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ボリビア
安全対策基礎データ

更新日 2021年05月25日

1.概況
(1)ボリビアは中南米の中でも比較的治安の良い国と考えられていますが、2019年のボリビアの犯罪統計によれば、殺人765件、強盗12,185件、強姦3,079件、窃盗5,621件が発生しており、注意が必要です。

(2)ボリビア各地において、旅行者を狙った強盗、窃盗(スリ、置き引き等)が頻発しています。特に、ラパス市及びチチカカ湖畔のコパカバーナ市の観光地区やバスターミナルにおいては、日本人旅行者が偽警察官による窃盗や首絞め強盗の被害に遭っています。

2. 犯罪発生状況
(1)けん銃強盗
 ア 日本人の犯罪被害事例
(ア)男性が銀行で現金を引き出した後、車でショッピングセンターまで移動、ショッピングセンター内を現金の入ったカバンを肩に掛けて徒歩で移動中、背後からカバンをひったくられそうになった。抵抗したところ、犯人がけん銃を取り出し3発発砲、そのうち1発が男性の右手中指に当たり負傷した。

(イ)スーパーマーケットで買物中、現金入りのバッグをひったくられそうになったため抵抗したところ、けん銃のグリップ部分で頭部を殴打された上、バッグを強奪された。

 イ 防犯対策
(ア)銀行などで多額の現金を一度に引き出さない。やむを得ず引き出す場合は、必ず複数で行動し、常に周囲を警戒する。夜間は複数であってもATM等を利用しない。

(イ)車両で移動する際は、バックミラーなどで後方を確認し、特に二人乗りのオートバイが接近してくる様子はないか注意する。

(ウ)犯罪に遭った場合は、生命の安全を第一に考え、金品の要求に対しては決して抵抗せず、犯人を刺激しないようにする。

(2)窃盗(スリ、置き引き)
 ア 日本人の犯罪被害事例
(ア)ラパス・エルアルト空港のチェックイン・カウンターで搭乗手続中、足元に置いていた貴重品入りのカバンを盗まれた。

(イ)発車前の長距離バスの中で、乗務員風の男に荷物を棚に載せるよう指示されそれに従ったが、外から見知らぬ人物が窓を叩いたので応対しているうちに、棚に置いた荷物を盗まれた。

