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シンガポール
安全対策基礎データ

更新日 2021年02月26日

1.シンガポールは安全な国と言われていますが、市内のレストラン、ショッピングセンター、路上、空港等で、置き引きやスリが発生しており、パスポートや金品の盗難被害に遭う日本人旅行者が散見されます。また、女性が被害に遭う痴漢、強制わいせつ等の性犯罪についても発生しており、警戒が必要です。

2.次のような防犯対策・注意が必要です。
・貴重品や多額の現金は極力持ち歩かない。また、パスポートと現金は同じバッグやポケットの中等に入れて持ち歩かない。
・一人での行動時、特に夜間の単独での行動を慎むように心がける。
・自分の所持品は他人任せにせず、自身で注意を払う(例えば、ホテル、空港、土産品店等混雑した場所では、携行品から目を離さない)。
・財布や貴重品はズボンの後ろポケットやバッグのポケットなど、盗まれやすい場所に入れない。
・混雑した場所では、バッグ類は身体の前に抱えて持つ。
・犯罪を誘発するような行動や態度をとらないよう注意する(例えば、支払いの際には財布の中身が容易に見えないようにする)。
・安易にパスポートを他人に渡さない。
・遊泳中は、貴重品などをプールサイドやビーチに放置しない。
・不審者がいないかなど、絶えず自分の周囲に注意を払う。
・インターネットや携帯電話を利用した詐欺行為が横行していることから、見知らぬ人物からのメールや連絡には応答しない。
・強盗に遭遇した場合は身の安全を優先し、抵抗をしない。

3.これまでにシンガポールにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが、シンガポール政府は、国内に「テロの脅威が存在する」と発表しています。テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国、地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

(手続き及び規則等に関する最新の情報については、駐日シンガポール大使館(電話:03-3586-9111)等に確認してください。)

1.観光、商用を目的とした旅行で、かつ、3か月以内の短期滞在は査証の取得が不要です。無査証で入国する場合は、14~30日間の滞在許可印が押されますので、必ず滞在日数を確認してください。許可された日数を越えて滞在する場合は、許可期限前に延長許可の手続きを行う必要があります。手続きを行わないと、不法滞在として刑罰の対象となる可能性がありますので、ご注意ください。なお、シンガポール入国管理庁(ICA(Immigration and Checkpoints Authority)のホームページ上で延長手続きが可能ですので、詳細については、ICAのホームページ(http://www.ica.gov.sg )を参照してください。

2.シンガポール入国のためには、旅券の残存有効期間が6か月以上必要です。また、シンガポールを出国し周辺国に入国する際にも、同様に一定の残存有効期間が必要なケースがありますので、十分注意してください。

3.シンガポール到着前3日間のうちにICAのウェブサイトから入手した電子入国カード(SG Arrival Card)の提出が必要です。詳しくは,ICAのホームページ(https://www.ica.gov.sg/enteringanddeparting/entry_requirements/e-arrival-card )を参照してください。
 
4.シンガポール出入国の際に、合計20,000シンガポール・ドル(または相当額の外貨)以上の現金または無記名の譲渡可能証券(トラベラーズ・チェック、小切手、約束手形等)を所持している場合は、申告が義務付けられています。無申告・虚偽の申告をした場合は所持金没収または罰金・禁固刑に処せられることもありますので、注意が必要です。詳しくは、ICAのホームページ 
(https://www.ica.gov.sg/enteranddeparting/border/enteranddeparting_border_cash ) を参照してください。

5.シンガポール・チャンギ空港及びセレター空港発の全航空路線において、液体物(飲料、化粧品等、用途にかかわらずその形態が液体であるものに加え、ジェル類、エアゾール等を含む)の航空機内への持込が制限されています。詳しくは、チャンギ国際空港のホームページ(https://www.changiairport.com )を確認してください。

6.入国の際に携行するタバコは、量に関係なく課税対象で申告が必要になります。申告漏れのために多額の罰金を徴収されるケースが多発しています。タバコを1本でも持ち込む場合は、赤い通関路(「レッド・チャンネル」)で申告してください。詳しくは、シンガポール税関のホームページ(https://www.customs.gov.sg/ )を参照してください。

7.麻薬、ポルノ雑誌、ポルノ、鉄砲(空の薬きょうを含む)、武器、刀剣類の他、海賊版CD・DVD、チューインガムは輸入が禁止されているので、注意してください。

8.医薬品(医療用の麻薬及び向精神薬を含む)の携帯による持ち込み・持ち出しの手続は厚生労働省の以下のホームページを確認してください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html
 また、無用なトラブルを避けるためにも、持ち込む場合は医師の処方箋(英訳)を携行するようにし、持ち込み禁止の規制対象物は、シンガポール健康科学庁のホームページ(https://www.hsa.gov.sg )をご確認ください。

1.各種取締り
 シンガポールでは、犯罪行為に対する規制や処罰が大変厳しく行われています。逮捕された場合、旅券を没収され、場合によっては長期間出国が困難となる可能性もあるので、十分に注意してください。
 また、シンガポール政府は、一旦刑が確定すれば、外国政府や関係者等からの減刑要請があっても、これを認めないとの方針を貫いています。

(1)麻薬の所持、密売等につき、厳しい取締りが行われています。微量の所持、密輸入でも重罪となり、一定量以上の所持、密売、密輸入等には死刑が科せられることもあります。麻薬類を所持していた場合、所持人自身が自らの潔白を証明できない限り有罪となります。麻薬等の「運び屋」に仕立てられることを避けるためにも、自分の荷物は責任を持って管理するとともに、他人の荷物を安易に預からないなどの注意が必要です。

