危険情報
ウズベキスタンの危険情報【一部地域の危険レベル引き下げ】
更新日 2025年04月30日
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
〇アフガニスタンとの国境付近で立ち入りが制限されている地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続)
〇ナマンガン州、アンディジャン州及びフェルガナ州のタジキスタン及びキルギスとの国境沿い山岳地帯(キルギス領に囲まれた飛び地ソフ及びシャヒーマルダンを含む)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください(引き下げ)
〇上記を除く地域(首都タシケント市を含む)
レベル1:十分注意してください(継続)
【ポイント】
〇ウズベキスタンの治安は平穏で安定しています。
〇アフガニスタンとの国境沿いの地域は、当地治安機関により厳格な管理がなされていますが、不測の事態が発生する可能性もありますので、不要不急の渡航は止めてください。
〇タジキスタン及びキルギス国境沿い山岳地帯は、近年、治安状況は平穏を保っていることから危険レベル2(不要不急の渡航は止めてください)に引き下げます。
〇アフガニスタンとの国境付近で立ち入りが制限されている地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続)
〇ナマンガン州、アンディジャン州及びフェルガナ州のタジキスタン及びキルギスとの国境沿い山岳地帯(キルギス領に囲まれた飛び地ソフ及びシャヒーマルダンを含む)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください(引き下げ)
〇上記を除く地域(首都タシケント市を含む)
レベル1:十分注意してください(継続)
【ポイント】
〇ウズベキスタンの治安は平穏で安定しています。
〇アフガニスタンとの国境沿いの地域は、当地治安機関により厳格な管理がなされていますが、不測の事態が発生する可能性もありますので、不要不急の渡航は止めてください。
〇タジキスタン及びキルギス国境沿い山岳地帯は、近年、治安状況は平穏を保っていることから危険レベル2(不要不急の渡航は止めてください)に引き下げます。
詳細
1 概況
(1)ウズベキスタンでは、国内治安は平穏を保っており、ウズベキスタン政府がテロ事件と認定した事案は、2005年以降発生しておらず、テロ事件による日本人被害も発生していません。
一般犯罪については、殺人等の重大犯罪の発生は比較的少ないものの、経済的困窮に起因するとみられる犯罪や粗暴犯による傷害事件が発生しています。
(2)アフガニスタンとの国境沿いは、当地治安機関による厳重な警備体制が敷かれ、治安情勢は平穏を保っていますが、アフガニスタン情勢の変化に伴い、不測の事態が発生する可能性があります。
(3)タジキスタン及びキルギスとの国境沿い山岳地帯は、近年、治安状況は平穏を保っていることから危険レベル2に引き下げます。しかし、同地帯は麻薬密輸ルートやイスラム過激派の潜伏先として利用されている可能性が排除できない地域です。国境事務所近辺は国境警備隊による厳格な管理がなされていますが、国内情勢や隣国情勢の変化に伴い不測の事態が発生する可能性があります。
2 地域別情勢
(1)アフガニスタンとの国境付近で立ち入りが制限されている地域
「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」(継続)
ウズベキスタン南部に位置するテルメズ州はアフガニスタン北部と接しています。現在、アフガニスタン国境沿いは、国境警備隊による厳重な警備体制が敷かれ、平穏が保たれています。
しかし、アフガニスタンでは外国関連機関や民間人等を標的としたテロ事件が発生しており、アフガニスタン情勢の変化に伴い、ウズベキスタン国内でも不測の事態が発生する可能性は否定できません。
ついては、上記地域への不要不急の渡航は止めてください。
(2)ナマンガン州、アンディジャン州及びフェルガナ州のタジキスタン及びキルギスとの国境沿い山岳地帯(キルギス領に囲まれた飛び地ソフ及びシャヒーマルダンを含む)
「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」(引き下げ)
ウズベキスタン東部に位置するナマンガン州、アンディジャン州及びフェルガナ州は隣国タジキスタン及びキルギスと国境を接しています。同国境地域は険しい山岳地帯となっており、イスラム過激派の潜伏や同地域が麻薬密輸ルートとして使用される可能性は排除できません。同地域では、過去、ウズベキスタン政府がイスラム過激派組織に対する治安対策の一環として地雷を埋設しましたが、ウズベキスタン政府は、タジキスタン国境地域の地雷は完全に撤去したとし、キルギス国境地域の地雷についても撤去作業を進めています。近年は、同地域における住民同士の衝突や暴動等の事案の発生、反政府組織や過激派組織の活動は認知されておらず、同地域の治安状況は平穏を保っていると認められますので、同地域の危険レベルをレベル2(不要不急の渡航は止めてください)に引き下げます。
なお、キルギスと国境を接するフェルガナ州リシタン市は、観光地として紹介されることもあり、中心地自体の治安情勢は平穏が保たれていますが、渡航が必要な場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。
(3)ウズベキスタン全土(上記(1)、(2)地域を除く)
