危険情報
コンゴ共和国の危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)
更新日 2025年04月25日
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
●プール県南部、ブエンザ県東部及び中央アフリカ共和国との国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●プール県南部及びブエンザ県東部地域では、反政府勢力や犯罪集団等が活動する等、治安状況が不安定です。
●中央アフリカ共和国との国境地帯では、同国からの難民や犯罪集団等の流入・侵入により治安が悪化しています。
●外国人を狙った強盗や窃盗等の一般犯罪、デモ等が発生しています。滞在中は十分注意してください。
●プール県南部、ブエンザ県東部及び中央アフリカ共和国との国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●プール県南部及びブエンザ県東部地域では、反政府勢力や犯罪集団等が活動する等、治安状況が不安定です。
●中央アフリカ共和国との国境地帯では、同国からの難民や犯罪集団等の流入・侵入により治安が悪化しています。
●外国人を狙った強盗や窃盗等の一般犯罪、デモ等が発生しています。滞在中は十分注意してください。
詳細
1 概況
(1)首都ブラザビル南部及び同市に隣接するプール県では、2016年3月の大統領選挙以降1年半余りにわたって政府側と反政府勢力との間で衝突が続いていましたが、2017年12月の「停戦」、「敵対行為の中止」にかかる合意文書への署名後、治安状況は改善傾向にあります。ただし、プール県南部は、輸送車両に対する襲撃や身代金目的の誘拐等が散発的に発生する等、依然として不安定な状態です。
(2)二大主要都市であるブラザビルとポワント・ノワールでは、窃盗、強盗、暴行等の一般犯罪がしばしば発生しています。特にブラザビル北部ムンガリ地区、南部マルシェ・トタル地区、バコンゴ地区、タランガイ地区、キンテレ地区、マケレケレ地区は、夜間の暴力犯罪が発生しています。また、両都市を結ぶ幹線道路は、治安が悪化しているプール県南部及びブエンザ県東部を経由しており、車両襲撃を含む犯罪が散見される他、検問での政府当局者による賄賂の要求が見られます。
2 地域情勢
(1)プール県南部、ブエンザ県東部及び中央アフリカ共和国との国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
ア プール県南部及びブエンザ県東部
2017年12月、プール県キンカラでコンゴ共和国政府と反政府勢力「レジスタンス国民会議」(CNR、通称「ニンジャ」)の指導者のントゥミ牧師との間で「停戦」、「敵対行為の中止」にかかる合意文書が署名されて以降、大規模な衝突や騒擾事案は発生していませんが、2025年にも、一部地域において反政府勢力に対する治安作戦が散発的に実施されているほか、治安悪化に乗じた犯罪集団が身代金目的の誘拐等を含む犯罪を行っています。特にブラザビル-キンカラ-ミンドゥリ(プール県南部)間やミンドゥリ-マヤマ(プール県中部)間を結ぶ道路沿いでは、輸送車両に対する襲撃が頻発する等、治安状況は不安定です。また、幹線道路では国軍兵士や国家警察が検問で車両の捜索、乗客の身分証検査をする場合があり、その際に外国人に賄賂の要求を行う場合が見られます。主要都市を結ぶ幹線道路では、速度超過や過積載トラック、整備不良車により重大事故に巻き込まれる可能性があり、運転はリスクが伴います。
テロ発生のリスクは必ずしも高いとは言えませんが、コンゴ民主共和国国境からの活動勢力の流入の可能性があります。
また、隣国のコンゴ民主共和国マイ=ンドンベ州クワムチュ地域では、2022年7月頃から地元テケ族とヤカ族の土地領有をめぐる衝突が激しくなっており、避難民がコンゴ川対岸のプール県に流入しており、治安の悪化が懸念されます。
イ 中央アフリカ共和国との国境地帯
中央アフリカと国境を接するサンガ県及びリグアラ県では、同国からの避難民増加により治安が悪化しています。国境地帯では犯罪集団や民兵集団が活動しており、また、国境地帯の警備も不十分で容易に越境できることから、こうした集団が国内に侵入しています。
つきましては、これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
(2)その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 首都ブラザビルを含むプール県(南部を除く)
ブラザビルは、他の地域に比べ、国軍や警察の取締りが厳しく、治安は安定していますが、隣国コンゴ民主共和国の政情不安を受けて、同国から難民が流入しており、今後の同国の情勢によっては更なる難民流入等の混乱が発生する可能性があります。市内中心部は比較的安全と言えますが、例年12月の休暇シーズン等は、外国人を狙った強盗被害も発生しています。都市部から離れて農村部になるほど犯罪発生のリスクが高くなり、特にブラザビル北部ムンガリ地区、南部マルシェ・トタル地区、バコンゴ地区、タランガイ地区、キンテレ地区、マケレケレ地区は、夜間の暴力犯罪が増加傾向にありまです。刃物を使用するギャング同士の対立も報告されています。近年、「ベベ・ノワール(黒い赤ちゃん)」と呼ばれる犯罪武装集団が現れ、ブラザビルやポワント・ノワールで殺人・強姦・強盗等を行っています。
