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※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1 概況
(1)ボリビアは中南米の中でも比較的治安の良い国と考えられていますが,日本人を含む外国人観光客を狙ったスリや置き引き等の窃盗事件が頻発しています。特に,ラパス市及びチチカカ湖畔のコパカバーナ市の観光地区やバスターミナルにおいては,日本人旅行者が偽警察官や首絞め強盗の被害に遭っています。
したがって,ボリビアは日本の治安状況とは異なることを強く意識して頂くとともに,時間,場所,場合にあった防犯対策(下記防犯対策参照)を講じて頂き,犯罪被害のリスクを最小限に留めるよう心がけてください。

(2)また,ボリビア各地において,頻繁に道路封鎖や行進・集会を含む各種抗議活動が行われており,中には暴動に発展する事例もありますので,これら抗議活動の現場には近づかないよう注意してください。特に,2019年10月に実施される予定の大統領選挙及び総選挙までの期間は,全国各地で様々な抗議活動が行われることが想定されますので,注意が必要です。

(3)これまでに,ボリビアにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり,未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2  犯罪発生状況
(1)拳銃強盗
 ア 日本人の犯罪被害事例
○男性が銀行で現金を引き出した後,車でショッピングセンターまで移動し,現金の入ったカバンを肩に掛けて徒歩で移動中,背後からカバンをひったくられそうになった。抵抗したところ,犯人が拳銃を取り出し3発発砲し,そのうち1発が右手中指に当たり負傷した。
○スーパーマーケットで買物中,現金入りのバッグをひったくられそうになったため抵抗したところ,拳銃のグリップ部分で頭部を殴打され,バッグを強奪された。

 イ 防犯対策
○銀行などで多額の現金を一度に引き出さない。やむを得ず引き出す場合は,必ず複数で行動し,常に周囲を警戒する。夜間は複数であってもATM等から現金を引き出さない。
○車両で移動する際は,バックミラーなどで後方を確認し,特に二人乗りのオートバイが接近していないか注意する。
○犯罪に遭った場合は,身体の安全を第一に考え,金品の要求に対しては決して抵抗せず,犯人を刺激しないようにする。

(2)窃盗(スリ,置き引き)
 ア 日本人の犯罪被害事例
○ラパス・エルアルト空港のチェックイン・カウンターで搭乗手続中,足元に置いていた貴重品を入れたカバンを盗まれた。
○発車前の長距離バスの中で,乗務員風の男に荷物を棚に載せるよう指示され,従った際,外から見知らぬ人物が窓を叩いたので応対しているうちに,棚に置いた荷物を盗まれた。
○市場で買物中,バッグを切られて財布を抜き取られた。
○前を通りかかった人物が物を落としたので,それを拾って渡したところ,その隙に足下に置いてあった自分の荷物を盗まれた。
○ラパス市内のレストランで,複数で食事をしていた際,椅子の背もたれにかけていたバッグを誰も気付かないうちに持ち去られた。
○インターネットカフェで子供に声をかけられたので応対していた隙に,反対側に置いていたリュックサックを盗まれた。
○車で走行中,道路脇にいた人物に物を投げられ,車から降りて傷を確認している隙に,助手席に置いていたバッグを盗まれた。
○人混み(バスターミナル,大通り,市場等)を歩いていた際,急に前方を塞がれ,立ち止まった瞬間にリュックサックから貴重品を盗まれた。
○夜行バス車内の頭上荷物置きや座席の下に貴重品が入ったバッグを置いて就寝したが,気付いたらバッグがなくなっていた。

イ 防犯対策
○ウユニ塩湖からラパス市内間の長距離バス車内での置き引きが頻発していることから,貴重品は常に複数か所に分散して肌身離さず持つ。
○手荷物からは常に目を離さない。
○外出時には,貴重品や多額の現金を持ち歩かない。
○見知らぬ人に親切そうに声を掛けられても,相手にしない。
○外出時は,常に周囲に注意しながら目的地へ向かう。
○車の助手席等,外から見える場所に物を置かない。
○車から降りる際は,周囲に怪しい人物がいないか注意を払う。
○夜間,早朝の外出は避け,複数で行動するようにする。
○バス内の荷物置きや座席の下に,貴重品の入っている荷物を置かない。