(2)銃器の所持、密輸、使用等には厳しい取締りが実施されおり、重い罰則が規定されています。拳銃を発砲したことで死刑に処された例もあります。

(3)万引き行為で警察に通報された場合には、逮捕、裁判を経て罰金、禁固等の刑罰が科されます。

(4)わいせつ行為は犯罪であり、警察に通報され、逮捕された場合には、裁判を経て罰金、禁固等の刑罰が科されます。機内、空港、レストラン等で女性の体に触れたことにより逮捕されたケースもあります。

(5)禁煙運動が盛んで、空調設備の有無にかかわらず、公共スペース(レストラン、ショッピングモール、地下道、タクシー乗り場等も含む)は全て禁煙となっています。特にレストランでは、違反すると客と店の双方が処罰の対象になります。

(6)ゴミやタバコの「ポイ捨て」、横断禁止場所での道路横断には、最高で5,000シンガポール・ドルの罰金が科されます。

(7)路上等で楽器演奏やパフォーマンスを行い、寄付を求める行為は当局の許可が必要であり、無許可で行うと逮捕されることがあります。

(8)2015年4月1日から、シンガポール国内の「公共の場」(駅、道路、歩道、公園、 広場等)における、午後10時30分から翌日午前7時までの飲酒は酒類規制法で禁止されています。法律に違反した場合、最高1,000シンガポール・ドルの罰金が科され、再犯の場合、最高2,000シンガポール・ドルの罰金または最高3ヵ月の禁固刑に処せられます。

2.交通事情
 道路及び交通標識は整備されていますが、特に市中では、MRT(地下鉄)や高架鉄道工事の影響等により運転しづらい場所が散見されます。こうした場所を運転する際は十分に気をつけてください。また、ドライバーは、方向指示器を出さない、車間距離をとらないなどの傾向がみられるため、運転の際は、速度を遵守し、不必要な車線変更を避け、周囲に注意して安全運転を心がける必要があります。
 なお、車両優先意識が強い傾向があるため、道路を横断する時には十分な注意が必要です。特に子どもを連れる際は、必ず手をつないで横断歩道を渡るようにしてください。

1.シンガポールにおける宗教は、仏教、イスラム教、キリスト教、道教、ヒンズー教が主なものです。各宗教の戒律によって飲食に関する制限等があるため、会食などの際には注意が必要です。また、国民の多くが習慣や風習を尊重する厚い信仰心を持っています。不注意な言動が誤解を招くこともありますので注意が必要です。

2.年間を通じて高温多湿な気候であるため、十分な休養及び水分の補給が必要です。

3.水道水は直接飲むことが可能ですが、一度煮沸させた方が安全です。レストランや屋台は、シンガポール国家環境庁の定める規定により衛生ランクが優れた順に「A」、「B」、「C」の3種類に分けられ、店先に掲げられています。

4.かかりやすい病気としては、高温多湿な気候による皮膚疾患、風邪、気管支の疾患が挙げられます。皮膚病は身体を常に清潔に保つことで予防できますが、気候条件から風邪は治りにくいと言われていますので、注意が必要です。

5.デング熱は、2020年に感染者が過去最多となり、近年大幅に増加しています。また、ジカウイルス感染症は、2016年に初めて国内で感染が確認されてから現在に至るまで、若干例が報告されています。デング熱・ジカウイルス感染症には予防接種・ワクチン等はなく、蚊に刺されないようすることが予防となります。屋内への蚊の侵入を防ぐ、防蚊剤を使用する、服装はできる限り肌の露出の少ないものを着用するなど予防策を心掛けてください。

6.新型コロナウイルスに関する感染症危険情報が発出されていますので、引き続き外務省ホームページ等を通じて動向を注視してください。

7.予防接種の義務はありませんが、A型肝炎、B型肝炎及び破傷風の予防接種を受けておくことをお勧めします。その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/index.html

8.例年5月~10月に、Haze(ヘイズ:周辺諸国において大規模に森林を焼くことにより生じる煙害)が発生することがあります。シンガポール国家環境庁のホームページ(https://www.nea.gov.sg/ )で発生状況を確認するとともに、濃度に応じてマスクや空気清浄機を利用する、屋外活動等を控えるなどの対策を取ってください。

9.在留届の提出
 現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに備えて、到着後遅滞なく在シンガポール日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(オンライン在留届、https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送、ファックスによっても行うことができますので、在シンガポール日本国大使館へ送付してください。

10.「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、シンガポールで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在シンガポール日本国大使館・総領事館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

11.在留邦人向け安全の手引き現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(https://www.sg.emb-japan.go.jp/files/000450265.pdf )も参照してください。

トラブルや被害に遭遇した場合の各種連絡先は次のとおりです。
1.緊急時の連絡先
◎ シンガポール警察(SPF: Singapore Police Force):999
Hotline: 1800-255-0000
◎ 消防・救急車(SCDF: Singapore Civil Defense Force):995
◎ 在シンガポール日本国大使館: 6235-8855
(国外からは(国番号65)-6235-8855)

2.消費者センター(CASE: Consumers Association of Singapore)
Hotline:6100-0315
Website: http://www.case.org.sg/

○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1 
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

【外務省関連課室連絡先】
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連は除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5145

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678

○外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/ (モバイル版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (携帯版) 

【現地公館連絡先】
○在シンガポール日本国大使館
住所:16 Nassim Road、Singapore 258390
電話:6235-8855
国外からは(国番号65)-6235-8855
FAX :6733-1039
国外からは(国番号65)-6733-1039
ホームページ: http://www.sg.emb-japan.go.jp/index-j.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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