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危険情報
サウジアラビアの危険情報【一部地域の危険レベル引上げ】
更新日 2026年10月22日
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
●リヤド州、東部州(イエメンとの国境地帯を除く)、マッカ州、マディーナ州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《引上げ》
ただし、企業・団体の取組等、真にやむを得ない事情がある場合には、サウジアラビアの上記地域へ滞在することを妨げません。その場合には、本危険情報や現地当局等の注意喚起を踏まえて、危険な施設や地域へ近づくことは避けるとともに、現地の日本国大使館や日本国総領事館と緊密に連絡を取り、必要かつ十分な安全対策をとってください。
●ナジュラーン州、アシール州、ジャーザーン州のイエメンとの国境地帯以外の全て及びバーハ州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《引上げ》
●東部州、アシール州、ナジュラーン州、ジャーザーン州のイエメンとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》
●北部国境州、ジャウフ州、タブーフ州、ハーイール州、カシーム州
レベル2:不要不急の渡航はやめてください。《継続》
【ポイント】
●10月15日、サウジアラビア主導連合軍は、10月7日以降のイエメンのホーシー派の攻撃により、リヤドの空港で計17人が死亡、333人が負傷し、アブハ-空港で計3人が死亡、28人が負傷したと発表しました。また、10月22日にも、東部州の国際空港及び石油施設に対する攻撃が発生し、計3人が死亡、10人が負傷したとの発表がサウジ当局からなされました。ホーシー派は、今後もサウジアラビア領内への作戦を継続する旨発表しています。ホーシー派によるサウジアラビアへの攻撃や、イエメン国内における戦闘は、今後も継続する可能性があり、情勢の先行きは依然として不透明です。
●こうした情勢を踏まえ、リヤド州、東部州、マッカ州、マディーナ州、ナジュラーン州、アシール州、バーハ州、ジャーザーン州の全てを危険レベル3(渡航中止勧告)とします。
ただし、リヤド州、東部州、マッカ州、マディーナ州の4州については、企業・団体の取組等、真にやむを得ない事情がある場合には、同4州に滞在することを妨げません。その場合には、本危険情報や現地当局等の注意喚起を踏まえて、危険な施設や地域へ近づくことは避けるとともに、現地の日本国大使館や日本国総領事館と緊密に連絡を取り、必要かつ十分な安全対策をとってください。
●また、10月9日付スポット情報「イエメンのホーシー派によるサウジアラビアへの攻撃に伴う注意喚起(10月9日時点)」及び10月14日付及び今回改定の危険情報で、当面の間、真に必要のある場合を除き、サウジアラビア国内の空港の利用や空港に近づくことは厳に避けるよう注意喚起しています。本危険情報は、今回引き上げた危険レベル3地域に滞在する方に、陸路利用の場合を含めて、直ちに出国を勧めるものではありません。今後、状況が改善する場合も、空路や陸路での出国を検討する場合には、事前に最新の状況をよく確認するとともに、必要に応じて現地の日本国大使館や日本国総領事館にご相談ください。
●危険レベル3(渡航中止勧告)としている南部のナジュラーン州、アシール州、ジャーザーン州、バーハ州への渡航は、目的のいかんを問わず止めてください。
●危険レベル2(不要不急の渡航中止)としている州への不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航する場合には、複数の情報源から最新の情報の入手に努め、特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。
●エネルギー関連施設、軍事関係施設(基地以外の建物を含む)等には近づかないでください。これらの施設については、遠方からであっても写真や動画の撮影を行わない等、慎重な行動を心掛けてください。
●お困りの方は、在サウジアラビア日本国大使館、在ジッダ日本国総領事館又は外務省領事局にご連絡ください。
●リヤド州、東部州(イエメンとの国境地帯を除く)、マッカ州、マディーナ州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《引上げ》
ただし、企業・団体の取組等、真にやむを得ない事情がある場合には、サウジアラビアの上記地域へ滞在することを妨げません。その場合には、本危険情報や現地当局等の注意喚起を踏まえて、危険な施設や地域へ近づくことは避けるとともに、現地の日本国大使館や日本国総領事館と緊密に連絡を取り、必要かつ十分な安全対策をとってください。
●ナジュラーン州、アシール州、ジャーザーン州のイエメンとの国境地帯以外の全て及びバーハ州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《引上げ》
●東部州、アシール州、ナジュラーン州、ジャーザーン州のイエメンとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》
