コンゴ共和国
安全対策基礎データ
- 犯罪発生状況、防犯対策
1 危険情報
コンゴ共和国における危険情報については、「危険・スポット・広域情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_102.html#ad-image-0 )」をご確認ください。
2 防犯対策
日本とは異なる治安状況にあることを認識し、常に安全対策を意識して行動するよう心掛け、犯罪に遭遇するリスクを最小限にする努力が極めて重要となりますので、以下をご参考に十分な対策に努めてください。
(1)外出の際には身の回りの安全に十分気をつけ、昼間であっても裏通りを通行することは避けてください。また、夜間の外出も避け、酒場等の不特定多数が集まる場所への立ち寄りは避けてください。
(2)多額の現金や貴重品は持ち歩かず、目立つ装飾品を身につけて外出することは控えてください。また、バッグ類を持ち歩く場合は、ひったくりに十分注意してください。特にブラザビルやポワント・ノワールなどの大都市では、年末や休暇シーズンに強盗が多発する傾向にあります。
(3)コンゴ共和国のタクシーは、他の客と相乗りで利用することを求められることがありますが、運転手と同乗する客が共謀して強盗に及ぶ事件が発生していますので、昼間でも貸切りで利用することをおすすめします。また、夜間は、貸切りでも犯罪に巻き込まれる可能性が高くなりますので、単独での利用は避けてください。
(4)万一犯罪に遭遇した場合には、生命の安全を第一に考えることが重要です。犯人が凶器や銃器を所持している可能性がありますので、抵抗や追跡など相手を刺激するような行動は避けてください。
3 テロ・誘拐
コンゴ共和国におけるテロ・誘拐については、「テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_102.html )」をご確認ください。- 査証、出入国審査等
※手続きや規則に関する最新の情報については、駐日コンゴ共和国大使館(〒150-0047 東京都渋谷区神山町27-5、TEL 03-6427-7858、FAX 03-6427-7859)に確認してください。)
1 査証の取得
渡航目的にかかわらず、あらかじめ駐日コンゴ共和国大使館等で査証を取得する必要があります。
2 入国にあたっての必要書類
コンゴ共和国への入国時には、旅券、査証、黄熱予防接種証明書(イエローカード)、入国カード、出国用航空券が必要です。
3 手荷物検査
出入国時には、全ての荷物が検査されます。特に、段ボールに入った荷物は厳しく検査されます。空港係官は、英語をほとんど解さないため、ある程度のフランス語能力を有しない場合、円滑な審査の支障となることがあります。
4 日本を出国する際、顔認証ゲートまたは自動化ゲート(指紋認証ゲート)を利用した場合、そのままでは旅券に日本の出国スタンプ(証印)が押されません。この場合、コンゴ共和国入国時に、入国審査官から、航空券の半券等の確認や様々な説明を求められるなど慎重な審査が行われる可能性があります。無用なトラブルを避けるために、日本出国時に審査場の入管職員に申し出て出国スタンプを押してもらうことをおすすめします(自動化ゲートを利用した場合、ゲート通過後、ゲート付近に待機している入管職員に申し出れば押印してもらえます)。また、コンゴ共和国での入国審査後、旅券を受け取った時点で入国スタンプの押し忘れがないかをご確認ください。- 滞在時の留意事項
1 滞在許可証の申請・取得
コンゴ共和国に定住や長期間就労する方で、査証の有効期間を超えて滞在する場合は、当地当局で滞在許可証(1年間有効、更新可能)の申請をしてください。
2 写真撮影
空港、軍事施設、大統領府、大統領私邸等の周辺での写真撮影は禁止されています。これらの場所では、カメラ、ビデオを所持しているだけでトラブルになる可能性があるので注意が必要です(携帯電話の使用も撮影行為とみなされるおそれがあります。)。現地の人々を撮影する場合でも相手の同意を得るよう心掛け、不特定多数の人々が集まる市場等での撮影は避けることをおすすめします。
3 パスポート等の携行義務
滞在中は、パスポートや滞在許可証を常時携行する義務があり、所持していないと検問時にトラブルになる可能性があるので気をつけてください。検問所を通る際には、トラブルを避けるために官憲の指示に従ってください。
4 在留届
コンゴ共和国に3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡等に必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。
5 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外の在留地から第三国への短期渡航も含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、コンゴ共和国で事件や事故、自然災害等が発生し、在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。- 風俗、習慣、健康等
1 医療事情
「世界の医療事情(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/congokyo.html )」において、コンゴ共和国国内の衛生・医療情報等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
◎感染症情報(http://www.forth.go.jp)
2 医薬品の持込み・持出し
医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては次の厚生労働省のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html
3 海外旅行保険への加入
コンゴ共和国の医療水準は高いとは言えず、衛生面の問題があることから、重症の場合はヨーロッパ等で治療を受ける必要があります。この際の費用は、相当な金額となりますので、緊急移送をカバーする等、十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。- 緊急時の連絡先
◎在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)
電話: (国番号243)81-555-4731~4
緊急用電話:(国番号243)81-880-5059
※日本大使館はコンゴ共和国に存在せず、近隣の国に所在する在コンゴ民主共和国日本国大使館が兼轄しているため、すぐに対応できない場合があります。- 問い合わせ先
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4919
○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
(現地大使館連絡先)
※日本国大使館はコンゴ共和国に存在せず、隣の国に所在する在コンゴ民主共和国日本国大使館が兼轄しています。
○在コンゴ民主共和国日本国大使館
住所:372, Avenue Colonel Mondjiba, Concession Immotex, Ngaliema, Kinshasa, Republique Democratique du CONGO
電話: (国番号243)81-555-4731~4(代表:フランス語、英語、日本語対応)
※日本語、英語およびフランス語が話せる職員が対応します。日本語による対応を希望する場合、その旨を職員にお伝えください。
緊急用電話:(国番号243)81-880-5059
ホームページ:https://www.rdc.emb-japan.go.jp/jointad/cg/ja/index.html
※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。