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ニジェールの危険情報【一部地域の危険レベル引上げ】

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更新日 2026年07月10日
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地図

危険レベル・ポイント

【危険レベル】
●首都ニアメ
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)《引上げ》
●上記を除く全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)《継続》

【ポイント】
●2023年7月26日、首都ニアメにある大統領府が大統領警護隊により封鎖され、バズム大統領が拘束されました。これにより、ニジェールでは軍事当局による統治が続いています。
●2026年1月29日深夜、ニアメのディオリ・ハマニ国際空港及び隣接する空軍基地において武装集団による襲撃事件が発生しました。これに対し、「大サハラのイスラム国」(ISGS)が犯行声明を発表しました。
●2026年6月18日早朝、ニアメのディオリ・ハマニ国際空港を武装集団が襲撃し、民間人を含む13名が殺害される事件が発生しました。これに対し、「イスラムとムスリムの支援団」(JNIM)が犯行声明を発表しました。
●こうした状況下において、首都ニアメについて、国際空港において半年間に2度、武装勢力によるテロが発生していること、民間人に被害が及んでいることなどから、危険レベルを4(退避勧告)に引き上げます。これによりニジェール全土が危険レベル4となります。引き続き不測の事態が発生するおそれが十分にあることから、ニアメを含むニジェールへの渡航は止めてください。既にニジェールに滞在している方は、直ちに退避してください。

詳細

1 概況
(1)2023年7月26日、首都ニアメにある大統領府が大統領警護隊により封鎖されてバズム大統領が拘束され、その後、軍事当局による統治が継続しています。また、2023年12月には仏軍が撤退し、2024年9月には米軍も撤退するなど、西側諸国を排除する一方で、ロシアとの結びつきを強めるなど、情勢は大きく変化しており、引き続き注意が必要です。
(2)ニジェールでは依然としてテロが続発し、多くの民間人も命を落としています。経済平和研究所(IEP)の報告書「グローバル・テロリズム・インデックス」によれば、ニジェールにおけるテロは、2022年には54件、2023年には61件、2024年に101件と急増しています。テロによる死者は2024年には930人と前年比で倍増しており、テロ攻撃の致死性が著しく高まっていることを示しています。また、2025年は発生件数88件、死者数703人といずれも減少したものの、民間人の死者数が軍人のそれを上回り、死者数の半数以上が民間人であったことが指摘されています。
(3)「イスラムとムスリムの支援団」(JNIM)及び「大サハラのイスラム国」(ISGS)をはじめとする各イスラム過激派組織は、2023年7月の政変後もニジェール、マリ、ブルキナファソの国境地帯で活発に活動しています。そのため、3か国は連携してテロ対策を強化しています。
 また、南東部のディッファ州では、ナイジェリア北東部に拠点を置く「ボコ・ハラム」及び「イスラム国西アフリカ州」(ISWAP)によるテロの襲撃事件が引き続き多発しています。そのため、チャド湖地域では、ナイジェリア、ニジェール、チャド、カメルーンからなる多国籍合同タスクフォース(MNJTF)によるテロ対策が実施されていましたが、2025年3月29日にニジェール軍は撤退を発表しました。
(4)これまでに、ニジェールにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが、上記のとおりイスラム過激派組織によるテロ事件が多発しており、今後、日本人を含む外国人がテロ・誘拐の標的となる、あるいはその巻き添えとなる可能性は排除できません。
 このような状況を十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
 また、テロや誘拐に関する情報については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_116.html )も参照してください。

2 地域情勢
(1)首都ニアメ
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)《引上げ》

 2026年1月29日、ニアメのディオリ・ハマニ国際空港及び隣接する空軍基地において武装集団による襲撃事件が発生し、民間機3機に被害がありました。これに対し、「大サハラのイスラム国」(ISGS)が犯行声明を発表しました。
 2026年6月18日、ニアメのディオリ・ハマニ国際空港を武装集団が襲撃する事件が発生し、民間人2人を含む13人が死亡、4人が負傷しました。これに対し、「イスラムとムスリムの支援団」(JNIM)が犯行声明を発表しました。
 つきましては、ニアメを含むニジェールへの渡航は、どのような目的であっても止めてください。既にニジェールに滞在している方は、直ちに退避してください。

(2)上記を除く全土
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)《継続》

 ニジェール全土でテロをはじめとする多くの事件が発生しており、民間人を含む多数の犠牲者が出ています。2025年下半期から2026年5月にかけて発生した主な事件は、以下のとおりです。
・2025年7月4日、100人以上の傭兵によるティラベリ州ゴテ県ブルンジュンガ村及びサミラ村への同時襲撃により、防衛・治安部隊(FDS)10人が死亡、15人が負傷しました。
・2025年7月15日、JNIMのテロリスト20人が、ドッソ州トゥドゥ・ファカラ村で送電線の建設に従事するインド企業を襲撃、5人の兵士とインド人1人が死亡、少なくともインド人1人が誘拐される被害が発生しました。
・2025年8月14日、ニジェール西部のティラベリ州コマバング(Komabangou)の金鉱山地帯において、民間人を乗せたトラックが襲撃され、運転手を含む20名が殺害される被害がありました。
・2025年9月27日、アガデス州のアサマカ国境検問所が武装集団に襲撃され、国防・治安部隊(FDS)6人が死亡、1人が負傷しました。
・2025年11月19日、ティラベリ州テラ・ニアメ街道沿いのガルグニャ(Gargougna)において、武装集団が憲兵隊詰所を襲撃し、兵士17人が死亡しました。
・2026年2月10日、ディッファ州バルア村付近で車両1台が即席爆発装置(EEI)の上を通過し8人が死亡、複数人が負傷しました。
・2026年3月6日、ティラベリ州のニアメ-アヨル間で防衛・治安部隊(FDS)が武装勢力に襲撃され、約20人が死亡、数人が負傷しました。
・2026年3月9日、タウア401空軍基地が武装集団による襲撃を受け、防衛・治安部隊(FDS)数人が負傷しました。
従来から麻薬や武器の密輸といった越境犯罪も指摘されています。
 
 つきましては、ニジェールへの渡航はどのような目的であれ止めてください。また現在滞在中の方は、直ちに退避してください。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人緊急事態課
 電話:(代表)03-3580-3311
○海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版) 

(現地大使館連絡先)
○在コートジボワール日本国大使館(ニジェールを兼轄)
  住所:Immeuble La Prévoyance, Batiment B, 2ème étage, Avenue Noguès, Plateau, Abidjian, Côte d'Ivoire
  電話:(市外局番なし)27-2021-2863/3043、27-2022-1790
   国外からは(国番号225)27-2021-2863/3043、27-2022-1790
  FAX:(市外局番なし)27-2021-3051
   国外からは(国番号225)27-2021-3051
  ホームページ:https://www.ci.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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