●北部国境州、ジャウフ州、タブーフ州、ハーイール州、カシーム州
レベル2:不要不急の渡航はやめてください。《継続》
【ポイント】
●10月15日、サウジアラビア主導連合軍は、10月7日以降のイエメンのホーシー派の攻撃により、リヤドの空港で計17人が死亡、333人が負傷し、アブハ-空港で計3人が死亡、28人が負傷したと発表しました。また、10月22日にも、東部州の国際空港及び石油施設に対する攻撃が発生し、計3人が死亡、10人が負傷したとの発表がサウジ当局からなされました。ホーシー派は、今後もサウジアラビア領内への作戦を継続する旨発表しています。ホーシー派によるサウジアラビアへの攻撃や、イエメン国内における戦闘は、今後も継続する可能性があり、情勢の先行きは依然として不透明です。
●こうした情勢を踏まえ、リヤド州、東部州、マッカ州、マディーナ州、ナジュラーン州、アシール州、バーハ州、ジャーザーン州の全てを危険レベル3(渡航中止勧告)とします。
ただし、リヤド州、東部州、マッカ州、マディーナ州の4州については、企業・団体の取組等、真にやむを得ない事情がある場合には、同4州に滞在することを妨げません。その場合には、本危険情報や現地当局等の注意喚起を踏まえて、危険な施設や地域へ近づくことは避けるとともに、現地の日本国大使館や日本国総領事館と緊密に連絡を取り、必要かつ十分な安全対策をとってください。
●また、10月9日付スポット情報「イエメンのホーシー派によるサウジアラビアへの攻撃に伴う注意喚起(10月9日時点)」及び10月14日付及び今回改定の危険情報で、当面の間、真に必要のある場合を除き、サウジアラビア国内の空港の利用や空港に近づくことは厳に避けるよう注意喚起しています。本危険情報は、今回引き上げた危険レベル3地域に滞在する方に、陸路利用の場合を含めて、直ちに出国を勧めるものではありません。今後、状況が改善する場合も、空路や陸路での出国を検討する場合には、事前に最新の状況をよく確認するとともに、必要に応じて現地の日本国大使館や日本国総領事館にご相談ください。
●危険レベル3(渡航中止勧告)としている南部のナジュラーン州、アシール州、ジャーザーン州、バーハ州への渡航は、目的のいかんを問わず止めてください。
●危険レベル2(不要不急の渡航中止)としている州への不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航する場合には、複数の情報源から最新の情報の入手に努め、特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。
●エネルギー関連施設、軍事関係施設(基地以外の建物を含む)等には近づかないでください。これらの施設については、遠方からであっても写真や動画の撮影を行わない等、慎重な行動を心掛けてください。
●お困りの方は、在サウジアラビア日本国大使館、在ジッダ日本国総領事館又は外務省領事局にご連絡ください。
詳細
1 概況
(1)最近の情勢
ポイントをご参照ください。
(2)サウジアラビアでは、2015年以降、テロ事件の発生数は減少傾向にありますが、引き続きテロへの警戒が必要です。近年では、2021年12月、ジッダで自動車レース「ダカール・ラリー」に参加したフランス関係者の車両が爆発する事件が発生したほか、2023年6月、在ジッダ米国総領事館近くの銃撃事件で同領事館警備員が死亡する事件が発生しています。
(3)隣国イエメンでは、2015年3月以降、サウジアラビア主導の有志連合軍によるホーシー派支配地域への空爆が継続してきました。これに対し、ホーシー派は、サウジアラビアの石油施設や空港、船舶等を標的に、ミサイルやドローン等による越境攻撃を行い、サウジアラビア国内でも民間人を含む死傷者が発生しました。2022年4月に停戦が成立して以降、本格的な戦闘は停止していましたが、イラン情勢を背景に、2026年7月以降、ホーシー派からサウジアラビアに対する攻撃が継続的に発生しています。
(4)2026年10月4日、イエメン正統政府のアリーミー大統領評議会議長がホーシー派に対する軍事行動の開始を正式に表明し、同日、サウジアラビア政府主導の連合軍もイエメン国軍への全面的な作戦支援を継続すると発表しました。これに伴い、ホーシー派はサウジアラビアに対する攻撃を強めています。
(5)サウジアラビア当局は、東部州ハフル・アル・バーティン、カフジ地区、北部国境州全域、ジョウフ州イーサーウィーヤ及びヒダイサ地区、並びにタブーク州ハトラ・アンマール及びハキル地区の国境から10kmの範囲内を「立入禁止区域」と宣言し、砂の障壁や立入禁止標識を設置しています。違反した場合は、目的を問わず罰せられる可能性があります。
2 地域情勢
(1) リヤド州、東部州(イエメンとの国境地帯を除く)、マッカ州、マディーナ州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《引上げ》
ただし、企業・団体の取組等、真にやむを得ない事情がある場合には、サウジアラビアの上記地域へ滞在することを妨げません。その場合には、本危険情報や現地当局等の注意喚起を踏まえて、危険な施設や地域へ近づくことは避けるとともに、現地の日本国大使館や日本国総領事館と緊密に連絡を取り、必要かつ十分な安全対策をとってください。