(ウ)市場で買物中、所持していたバッグを切られて中に入っていた財布を抜き取られた。

(エ)前を通りかかった人物が物を落としたのでそれを拾って渡したところ、足下に置いていた自分の荷物を盗まれた。

(オ)ラパス市内のレストランにおいて複数人で食事をしていた際、椅子の背もたれにかけていたバッグを気付かないうちに持ち去られた。

(カ)インターネットカフェで子供に声をかけられたので応対していた隙に、反対側に置いていたリュックサックを盗まれた。

(キ)車で走行中、道路脇にいた人物に物を投げつけられたことから、車から降りて車体の傷を確認していた隙に、助手席に置いていたバッグを盗まれた。

(ク)人混みの中(バスターミナル、大通り、市場等)を歩いていた際、急に前方を塞がれ、立ち止まった瞬間に何者かにリュックサックから貴重品を盗まれた。

(ケ)ツアーに出発する際、旅行代理店の勧めで代理店の受付に荷物を預けたが、数日後ツアーから帰ってくると荷物がなくなっていた。

(コ)夜行バス車内の頭上の荷物置きや座席の下に貴重品が入ったバックを置いて就寝したが、目を覚ますとバッグがなくなっていた。

イ 防犯対策
(ア)貴重品は常に複数か所に分散して肌身離さず持つ(特にウユニ塩湖-ラパス市内間の長距離バス車内で、荷物の盗難が頻発しています)。

(イ)手荷物からは常に目を離さない。

(ウ)外出時には、貴重品や多額の現金を持ち歩かない。

(エ)見知らぬ人物に親しげに声を掛けられても、相手にしない。

(オ)外出時は、常に周囲に気を配りながら目的地へ向かう。

(カ)車の助手席等、外から見える場所に物を置かない。

(キ)車から降りる際は、周囲に怪しい人物がいないか注意を払う。

(ク)荷物を預ける際は、空港の手荷物預り所等、信用できるところを選ぶ。

(ケ)夜間・早朝の外出は避け、常に複数で行動するようにする。

(コ)バス内の荷物置きや座席の下に貴重品の入っている荷物を置かない。

(3)偽警察官
ア 犯罪手口
(ア)まず、外国人旅行者になりすました犯人グループの一人が近寄って、被害者に時間や道を聞いてくる。これに応対していると、次に私服またはスーツ姿の警察官と称する人物が現れ、麻薬、偽米ドル、偽造カード所持の取締り、不法滞在やテロリストの取締り、身分証明書の不携帯(いずれも犯人グループのでっちあげ)等の口実で、犯人が用意した車(タクシーの場合もある)で警察署に同行を求められる。その後、移動中または人気のない場所まで連れて行かれた後、車内で所持品検査の名目で金品が物色され盗まれる。

(イ)長距離バスターミナルからタクシーに乗車すると、数百メートル進んだところで運転手が「車が故障したので後ろから来る車に乗り換えてくれ」と指示する。指示された車に乗ると、警察官と称する人物が乗り込んできて、所持品検査の名目で金品を物色され盗まれる。なお、偽警察官に一旦車両に連れ込まれてしまった場合、車内で所持品検査等を拒否すると、誘拐や殺人等の被害に発展する可能性があるので注意を要する。(この手口は,真正なタクシー運転手も共犯となっていると考えられる)

イ 日本人の犯罪被害事例
(ア)早朝にバスターミナル付近を歩行中、警察官を名乗る人物に無理矢理タクシーに乗せられた後、車内で所持品検査をされ、貴重品を盗まれた。その後、自力で脱出するまで数十分間拘束された。

(イ)サンフランシスコ教会内を観光していた際、30代くらいの英語を話す女性に話しかけられた。その女性に対応していると、警察官と称する男から所持品の検査をするので車に乗るように言われ、女性とともにそれに従った。車内での所持品検査実施後、日本人旅行者のみ降車させられ、降車後手荷物を確認すると貴重品が盗まれていた。

(ウ)サンタクルス市内旧バスターミナルで空港行きのバスを探していたところ、中年の女性に乗り合いを誘われタクシーに乗車した。その後、警察官と称する人物が同乗してきて、同乗女性と共に荷物検査をされた後、貴重品を抜き取られ空港付近で降ろされた。

ウ 防犯対策
(ア)バスターミナルには、深夜、早朝以外は制服の観光警察官(緑色の制服で胸に名札を付けている)が常駐しているので、タクシーを利用する際は、どのタクシーに乗れば安全かアドバイスを求める。

(イ)警察官と称する人物に指示された車には安易に乗らない。警察官が警察署への同行にタクシーや自家用車等を利用することはない。

(ウ)見知らぬ人物に声を掛けられた場合は近くにいる制服警察官を呼ぶ。その後観光警察や在ボリビア日本国大使館、または在サンタクルス領事事務所に連絡する(各電話番号は「●緊急時の連絡先」を参照)。

(エ)深夜または早朝にバスターミナルに到着するような長距離バスの利用はできる限り避ける。

(オ)ユンガス地方、ルレナバケ地方からラパス市に到着するバス、ビジャロエル地区に日没後到着するバスには乗らない。

(カ)偽警察官に注意する。ボリビアの警察は、路上やその他屋外など警察施設外で所持品検査を実施することはなく、必ず制服を着用していることを理解しておく(偽警察官は、私服で偽造の警察手帳や身分証を提示する)。

(キ)偽警察官の指示した車両に乗車してしまった場合は、誘拐や殺人等の被害に発展する可能性があるため、生命・身体の安全を第一に考え、金品の要求に対し抵抗しない。

(4)首絞め強盗
ア 犯罪手口
 バスターミナルや観光地で、突然後ろから旅行者の首を絞めて気絶させ、所持品を奪う(主な発生場所は、ラパス市内の大統領府のあるムリージョ広場近辺及びセメンテリオ(墓地)周辺、土産物店が集まるサガルナガ通り、チチカカ湖畔のコパカバーナ市等で、特に人通りの少ない日曜日や夜間に発生)。