「レベル1:十分注意してください」(継続)
首都タシケントを含むウズベキスタン全体の治安情勢は平穏を保っています。
テロ情勢については、上述のとおり、2005年以降、ウズベキスタン国内でテロ事件と認定された事案の発生はありません。また、デモや抗議集会の実施も報告されていません。ウズベキスタン治安当局は、テロ対策や一般犯罪対策の一環として、各観光スポットや大型ショッピングモール、バザール等のソフトターゲットとなり得る場所に制服警察官等を配置し、見せる警戒が行われています。
現在は平穏が保たれている国内ですが、20年以上前はイスラム過激派組織の活動が活発でした。1999年にタシケント市内で爆弾テロ、2004年に米国大使館やイスラエル大使館、政府機関を標的とした自爆テロが発生し、2005年にはアンディジャン市で騒擾事件が発生しています。また、2022年には、発生後まもなく沈静化したものの、西部ヌクス市で騒擾事件が発生しました。
ウズベキスタン滞在中は、基本的な安全対策を講じ、十分に注意するようにしてください。
3 滞在にあたっての注意事項
(1)ウズベキスタンへの渡航・滞在に際しての注意事項や防犯対策等についての詳細は以下のリンクをご参照ください。
〇安全対策基礎データ https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_183.html
〇在ウズベキスタン日本国大使館ホームページ領事部
https://www.uz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/visa-tourism.html
(2)テロ・誘拐に関する情勢
これまでにウズベキスタンにおいてテロ・誘拐による日本人の被害は確認されていません。他方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください
ウズベキスタンのテロや誘拐に関する情報については、テロ・誘拐情勢( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_183.html )も御参照ください。
(3)ウズベキスタンに3か月以上滞在される方は「在留届」を提出してください。また、3か月未満の旅行や出張などの場合は、「たびレジ」を登録してください。
これらに登録すると、滞在先で最新の安全情報を入手できるほか、緊急事態発生時に大使館から素早く連絡を取り、必要な支援をすることができます。
〇在留届 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
〇たびレジ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5138
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在ウズベキスタン日本国大使館
住所:1-28、Sadyk Azimov st.、Tashkent、100047、Republic of Uzbekistan
電話: (998-78)120-8060~63
国外からは(国番号998)078-120-8060~63
特に国外の(日本を含む)携帯電話からは(+998)-78-120-8060/61/62/63
また日本の固定電話からは(0033-010-998)-78-120-8060/61/62/63
ファックス:(998-78)120-8075又は8077
国外からは(国番号998)078-120-8075又は8077
特に国外の(日本を含む)携帯電話からは(国番号+998)78-120-8075または8077
また日本の固定電話からは(0033-010-998)-78-120-8075または8077
ホームページ: http://www.uz.emb-japan.go.jp/itprtop-ja/index.html
(1)ウズベキスタンでは、国内治安は平穏を保っており、ウズベキスタン政府がテロ事件と認定した事案は、2005年以降発生しておらず、テロ事件による日本人被害も発生していません。
一般犯罪については、殺人等の重大犯罪の発生は比較的少ないものの、経済的困窮に起因するとみられる犯罪や粗暴犯による傷害事件が発生しています。
(2)アフガニスタンとの国境沿いは、当地治安機関による厳重な警備体制が敷かれ、治安情勢は平穏を保っていますが、アフガニスタン情勢の変化に伴い、不測の事態が発生する可能性があります。
(3)タジキスタン及びキルギスとの国境沿い山岳地帯は、近年、治安状況は平穏を保っていることから危険レベル2に引き下げます。しかし、同地帯は麻薬密輸ルートやイスラム過激派の潜伏先として利用されている可能性が排除できない地域です。国境事務所近辺は国境警備隊による厳格な管理がなされていますが、国内情勢や隣国情勢の変化に伴い不測の事態が発生する可能性があります。
2 地域別情勢
(1)アフガニスタンとの国境付近で立ち入りが制限されている地域
「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」(継続)
ウズベキスタン南部に位置するテルメズ州はアフガニスタン北部と接しています。現在、アフガニスタン国境沿いは、国境警備隊による厳重な警備体制が敷かれ、平穏が保たれています。
しかし、アフガニスタンでは外国関連機関や民間人等を標的としたテロ事件が発生しており、アフガニスタン情勢の変化に伴い、ウズベキスタン国内でも不測の事態が発生する可能性は否定できません。