イエメンのホーシー派によるサウジアラビア国内各所の空港やエネルギー関連施設へのドローン・ミサイル攻撃が継続して発生しています。今後もホーシー派による類似の攻撃がサウジアラビア国内各所における空港等の民間施設に及ぶおそれがあり、引き続き警戒が必要な状況です。
(2)ア ナジュラーン州、アシール州、ジャーザーン州のイエメンとの国境地帯以外の全て及びバーハ州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《引上げ》
イ 東部州、アシール州、ナジュラーン州、ジャーザーン州のイエメンとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》
2015年3月以降、ジャーザーン州、アシール州及びナジュラーン州のイエメン国境地帯では、ホーシー派によりロケット弾、ミサイル及びドローンを用いた攻撃が度々発生しました。2021年及び2022年には、ジャーザーン空港へのドローン攻撃等により、空港利用者や職員等に負傷者が発生しました。
2026年10月4日、イエメン正統政府がホーシー派に対する軍事行動の開始を表明し、サウジアラビア主導の連合軍もイエメン国軍への作戦支援の継続を発表しました。これに伴い、ホーシー派はサウジアラビアに対する攻撃を強めています。引き続き、これら4州への渡航、特にイエメン国境地帯への渡航は、目的のいかんを問わず止めてください。
(3)北部国境州、ジャウフ州、タブーフ州、ハーイール州、カシーム州
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。《継続》
他地域と同様にイエメンのホーシー派の攻撃への警戒を行ってください。
また、北部国境州のイラクとの国境地帯については、イラクの一部地域では不安定な情勢が続いており、国境管理は万全とはいえません。不要不急の渡航は止め、やむを得ず渡航・滞在する場合は、複数の情報源から最新の情報を入手するなど特別な注意を払うとともに、特に夜間の外出は控えるなど、十分な安全対策を講じてください。
3 滞在に当たっての注意
(1) これまで、サウジアラビアにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
サウジアラビアのテロ・誘拐に関する情報については、テロ・誘拐情勢( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_050.html )も参照してください。
(2)海外渡航の際には、万一に備え、家族、友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えてください。
サウジアラビアに3か月以上滞在される方は、在サウジアラビア日本国大使館又は在ジッダ日本国総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
3か月未満の旅行や出張の際には、在サウジアラビア日本国大使館又は在ジッダ日本国総領事館から渡航先に関する最新の安全情報や緊急時の連絡を受け取れることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )
(3)サウジアラビア滞在中は下記(4)の注意事項に十分注意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在サウジアラビア日本国大使館、在ジッダ日本国総領事館、現地関係機関、報道等から最新の情報を入手するよう努めてください。
(4)渡航者全般向けの注意事項
ア 車両で外出する際には、人通りの多い場所に駐車する、警備員等監守者の近くに駐車するなど、駐車場所の選定に配慮するとともに、車体の異常の有無(特に車体の下部)を目視で確認してください。
イ 外出する際には、宗教施設、ホテルやショッピングモール等多数の人が集まる場所では周囲への警戒を怠らず、事前に非常出口の場所を確認するなど、不測の事態に備えてください。また、移動経路や時間を変更するなど、行動のパターン化を避けてください。
ウ イスラム教では、金曜日が集団礼拝の日であり、その際、モスクや群衆を狙ったテロや襲撃が行われるおそれもありますので、特に金曜日には、不用意にモスクに近づかないようにしてください。
エ 欧米系関係施設及び欧米系の外国人が頻繁に出入りする場所を訪問する際には、施設内外の不審者、不審車両、不審物の有無に注意するなど、周囲の状況に気を配り、テロ等不測の事態に巻き込まれないよう自らの安全確保に留意してください。
オ 治安当局によるテロ組織の拠点の摘発時に、爆弾が仕掛けられた携帯電話や無線機が押収されていますので、不審物を見かけた際には、近づいたり触ったりしないでください。
カ コンパウンドの入居者や同所を訪問する際は、周囲の状況を確認するとともに、管理者がどのような安全対策を講じているのか確認してください。もし、安全対策が不十分である場合には、管理者に対して改善を申し入れるなど、安全確保のために必要な措置を講じてください。
キ 過去にコンパウンドの襲撃や外国人が自宅と買い物先等との往復時に襲撃される事件が発生したほか、警備が厳重な米国公館も襲撃されている点も考慮し、自宅や事務所の警備には十分な対策をとってください。
