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危険情報
ボリビアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)
更新日 2026年06月11日
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
●ラパス県ラパス市及びエルアルト市、サンタクルス県サンタクルス市
レベル1:十分注意してください。《継続》
●コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡、ブラジル、パラグアイとの国境地帯
レベル1:十分注意してください。《継続》
【ポイント】
○ラパス県ラパス市及びエルアルト市を中心に、経済危機と政府の緊急対策に抗議する団体によるデモ行進、集会、道路封鎖が頻繁に実施されています。2026年5月、メーデーを契機に旧政権支持派や野党勢力による組織的な政権への揺さぶりが強まり、主要都市を結ぶ幹線道路の封鎖により物流が遮断される等の影響が出ています。今後も政治的対立を背景とした混乱が加速する恐れがあります。また、一般犯罪(強盗・窃盗)が増加しているので、滞在には十分注意してください。
○サンタクルス県で、2026年3月の国際麻薬密輸組織の指導者セバスチャン・マルセットの逮捕後、勢力の空白をめぐって、麻薬密輸組織間の抗争が激化しています。
○コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡では、依然として政府の統治が不十分な地域が存在し、コカの葉の違法栽培と麻薬流通に関与する武装グループの活動が懸念されます。また、ブラジル及びパラグアイとの国境地域では、ブラジル系麻薬密輸組織の抗争に伴う殺人や誘拐等の凶悪犯罪が、主に交通が不便な地域(アマゾンや平原など)で多数報告されています。
●ラパス県ラパス市及びエルアルト市、サンタクルス県サンタクルス市
レベル1:十分注意してください。《継続》
●コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡、ブラジル、パラグアイとの国境地帯
レベル1:十分注意してください。《継続》
【ポイント】
○ラパス県ラパス市及びエルアルト市を中心に、経済危機と政府の緊急対策に抗議する団体によるデモ行進、集会、道路封鎖が頻繁に実施されています。2026年5月、メーデーを契機に旧政権支持派や野党勢力による組織的な政権への揺さぶりが強まり、主要都市を結ぶ幹線道路の封鎖により物流が遮断される等の影響が出ています。今後も政治的対立を背景とした混乱が加速する恐れがあります。また、一般犯罪(強盗・窃盗)が増加しているので、滞在には十分注意してください。
○サンタクルス県で、2026年3月の国際麻薬密輸組織の指導者セバスチャン・マルセットの逮捕後、勢力の空白をめぐって、麻薬密輸組織間の抗争が激化しています。
○コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡では、依然として政府の統治が不十分な地域が存在し、コカの葉の違法栽培と麻薬流通に関与する武装グループの活動が懸念されます。また、ブラジル及びパラグアイとの国境地域では、ブラジル系麻薬密輸組織の抗争に伴う殺人や誘拐等の凶悪犯罪が、主に交通が不便な地域(アマゾンや平原など)で多数報告されています。
詳細
【詳細】
1 概況
(1)2025年11月に発足したパス政権による燃料補助金削減等の経済緊縮策に対し、労働組合等による激しい抗議活動が続いています。特にラパス市及び隣接するエルアルト市内では、2026年5月1日のメーデーを起点に、教職員連盟、農民連盟、鉱山労働者団体、ボリビア中央労働組合(COB)やエボ・モラレス元大統領支持団体等、各種団体によるデモ行進や大規模な道路封鎖が実施され、情勢が極めて不安定化しています。道路封鎖によって物流が滞るだけでなく、高速バスの運休で地方都市から移動できない場合も発生しています。今後もパス大統領の辞任を求める勢力による抗議活動が激化し、事態が急変する可能性もあります。
(2)ボリビアでは、薬物「コカイン」の原料でもあるコカの葉の栽培が法的に認められていますが、コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡等での大規模な違法栽培と流通には、ブラジルの「首都第一コマンド(Primeiro Comando da Capital)」や「コマンド・ベルメーリョ(Comando Vermelho)」といった強大な麻薬密輸組織が関与しています。これら組織はサンタクルス県やベニ県、パンド県等でも勢力を拡大しており、特に国境地帯や警察の支配力が及ばないアマゾンや平原地域で、組織間の抗争による治安悪化が続いています。