ついては、上記地域への不要不急の渡航は止めてください。
(2)ナマンガン州、アンディジャン州及びフェルガナ州のタジキスタン及びキルギスとの国境沿い山岳地帯(キルギス領に囲まれた飛び地ソフ及びシャヒーマルダンを含む)
「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」(引き下げ)
ウズベキスタン東部に位置するナマンガン州、アンディジャン州及びフェルガナ州は隣国タジキスタン及びキルギスと国境を接しています。同国境地域は険しい山岳地帯となっており、イスラム過激派の潜伏や同地域が麻薬密輸ルートとして使用される可能性は排除できません。同地域では、過去、ウズベキスタン政府がイスラム過激派組織に対する治安対策の一環として地雷を埋設しましたが、ウズベキスタン政府は、タジキスタン国境地域の地雷は完全に撤去したとし、キルギス国境地域の地雷についても撤去作業を進めています。近年は、同地域における住民同士の衝突や暴動等の事案の発生、反政府組織や過激派組織の活動は認知されておらず、同地域の治安状況は平穏を保っていると認められますので、同地域の危険レベルをレベル2(不要不急の渡航は止めてください)に引き下げます。
なお、キルギスと国境を接するフェルガナ州リシタン市は、観光地として紹介されることもあり、中心地自体の治安情勢は平穏が保たれていますが、渡航が必要な場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。
(3)ウズベキスタン全土(上記(1)、(2)地域を除く)
「レベル1:十分注意してください」(継続)
首都タシケントを含むウズベキスタン全体の治安情勢は平穏を保っています。
テロ情勢については、上述のとおり、2005年以降、ウズベキスタン国内でテロ事件と認定された事案の発生はありません。また、デモや抗議集会の実施も報告されていません。ウズベキスタン治安当局は、テロ対策や一般犯罪対策の一環として、各観光スポットや大型ショッピングモール、バザール等のソフトターゲットとなり得る場所に制服警察官等を配置し、見せる警戒が行われています。
現在は平穏が保たれている国内ですが、20年以上前はイスラム過激派組織の活動が活発でした。1999年にタシケント市内で爆弾テロ、2004年に米国大使館やイスラエル大使館、政府機関を標的とした自爆テロが発生し、2005年にはアンディジャン市で騒擾事件が発生しています。また、2022年には、発生後まもなく沈静化したものの、西部ヌクス市で騒擾事件が発生しました。
ウズベキスタン滞在中は、基本的な安全対策を講じ、十分に注意するようにしてください。
3 滞在にあたっての注意事項
(1)ウズベキスタンへの渡航・滞在に際しての注意事項や防犯対策等についての詳細は以下のリンクをご参照ください。
〇安全対策基礎データ https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_183.html
〇在ウズベキスタン日本国大使館ホームページ領事部
https://www.uz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/visa-tourism.html
(2)テロ・誘拐に関する情勢
これまでにウズベキスタンにおいてテロ・誘拐による日本人の被害は確認されていません。他方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください
ウズベキスタンのテロや誘拐に関する情報については、テロ・誘拐情勢( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_183.html )も御参照ください。
(3)ウズベキスタンに3か月以上滞在される方は「在留届」を提出してください。また、3か月未満の旅行や出張などの場合は、「たびレジ」を登録してください。
これらに登録すると、滞在先で最新の安全情報を入手できるほか、緊急事態発生時に大使館から素早く連絡を取り、必要な支援をすることができます。
〇在留届 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
〇たびレジ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5138
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在ウズベキスタン日本国大使館
住所:1-28、Sadyk Azimov st.、Tashkent、100047、Republic of Uzbekistan
電話: (998-78)120-8060~63
国外からは(国番号998)078-120-8060~63
特に国外の(日本を含む)携帯電話からは(+998)-78-120-8060/61/62/63
また日本の固定電話からは(0033-010-998)-78-120-8060/61/62/63
ファックス:(998-78)120-8075又は8077
国外からは(国番号998)078-120-8075又は8077
特に国外の(日本を含む)携帯電話からは(国番号+998)78-120-8075または8077
また日本の固定電話からは(0033-010-998)-78-120-8075または8077
ホームページ: http://www.uz.emb-japan.go.jp/itprtop-ja/index.html