(3)偽警察官
ア 犯罪手口
○外国人旅行者になりすました犯人グループの一人が近寄って,時間や道を聞いてくる。これに応対していると,私服又はスーツ姿の警察官と称する者が近付いてきて,麻薬,偽米ドル,偽造カード所持の取締り,不法滞在やテロリストの取締り,身分証明書の不携帯(いずれも犯人グループのでっちあげ)等の言いがかりを付けて,犯人が用意した車(タクシーの場合もある)で警察署に連行しようとする。乗車後,移動中又は人気のない場所まで連れて行かれた後,車内で所持品検査の名目で金品が物色された上で盗まれる。
○長距離バスターミナルからタクシーに乗車すると,数百メートル進んだところで運転手が「車が故障したので後ろから来る車に乗り換えてくれ」と指示する。指示された車に乗ると,警察官になりすました男が乗り込んできて所持品検査と称して金品を物色しつつ,抜き盗る。なお,偽警察官に一旦車両に連れ込まれてしまった後,車内で所持品検査等を拒否すると,誘拐や殺人等の被害に遭う可能性があるので要注意。(この手口は,バスターミナル付近の取締りが厳しくなってきたため,真正なタクシー運転手が共犯となっている手口と考えられる。)
 
イ 日本人の犯罪被害事例
○早朝にバスターミナル付近を歩行中,無理矢理タクシーに乗せられた後,車内で所持品検査をされ,貴重品を盗まれた。その後,自力で脱出するまで数十分間拘束された。
○サンフランシスコ教会内を観光していた際,30代くらいの英語を話す女性に話しかけられた。その女性と話していたときに,警察官を名乗る男から,所持品の検査をするので車に乗るように言われ,それに従った。車内での所持品検査実施後,日本人旅行者のみ降車させられ,手荷物を確認すると貴重品が盗まれていた。
○サンタクルス市内旧バスターミナルで空港行きのバスを探していたところ,中年の女性に誘われタクシーに乗車した。その後,偽警察官が同乗してきて,同乗女性と共に荷物検査をされた後,貴重品を抜き取られ空港付近で降ろされた。

ウ 防犯対策
○バスターミナルには,深夜,早朝以外は制服の観光警察官(緑色の制服で胸に名札を付けている)が常駐しているので,タクシーを利用する際は,どのタクシーに乗れば安全かアドバイスを求める。
○警察官を名乗る者に指示された車には安易に乗らない。警察官が警察署への同行にタクシーや自家用車等を利用することはない。
○声を掛けられたら近くにいる制服警察官を呼ぶ,又は観光警察,在ボリビア日本国大使館,在サンタクルス領事事務所に連絡する。(各電話番号は下記の「緊急時の連絡先」を参照)
○深夜又は早朝にバスターミナルに到着するような長距離バスの利用はできる限り避ける。
○ユンガス地方,ルレナバケ地方からラパス市に到着するバスの内,ビジャロエル地区に日没後到着するバスには乗らない。
○偽警察官に注意する。ボリビアの警察は,裁判所の令状なしで所持品検査は出来ないこと,また必ず制服を着用していることを理解しておく。

(4)首絞め強盗
ア 犯罪手口
 バスターミナルや観光地で,突然後ろから旅行者の首を絞めて気絶させ,所持品を奪う。(主な発生場所は,ラパス市内の大統領府のあるムリージョ広場近辺及びセメンテリオ(墓地)周辺,土産物店が集まるサガルナガ通り,チチカカ湖畔のコパカバーナ市等で,特に人通りの少ない日曜日や夜間に発生)

イ 日本人の犯罪被害事例
○日曜日の午後,サガルナガ通り付近にあるホテルの手前約10mの地点で,何者かにいきなり背後から首を絞められ,気絶している間に現金約300米ドル,パスポート,腕時計等を盗まれた。
○夜8時頃,ムリージョ広場近辺のホテルに向かって歩いていると,突然数人に囲まれて,首を絞められて気絶。貴重品が入ったバックを盗まれた。
○コパカバーナ市郊外を単独で歩行中,見知らぬ者に声をかけられ,気を取られた隙に,背後から忍び寄った別の者に首を絞められ,気絶。現金180米ドル及びデジタルカメラを盗まれた。
○ホテルに入る直前,何者かにいきなり背後から首を絞められ,気絶している間に現金,パスポート及びカード類を盗まれた。
○赤線テレフェリコを利用しエルアルト駅で下車したときに,男から話しかけられ前方をふさがれた。後方を別の男1人にふさがれ,羽交い締めにされた後首を絞められ,所持していたリュックサックを盗まれた。