イ 日本人の犯罪被害事例
(ア)日曜日の午後、サガルナガ通り付近にあるホテルの手前約10mの地点で、何者かにいきなり背後から首を絞められ、気絶している間に現金約300米ドル、パスポート、腕時計等を盗まれた。

(イ)夜8時頃、ムリージョ広場近辺のホテルに向かって歩いていると、突然数人に囲まれ首を絞められて気絶。貴重品が入ったバックを盗まれた。

(ウ)コパカバーナ市郊外を単独で歩行中、見知らぬ人物に声をかけられ、気を取られた隙に、背後から忍び寄った別の人物に首を絞められ気絶。現金180米ドル及びデジタルカメラを盗まれた。

(エ)ホテルに入る直前、何者かにいきなり背後から首を絞められ、気絶している間に現金800米ドル、パスポート及びカード類を盗まれた。

(オ)テレフェリコ(ロープウェイ)の赤色線を利用しエルアルト駅で下車した際に、男に話しかけられ前方をふさがれた。さらに後方を別の男1人にふさがれ、羽交い締めにされた後首を絞められ、所持していたリュックサックを盗まれた。

ウ 防犯対策
(ア)人通りの少ない場所への立入りは避ける。

(イ)宿泊先は、なるべく人通りの多い通りに面した、防犯対策のしっかりした宿を選ぶ。

(ウ)見知らぬ人物に親しげに声を掛けられても相手にしない(偽警察官等による犯罪では、最初に見知らぬ人物から声をかけられることが多いので、そうした人物に声をかけられた場合は犯罪の兆候だと警戒する)。

(エ)夜間・早朝の外出は避ける。

(オ)外出時は、時折後ろを振り返る等して、常に周囲に注意しながら行動する。

(カ)複数人で行動する。

(5)待ち伏せ誘拐
ア 犯罪手口
 コパカバーナ市やティワナク遺跡等の観光地及びラパス市内等で、タクシーやミニバス(ワンボックスタイプの乗用車に座席を多数配置し、10数人が乗車できるよう改造したもの)に乗った人物が、移動手段を探す客を誘い、客が乗車すると、客をそのまま誘拐・監禁してクレジットカード等を奪った上、脅迫して暗証番号を聞き出す。

イ 防犯対策
(ア)コパカバーナ市やティワナク遺跡等の観光地を訪れる際は、できるだけ個人旅行は避け、ツアーに参加する。

(イ)個人旅行の場合は、「待ち伏せ誘拐」の手口に利用されることが多いミニバスは避け、大型のバスで移動する。

(ウ)執拗に乗車を勧誘してくるタクシーの利用は避け、宿泊先等に依頼してラジオタクシーを呼んでもらう。付近に警察官がいる場合は、どのタクシーが安全かアドバイスを求める。

(エ)単独旅行者だけでなく、グループ(家族、友人)で被害に遭っている事例もあるので、複数で行動する場合でも油断しない。

(6)その他
ア ラパス市においては、空き巣被害が急増しています。比較的治安が良いと言われる南地区においても、日本人宅への侵入強盗事件が発生しています。

イ ラパス市に隣接し国際空港のあるエルアルト市は貧困層が多く居住し、昼夜を問わず犯罪が頻発しています。

ウ サンタクルス市及びその周辺地域では、窃盗(スリ、置き引き等)、空き巣、自動車強盗(主にタクシーを標的とし、けん銃等で武装した犯人が停車中、または走行中の車の前を突如塞いで襲う等)といった犯罪が報告されています。

エ ブラジルとの国境地域においては、麻薬や盗難車両の密輸が横行しています。

オ 2018年2月10日及び13日、オルーロ県オルーロ市でのカーニバル・イベント中、ダイナマイト等を用いた複数の爆発により死傷者が出ました。今後も類似の事案が発生する可能性は否定できず、イベント開催時には引き続き注意が必要です。

3.デモ・抗議行動
(1)ボリビア各地において、頻繁に道路封鎖や行進・集会を含む各種抗議行動が行われており、中には暴動に発展する事例もありますので、これら抗議行動の現場には近づかないよう注意してください。

