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コンゴ民主共和国
安全対策基礎データ

更新日 2021年12月06日

1 コンゴ民主共和国における危険情報については、「危険・スポット・広域情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2020T147.html#ad-image-0 )」をご確認ください。

2 犯罪発生状況
 首都キンシャサでは、「シェゲ」と呼ばれるストリート・チルドレンによるひったくりやスリ、「クルナ」と呼ばれる不良暴力集団による殺人、強盗、恐喝事件等が多発しています。特に夜間は、武装グループによる民家や車両を狙った強盗などの凶悪事件も多発しており、軍人や警察官が加害者になるケースもまれではありません。2021年中には当地コロナウイルス感染症対策に関連して、マスク未着用をめぐる警察とのトラブルから、市民が銃で殺害される事件も発生しています。
 また、バイクを利用したひったくり事件が発生していますので、外出の際には、常に十分な注意を払う必要があります。
 日中であっても、徒歩移動は避け、車両(バス・タクシー等の公共交通機関以外)を利用するとともに、必ずドアロックをかける、窓は開けない、デモ等群衆が集まっている場所には近寄らないなどの用心が必要です。深夜の外出は、極力避けてください。万が一強盗に遭遇した場合には、生命に危険が及ぶおそれがありますので、絶対に抵抗や追跡などはしないでください。また、警察官等を装って金品を要求する犯罪も頻発していますので、疑わしい者からの要求には応じることなく、直ちにその場から離れてください。各種事件の被害に遭った場合も、警察による安全の確保や事後の捜査が期待できないことに留意し、トラブルに巻き込まれないように常に用心を怠らないことが必要です。

3 コンゴ民主共和国における安全の手引き
 在コンゴ民主共和国日本国大使館が在留邦人及び旅行者向けに作成した「安全の手引き(https://www.rdc.emb-japan.go.jp/embassy/anzentebiki.pdf )」もご参照ください。

4 コンゴ民主共和国におけるテロ・誘拐については、「テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_103.html )」をご確認ください。

(手続きや規則に関する最新の情報については、駐日コンゴ民主共和国大使館(03-6456-4394)に確認してください。)
新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限措置がとられることがありますので、最新の情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )を事前にご確認ください。

1 コンゴ民主共和国に入国しようとする場合は、あらかじめ駐日コンゴ民主共和国大使館などで査証を取得しておく必要があります。最新の情報については、駐日コンゴ民主共和国大使館(電話:03-6456-4394、E-mail:visa@diplordc-jp.com)等に確認してください。ビザに関する問い合わせは、まずE-mailで受け付けています。

2 査証は、申請者の居住国で取得しなければなりません。居住国以外の国で取得した査証は、入国時に無効と判断され、入国を拒否される場合がありますので、注意してください。ただし、居住国にコンゴ民主共和国大使館がない場合は、近隣国での取得が認められていますが、事前に該当する大使館に確認してください。

3 日本を出国する際、顔認証・指紋認証等の自動化ゲートを利用した場合、そのままでは旅券に日本の出国スタンプ(証印)が押されません。コンゴ民主共和国への入国時に、入国審査官から航空券の半券等の確認や様々な説明を求められるなど慎重な審査が行われる可能性があります。無用なトラブルを避けるために、日本出国時に審査場の入管職員に申し出て出国スタンプを押してもらうことをお勧めします(自動化ゲートを利用した場合、ゲート通過後、ゲート付近に待機している入管職員に申し出れば押印してもらえます)。また、コンゴ民主共和国での入国審査後、旅券を受け取った時点で入国スタンプの押し忘れがないかを確認してください。

4 査証取得のためにはイエローカード(黄熱病予防接種証明書)が必要です。また、入国に際してもイエローカードが必要で、もし所持していない場合は、強制的に接種される上、接種代金及び反則金を徴収されます。イエローカードの有効期間は、2016年7月11日以降は、「接種10日後から10年間」から「接種10日後から生涯有効」へと変更されており、コンゴ民主共和国の査証取得及び入国の際にも「生涯有効」は適用されます。

5 武器、弾薬、麻薬、ポルノ製品等の持込みは禁止されています。

6 入国時に外貨を申告する必要はないものの、1万米ドル相当額以上の現金の持込みは禁止されています。また、出国時にはコンゴ・フランの持出しは禁止されているほか、1万米ドル相当額以上の外貨現金の持出しは禁止されていますのでご注意ください。