ウ 防犯対策
○人通りの少ない場所への立入りは避ける。
○宿泊先は,なるべく人通りの多い通りに面した,安全対策のしっかりした宿を選ぶ。
○見知らぬ者に親切そうに声を掛けられても相手にしない(偽警察官等の犯罪では相手から声をかけられることが多いので,見知らぬ者に声をかけられた場合は犯罪の兆候だと警戒する)。
○夜間,早朝の外出は避ける。
○外出時は,時折後ろを振り返る等して,常に周囲に注意しながら行動する。
○複数で行動する。

(5)待ち伏せ誘拐
ア 犯罪手口
 コパカバーナ市やティワナク遺跡等の観光地及びラパス市内等で,タクシーやミニバス(ワンボックスタイプの乗用車に座席を多数配置し,10数人が乗車できるよう改造したもの)で客を待ち伏せし,乗客をそのまま誘拐,監禁してクレジットカード等を奪った上,脅迫して暗証番号を聞き出す。

イ 防犯対策
○コパカバーナ市やティワナク遺跡等の観光地を訪れる際は,できるだけ個人旅行は避け,ツアーに参加する。
○個人旅行の場合は,「待ち伏せ誘拐」の手口に利用されることが多いミニバスは避け,大型のバスで移動する。
○執拗に乗車を勧誘してくるタクシーの利用は避け,宿泊先等に依頼してラジオタクシーを呼んでもらう。付近に警察官がいる場合はどのタクシーが安全かアドバイスを求める。
○単独旅行者に限らず,グループ(親子,恋人,友達)で被害に遭っている事例もあるので,複数で行動する場合でも油断しない。

(6)その他
ア ラパス市においては,空き巣被害が急増しています。比較的治安が良いと言われる南地区においても,日本人宅への侵入強盗事件が発生しています。

イ ラパス市に隣接し国際空港のあるエルアルト市は,貧困層が多く,昼夜を問わず犯罪が頻発しています。

ウ サンタクルス市及びその周辺地域では,窃盗(スリ,置き引き等),空き巣,自動車強盗(主にタクシーを標的とし,拳銃等で武装した犯人が停車中又は走行中の車の前を突如塞いで襲う等)といった犯罪が発生しています。

エ ブラジルとの国境地域においては,麻薬や盗難車両の密輸が横行し,密輸組織の武装化に伴い警察官に対する傷害事件も発生しています。

オ 2018年2月10日及び13日,オルーロ県オルーロ市でのカーニバルにおいて,ダイナマイト等による複数の爆発により,死傷者が発生しました。今後も類似の事案が発生する可能性は否定出来ず,引き続き注意が必要です。

査証、出入国審査等

(ボリビア入国手続や規則に関する最新の情報については,駐日ボリビア多民族国大使館(電話:03-3499-5441)にお問い合わせください。)

1 査証
 観光目的で入国する場合,入国時に30日の滞在許可が得られます。その後,ボリビア国内の移民局で滞在期間延長の手続を行うことにより,1年間(1月1日~12月31日の間)に最長で90日滞在することができます。延長手続は1年間に2回行うことができ,(各30日の延長),費用は無料です。仮に,一度ペルーやチリ等に出国し,ボリビアに再入国したとしても,1年間で累計90日以上の滞在はできません。不法滞在した場合,1日当たり12UFV’s(約27ボリビアーノス)の罰金が科されます。留学や就労目的でボリビアに長期滞在する場合,滞在の期間,資格,目的に応じた査証や外国人身分証明書(Carnet de Extranjero)を取得する必要があります。査証の種類により提出書類等が異なりますので,詳細はボリビア移民局又は在京ボリビア多民族国大使館にお問合せください。
 なお,入国に際しては6か月以上のパスポートの残存有効期間が必要です。

2  出入国審査
(1)入国の際は,機内や国境で配布される入国用紙に必要事項を記入し,移民局職員に提出します。最近,日本人が入国を拒否された例はありませんが,ペルー等の近隣国へ出入国を繰り返すと商用目的の滞在と疑われ,移民局へ出頭しなければならない場合があります。また,ボリビア国内で訴訟の被告として訴えられると出国できないこともあります。