また、隣国のコンゴ民主共和国マインドンベ州クワムチュ地域では、2022年7月頃から地元テケ族とヤカ族の土地領有をめぐる衝突が激しくなっており、避難民がコンゴ川対岸のプール県に流入し、主要幹線道路を通じてブラザビルへの流入も報告されています。
イ ポワント・ノワール及びクイール県
石油生産基地で外国人が多数働いていることから、他の地域に比べて社会基盤も比較的整備されています。同地域の治安は比較的安定していますが、外国人に対するひったくり事件等も報告されています。同市公共ビーチ沿いは、日没後に暴力犯罪が散発しており、Yes ClubからVIP Escale Demexまで西端までを含む、夜間のビーチへの立入りは強盗等の被害に遭う可能性があります。
ウ リグアラ県東部のウバンギ川周辺(コンゴ民主共和国との国境付近)
コンゴ民主共和国の赤道州の部族抗争に端を発した治安悪化を受け、多数の難民が国内に流入しています。国連が難民の本国送還を支援しているものの、2018年5月の赤道州におけるエボラウイルス病(エボラ出血熱)流行の際にコンゴ(共)政府がリクアラ県の河岸都市であるベトゥ、インプフォンドを閉鎖して以降、送還は進展していません。
エ キュベット県及びサンガ県
エボラウイルス病(エボラ出血熱)の発生地域です。エボラウイルス病(エボラ出血熱)のヒトへの感染源として特定されたチンパンジー、ゴリラ等の野生サル類及び小型レイヨウ、コウモリなどの野生動物は熱帯雨林の奥地に生息するため、通常の旅行者が接触・感染する機会はありませんが、現地住民が捕獲して路上等で販売している野生動物の肉(BUSH MEAT)に混在している可能性がありますので、これらの肉に触れることは絶対に避けてください。
つきましては、これらの地域への渡航・滞在に当たっては、危険を避けるため特別な注意が必要です。現地の最新情報の入手に努め、常に周囲に警戒を払って行動するなど、不測の事態に遭遇することのないよう十分注意してください。
3 滞在に当たっての注意
(1)コンゴ共和国への渡航・滞在における一般的な注意事項については、外務省海外安全ホームページ内のコンゴ(共)の「安全対策基礎データ」及び在ガボン日本国大使館の「安全の手引き」も併せて参照してください。
●安全対策基礎データ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_102.html
在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国に日本の大使館はなく、在コンゴ民主共和国日本国大使館が兼轄しています。)に滞在先や連絡先を通報するなど連絡を密にし、さらに、日本国外務省、現地関係機関、報道等から最新情報を入手するよう努めてください。
なお、コンゴ共和国は国際電話の回線事情が悪いため、事件・事故等が発生した場合に迅速に連絡し、関係者に対応を求めることが困難となる場合があります。万一、事件・事故に巻き込まれた場合には、あらゆる手段を利用し、在コンゴ民主共和国日本国大使館に連絡を試みてください。
(2)在留届、「たびレジ」
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。コンゴ共和国に3か月以上滞在する方は、在コンゴ民主共和国日本国大使館(兼轄)が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。また、3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の大使館または総領事館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
(3)各種感染症の発生・流行が懸念されます。渡航にあたっては各種予防接種を受けるほか、生活環境全般における衛生管理を徹底してください。
●世界の医療事情(コンゴ(共)):(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/congokyo.html )
(4)これまでに、国内において日本人・日本権益を直接標的としたテロの発生は確認されていませんが、テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、テロによる日本人の被害も確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロはどこでも起こり得ること、日本人もテロ・誘拐の標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等から最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
詳細は、「テロ・誘拐情勢」も、併せてご確認ください( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_102.html )。