(3)2025年からの急激なインフレと外貨不足により、困窮層によるスリ、置き引き、偽警察官による詐欺に加え、武装したグループによる強盗事件が都市部で増加傾向にあります。
(4)ラパス県ラパス市(南地区を含む)、サンタクルス県サンタクルス市等の主要都市及びその周辺地域では、強盗、空き巣、置き引き、スリといった犯罪が発生しています。
(5)サンタクルス県では、二人乗りバイクによる強盗、窃盗事件等が多発しています。地方部では、覆面の武装集団が深夜に住宅へ侵入し、居住者を拘束して金品を奪う凶悪な事件も報告されています。また、麻薬密輸犯罪も発生しています。
2 地域別情勢
(1)ラパス県ラパス市及びエルアルト市、サンタクルス県サンタクルス市
レベル1:十分注意してください。《継続》
ア ラパス県ラパス市
(ア)ラパス市内の観光客の多いサンフランシスコ教会、サガルナガ通り、ムリーリョ広場、キリキリ展望台等で、日本人を含む外国人観光客を標的として、偽警察官の仲間の女性が写真撮影等の依頼を行った後に偽警察官が現れ、現金や貴重品をだまし取る、偽警察官詐欺・窃盗事件が発生しています。ボリビアでは、警察官が警察署内等の定められた場所以外(路上やタクシー内等)で所持品検査を行うことはありません。不用意に財布や身分証を渡さないよう注意してください。
(イ)ラパス市内には県外行きの高速バスが集まるセントロのバスターミナル以外に、コパカバーナ市、ティワナク遺跡、チチカカ湖へ向かうミニバスが集うセメンテリオ地区、及びユンガス方面へのバスが発着するビジャ・ファティマ地区の大規模バス乗り場がありますが、バス乗り場周辺は治安が悪く、日本人を含む外国人旅行者を標的とした犯罪が発生しており、特に人通りが減少する早朝及び夜間は犯罪件数が増加しています。ミニバスを装った車両に誘い込んでの強盗も過去に発生していますので、個人旅行よりも大型バスを利用したツアーに参加することをお勧めします。
イ ラパス県エルアルト市
ラパス市に隣接し、国際空港のあるエルアルト市は、急激な人口増加に伴い困窮層が多く、昼夜を問わず殺人、強盗、窃盗等の犯罪が発生しています。チョリータ・プロレス観戦や市場散策等を目的に同市を訪問した日本人が、首絞め強盗やスリの被害に遭っています。
ウ サンタクルス県サンタクルス市
(ア)二人乗りバイクによる強盗、窃盗事件等が多発しています。また、地方部では、覆面をした武装集団が深夜に住宅へ侵入し、居住者を拘束して金品を奪う凶悪な事件も報告されています。
(イ)麻薬や武器密輸に従事する国際犯罪組織が活動しているとの見方があります(注:麻薬は主として、ペルーやコチャバンバ近郊から運ばれ、サンタクルス経由でブラジル、欧州等へ密輸されると言われています。)。2026年3月には米国の麻薬取締局(DEA)との共同作戦により、長らく逃亡中であった国際麻薬密輸組織の指導者セバスチャン・マルセット(ウルグアイ国籍)がサンタクルス市内で逮捕されましたが、逮捕後の勢力の空白をめぐって、麻薬密輸組織間の抗争が激化しています。麻薬密輸組織等の犯罪に一般人が巻き込まれるケースは非常に稀ではあるものの、同組織間の抗争に巻き込まれないよう注意してください。
(ウ)インフラ整備の一環として、当局は市内の市場(ロス・ポソス及びラ・ラマダ)を郊外に移転させ、付近では路上販売を禁止しましたが、最近では再び旧市場付近における路上販売が行われています。これらの地域ではスリや強盗の被害が多く発生しています。
ついては、これらの地域に渡航する場合は十分注意してください。
(2)コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡、隣国ブラジル、パラグアイとの国境地帯
レベル1:十分注意してください。《継続》
ア コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡では、モラレス政権時代に合法的なコカの葉栽培が奨励されました。その合法的な栽培以外に、両郡では違法なコカの葉栽培が大規模に行われており、近隣諸国の組織を含めた麻薬密輸組織が栽培と流通に関与しています。パス政権発足後も、これらの地域では依然として政府の統治が不十分な地域が存在します。違法栽培と麻薬流通に関与する武装グループの活動が懸念されます。
