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エジプト
安全対策基礎データ

更新日 2021年06月23日

1 概況
(1)エジプトにおいては、銃器・刃物を使用した犯罪、違法薬物関係の犯罪、スリ、ひったくり、詐欺(偽警官などを含む)等が多数発生しています。
(2)殺傷事件については少額を巡るトラブルを原因とするものもあり、金額だけでなく、言葉のやりとりで侮辱を受けたこと、面目をつぶされたことなども原因となっているものと考えられます。
(3)エジプトにおける盗難や詐欺は、日本人からすると非常に少額な場合も多く、金銭感覚の違いが見られます。日本にいるような感覚で現金や高額商品を目立つように携行・使用することは犯罪のターゲットになり得ます。
(4)以上のほか、殺傷力の高い銃器(自動小銃やライフル)の違法所持が多いこと、違法薬物の密輸と末端での売買の摘発が多いことに留意してください。
(5)上記について、詳細は次のサイトで確認してください。
○近年のエジプト情勢:
 https://www.eg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_safety_handbook_index.html#situation
○犯罪発生状況:
 https://www.eg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_safety_handbook_index.html#statistics
○日刊アラビア語紙ウェブ版に掲載された犯罪報道:
 https://www.eg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_safety_crime_news.html

2 防犯対策等
(1)心構え
○「自分の身は自分で守る」
 「ここは日本ではない」ことを自覚し、自分の安全は自分で守るとの高いレベルの意識が極めて重要です。
○「目立たない」、「行動のパターン化を避ける」、「用心を怠らない」
 海外で安全に生活するための3原則です。現地の文化、風俗、価値観を十分考慮し、「郷に入っては郷に従え」の精神が重要です。
(2)日本人の被害例(未遂を含む)
 スリ(路上、公共交通機関)、ひったくり、詐欺(偽の官憲による偽の取締り)、強盗(帰宅時の尾行)、車上荒らし(意図的にパンクさせられ、タイヤ交換中を狙われる)、空き巣など
(3)防犯対策のポイント
 犯罪の手口は、欧米・アジアの観光地などで使われているものと大差はありません。車両・バイクなどを使用したひったくり、複数犯の一方が注意を引く・親しく話しかける・何かに誘うといった行為を行い、もう一方がスリを行う、偽ツアー、官憲の取締りを装う、深夜・未明のタクシーの単独乗車時を狙うなどが典型的な手口です。犯罪は外国人が多く住む地域でも起きており、エジプトには特別に安全な地域はないものと考えた上で、次のポイントに注意してください。
○早朝、夜間や人の少ない場所での行動を避ける。
○必要以上の現金は持ち歩かず、現金や貴重品は分散して目立たぬよう携行する。
○人混みや交通機関、宿泊施設では、特に貴重品の管理に気を付ける。
○声をかけてきた人物や現地で知り合った人物を安易に信用しない。
○周辺に誰もいない場所や人の少ない時間帯での流しのタクシー利用を避ける。
○場面毎の対策、具体的な犯罪の態様については、次を参照してください。
 https://www.eg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_safety_handbook_2.html#basics
(4)テロ・誘拐
 テロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_094.html )をご確認ください。

※在留邦人向け安全の手引き
 在エジプト日本国大使館が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(https://www.eg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_safety_handbook_index.html )を参照してください。

1 入国査証(ビザ)
 手続きや規則については、駐日エジプト大使館(電話:03-3770-8023、E-mail:consularsection.tokyo@egyptembassy.jp )等で最新情報を確認してください。
(1)査証の要否
 日本とエジプトの間には査証免除の取極がないため、エジプトに入国するために査証を取得する必要があります。
(2)査証の取得
ア 査証は、事前にエジプト国外所在のエジプト大使館、総領事館で取得する
 または
イ カイロ空港などへの到着時に取得する必要があります(一般旅券所持者のみ。復路航空券の提示を求められる場合あり。滞在可能な期間:1か月、手数料:25米ドル(現金)、必要な旅券の残存有効期間:6か月以上。2020年2月現在)。
(3)e-Visa:オンライン上で申請、クレジットカードで支払いを行うe-Visaも導入されています。制度を確認の上、各自の責任でe-Visa使用の有無を判断してください(概要:入国7日前までに手続きを終了し、電子メールで交付された査証を印刷して入国時に提示)。
(4)シナイ半島滞在許可:シャルム・エル・シェイク空港では、到着時に、シナイ半島でのみ有効な15日間の滞在許可が出されています(一般旅券所持者のみ)。
 ただし、その後、シナイ半島からその他の地域(カイロなど)に移動する場合は、同空港で査証を取得する必要がありますので、注意が必要です。
【重要】シナイ半島では、アカバ湾に面したダハブからシャルム・エル・シェイクまでの沿岸地域を除き、海外危険情報レベル3(渡航中止勧告)が出されています。同レベル3の地域を通過することになりますので、シャルム・エル・シェイク等に向かう場合、イスラエルからの陸路入国、ヨルダンからの海路入国(タバ、ヌエバ)は行わないでください。
(5)長期滞在者への注意:既に取得済の滞在許可、再入国許可の有効期限が切れないように注意してください。

 新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限がとられていることがありますので、最新の情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )を事前にご確認ください。