4 隣国のガボン、カメルーン、中央アフリカ、アンゴラ及びコンゴ民主共和国に対しても、それぞれ危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)
住所:372, Avenue Colonel Mondjiba, Conxession Immotex, Ngaliema, Kinshasa, Republique Democratique du CONGO
大使館代表電話: (国番号243)81-555-4731~4
大使館緊急用電話:(国番号243)81-880-5059
ホームページ:https://www.rdc.emb-japan.go.jp/
(1)首都ブラザビル南部及び同市に隣接するプール県では、2016年3月の大統領選挙以降1年半余りにわたって政府側と反政府勢力との間で衝突が続いていましたが、2017年12月の「停戦」、「敵対行為の中止」にかかる合意文書への署名後、治安状況は改善傾向にあります。ただし、プール県南部は、輸送車両に対する襲撃や身代金目的の誘拐等が散発的に発生する等、依然として不安定な状態です。
(2)二大主要都市であるブラザビルとポワント・ノワールでは、窃盗、強盗、暴行等の一般犯罪がしばしば発生しています。特にブラザビル北部ムンガリ地区、南部マルシェ・トタル地区、バコンゴ地区、タランガイ地区、キンテレ地区、マケレケレ地区は、夜間の暴力犯罪が発生しています。また、両都市を結ぶ幹線道路は、治安が悪化しているプール県南部及びブエンザ県東部を経由しており、車両襲撃を含む犯罪が散見される他、検問での政府当局者による賄賂の要求が見られます。
2 地域情勢
(1)プール県南部、ブエンザ県東部及び中央アフリカ共和国との国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
ア プール県南部及びブエンザ県東部
2017年12月、プール県キンカラでコンゴ共和国政府と反政府勢力「レジスタンス国民会議」(CNR、通称「ニンジャ」)の指導者のントゥミ牧師との間で「停戦」、「敵対行為の中止」にかかる合意文書が署名されて以降、大規模な衝突や騒擾事案は発生していませんが、2025年にも、一部地域において反政府勢力に対する治安作戦が散発的に実施されているほか、治安悪化に乗じた犯罪集団が身代金目的の誘拐等を含む犯罪を行っています。特にブラザビル-キンカラ-ミンドゥリ(プール県南部)間やミンドゥリ-マヤマ(プール県中部)間を結ぶ道路沿いでは、輸送車両に対する襲撃が頻発する等、治安状況は不安定です。また、幹線道路では国軍兵士や国家警察が検問で車両の捜索、乗客の身分証検査をする場合があり、その際に外国人に賄賂の要求を行う場合が見られます。主要都市を結ぶ幹線道路では、速度超過や過積載トラック、整備不良車により重大事故に巻き込まれる可能性があり、運転はリスクが伴います。
テロ発生のリスクは必ずしも高いとは言えませんが、コンゴ民主共和国国境からの活動勢力の流入の可能性があります。
また、隣国のコンゴ民主共和国マイ=ンドンベ州クワムチュ地域では、2022年7月頃から地元テケ族とヤカ族の土地領有をめぐる衝突が激しくなっており、避難民がコンゴ川対岸のプール県に流入しており、治安の悪化が懸念されます。
イ 中央アフリカ共和国との国境地帯
中央アフリカと国境を接するサンガ県及びリグアラ県では、同国からの避難民増加により治安が悪化しています。国境地帯では犯罪集団や民兵集団が活動しており、また、国境地帯の警備も不十分で容易に越境できることから、こうした集団が国内に侵入しています。
つきましては、これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
(2)その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 首都ブラザビルを含むプール県(南部を除く)
ブラザビルは、他の地域に比べ、国軍や警察の取締りが厳しく、治安は安定していますが、隣国コンゴ民主共和国の政情不安を受けて、同国から難民が流入しており、今後の同国の情勢によっては更なる難民流入等の混乱が発生する可能性があります。市内中心部は比較的安全と言えますが、例年12月の休暇シーズン等は、外国人を狙った強盗被害も発生しています。都市部から離れて農村部になるほど犯罪発生のリスクが高くなり、特にブラザビル北部ムンガリ地区、南部マルシェ・トタル地区、バコンゴ地区、タランガイ地区、キンテレ地区、マケレケレ地区は、夜間の暴力犯罪が増加傾向にありまです。刃物を使用するギャング同士の対立も報告されています。近年、「ベベ・ノワール(黒い赤ちゃん)」と呼ばれる犯罪武装集団が現れ、ブラザビルやポワント・ノワールで殺人・強姦・強盗等を行っています。
また、隣国のコンゴ民主共和国マインドンベ州クワムチュ地域では、2022年7月頃から地元テケ族とヤカ族の土地領有をめぐる衝突が激しくなっており、避難民がコンゴ川対岸のプール県に流入し、主要幹線道路を通じてブラザビルへの流入も報告されています。
イ ポワント・ノワール及びクイール県