(2)2020年10月18日、総選挙が実施され、MAS党のアルセ候補が過半数以上の票を得て大統領に選出されました。2019年時の選挙後と同様の、大規模な抗議行動の発生が懸念されていたものの、そうした社会的騒擾は見られず、選挙プロセスは平穏に推移しました。11月8日には大統領、副大統領の就任式が挙行され、アルセ政権が発足しました。大統領就任式前後には、一部の反MAS派による平和的な抗議活動等が行われましたが、大きな混乱はありませんでした。

(3)現在は、新政権発足から間もないこと等から、社会情勢は比較的落ち着いていますが、今後新型コロナウイルスの感染状況の変化や労働組合による政治的要求等により社会・治安情勢が急変する可能性もあることから、政治・社会・治安情勢に十分注意する必要があります。

4.テロ対策
 テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページ(テロ・誘拐情勢https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_262.html )や報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

※ 在留邦人向け安全の手引き
在ボリビア日本国大使館及びサンタクルス領事事務所が在留邦人向けに作成し、ホームページに掲載している「安全の手引き」(https://www.anzen.mofa.go.jp/manual/bolivia_manual.html )もご参照ください。

(ボリビア入国手続や規則に関する最新の情報については,在京ボリビア多民族国大使館(電話:03-3499-5441、メール:consular@ebja.jp)にお問い合わせください)

1. 査証
 観光目的の場合、事前に査証の取得は必要なく、入国時に30日の滞在許可が得られます。その後必要があれば、ボリビア国内の移民局で手続を行うことにより、1年間(1月1日から12月31日の単位で計算)に2回まで、各30日の延長が可能で、最長で90日滞在することができます。費用は無料です。なお、一度外国に出国し、ボリビアに再入国したとしても、1年間で累計90日以上の滞在はできません。不法滞在した場合は、1日当たり12UFV’s(対ドル価値保持貨幣、1UEVは約28ボリビアーノス)の罰金が科されます。留学や就労目的でボリビアに長期滞在する場合は、滞在の期間、資格、目的に応じた査証や外国人身分証明書(Carnet de Extranjero)を取得する必要があります。査証の種類により提出書類等が異なりますので、詳細はボリビア移民局または在京ボリビア多民族国大使館にお問合せください。
 なお、入国に際しては入国時点で6か月以上のパスポートの残存有効期間が必要です。 新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限がとられていることがありますので、最新の情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )を事前にご確認ください。

2. 出入国審査
(1)入国の際は、機内や国境で配布される入国用紙に必要事項を記入し、移民局職員に提出します。最近、日本人が入国を拒否された事例は報告されていませんが、ペルー等の近隣国へ出入国を繰り返すと、商用目的の滞在と疑われ、移民局へ出頭を求められる場合があります。また、ボリビア国内で裁判の被告として訴えられた場合、出国を許可されないこともあります。

(2)不法滞在や麻薬密輸関係の取締強化のために、国境や県境で警察官や移民局職員による身分証の所持検査が行われていますので、旅券等の身分証の原本を必ず携行するようにしてください。
また、ブラジル、ペルー、アルゼンチン等から陸路でボリビアに入国する際、入国審査官が入国スタンプの押印を忘れる場合があります。その場合、ボリビア入国当日であれば罰金を支払うことなく移民局で入国スタンプを押してもらえますが、翌日以降は外国人の場合、本人に非がなくても罰金100UFV’s(約2800Bs)の支払い義務が発生しますので、入国時には入国スタンプの有無を必ず確認してください。

(3)ボリビア入国時に、イエローカード(黄熱予防接種証明書)の所持は義務付けられていません。なお、2017年3月14日以降、ボリビア国内における黄熱の新たな発生を防止するため、省令第028/2009号に基づき、ボリビアの関係当局は次の予防的措置を取っています。

ア 黄熱感染国以外からボリビアに入国し、ボリビア国内の黄熱高レベル危険地域を訪問する予定がない場合、イエローカードは不要である。

イ 黄熱感染危険地区・地域または国(下記リスク国一覧参照)からボリビアに入国する場合は、入国時におけるイエローカードの所持は義務ではないが、推奨されている。イエローカードを所持しておらず、黄熱の症状または兆候を呈している場合、出入国管理当局担当官はこれらの者に対し、ボリビアの保健機関で予防接種を受ける、または受診するよう指導する。