イ ボリビアと隣国との国境地帯は麻薬の密売ルートであり、他国の犯罪組織が活動していることから元々治安が良好ではありません。その中でもブラジルの2つの麻薬密輸組織、「首都第一コマンド(Primeiro Comando da Capital)」及び「コマンド・ベルメーリョ(Comando Vermelho)」は組織の規模が大きく、ブラジルからパラグアイにかけて、ボリビア国境地帯を支配しています。麻薬密輸組織は地域ごとに勢力圏を分けていますが、密輸組織間の抗争に伴う誘拐や殺人等の凶悪犯罪が多発しています。
ウ 上記ア、イの地域は観光客が頻繁に訪れるような地域ではなく、これまで日本人を含めた外国人の被害報告はありませんが、同地域を訪れる際には細心の注意が必要です。特に、調査や観光等の目的でアマゾンや平原などへ入る場合は、不用意に犯罪組織の拠点へ近づくことのないよう、必ず信頼できる現地のガイドを同行させるなど、状況に応じた適切な安全対策を講じてください。
ついては、これらの地域に渡航する場合は、以上の記載を踏まえた注意に加えて、最近の治安関連情報の収集に努めるなど細心の注意を払ってください。
3 渡航・滞在に当たっての注意
(1)上記情勢に留意の上、報道等から治安情勢に関する最新情報を入手し、不測の事態に巻き込まれないようにしてください。特にラパス市内でのデモや抗議活動が行われている現場ではダイナマイトを用いた示威行為が行われることもあるため、決して近づかず、仮にこれらの場所に通りかかった場合には、直ちにその場から離れ、安全な場所へ避難してください。
(2)抗議活動はしばしば道路封鎖を伴い、タクシー等での空港への往来や高速バスでの都市間の移動が非常に困難となります。陸路での移動の際には、道路封鎖等に関する交通情報の入手に努め、時間に余裕のある計画を立てるようにしてください。
(3)日本国外務省、在ボリビア日本国大使館、在サンタクルス領事事務所、現地関係機関、報道等から最新情報の入手に努めるだけでなく、「たびレジ」登録をして、最新情報メールが届く体制としてください。また、常に予備の食料や現金を確保するなどの備えを心がけてください。
ボリビアにおける主要な犯罪の詳細は、
・安全対策基礎データ
(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_262.html )
・在ボリビア日本国大使館のホームページ
(https://www.bo.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html )
に掲載していますので、こちらも御参照ください。
(4) これまでに、ボリビアにおいてイスラム過激派等のテロ組織による具体的な活動実態や日本人の被害は確認されていませんが、テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、テロによる日本人の被害も確認されています。
近年は、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等はテロの標的となりやすく、常に注意が必要です。また、上述の短時間誘拐を含め、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロはどこでも起こり得ること、日本人もテロ・誘拐の標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等から最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
また、誘拐の被害を未然に防ぐため、「目立たない」、「用心を怠らない」、「行動を予知されない」の安全のための三原則を念頭に、日常における予防を忘れないでください。通勤時間や経路を常に変更する、外出や帰宅時に、周囲に不審者や不審車両が見当たらないかチェックする等の対策が必要です。万一拘束された場合には、犯人の指示に従い、むやみに抵抗しないことが肝要です。誘拐対策の詳細は「海外における脅迫・誘拐対策Q&A」( https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html )をご参照ください。
また、ボリビアの「テロ・誘拐情勢」も、併せてご確認ください。
( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_262.html )
(5)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
(6)ボリビアに3か月以上滞在される方は、在ボリビア日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。また、3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在ボリビア日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