(2)不法滞在や麻薬密輸関係の取締強化のために,国境や県境で警察官や移民局職員による身分証の所持検査が行われていますので,旅券等の身分証(場合によってはコピー)を必ず携行するようにしてください。
 また,ブラジル等から陸路でボリビアに入国する際,職員が入国スタンプの押印を忘れる場合があります。その場合,ボリビア入国当日であれば,移民局で罰金が発生せずに入国スタンプを押してもらえますが,翌日以降だと外国人の場合,罰金100UFV’s(約230Bs)を支払う義務が発生しますので,入国スタンプの有無を入国時に確認してください。

(3)黄熱関係
 ボリビア入国時にイエローカードの所持は義務付けられていませんが,2017年3月14日,ボリビア国内における黄熱の新たな発生を防止するため,省令第028/2009号に基づき,ボリビアの関係当局は以下の予防的措置を取っています。
ア 黄熱感染国以外からボリビアに入国し,ボリビア国内の黄熱高レベル危険地域を訪問する予定がない場合,イエローカードは不要。

イ 黄熱感染危険地区,地域又は国(下記リスク国一覧参照)からボリビアに入国する場合は,ボリビアに入国する際,イエローカードを所持する必要があるが(当館注:義務ではない),イエローカードを所持せず,黄熱の病状又は兆候を呈している場合,国境における出入国管理当局担当官は,これらの者に対し,予防接種を受ける又はボリビアの保健機関で受診するよう指導することとなっている。

ウ 黄熱感染高レベル危険地区,地域又は国以外からボリビアに入国する者がボリビア国内の黄熱危険地域への訪問を予定する場合,イエローカードを所持する必要がある(当館注:義務ではない)。イエローカードを所持しない場合,国境における出入国管理当局担当官は,これらの者に対し,ボリビアの保健機関で予防接種を受けるよう指導することとなっている。

エ 黄熱感染危険地区,地域又は国に向けて出国を予定する者は,イエローカードを所持する必要があるが(当館注:義務ではない),イエローカードを所持しない場合,国境における出入国管理当局担当官は,即時に国境付近のボリビア又は訪問国の保健機関で予防接種を受けるよう指導することとなっている。

オ 健康上の理由により黄熱の予防接種を受けられない場合は,現行の国際保健規則に従い,所管当局による証明書を得なければならない。

○黄熱リスク国一覧
[米州]
アルゼンチン,ボリビア,ブラジル,コロンビア,エクアドル,仏領ギアナ,ガイアナ,パラグアイ,ペルー,スリナム,トリニダード・トバゴ,ベネズエラ
[アフリカ]
アンゴラ,ベナン,ブルキナファソ,ブルンジ,カメルーン,チャド,コンゴ共和国,コートジボワール,エチオピア,ガボン,ガンビア,ガーナ,ギニア,ギニアビサウ,赤道ギニア,ケニア,リベリア,マリ,モーリタニア,ニジェール,ナイジェリア,中央アフリカ,コンゴ民主共和国,セネガル,シエラレオネ,スーダン,南スーダン,トーゴ,ウガンダ

○ボリビア政府が定める黄熱危険地域
一般的に観光客が訪れるラパス市,サンタクルス市,コチャバンバ市などの都市部及びウユニ塩湖を含むウユニ市周辺は黄熱危険地域には指定されていない。なお,オキナワ日本人移住地は危険地域に指定されていないが,イチロ郡サンフアン日本人移住地は黄熱危険地域に指定されている。
[チュキサカ県]
アスルドゥイ郡アスルドゥイ市,エルナンド・シレス郡モンテアグド市,エルナンド・シレス郡ワカレタ市,ノル・シンティ郡インカワシ市,ベリサリオ・ボエト郡ビジャ・セラノ市,ルイス・カルボ郡バカ・グスマン市,ルイス・カルボ郡ワカヤ市,ルイス・カルボ郡マチャレティ市
[ラパス県]
ラレカハ郡グアナイ市,ラレカハ郡ティプアニ市,ラレカハ郡マピリ市,ラレカハ郡テオポンテ市,フランツ・タマヨ郡アポロ市,インキシビ郡インキシビ市,インキシビ郡カフアタ市,スール・ユンガス郡チュルマニ市,スール・ユンガス郡イルパナ市,スール・ユンガス郡パロス・ブランコス市,スール・ユンガス郡ラ・アスンタ市,アベル・イトゥラルデ郡イクシアマス市,アベル・イトゥラルデ郡サン・ブエナベントゥーラ市,カラナビ郡カラナビ市
[コチャバンバ県]
アヨパヤ郡モロチャタ市,チャパレ郡ビジャ・トゥナリ市,カラスコ郡チモレ市,カラスコ郡プエルト・ビジャロエル市,カラスコ郡エントレ・リオス市,ティラケ郡ティラケ市
[タリハ県]
アルセ郡パッドカヤ市,アルセ郡ベルメホ市,グラン・チャコ郡ヤクイバ市,グラン・チャコ郡カラパリ市,グラン・チャコ郡ビジャ・モンテス市,ブルネット・オコノル郡エントレ・リオス市
[サンタクルス県]
アンドレス・イバニェス郡(注:サンタクルス市が属する郡),ワルネス郡及びフロリダ郡を除く全地域
[ベニ県]
全地域
[パンド県]
全地域

