作る、定期的に運動する、おいしいものを食べるなど、複数のストレス解消法を持つよう心がけるとともに、十分な睡眠時間を確保し、規則正しい生活を送るよう心がけてください。また、リフレッシュ目的の休暇も積極的に取得、活用することをお勧めします。

5 コンゴ民主共和国の医療水準は低く、首都キンシャサにおいても、病院設備、医療従事者の質や衛生上の理由から、外国人が安心して受診できる医療機関は限られています。大きな怪我や、脳疾患、心臓疾患等の緊急性の高い病気の治療は不可能であり、ヨーロッパや南アフリカなどの医療先進諸国へ緊急移送する必要があります。コンゴ民主共和国への滞在を予定している場合は、緊急移送費を含めた十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
 また、「世界の医療情報」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/rdcongo.html )において、コンゴ民主共和国国内の衛生・医療情報等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。

6 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持ち込み、持ち出しの手続きについては厚生労働省の以下ホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

◎警察 電話:112(キンシャサ警察緊急電話)
◎消防 電話:099-936-9936(キンシャサ火災出動部隊)
◎在コンゴ民主共和国日本国大使館(緊急対応電話):081-880-5059
国外からは(国番号243)-81-880-5059

※ 在留邦人向け安全の手引き
 現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」もご参照ください。

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2853
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○外務省海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在コンゴ民主共和国日本国大使館
 住所: 372, Avenue Colonel Mondjiba, Concession Immotex, Ngaliema, Kinshasa, Republique Democratique du Congo
 電話:081-555-4731~34(代表:フランス語対応)
   国外からは(国番号243)81-555-4731~34
 緊急時対応電話:081-880-5059
   国外からは(国番号243)81-880-5059
 ホームページ:https://www.rdc.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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