7 出国の際、航空会社によるサービスである市内での事前チェックイン(アーリーチェックイン)を行う場合には、全ての機内預け入れ荷物及び手荷物は、航空会社職員による開披検査を受けます。手荷物で医薬品以外の液体の機内持込みは認められていません。また、出国税として55米ドルが徴収されますが、出国税の金額は変動する可能性がありますので注意が必要です。

8 空港では、入管職員をはじめ様々な者から「出国には大使館のレターが必要」、「入国カードの記載方法が悪いので入国手続きを代行する」等と働きかけがあり、事情を知らない旅行者がそれに応じて金銭をだまし取られるケースが散見されていますので、十分に注意してください。そのようなケースに遭遇した場合には、毅然とした態度で拒否するとともに、必要に応じ、在コンゴ民主共和国日本国大使館に連絡してください。

9 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては次の厚生労働省のホームページを確認してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

1 コンゴ民主共和国は国土が広大(日本の6.3倍)で、内陸部の交通手段、通信、宿泊施設等は整備されていません。このため、万一、病気・事故等のトラブルが生じた場合でも、迅速な対応ができない等、種々の困難が予想されます。したがって短期の滞在であっても、入国前に「たびレジ」に登録する、また、現地で通信可能な携帯電話を確保しておく等の十分な準備が必要です。

2 報道関係者等が取材を行う場合は、事前に政府の許可を得る必要があります。ただし、取材許可を得ていても現場の警察官から制止される場合がありますので、無用なトラブルを避けるため、その指示に従うことをお勧めします(金銭を要求される等の不当な扱いを受けた場合は在コンゴ民主共和国日本国大使館までご連絡ください。)。

3 携帯電話での撮影を含む写真撮影には十分な注意が必要です。空港を含む軍関連施設や大統領官邸等の公共施設、国境地域(コンゴ川を含む)の撮影は政府の許可が必要ですが、それ以外の場所であっても、軍人や警察官に公共の場所で撮影しているところを目撃された場合、記憶媒体やカメラの没収、機材の破壊、身柄を拘束される等の可能性があります。

4 大統領府周辺の官公庁では、朝夕(午前7時30分頃と午後6時頃)の国旗掲揚及び降納の際には、歩行者はその場に立ち止まり(直立不動)、走行車両は停車して終了を待つ必要があります(これを守らない場合は警察から尋問を受け、謝罪させられることがあります。)。

5 大統領の移動時には、警護用白バイを先頭に長蛇の車列が街中を通過します。車列を確認した際は、歩行者は歩みを止め、走行車両は道路脇に停車しなければなりません。また、首相等要人の移動時も、護衛車両を伴い、高速で無理な走行・追い越しをすることがあります。こうした車列に遭遇した場合は、無理な運転による接触事故に巻き込まれないよう注意が必要です。

6 コンゴ民主共和国に3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく在コンゴ民主共和国日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送、FAXによっても行うことができますので、在コンゴ民主共和国日本国大使館まで送付してください。

7 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、コンゴ民主共和国で事件や事故、自然災害等が発生し、在コンゴ民主共和国日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せて活用してください。

1 国土が広大なため、地域によって風俗や生活習慣が大きく異なります。周辺国から流入してきた住民も多く、長期間に及ぶ部族間対立による相互不信感も根強く残っています。こうした国民感情を理解するとともに、民族・政治に関する安易な発言は慎んだ方が賢明です。

2 国民の多くはキリスト教徒(カトリック、プロテスタント)です。キンバンギスト(コンゴで生まれたキリスト教の一派)やイスラム教徒のほか、伝統的宗教を信じる者もいます。

3  「世界の医療事情(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/rdcongo.html )」において、コンゴ民主共和国国内の衛生・医療情報等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(http://www.forth.go.jp)

4 新型コロナウイルス感染症
 コンゴ民主共和国における感染者数は、2020年1月3日統計開始以降、2021年11月22日現在、感染症例5万7,977件、死者1,104人です。当地では、国民のワクチン不信やワクチンの供給不足から、ワクチン接種などの感染症対策が進んでおらず新型コロナウイルスに対する医療水準も脆弱です。
 外務省から新型コロナウイルスに関する感染症危険情報が発出されていますので、引き続き海外安全ホームページなどを通じて感染者数と流行の動向を注視してください。(特に新型コロナウイルス感染症対策として、マスクの着用、集会等の制限、夜間外出禁止令が発令中の場合があります。)