3  外貨申告
 1万米ドル相当以上の現金を所持している場合,税関に申告が必要です。国境又は搭乗機内にて申告用紙が手渡されます。

4  通関
 機内や国境で配布される申告用紙に記入し,税関職員に提出します。入国時の持込禁止品は銃器,麻薬類等です。電化製品,繊維製品等は,数量が多いと商業貨物とみなされ課税される場合があります。出国時の持出禁止・制限品は,麻薬類,野生獣毛皮,骨董品,三葉虫等の化石,植民地時代の絵画等です。出国時には所持品検査が行われます。

滞在時の留意事項

1 在留届の届出
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく居住地を管轄する在ボリビア日本国大使館又は在サンタクルス領事事務所に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(オンライン在留届,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,居住地を管轄する在ボリビア日本国大使館又は在サンタクルス領事事務所まで送付してください。

2 「たびレジ」への登録
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は,滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は,ボリビアで事件や事故,自然災害等が発生した際に,在ボリビア日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

3 旅行制限
 ボリビアでは抗議活動により,しばしば発生する道路封鎖や行進・集会等のため,陸路での移動が困難になります。旅行会社や新聞,インターネット,テレビ,在ボリビア日本国大使館,在サンタクルス領事事務所等で事前に最新の交通情報を入手するとともに,余裕のある日程で旅行するように心がけてください。2019年10月に実施される予定の大統領選挙までの期間については,抗議活動が活発化することが予想されますので,特に注意が必要です。

4 写真撮影の制限
 一般的に,軍関係の施設は撮影禁止です。禁止区域で撮影すると逮捕されることがあります。また,大統領府,政府機関及び国会議事堂の内部の撮影には,それぞれの官庁の許可が必要です。

5 各種取締法規
(1)麻薬
 ボリビアは,麻薬の原料となるコカ葉の世界的生産地の一つです。政府がコカインの製造や密輸の撲滅に力を入れているため,空港や国境での所持品検査,身体検査が抜き打ちで行われることがあります。麻薬の持込み,所持,使用等への刑罰は厳しく,知らないうちに麻薬の運び屋とされないよう,見知らぬ者から品物を預からないことが肝要です。絶対に関わらないでください。
また,麻薬所持検査を装って金品を奪う偽警察官による被害も多く,注意が必要です。正規の警察官が空港,国境,幹線道路料金所以外で麻薬所持検査をすることはなく,必ず制服を着用しています。

(2)不法就労
 短期滞在資格による就労はできません。違反した場合,国外退去処分となります。就労を希望する場合は,移民局で滞在資格の変更を申請してください。

(3)外国人の政治活動
 政治活動等,滞在資格外の行動を行うと,国外退去処分となります。
(4)銃器
 銃器を所持するには警察の許可が必要です。

(5)不正両替,賭博
 街中にいる個人の両替商については,偽札をつかまされたり,両替額をごまかされたりする等,日本人旅行者も被害に遭っているので注意が必要です。また,政府公認以外の私的な賭博行為は禁止されています。

(6)子の国外同伴
 片親が18歳未満の子の国外同伴を行う場合又は18際未満の子が単身で国外に出る場合,最寄りの未成年裁判所(Juzgado del menor)で事前に許可手続を行う必要があります。同様に,18歳未満の子が片親と又は単身で市外に出る場合,居住地を管轄する市役所(担当部署:Oficina de la Defensoria de la Niñes y adolecencia)において許可証の取得手続を行う必要があります。出国する際には,空港や国境における出入国審査において,また,市外に移動する際には,道路料金所又はバス乗り場において許可証の提示が求められます。