(7)なお、隣国のペルー、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン、チリには、別途それぞれ危険情報が発出されていますので留意して下さい。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室)
○領事局海外邦人緊急事態課
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在ボリビア日本国大使館
住所:Calle Rosendo Gutierrez No. 497, esq. Sanchez Lima, La Paz, Bolivia
電話:(市外局番2)241-9110~3
国外からは(国番号591)-2-241-9110~3
FAX:(市外局番2)241-1919
国外からは(国番号591)-2-241-1919
ホームページ:https://www.bo.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在サンタクルス領事事務所
住所:Calle Saavedra 314, Esq. Calle Cochabamba, Santa Cruz, Bolivia
電話:(市外局番3)335-1268/1329
国外からは(国番号591)-3-335-1268/1329
FAX:(市外局番3)335-1022
国外からは(国番号591)-3-335-1022
ホームページ:https://www.bo.emb-japan.go.jp/itpr_ja/santacruz.html
1 概況
(1)2025年11月に発足したパス政権による燃料補助金削減等の経済緊縮策に対し、労働組合等による激しい抗議活動が続いています。特にラパス市及び隣接するエルアルト市内では、2026年5月1日のメーデーを起点に、教職員連盟、農民連盟、鉱山労働者団体、ボリビア中央労働組合(COB)やエボ・モラレス元大統領支持団体等、各種団体によるデモ行進や大規模な道路封鎖が実施され、情勢が極めて不安定化しています。道路封鎖によって物流が滞るだけでなく、高速バスの運休で地方都市から移動できない場合も発生しています。今後もパス大統領の辞任を求める勢力による抗議活動が激化し、事態が急変する可能性もあります。
(2)ボリビアでは、薬物「コカイン」の原料でもあるコカの葉の栽培が法的に認められていますが、コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡等での大規模な違法栽培と流通には、ブラジルの「首都第一コマンド(Primeiro Comando da Capital)」や「コマンド・ベルメーリョ(Comando Vermelho)」といった強大な麻薬密輸組織が関与しています。これら組織はサンタクルス県やベニ県、パンド県等でも勢力を拡大しており、特に国境地帯や警察の支配力が及ばないアマゾンや平原地域で、組織間の抗争による治安悪化が続いています。
(3)2025年からの急激なインフレと外貨不足により、困窮層によるスリ、置き引き、偽警察官による詐欺に加え、武装したグループによる強盗事件が都市部で増加傾向にあります。
(4)ラパス県ラパス市(南地区を含む)、サンタクルス県サンタクルス市等の主要都市及びその周辺地域では、強盗、空き巣、置き引き、スリといった犯罪が発生しています。
(5)サンタクルス県では、二人乗りバイクによる強盗、窃盗事件等が多発しています。地方部では、覆面の武装集団が深夜に住宅へ侵入し、居住者を拘束して金品を奪う凶悪な事件も報告されています。また、麻薬密輸犯罪も発生しています。
2 地域別情勢
(1)ラパス県ラパス市及びエルアルト市、サンタクルス県サンタクルス市
レベル1:十分注意してください。《継続》
ア ラパス県ラパス市
(ア)ラパス市内の観光客の多いサンフランシスコ教会、サガルナガ通り、ムリーリョ広場、キリキリ展望台等で、日本人を含む外国人観光客を標的として、偽警察官の仲間の女性が写真撮影等の依頼を行った後に偽警察官が現れ、現金や貴重品をだまし取る、偽警察官詐欺・窃盗事件が発生しています。ボリビアでは、警察官が警察署内等の定められた場所以外(路上やタクシー内等)で所持品検査を行うことはありません。不用意に財布や身分証を渡さないよう注意してください。