5 健康上の注意事項として、以下を参照してください。
(1)「たびレジ」登録や外務省海外安全ホームページを参照して、危険情報や感染症危険情報を必ず確認してください。常に余裕を持ったスケジュールを心掛けて不要不急の外出を避けるとともに、危険地域には近づかないようにしてください。
(2)予防接種や事前の準備で予防できる病気はたくさんあります。渡航前には、可能であれば半年程度の猶予を持って、必ずトラベルクリニックを受診し、専門医に渡航情報を伝えた上で現地医療情報や注意事項を聞き、必要な予防接種スケジュール作成と実施に関する相談をしてください。また、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページを参考にしてください。
(参照)
 海外渡航のためのワクチン(https://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html
(3)コンゴ民主共和国での疾病の大半は、節足動物(蚊や昆虫)による媒介(熱帯熱マラリア、デング熱、チクングニア熱など)と経口摂取(腸チフス、旅行者下痢症、コレラなど)により起こる感染症です。「蚊などに刺されない工夫」(長袖長ズボン着用、蚊帳、昆虫忌避剤使用など)と、「食生活の工夫」(飲料水や食物に関する気遣いや手洗いの励行など)の2つを確実に実行することで、大部分の疾患が予防できます。具体的には以下のア~エの事項を遵守してください。
ア 食べ物は十分に加熱処理したものを摂取してください。生水は飲まず、ミネラルウォーターを飲むようにしてください。外食時には、未開封のミネラルウォーターであることを確認するとともに、冷たい飲み物を注文する際は、「氷なし」を注文することをお勧めします。
イ 特にトイレ後や食事前には、石けんを用いた入念な手洗いを心掛けてください。
ウ 虫刺されや蚊を媒介した感染を防ぐため、外出時はなるべく長袖を着用し、外出時にはDEET成分を含む防虫スプレー(1歳未満の幼児はイカリジン成分を含む防虫スプレー)を定期的に塗布してください。自宅で過ごす際は窓を開けず空調設備を使用する、就寝時には蚊帳、蚊取り線香製品を使用するなどの防虫対策も徹底してください。また、医療アクセスの悪い地域への滞在や夜間屋外活動などを行う予定がある場合は、トラベルクリニックで専門医と相談の上、抗マラリア薬の予防内服やスタンバイ治療の準備を検討してください。
エ コンゴ民主共和国における自然活動を予定している場合は、不潔な水辺や、野生動物に近づかない、四肢を保護する衣服や靴を装着する、急な天候の変化に備えて上着や雨具を準備するなどの防衛策をとるようにしてください。
(4)海外での生活は思うようにならないことが多いものだ、という割り切りとおおらかな気持ちを持つことが大切です。相談相手を作る、定期的に運動する、おいしいものを食べるなど、複数のストレス解消法を持つよう心掛けるとともに、十分な睡眠時間を確保し、規則正しい生活を送るよう心掛けてください。また、リフレッシュ目的の休暇も積極的に取得、活用することをお勧めします。

6 コンゴ民主共和国の医療水準は高くなく、キンシャサにおいても、病院設備、医療従事者の質や衛生上の理由から、外国人が安心して受診できる医療機関は限られています。大きな怪我や、脳疾患、心臓疾患等の緊急性の高い病気の治療は不可能であり、ヨーロッパや南アフリカなどの医療先進諸国へ緊急移送する必要があります。コンゴ民主共和国への滞在を予定している場合は、緊急移送費を含めた十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。

◎警察 電話:112(キンシャサ警察緊急電話)
◎消防 電話:099-936-9936(キンシャサ火災出動部隊)
◎在コンゴ民主共和国日本国大使館(緊急対応電話):081-880-5059
  国外からは(国番号243)-81-880-5059

※ 在留邦人向け安全の手引き
 在コンゴ民主共和国日本国大使館が在留邦人及び旅行者向けに作成した「安全の手引き(https://www.rdc.emb-japan.go.jp/embassy/anzentebiki.pdf )」もご参照ください。

外務省
 住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311
○領事サービスセンター(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2853
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○外務省海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在コンゴ民主共和国日本国大使館
 住所: 372, Avenue Colonel Mondjiba, Concession Immotex, Ngaliema, Kinshasa, Republique Democratique du Congo
 電話:081-555-4731~34(代表:フランス語対応)
   国外からは(国番号243)81-555-4731~34
 緊急時対応電話:081-880-5059
   国外からは(国番号243)81-880-5059
 ホームページ:https://www.rdc.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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