石油生産基地で外国人が多数働いていることから、他の地域に比べて社会基盤も比較的整備されています。同地域の治安は比較的安定していますが、外国人に対するひったくり事件等も報告されています。同市公共ビーチ沿いは、日没後に暴力犯罪が散発しており、Yes ClubからVIP Escale Demexまで西端までを含む、夜間のビーチへの立入りは強盗等の被害に遭う可能性があります。
ウ リグアラ県東部のウバンギ川周辺(コンゴ民主共和国との国境付近)
コンゴ民主共和国の赤道州の部族抗争に端を発した治安悪化を受け、多数の難民が国内に流入しています。国連が難民の本国送還を支援しているものの、2018年5月の赤道州におけるエボラウイルス病(エボラ出血熱)流行の際にコンゴ(共)政府がリクアラ県の河岸都市であるベトゥ、インプフォンドを閉鎖して以降、送還は進展していません。
エ キュベット県及びサンガ県
エボラウイルス病(エボラ出血熱)の発生地域です。エボラウイルス病(エボラ出血熱)のヒトへの感染源として特定されたチンパンジー、ゴリラ等の野生サル類及び小型レイヨウ、コウモリなどの野生動物は熱帯雨林の奥地に生息するため、通常の旅行者が接触・感染する機会はありませんが、現地住民が捕獲して路上等で販売している野生動物の肉(BUSH MEAT)に混在している可能性がありますので、これらの肉に触れることは絶対に避けてください。
つきましては、これらの地域への渡航・滞在に当たっては、危険を避けるため特別な注意が必要です。現地の最新情報の入手に努め、常に周囲に警戒を払って行動するなど、不測の事態に遭遇することのないよう十分注意してください。
3 滞在に当たっての注意
(1)コンゴ共和国への渡航・滞在における一般的な注意事項については、外務省海外安全ホームページ内のコンゴ(共)の「安全対策基礎データ」及び在ガボン日本国大使館の「安全の手引き」も併せて参照してください。
●安全対策基礎データ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_102.html
在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国に日本の大使館はなく、在コンゴ民主共和国日本国大使館が兼轄しています。)に滞在先や連絡先を通報するなど連絡を密にし、さらに、日本国外務省、現地関係機関、報道等から最新情報を入手するよう努めてください。
なお、コンゴ共和国は国際電話の回線事情が悪いため、事件・事故等が発生した場合に迅速に連絡し、関係者に対応を求めることが困難となる場合があります。万一、事件・事故に巻き込まれた場合には、あらゆる手段を利用し、在コンゴ民主共和国日本国大使館に連絡を試みてください。
(2)在留届、「たびレジ」
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。コンゴ共和国に3か月以上滞在する方は、在コンゴ民主共和国日本国大使館(兼轄)が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。また、3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の大使館または総領事館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
(3)各種感染症の発生・流行が懸念されます。渡航にあたっては各種予防接種を受けるほか、生活環境全般における衛生管理を徹底してください。
●世界の医療事情(コンゴ(共)):(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/congokyo.html )
(4)これまでに、国内において日本人・日本権益を直接標的としたテロの発生は確認されていませんが、テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、テロによる日本人の被害も確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロはどこでも起こり得ること、日本人もテロ・誘拐の標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等から最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
詳細は、「テロ・誘拐情勢」も、併せてご確認ください( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_102.html )。
4 隣国のガボン、カメルーン、中央アフリカ、アンゴラ及びコンゴ民主共和国に対しても、それぞれ危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)
住所:372, Avenue Colonel Mondjiba, Conxession Immotex, Ngaliema, Kinshasa, Republique Democratique du CONGO
大使館代表電話: (国番号243)81-555-4731~4
大使館緊急用電話:(国番号243)81-880-5059
ホームページ:https://www.rdc.emb-japan.go.jp/