(イ)ラパス市内には県外行きの高速バスが集まるセントロのバスターミナル以外に、コパカバーナ市、ティワナク遺跡、チチカカ湖へ向かうミニバスが集うセメンテリオ地区、及びユンガス方面へのバスが発着するビジャ・ファティマ地区の大規模バス乗り場がありますが、バス乗り場周辺は治安が悪く、日本人を含む外国人旅行者を標的とした犯罪が発生しており、特に人通りが減少する早朝及び夜間は犯罪件数が増加しています。ミニバスを装った車両に誘い込んでの強盗も過去に発生していますので、個人旅行よりも大型バスを利用したツアーに参加することをお勧めします。
イ ラパス県エルアルト市
ラパス市に隣接し、国際空港のあるエルアルト市は、急激な人口増加に伴い困窮層が多く、昼夜を問わず殺人、強盗、窃盗等の犯罪が発生しています。チョリータ・プロレス観戦や市場散策等を目的に同市を訪問した日本人が、首絞め強盗やスリの被害に遭っています。
ウ サンタクルス県サンタクルス市
(ア)二人乗りバイクによる強盗、窃盗事件等が多発しています。また、地方部では、覆面をした武装集団が深夜に住宅へ侵入し、居住者を拘束して金品を奪う凶悪な事件も報告されています。
(イ)麻薬や武器密輸に従事する国際犯罪組織が活動しているとの見方があります(注:麻薬は主として、ペルーやコチャバンバ近郊から運ばれ、サンタクルス経由でブラジル、欧州等へ密輸されると言われています。)。2026年3月には米国の麻薬取締局(DEA)との共同作戦により、長らく逃亡中であった国際麻薬密輸組織の指導者セバスチャン・マルセット(ウルグアイ国籍)がサンタクルス市内で逮捕されましたが、逮捕後の勢力の空白をめぐって、麻薬密輸組織間の抗争が激化しています。麻薬密輸組織等の犯罪に一般人が巻き込まれるケースは非常に稀ではあるものの、同組織間の抗争に巻き込まれないよう注意してください。
(ウ)インフラ整備の一環として、当局は市内の市場(ロス・ポソス及びラ・ラマダ)を郊外に移転させ、付近では路上販売を禁止しましたが、最近では再び旧市場付近における路上販売が行われています。これらの地域ではスリや強盗の被害が多く発生しています。
ついては、これらの地域に渡航する場合は十分注意してください。
(2)コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡、隣国ブラジル、パラグアイとの国境地帯
レベル1:十分注意してください。《継続》
ア コチャバンバ県チャパレ郡及びカラスコ郡では、モラレス政権時代に合法的なコカの葉栽培が奨励されました。その合法的な栽培以外に、両郡では違法なコカの葉栽培が大規模に行われており、近隣諸国の組織を含めた麻薬密輸組織が栽培と流通に関与しています。パス政権発足後も、これらの地域では依然として政府の統治が不十分な地域が存在します。違法栽培と麻薬流通に関与する武装グループの活動が懸念されます。
イ ボリビアと隣国との国境地帯は麻薬の密売ルートであり、他国の犯罪組織が活動していることから元々治安が良好ではありません。その中でもブラジルの2つの麻薬密輸組織、「首都第一コマンド(Primeiro Comando da Capital)」及び「コマンド・ベルメーリョ(Comando Vermelho)」は組織の規模が大きく、ブラジルからパラグアイにかけて、ボリビア国境地帯を支配しています。麻薬密輸組織は地域ごとに勢力圏を分けていますが、密輸組織間の抗争に伴う誘拐や殺人等の凶悪犯罪が多発しています。
ウ 上記ア、イの地域は観光客が頻繁に訪れるような地域ではなく、これまで日本人を含めた外国人の被害報告はありませんが、同地域を訪れる際には細心の注意が必要です。特に、調査や観光等の目的でアマゾンや平原などへ入る場合は、不用意に犯罪組織の拠点へ近づくことのないよう、必ず信頼できる現地のガイドを同行させるなど、状況に応じた適切な安全対策を講じてください。
ついては、これらの地域に渡航する場合は、以上の記載を踏まえた注意に加えて、最近の治安関連情報の収集に努めるなど細心の注意を払ってください。
3 渡航・滞在に当たっての注意
(1)上記情勢に留意の上、報道等から治安情勢に関する最新情報を入手し、不測の事態に巻き込まれないようにしてください。特にラパス市内でのデモや抗議活動が行われている現場ではダイナマイトを用いた示威行為が行われることもあるため、決して近づかず、仮にこれらの場所に通りかかった場合には、直ちにその場から離れ、安全な場所へ避難してください。
(2)抗議活動はしばしば道路封鎖を伴い、タクシー等での空港への往来や高速バスでの都市間の移動が非常に困難となります。陸路での移動の際には、道路封鎖等に関する交通情報の入手に努め、時間に余裕のある計画を立てるようにしてください。
(3)日本国外務省、在ボリビア日本国大使館、在サンタクルス領事事務所、現地関係機関、報道等から最新情報の入手に努めるだけでなく、「たびレジ」登録をして、最新情報メールが届く体制としてください。また、常に予備の食料や現金を確保するなどの備えを心がけてください。