2 出入国時の審査など
(1)禁制品
 麻薬、銃器等の禁制品の持込みは厳しくチェックされます。麻薬等違法薬物の密輸、所持等は死刑を含む重い刑罰の対象となっています。
(2)個人用医薬品
ア 持ち込めるのは3か月分が上限。当該医薬品が持込み禁止リストに掲載されていないこと(医療用の麻薬、向精神薬などは要注意)。
イ 購入に処方箋が必要な医薬品:規則上は、医師の診断書と処方箋(英文。診断書は患者の身分事項、症状と服用量が明記され、医師署名があること)、また薬品のオリジナルパッケージ(英文)が必要。
ウ 処方箋なしで購入可能な医薬品:規則上は、服用量を示す資料(英文)と薬品のオリジナルパッケージ(英文)が必要。
エ 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html
(3)エジプト通貨(エジプト・ポンド)及び外国通貨の持込み・持出し
ア エジプト・ポンド:持込み・持出しともに、上限は5,000ポンド。
イ 外国通貨:持込み・持出しともに、上限は1万米ドル相当額。
(4)古美術品などの持出し
ア 文化財(特に古美術品、遺跡からの出土品)、一部の化石の国外持出しは厳しく制限されています。これらを持ち出す場合には、考古・観光省から営業許可を受けた美術商より購入し、出国の際に同美術商が発行する証明を税関に提出する必要があります。
イ 古銭(現在は流通していない20世紀の貨幣を含む)についても持出し制限があります。あらかじめ関係当局に規則を確認してください。

1 在留届
 エジプトに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、到着後遅滞なく在エジプト日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(オンライン在留届、https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送、ファックスによっても行うことができますので、在エジプト日本国大使館まで送付してください。

2 「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報等を日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、エジプトで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在エジプト日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

3 写真撮影禁止場所
○エジプトでは、軍関連施設・装備の写真撮影が禁止されています。
○軍だけでなく、警察施設や政府施設の警備状況も撮影の規制、取締りの対象になります。
○以上の施設・装備は市街地、観光地にも多数あるので注意が必要です。街頭の軍の装甲車の写真を撮影し、当局に拘束、強制退去させられた例もあります。
○空港、港湾、橋や博物館・美術館及び遺跡の内部が撮影禁止になっている場合もあるので注意してください。
○撮影が許可されている観光地でも、人物を被写体として撮影する場合は、対象者の事前了承を得ることがトラブル防止になります。

4 交通事情
○自身が徒歩、運転のいずれの場合も、他の車、歩行者ともに交通ルール・マナーは遵守しないものとして注意してください。
○歩道、車道ともに、整備不良な場所が多いので注意してください。
○中長距離の移動は、個人経営のマイクロバスの利用は避け、実績のあるバス会社を利用するようにしてください。また、夜間や降雨時の移動は、事故が多いので極力避けてください。
○詳細は、在エジプト日本国大使館作成の「安全の手引き」(https://www.eg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_safety_handbook_index.html )を参照してください。
を参照ください。

5 保険、予防接種
○エジプトでの外国人向け医療費は安価ではありません。また、状況によっては先進国などへの移送が必要な場合もあり得ます。クレジットカード付帯保険では補償内容が不足する場合もあります。補償内容が十分でない場合は、他の保険への追加加入も検討してください(国外への緊急移送は1千万円以上を要します)。十分な補償(治療費用保険金)かを確認してください。
○可能な限り、推奨されている予防接種を受けるようにしてください。
 参考:世界の医療事情(エジプト)
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/egypt.html

6 アウトドアスポーツ
○マリンスポーツ:海水浴やダイビング中の事故が報告されています。遊泳は、決められた区域で、かつ監視員がいる場所で行ってください。ダイビングは、信頼できるガイド、インストラクターの下で行うなど、安全に十分注意してください。
○エジプトでは、その他にも各種のアウトドアスポーツなどを体験することができますが、実施にあたっては、信頼できるオペレーターかどうか、また、事故に関する補償条件等の有無をしっかり確認した上で判断してください。

1 エジプトの国民の約90%がイスラム教徒です。エジプトの宗教的・社会的慣習を尊重し、過度に肌を露出した服装での外出やレストランや観光ホテル等以外の屋外での飲酒は避けてください。

2 「バクシーシ(富める者が貧しい者に施しを与えること)」という習慣があります。チップの概念が含まれる場合もありますが、観光客の訪れる場所には、対価なくバクシーシを求めるエジプト人もいます。渡す意思がないときは「ラー(NOの意味)」と言って、断る態度をはっきり表すことが大切です。

3 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/egypt.html )において、エジプト国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、必要な予防接種等については、厚生労働省検疫所ホームページ(https://www.forth.go.jp/ )を参考にしてください。
 

4 新型コロナウイルス
 新型コロナウイルスに関する感染症危険情報が発出されていますので、外務省ホームページ等を通じて動向を注視してください。

◎警察:TEL 122
◎観光警察:TEL 126(観光地、ホテル等における被害等)
◎救急:TEL 123
◎消防:TEL 180
◎在エジプト日本国大使館:TEL(市外局番02)25285910
                エジプト国外からは(国番号20)-25285910

(お問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2853
○領事局邦人対策テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地公館連絡先)
○在エジプト日本国大使館
  住所:81 Corniche El Nil Street, Maadi, Cairo, Egypt(P.O.Box 500 Maadi)
  電話:(市外局番02)-25285910
   国外からは(国番号20)-2-25285910
  ファックス:(市外局番02)-25285905
   国外からは(国番号20)-2-25285905
  ホームページ:https://www.eg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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