ウ 黄熱感染高レベル危険地区・地域または国以外からボリビアに入国する者がボリビア国内の黄熱危険地域への訪問を予定する場合、イエローカードの所持は義務ではないが、推奨されている。イエローカードを所持しない場合、出入国管理当局担当官はこれらの者に対し、ボリビアの保健機関で予防接種を受けるよう指導する。

エ 黄熱感染危険地区・地域または国に向けて出国を予定する場合は、イエローカードの所持は義務ではないが、推奨されている。、イエローカードを所持しない場合、出入国管理当局担当官は、ただちにボリビアまたは訪問国の保健機関で予防接種を受けるよう指導する。

オ 健康上の理由により黄熱の予防接種を受けられない場合は、現行の国際保健規則に従い、所管当局による必要な証明書を得なければならない。

(ア)黄熱リスク国一覧
[米州]
アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、仏領ギアナ、ガイアナ、パナマ、パラグアイ、ペルー、スリナム、トリニダード・トバゴ、ベネズエラ
 [アフリカ]
アンゴラ、ベニン、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、チャド、コンゴ共和国、コートジボワール、エチオピア、ガボン、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、赤道ギニア、ケニア、リベリア、マリ、モーリタニア、ニジェール、ナイジェリア、中央アフリカ、コンゴ民主共和国、セネガル、シエラレオネ、スーダン、南スーダン、トーゴ、ウガンダ

(イ)ボリビア政府が定める黄熱危険地域
一般的に観光客が訪れるラパス市、サンタクルス市、コチャバンバ市などの都市部及びウユニ塩湖を含むウユニ市周辺は黄熱危険地域には指定されていない。なお、オキナワ日本人移住地は危険地域に指定されていないが、イチロ郡サンフアン日本人移住地は危険地域に指定されている。
 [チュキサカ県]
アスルドゥイ郡アスルドゥイ市、エルナンド・シレス郡モンテアグド市、エルナンド・シレス郡ワカレタ市、ノル・シンティ郡インカワシ市、ベリサリオ・ボエト郡ビジャ・セラノ市、ルイス・カルボ郡バカ・グスマン市、ルイス・カルボ郡ワカヤ市、ルイス・カルボ郡マチャレティ市
 [ラパス県]
ラレカハ郡グアナイ市、ラレカハ郡ティプアニ市、ラレカハ郡マピリ市、ラレカハ郡テオポンテ市、フランツ・タマヨ郡アポロ市、インキシビ郡インキシビ市、インキシビ郡カフアタ市、スール・ユンガス郡チュルマニ市、スール・ユンガス郡イルパナ市、スール・ユンガス郡パロス・ブランコス市、スール・ユンガス郡ラ・アスンタ市、アベル・イトゥラルデ郡イクシアマス市、アベル・イトゥラルデ郡サン・ブエナベントゥーラ市、カラナビ郡カラナビ市
 [コチャバンバ県]
アヨパヤ郡モロチャタ市、チャパレ郡ビジャ・トゥナリ市、カラスコ郡チモレ市、カラスコ郡プエルト・ビジャロエル市、カラスコ郡エントレ・リオス市、ティラケ郡ティラケ市
 [タリハ県]
アルセ郡パッドカヤ市、アルセ郡ベルメホ市、グラン・チャコ郡ヤクイバ市、グラン・チャコ郡カラパリ市、グラン・チャコ郡ビジャ・モンテス市、ブルネット・オコノル郡エントレ・リオス市
 [サンタクルス県]
アンドレス・イバニェス郡(注:サンタクルス市が属する郡)、ワルネス郡及びフロリダ郡を除く全地域
 [ベニ県]
全地域
 [パンド県]
全地域

カ なお、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期間について、2016年7月11日以降は生涯有効と変更され、既にお持ちの有効期間が過ぎた証明書も生涯有効なものとして取り扱われます。
 黄熱の詳しい説明は以下の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
https://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html

3. 外貨申告
 1万米ドル相当額以上の現金を所持している場合、入国時に税関に申告が必要です。国境または搭乗機内で申告用紙が配布されます(申告用紙に申告が必要となる物品、数量について記載あり)。

