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中央アフリカ
テロ・誘拐情勢

更新日 2025年07月04日

1 概況
 中央アフリカにおいては、イスラム系反政府武装勢力連合であった「セレカ」が解体し、派生した勢力及びキリスト教系武装組織の「アンチ・バラカ」、「変革のための愛国者連合(CPC)」(2024年8月、CPC-Fに改称)等、多数の反政府武装勢力のほか、多数の犯罪集団が存在しています。武装勢力同士の衝突や治安当局との衝突で多数の死傷者が発生し、村落への襲撃等が常態化しています。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 上記「1 概況」のとおり。

3 誘拐事件の発生状況
 誘拐事件発生件数は、正式なデータが存在していないため不明ですが、乱立する武装勢力による暴行・略奪の過程で誘拐事案が多数発生しています。また、鉱山や建設現場で働く中国人の拉致や殺害事件も繰り返し発生しています。
 中央アフリカとの国境に近いカメルーン側では、武装勢力がカメルーン人の家畜所有者等を襲撃し、身代金目的で誘拐する事件も発生しています。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 国内全域で衝突や誘拐等が頻発しており、極めて不安定で混乱した状況が続いています。いかなる目的であれ、中央アフリカへの渡航は止めてください。
 

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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