ボリビアにおける主要な犯罪の詳細は、
・安全対策基礎データ
(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_262.html )
・在ボリビア日本国大使館のホームページ
(https://www.bo.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html )
に掲載していますので、こちらも御参照ください。
(4) これまでに、ボリビアにおいてイスラム過激派等のテロ組織による具体的な活動実態や日本人の被害は確認されていませんが、テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、テロによる日本人の被害も確認されています。
近年は、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等はテロの標的となりやすく、常に注意が必要です。また、上述の短時間誘拐を含め、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロはどこでも起こり得ること、日本人もテロ・誘拐の標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等から最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
また、誘拐の被害を未然に防ぐため、「目立たない」、「用心を怠らない」、「行動を予知されない」の安全のための三原則を念頭に、日常における予防を忘れないでください。通勤時間や経路を常に変更する、外出や帰宅時に、周囲に不審者や不審車両が見当たらないかチェックする等の対策が必要です。万一拘束された場合には、犯人の指示に従い、むやみに抵抗しないことが肝要です。誘拐対策の詳細は「海外における脅迫・誘拐対策Q&A」( https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html )をご参照ください。
また、ボリビアの「テロ・誘拐情勢」も、併せてご確認ください。
( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_262.html )
(5)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
(6)ボリビアに3か月以上滞在される方は、在ボリビア日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。また、3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在ボリビア日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
(7)なお、隣国のペルー、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン、チリには、別途それぞれ危険情報が発出されていますので留意して下さい。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室)
○領事局海外邦人緊急事態課
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在ボリビア日本国大使館
住所:Calle Rosendo Gutierrez No. 497, esq. Sanchez Lima, La Paz, Bolivia
電話:(市外局番2)241-9110~3
国外からは(国番号591)-2-241-9110~3
FAX:(市外局番2)241-1919
国外からは(国番号591)-2-241-1919
ホームページ:https://www.bo.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在サンタクルス領事事務所
住所:Calle Saavedra 314, Esq. Calle Cochabamba, Santa Cruz, Bolivia
電話:(市外局番3)335-1268/1329
国外からは(国番号591)-3-335-1268/1329
FAX:(市外局番3)335-1022
国外からは(国番号591)-3-335-1022
ホームページ:https://www.bo.emb-japan.go.jp/itpr_ja/santacruz.html