4. 通関
 機内や国境で配布される申告用紙に必要事項を記入し、税関職員に提出します。入国時の持込禁止品は銃器、麻薬類等です。電化製品、繊維製品等は数量が多いと商業貨物とみなされ課税される場合があります。出国時の持出禁止・制限品は、麻薬類、野生獣毛皮、骨董品、三葉虫等の化石、植民地時代の絵画等です。出国時には所持品検査が行われます。

5.医薬品の持込み、持出し
医療用麻薬を含む医療品の携帯による持ち込み、持ち出しの手続きについては、厚生労働省以下のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

1. 長期滞在者向けの注意事項
 ボリビアに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在ボリビア日本国大使館または在サンタクルス領事事務所に「在留届」を提出してください (https://www.bo.emb-japan.go.jp/itpr_ja/zairyuutodoke.html )。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(オンライン在留届、https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが、郵送やファックスによっても行うことができますので、在ボリビア日本国大使館(サンタクルス県以外)または在サンタクルス領事事務所(サンタクルス県内)まで送付してください。

2.短期滞在者向けの注意事項
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると、滞在先の最新の安全情報がメールで届き、緊急時には在ボリビア日本国大使館からの連絡を受けることができます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せて御活用ください。

3.旅行制限
 ボリビアでは、頻繁に発生する道路封鎖や行進・集会等の抗議活動により、陸路での移動が困難になる場合があります。陸路で国内を移動する際は、ボリビア道路庁のホームページ(http://transitabilidad.abc.gob.bo/mapa/ 、スペイン語のみ)、旅行会社、新聞、インターネット、テレビ、在ボリビア日本国大使館及び在サンタクルス領事事務所からの情報等で事前に最新の交通情報を入手するとともに、突然の予定変更に備え、余裕のある日程で旅行するように心掛けてください。

4.写真撮影の制限
 一般的に軍関係の施設は撮影禁止です。禁止区域で撮影すると逮捕されることがあります。また、大統領府、政府機関及び国会議事堂の内部の撮影には、それぞれの官庁の許可が必要です。

5.各種取締法規
(1)麻薬
 ボリビアは、麻薬の原料となるコカ葉の世界的生産地の一つです。政府がコカインの製造や密輸の撲滅に力を入れているため、空港や国境での所持品検査、身体検査が抜き打ちで行われることがあります。麻薬の持込み、所持、使用等への刑罰は厳しく、知らないうちに麻薬の運び屋とならないよう、見知らぬ人物から品物を預からないことが肝要です。また、麻薬所持検査を装って金品を奪う偽警察官による被害も多く、注意が必要です。正規の警察官が空港、国境、幹線道路料金所以外で麻薬所持検査をすることはなく、また、所持検査を求める警察官は必ず制服を着用しています。

(2)不法就労
 短期滞在資格による就労はできません。違反した場合は、国外退去処分となります。就労を希望する場合は移民局で滞在資格の変更を申請してください。

(3)外国人の政治活動
 外国人が政治活動を行った場合は、国外退去処分となります。

(4)銃器
 銃器を所持するには警察の許可が必要です。

(5)不正両替、賭博
 街中にいる個人の両替商については、偽札を渡されたり、両替額をごまかされたりする等、日本人旅行者の被害も報告されているので、注意が必要です。政府公認施設以外での、賭博行為は禁止されています。

(6)子の同伴
ア 一方の親が18歳未満の子を国外に同伴する場合、または18際未満の子が単身で国外に出る場合、最寄りの未成年裁判所(Juzgado del menor)で事前に許可手続を行う必要があります。同様に、18歳未満の子が一方の親とともに、または単身で居住地の市外に出る場合、居住地を管轄する市役所(担当部署:Oficina de la Defensoría de la Niñez y adolescencia)において許可証の取得手続を行う必要があります。
出国する際には、空港や国境での出入国審査において、また、市外に移動する際には、道路料金所またはバス乗り場において、許可証の提示が求められます。

イ ボリビアは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則として子が元の常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

6. 交通事情
(1)車両は右側通行です。ボリビアの一般的な都市(ラパス、サンタクルス、コチャバンバ、スクレ等)の中心部は一方通行が多く標識が少ないため、慣れるまで時間を要します。また、些細な事でクラクションを鳴らす運転手が多いので、それも踏まえて冷静に運転をすることが肝要です。
 市内を走る車両のほとんどが小型バスかタクシーで、客を乗せるために所かまわず急停車しますので、小型バス等の後方を走行する際は注意が必要です。夜間ヘッドライトを点灯せずに走行している車両、ブレーキランプや方向指示器が整備不良の状態で走行している車両、あるいは故障して道路の真ん中で停車している車両も散見されますので注意してください。
 ラパス市はほとんどが坂道で、急坂も多数あります。前の車と車間距離をとらず停車した場合、前の車が下がって来て衝突することがあります。