6 交通事情
(1)車は右側通行で,市内中心部は一方通行が多く,標識が少ないため慣れるまで時間を要します。また,些細な事でクラクションを鳴らす運転手が多いので,イライラしないことが肝要です。
 市内を走る車両のほとんどが小型バスかタクシーで,客を乗せるために所かまわず急停車しますので,後方を走行する際は注意が必要です。夜間ヘッドライトを点灯せずに走行している車両,ブレーキランプや方向指示器等の電球が切れた状態で走行している車両や,故障して道路の真ん中で停車している車両が散見されますので,注意してください。
 ラパス市はほとんどが坂道で,急坂も多数あります。前の車に近接して停車すると,前の車が下がって来て衝突することがあります。

(2)ボリビアには未舗装及び未整備の道路が多く残されており,毎年バスやトラックの転落事故により多数の犠牲者が出ています。特に雨季である12月から3月は雨で地盤が緩くなり,道路状況が普段にも増して悪くなるため非常に危険です。この期間の陸路の移動には特に注意を払ってください。
 都市近郊は,幹線道路であっても街灯がありませんので,夜間の運転には注意してください。
 車優先の風潮があり,歩行者は道路を横断する際,青信号でも注意を怠らないようにしてください。

(3)ボリビア全土において,政府等に対する抗議活動として道路封鎖が頻繁に行われます。陸路で国内移動する際は,ボリビア道路庁のホームページ(http://transitabilidad.abc.Gob.bo/mapa/ ,スペイン語のみ),旅行会社や新聞,テレビ,ラジオ,在ボリビア日本国大使館,在サンタクルス領事事務所等で最新の交通情報を入手するとともに,余裕のある日程で旅行するよう心がけてください。

(4)ボリビアの観光地であるウユニ塩湖においては,平成20年5月に日本人観光客5名が乗車した車が他の車と正面衝突し,全員死亡する事故が発生しました。この事故後も同様の事故が発生し,日本人観光客が負傷しています。事故の原因として,塩湖内では交通規制がないため,スピードの出し過ぎ,ガソリンやプロパンなど可燃物を大量に積んでいたこと等安全意識の欠如が挙げられます。ウユニ塩湖のツアーに参加する場合には安全意識が高く評判のよい業者を選定し,かつ運転手に無理な運転はさせないよう注意することが必要です。
 また,ウユニ塩湖内においては,レンタカーや私用車で私的に立ち入ることは非常に危険であり,増水の際には立入りが禁止されることもあります。塩湖の塩水がエンジンにかかると炎上したり,塩湖内の窪みにタイヤがはまったり,塩湖内ではGPSやカーナビも機能せず標識もないので,現在地が分からなくなり道に迷うこともありますので,自ら車を運転することは差し控えてください。

風俗、習慣、健康等

1 風習
 ボリビアの国民の約40%は先住民族です。先住民族は今でも伝統的な生活習慣を守っていますので,ボリビア社会は民族問題に敏感です。先住民族の居住地域では,彼らの生活習慣を配慮した行動が必要ですので,承諾無しに人や住居などに,カメラを向けないよう注意してください。

2 衛生事情
(1)水道水は飲用には適しませんので,十分に煮沸するか,市販のミネラルウォーター等を飲用してください。

(2)食べ物については,消化管細菌感染症のほか,サルモネラ感染症,寄生虫症,A型肝炎などが多数報告されています。十分に熱の通った食物を摂取するように心がけてください。

(3)紫外線がWHOの規制値を超えており,強いので,帽子やサングラスの着用,日焼け止めクリームの使用等紫外線対策が必要です。

(4)ボリビア全土で狂犬病が発生していますので,動物(特に犬,コウモリ)との接触は避けてください。万一,咬まれたり,傷口を舐められた場合は,直ちに水で洗浄し,受診して狂犬病ワクチン接種等の処置を受けてください。