ク 治安当局の取締強化に伴い、テログループと治安部隊の間で銃撃戦が発生する場合もあります。摘発の際の銃撃戦に巻き込まれないよう、治安部隊・警察関係者が集結しているような地域には近づかないでください。
4 なお、隣国(バーレーン、イラク、ヨルダン、イエメンなど)の「危険情報」もご参照ください。
(問合せ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室)
○領事局海外邦人緊急事態課
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地公館連絡先)
○在サウジアラビア日本国大使館
住所:A-11 Diplomatic Quarter, Riyadh, 11491, Saudi Arabia
電話: (市外局番011) 488-1100
国外からは(国番号966)11-488-1100
ホームページ:https://www.ksa.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在ジッダ日本国総領事館
住所:No.32 Al-Islam St. Al-Hamra Dist. Jeddah, 21431, Saudi Arabia
電話: (市外局番012) 667-0676
国外からは(国番号966)12-667-0676
ホームページ: https://www.jeddah.ksa.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
(1)最近の情勢
ポイントをご参照ください。
(2)サウジアラビアでは、2015年以降、テロ事件の発生数は減少傾向にありますが、引き続きテロへの警戒が必要です。近年では、2021年12月、ジッダで自動車レース「ダカール・ラリー」に参加したフランス関係者の車両が爆発する事件が発生したほか、2023年6月、在ジッダ米国総領事館近くの銃撃事件で同領事館警備員が死亡する事件が発生しています。
(3)隣国イエメンでは、2015年3月以降、サウジアラビア主導の有志連合軍によるホーシー派支配地域への空爆が継続してきました。これに対し、ホーシー派は、サウジアラビアの石油施設や空港、船舶等を標的に、ミサイルやドローン等による越境攻撃を行い、サウジアラビア国内でも民間人を含む死傷者が発生しました。2022年4月に停戦が成立して以降、本格的な戦闘は停止していましたが、イラン情勢を背景に、2026年7月以降、ホーシー派からサウジアラビアに対する攻撃が継続的に発生しています。
(4)2026年10月4日、イエメン正統政府のアリーミー大統領評議会議長がホーシー派に対する軍事行動の開始を正式に表明し、同日、サウジアラビア政府主導の連合軍もイエメン国軍への全面的な作戦支援を継続すると発表しました。これに伴い、ホーシー派はサウジアラビアに対する攻撃を強めています。
(5)サウジアラビア当局は、東部州ハフル・アル・バーティン、カフジ地区、北部国境州全域、ジョウフ州イーサーウィーヤ及びヒダイサ地区、並びにタブーク州ハトラ・アンマール及びハキル地区の国境から10kmの範囲内を「立入禁止区域」と宣言し、砂の障壁や立入禁止標識を設置しています。違反した場合は、目的を問わず罰せられる可能性があります。
2 地域情勢
(1) リヤド州、東部州(イエメンとの国境地帯を除く)、マッカ州、マディーナ州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《引上げ》
ただし、企業・団体の取組等、真にやむを得ない事情がある場合には、サウジアラビアの上記地域へ滞在することを妨げません。その場合には、本危険情報や現地当局等の注意喚起を踏まえて、危険な施設や地域へ近づくことは避けるとともに、現地の日本国大使館や日本国総領事館と緊密に連絡を取り、必要かつ十分な安全対策をとってください。
イエメンのホーシー派によるサウジアラビア国内各所の空港やエネルギー関連施設へのドローン・ミサイル攻撃が継続して発生しています。今後もホーシー派による類似の攻撃がサウジアラビア国内各所における空港等の民間施設に及ぶおそれがあり、引き続き警戒が必要な状況です。
(2)ア ナジュラーン州、アシール州、ジャーザーン州のイエメンとの国境地帯以外の全て及びバーハ州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《引上げ》
イ 東部州、アシール州、ナジュラーン州、ジャーザーン州のイエメンとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》
2015年3月以降、ジャーザーン州、アシール州及びナジュラーン州のイエメン国境地帯では、ホーシー派によりロケット弾、ミサイル及びドローンを用いた攻撃が度々発生しました。2021年及び2022年には、ジャーザーン空港へのドローン攻撃等により、空港利用者や職員等に負傷者が発生しました。
2026年10月4日、イエメン正統政府がホーシー派に対する軍事行動の開始を表明し、サウジアラビア主導の連合軍もイエメン国軍への作戦支援の継続を発表しました。これに伴い、ホーシー派はサウジアラビアに対する攻撃を強めています。引き続き、これら4州への渡航、特にイエメン国境地帯への渡航は、目的のいかんを問わず止めてください。
(3)北部国境州、ジャウフ州、タブーフ州、ハーイール州、カシーム州