(2)ボリビアには未舗装及び未整備の道路が多く、毎年、バスやトラックの転落事故等により多数の犠牲者が出ています。特に雨季である12月から3月は、雨で地盤が緩くなり、道路状況が普段にも増して悪くなるため非常に危険です。この期間の陸路の移動には特に注意を払ってください。
 都市近郊は幹線道路であっても街灯がありませんので、夜間の運転には注意してください。
 車両優先の風潮があるため、歩行者は道路を横断する際には、青信号でも注意を怠らないようにしてください。

(3)ボリビアの観光地であるウユニ塩湖付近においては、2008年5月に日本人観光客5名が乗車した車が他の車と正面衝突し、日本人5名が全員死亡する事故が発生しました。その後も同様の事故が発生しており、日本人観光客が負傷した事例も報告されています。事故の原因として、塩湖周辺では交通規制がないことによるスピード超過、ガソリンやプロパンなどの可燃物の積載が挙げられます(ウユニ塩湖付近にはガソリンスタンドがなく、複数日に渡るツアーの場合、通常予備のガソリンを積載している)。ウユニ塩湖行きのツアーに参加する場合には、安全管理について信頼できる業者を選定し、かつ運転手に無理な運転はさせないよう注意することが必要です。
 また、ウユニ塩湖周辺に、個人がレンタカーや私用車を運転し立ち入ることは非常に危険です。湖が増水した際には、付近への立入り自体が禁止されることがあります。塩湖の塩水がエンジンにかかりエンスト、あるいは故障した、塩湖内の窪みにタイヤがはまり動けなくなった、塩湖周辺ではGPSやカーナビが機能せず標識もないため現在地が分からなくなり道に迷った、等の事例もありますので、塩湖周辺で自ら車を運転することは控えてください。

1. 風習
 ボリビアの国民の約40%は先住民族です。ボリビア社会は民族問題に敏感であり、先住民族は今でも伝統的な習慣を守って生活しています。先住民族の居住地域では、彼らの生活習慣に配慮した行動が必要ですので、承諾無しに人物や住居などを写真・動画撮影しないようにしてください。

2. 衛生事情
(1)水道水はそのままでは飲用には適しませんので、十分に煮沸するか、市販のミネラルウォーター等を利用してください。

(2)食事に関しては、細菌による食中毒のほか、寄生虫、A型肝炎などが多数報告されています。十分に加熱した食物を摂取するように心がけてください。

(3)ボリビアは紫外線が強く、WHOの規制値を超えていますので、帽子やサングラスの着用、日焼け止めクリームの使用等、紫外線対策が必要です。

(4)ボリビア全土で狂犬病が発生していますので、不用意に動物(特に犬、コウモリ)に触れないでください。万が一、咬まれたり、傷口を舐められた場合は直ちに水で洗浄し、医療機関を受診の上、狂犬病ワクチン接種等の必要な処置を受けてください。

(5)熱帯地方の川には皮膚から体内に入る寄生虫が生息していますので、河川には安易に入らず、特に水辺を裸足で歩かないように注意してください。

3. 高山病
 エルアルト空港は標高4,070m、ラパス市街地も標高3,200mから3,700mに位置しているため、日本から直接渡航した場合には高山病の危険が伴います。個人差はありますが、渡航者の多くが、呼吸困難、頭痛、悪心、嘔吐などの高山病の症状を自覚することがあります。高山病による重大なトラブルを起こさないためには、正しい高山病の知識を持ち、早期に対処することが重要です。

(1)発生事例
ア 団体旅行に参加した日本人男性が、ラパス市に到着した直後から体調不良を訴え、翌日に比較的標高の低いスクレ市(標高約 2,800m)に移動しても改善が見られなかったにもかかわらず、ホテルで休む等せず連日観光に参加した結果、数日後ウユニ塩湖(標高約3,700m)観光中に心肺停止の状態となった。