(5)熱帯地方の川には皮膚から体内へ入る寄生虫も存在しますので,河川には安易に入らず,裸足で歩かないように注意してください。

3 高山病
 エル・アルト空港は標高4,070m,ラパス市街地も標高3,200mから3,700mに位置しているため酸素が低地の3分の2程度で,日本から直接渡航した場合,個人差はありますが,呼吸困難,頭痛,悪心,嘔吐などの高山病の症状が生じることがあります。高山病による重大なトラブルを起こさないためには,正しい高山病の知識を持ち,早期に対処することが重要です。
(1)発生事例
ア 団体旅行に参加した日本人男性がラパス市(標高約3,700m)に到着した直後から苦しそうな様子を見せ,翌日に多少標高の低いスクレ市(標高約 2,800m)に移動しても改善が見られなかったにもかかわらず,ホテルで休む等せず連日観光に参加し,数日後ウユニ塩湖(標高約3,700m)観光中に心肺停止の状態で発見された。
イ 米国経由でラパスに到着した日本人旅行者が,夜行バスでウユニ塩湖に行き2日間観光した後,再び夜行バスでラパスに戻った。ラパス到着時には既に具合が悪かった模様であるが,バスターミナル前のホテルにチェックインした。翌朝,部屋で意識が無い状態で発見された。

(2)予防対策
 高地(特に2,500m以上)に旅行する場合には,以下の予防対策を講じてください。
ア 渡航前の準備
(ⅰ)心臓病などの持病のある方は主治医に相談する。
(ⅱ)余裕のある日程で行動できるよう計画する。
(ⅲ)高山病予防薬(ダイアモックス)の服用について医師に相談する。
(ⅳ)本やインターネット等で,高山病の正しい知識を得る。
(ⅴ)補償の十分な旅行保険に入る。
(医療費,緊急移送費で1,000万円を超える場合がある)

イ 渡航後
 体調不良時は,まず高山病を疑い,早期に対処することが非常に重要
(ⅰ)高地到着前から,アルコール摂取,睡眠薬は控える。
(ⅱ)到着後は,寒さ対策,十分な休息を取る。
(ⅲ)頭痛,吐き気などの高山病の症状を自覚したときは,誰かに相談し(決して一人にならない),椅子に座りしばらく安静を保ち,酸素を吸入する(ほとんどのホテルに酸素ボンベが常備されている)。症状が改善しない場合は,直ちに病院を受診する。

4 サンタクルス,ベニ県等の熱帯湿原地方
 マラリア,デング熱,チクングニヤ熱,ジカウイルス感染症,黄熱などの蚊が媒介する感染症,サシガメが媒介するシャーガス病等が発生することがあり,防虫対策が必要です。
また,A型肝炎,サルモネラ感染症や赤痢なども多いので,水や食事の摂取には十分注意してください。
 黄熱,破傷風,A型肝炎,狂犬病等の予防接種はボリビアでも可能ですが,免疫を獲得するのに一定期間が必要なので,渡航前に受けてください。
 その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/
 ◎厚生労働省検疫所ホームページ(感染症情報:黄熱)
  https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html

5 医療事情
(1)大都市(ラパス市,サンタクルス市,コチャバンバ市)には,比較的医療レベルが高く救急医療体制の整った病院がありますが,地方都市では十分な治療が受けられる病院はほとんどありません。

(2)世界の医療事情(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/bolivia.html)
において,ボリビア国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前に必ず御覧ください。

緊急時の連絡先

◎パトカー:TEL 110
◎救急車 :TEL ラパス市:165
         コチャバンバ市:165
         サンタクルス市:118,161
         コビハ市:118
         タリハ市:118
         スクレ市:118
◎観光警察:TEL(市外局番2)222-5016
      国外からは(国番号591)-2-222-5016
◎在ボリビア日本国大使館:TEL(市外局番2)241-9110~3
             国外からは(国番号591)-2-241-9110~3
◎在サンタクルス領事事務所:TEL(市外局番3)335-1268, 333-1329
              国外からは(国番号591)-3-335-1268, 333-1329

 在ボリビア日本大使館及びサンタクルス領事事務所が在留日本人向けに作成し,ホームページに掲載している「安全の手引き」も御参照ください。

問い合わせ先

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902, 2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)5367
○領事局ハーグ条約室(一般案内窓口)03-5501-8466
○外務省海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ボリビア日本国大使館
 住所:Calle Rosendo Gutierrez No.497, esq Sanchez Lima, La Paz, Bolivia
 電話:(市外局番2) 241-9110~3
   国外からは(国番号591)-2-241-9110~3
 FAX : (市外局番2) 241-1919
   国外からは(国番号591)-2-241-1919
 ホームページ:https://www.bo.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在サンタクルス領事事務所
 住所:Calle Cochabamba No.314, Esquina Saavedra, Santa-Cruz, Bolivia
 電話:(市外局番 3) 333-1329
   国外からは(国番号591)-3-333-1329
 FAX :(市外局番 3) 335-1022
   国外からは(国番号591)-3-335-1022

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