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。《継続》
他地域と同様にイエメンのホーシー派の攻撃への警戒を行ってください。
また、北部国境州のイラクとの国境地帯については、イラクの一部地域では不安定な情勢が続いており、国境管理は万全とはいえません。不要不急の渡航は止め、やむを得ず渡航・滞在する場合は、複数の情報源から最新の情報を入手するなど特別な注意を払うとともに、特に夜間の外出は控えるなど、十分な安全対策を講じてください。
3 滞在に当たっての注意
(1) これまで、サウジアラビアにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
サウジアラビアのテロ・誘拐に関する情報については、テロ・誘拐情勢( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_050.html )も参照してください。
(2)海外渡航の際には、万一に備え、家族、友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えてください。
サウジアラビアに3か月以上滞在される方は、在サウジアラビア日本国大使館又は在ジッダ日本国総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
3か月未満の旅行や出張の際には、在サウジアラビア日本国大使館又は在ジッダ日本国総領事館から渡航先に関する最新の安全情報や緊急時の連絡を受け取れることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )
(3)サウジアラビア滞在中は下記(4)の注意事項に十分注意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在サウジアラビア日本国大使館、在ジッダ日本国総領事館、現地関係機関、報道等から最新の情報を入手するよう努めてください。
(4)渡航者全般向けの注意事項
ア 車両で外出する際には、人通りの多い場所に駐車する、警備員等監守者の近くに駐車するなど、駐車場所の選定に配慮するとともに、車体の異常の有無(特に車体の下部)を目視で確認してください。
イ 外出する際には、宗教施設、ホテルやショッピングモール等多数の人が集まる場所では周囲への警戒を怠らず、事前に非常出口の場所を確認するなど、不測の事態に備えてください。また、移動経路や時間を変更するなど、行動のパターン化を避けてください。
ウ イスラム教では、金曜日が集団礼拝の日であり、その際、モスクや群衆を狙ったテロや襲撃が行われるおそれもありますので、特に金曜日には、不用意にモスクに近づかないようにしてください。
エ 欧米系関係施設及び欧米系の外国人が頻繁に出入りする場所を訪問する際には、施設内外の不審者、不審車両、不審物の有無に注意するなど、周囲の状況に気を配り、テロ等不測の事態に巻き込まれないよう自らの安全確保に留意してください。
オ 治安当局によるテロ組織の拠点の摘発時に、爆弾が仕掛けられた携帯電話や無線機が押収されていますので、不審物を見かけた際には、近づいたり触ったりしないでください。
カ コンパウンドの入居者や同所を訪問する際は、周囲の状況を確認するとともに、管理者がどのような安全対策を講じているのか確認してください。もし、安全対策が不十分である場合には、管理者に対して改善を申し入れるなど、安全確保のために必要な措置を講じてください。
キ 過去にコンパウンドの襲撃や外国人が自宅と買い物先等との往復時に襲撃される事件が発生したほか、警備が厳重な米国公館も襲撃されている点も考慮し、自宅や事務所の警備には十分な対策をとってください。
ク 治安当局の取締強化に伴い、テログループと治安部隊の間で銃撃戦が発生する場合もあります。摘発の際の銃撃戦に巻き込まれないよう、治安部隊・警察関係者が集結しているような地域には近づかないでください。
4 なお、隣国(バーレーン、イラク、ヨルダン、イエメンなど)の「危険情報」もご参照ください。
(問合せ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室)
○領事局海外邦人緊急事態課
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地公館連絡先)
○在サウジアラビア日本国大使館
住所:A-11 Diplomatic Quarter, Riyadh, 11491, Saudi Arabia
電話: (市外局番011) 488-1100
国外からは(国番号966)11-488-1100
ホームページ:https://www.ksa.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在ジッダ日本国総領事館
住所:No.32 Al-Islam St. Al-Hamra Dist. Jeddah, 21431, Saudi Arabia
電話: (市外局番012) 667-0676
国外からは(国番号966)12-667-0676
ホームページ: https://www.jeddah.ksa.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html