イ 米国経由でラパスに到着した日本人旅行者が、夜行バスでウユニ塩湖に赴き2日間観光した後、再び夜行バスでラパスに戻った。ラパス到着時には既に体調が悪かったが、特段の対処をすることなくバスターミナル前のホテルにチェックインしたところ、翌朝、ホテルの部屋で意識不明の状態となった(現在も意識不明のまま、日本で治療中)。

(2)予防対策
 高地(特に2,500m以上)に滞在する場合には、次の予防対策を講じてください。
ア 渡航前の準備
(ア)心臓病などの持病のある場合は、事前に主治医に相談する。

(イ)余裕のある日程で行動できるよう計画する。

(ウ)高山病予防薬(ダイアモックス)の服用について医師に相談する。

(エ)本やインターネット等で、事前に高山病の正しい知識を得る。

(オ)補償の十分な海外旅行保険に加入する。(治療・緊急移送を含む救援費用をカバーするのに十分と考えられるもの)

イ 滞在中
 体調不良の場合にはまず高山病を疑い、早期に対処することが非常に重要です。
(ア)高地到着前から、アルコール摂取、睡眠薬の服用は控える。

(イ)到着後は防寒対策を怠らず、また休息は十分に取る。

(ウ)頭痛、吐き気などの症状を自覚したときは、誰かに相談し(決して一人にならない)、まずは椅子に座って安静を保ち、酸素を吸入する(ほとんどのホテルに酸素ボンベが常備されています)。症状が改善しない場合は、直ちに病院で診察を受ける。

4. サンタクルス、ベニ県等の熱帯湿原地方
 マラリア、デング熱、チクングンヤ熱、ジカウイルス感染症、黄熱などの蚊が媒介する感染症、サシガメ(昆虫)が媒介するシャーガス病等が流行しており、防虫対策が必要です。
また、A型肝炎、サルモネラ感染症や赤痢なども報告されているので、水や食事の摂取には十分注意してください。
黄熱、破傷風、A型肝炎、狂犬病等の予防接種はボリビアでも接種可能ですが、免疫を獲得するのに時間を要しますので、渡航前に接種することをお勧めします。
その他、必要な予防接種等については、次の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/index.html

5.新型コロナウイルス
 新型コロナウイルスに関する感染症危険情報が発出されていますので、外務省ホームページなどを通じて動向を注視してください。

6. 医療事情
(1)大都市(ラパス市、サンタクルス市、コチャバンバ市)には、比較的医療レベルが高く、救急医療体制の整った病院がありますが、地方都市では十分な治療が受けられる病院はほとんどありません。

(2)世界の医療事情(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/bolivia.html
で、ボリビア国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前に必ずご確認ください。

◎パトカー:TEL 110
◎救急車 :TEL ラパス市:165
コチャバンバ市:165
サンタクルス市118、161
コビハ市:118
タリハ市:118
スクレ市:118
◎観光警察:TEL (市外局番2)222-5016、(フリーダイヤル):800140081
         国外からは(国番号591)-2-222-5016
◎在ボリビア日本国大使館:TEL(市外局番2)241-9110~3
         国外からは(国番号591)-2-241-9110~3
◎在サンタクルス領事事務所:TEL (市外局番3)333-1329、335-1268
         国外からは(国番号591)-3-333-1329、-3-335-1268

○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)4965
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○ 在ボリビア日本国大使館
 住所:Calle Rosendo Gutierrez No.497, esq. Sanchez Lima, La Paz, Bolivia
 電話:(市外局番2) 241-9110~3
   国外からは(国番号591)-2-241-9110~3
 FAX : (市外局番2) 241-1919
   国外からは(国番号591)-2-241-1919
 ホームページ:https://www.bo.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○ 在サンタクルス領事事務所
 住所:Calle Cochabamba No.314, Esquina Saavedra,Santa-Cruz, Bolivia
 電話:(市外局番 3) 333-1329
   国外からは(国番号591)-3-333-1329
 FAX :(市外局番 3) 335-1022
   国外からは(国番号591)-3-335-1022
 ホームページ:https://www.bo.emb-japan.go.jp/itpr_ja/santacruz.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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