危険情報
中央アフリカの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)
更新日 2025年08月04日
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
●全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
【ポイント】
●全土に「レベル4:退避勧告」を発出しています。国内全域で襲撃・衝突事件等が断続的に発生しており、多数の死者が発生するなど、極めて不安定で混乱した状況が続いています。中央アフリカへの渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。
●全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
【ポイント】
●全土に「レベル4:退避勧告」を発出しています。国内全域で襲撃・衝突事件等が断続的に発生しており、多数の死者が発生するなど、極めて不安定で混乱した状況が続いています。中央アフリカへの渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。
詳細
1 概況
2013年3月に当時のボジゼ政権が崩壊して以来、国内全域で武装勢力等による襲撃・衝突事件等が多発し、深刻な情勢悪化がみられたことから、2014年4月、国連は、治安維持等のため「国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(MINUSCA)」を設立し、部隊を展開しています。2020年12月に実施された大統領選挙でトゥアデラ大統領が再選されたことに反発した武装勢力が、2021年1月に首都バンギの制圧を試みたことから、中央アフリカ軍・MINUSCA軍と武装勢力との間で戦闘が発生する事態となりました。武装勢力は物資輸送路を支配下に置くなどしましたが、外国軍の支援を得た中央アフリカ軍が失地を回復し、その後トゥアデラ大統領が和解に向けた対話を呼びかけ、同年10月には一方的な停戦を宣言しました。主要武装勢力も停戦を尊重すると発表していますが、断続的に戦闘が続いており、死傷者が発生しています。2023年7月、一部野党が投票のボイコットを呼びかけたほか、一部武装集団が選挙運動のために地方を訪問する者を攻撃すると脅迫する中で終身大統領を可能とする憲法改正に係る国民投票が行われ、95%を超える賛成多数で憲法裁判所により改正が承認されました。しかし、依然として、一部野党がこの改正に反発しているほか、武装集団も現政権の打倒を企図しており、情勢は不安定です。
2 地域情勢
全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
(1)首都バンギ
2020年12月の大統領選挙後、武装勢力によるバンギ制圧の試みがあり、その後も武装勢力による脅威は引き続き存在しています。中央アフリカ軍及びMINUSCA軍の存在に加え、他国による治安面での支援があるとされていますが、治安状況は依然として流動的であり、今後の見通しも不透明です。
(2)その他の地域
トゥアデラ大統領による2021年10月の一方的な停戦宣言後も、各地で武装勢力による襲撃や略奪、外国人の拉致事件が断続的に続いており、民間人にも多くの死者及び負傷者が出ています。
つきましては、中央アフリカへの渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。
隣国カメルーン、チャド、スーダン、南スーダン、コンゴ民主共和国及びコンゴ共和国の情勢も不安定であり、陸路による出入国は特に危険です。別途それぞれ危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人緊急事態課
電話:(代表)03-3580-3311(内線)9929
○海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在カメルーン日本国大使館(中央アフリカを兼轄)
住所:1513, Rue1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun
電話:(国番号237)2220-6202、2220-6585
FAX:(国番号237) 2220-6203
ホームページ:https://www.cmr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
2013年3月に当時のボジゼ政権が崩壊して以来、国内全域で武装勢力等による襲撃・衝突事件等が多発し、深刻な情勢悪化がみられたことから、2014年4月、国連は、治安維持等のため「国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(MINUSCA)」を設立し、部隊を展開しています。2020年12月に実施された大統領選挙でトゥアデラ大統領が再選されたことに反発した武装勢力が、2021年1月に首都バンギの制圧を試みたことから、中央アフリカ軍・MINUSCA軍と武装勢力との間で戦闘が発生する事態となりました。武装勢力は物資輸送路を支配下に置くなどしましたが、外国軍の支援を得た中央アフリカ軍が失地を回復し、その後トゥアデラ大統領が和解に向けた対話を呼びかけ、同年10月には一方的な停戦を宣言しました。主要武装勢力も停戦を尊重すると発表していますが、断続的に戦闘が続いており、死傷者が発生しています。2023年7月、一部野党が投票のボイコットを呼びかけたほか、一部武装集団が選挙運動のために地方を訪問する者を攻撃すると脅迫する中で終身大統領を可能とする憲法改正に係る国民投票が行われ、95%を超える賛成多数で憲法裁判所により改正が承認されました。しかし、依然として、一部野党がこの改正に反発しているほか、武装集団も現政権の打倒を企図しており、情勢は不安定です。
2 地域情勢
全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
(1)首都バンギ
2020年12月の大統領選挙後、武装勢力によるバンギ制圧の試みがあり、その後も武装勢力による脅威は引き続き存在しています。中央アフリカ軍及びMINUSCA軍の存在に加え、他国による治安面での支援があるとされていますが、治安状況は依然として流動的であり、今後の見通しも不透明です。
(2)その他の地域
トゥアデラ大統領による2021年10月の一方的な停戦宣言後も、各地で武装勢力による襲撃や略奪、外国人の拉致事件が断続的に続いており、民間人にも多くの死者及び負傷者が出ています。
つきましては、中央アフリカへの渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。
隣国カメルーン、チャド、スーダン、南スーダン、コンゴ民主共和国及びコンゴ共和国の情勢も不安定であり、陸路による出入国は特に危険です。別途それぞれ危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人緊急事態課
電話:(代表)03-3580-3311(内線)9929
○海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在カメルーン日本国大使館(中央アフリカを兼轄)
住所:1513, Rue1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun
電話:(国番号237)2220-6202、2220-6585
FAX:(国番号237) 2220-6203
ホームページ:https://www.cmr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html