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※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1. 2016年3月20日に大統領選挙が行われ,サス・ンゲソ現職大統領が60%以上の票を得て再選されたのを受け,同年4月4日,ブラザビル市南部で,この結果に反対していると目された武装集団(ニンジャ)と政府側との間で銃撃戦が発生しました。以来1年半余りにわたり両者の軍事衝突が続いていましたが,2017年12月23日,プール県都キンカラで,政府とントゥミ牧師(民兵ニンジャの指導者)派間で「停戦」「敵対行為の中止」にかかる合意書が署名されました。それ以降,治安情勢は比較的安定していますが,プール県南部及び中央アフリカ国境等の一部地域では,輸送車両に対する襲撃,身代金目的の拉致等の犯罪の発生を含め,依然として緊張が残っており,治安が急速に悪化する可能性があるので,引き続き情勢の変化には十分注意する必要があります。

2. 日本とは異なる治安状況を認識し,安全対策に自覚ある行動を心がけ,犯罪に遭遇するリスクを最小限にする努力が極めて重要となりますので,以下を参考に十分な対策に努めてください。
(1)外出の際には身の回りの安全に十分に気をつけ,昼間であっても裏通りを通行することは避けてください。また,夜間の外出も避け,酒場等の不特定多数が集まる場所への立ち寄りは控えてください。
(2)多額の現金や貴重品は持ち歩かず,目立つ装飾品を身につけての外出は控えてください。また,バッグ類を持ち歩く場合は,ひったくりに十分注意してください。
(3)現地のタクシーは,他の客と相乗りで利用することを求められることがありますが,運転手と同乗する客が共謀して強盗に及ぶ事件が発生しているので,昼間でも貸切りで利用することをお勧めします。また,夜間は,貸切りでも犯罪に巻き込まれる可能性が高くなりますので,単独では利用を控えてください。
(4)万一犯罪に遭遇した場合には,生命の安全を第一に考えることが重要です。犯人が凶器や銃器を所持している可能性があるので,抵抗せず相手を刺激するような行動をとることは避けてください。

3. これまでに,コンゴ共和国においてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

査証、出入国審査等

(手続きや規則に関する最新の情報については,駐日コンゴ共和国大使館(03-6427-7858)に確認してください。)

1. コンゴ共和国への入国時には,旅券,査証,黄熱予防接種証明書(イエローカード),入国カード,出国用航空券が必要です。

2.渡航目的にかかわらず,あらかじめ駐日コンゴ共和国大使館等で査証を取得しておくことが必要です。

3.出入国時には,全ての荷物について検査されます。特に,段ボールに入った荷物は厳しく検査されます。空港係官は,英語をほとんど解さないため,ある程度のフランス語ができないと円滑な審査の支障となることがあります。

4.2018年10月以降,日本の主要空港における出国審査場では,顔認証による自動化ゲートの運用が拡充されています。従前の指紋認証による自動化ゲート及び顔認証による自動化ゲートを利用する場合,そのままではパスポートに日本の出国スタンプ(証印)が押されません。他方,コンゴ共和国における入国審査の際,入国審査官は渡航者のパスポートの出国港を確認します。自動化ゲートを通過し,出国スタンプ(証印)がない状態で入国審査を受ける場合は,入国審査官から出国港を尋ねられたり,これを証明する航空券の半券(Boarding Pass)の提示を求められるなど慎重に審査される可能性があります。日本出国時に自動化ゲートを利用する場合,無用なトラブルを避けるためにも審査場の職員に申し出て出国スタンプ(証印)を押してもらうことをお勧めします。

滞在時の留意事項

1. コンゴ共和国での就労や定住のため,査証の有効期間を超えて長期間滞在する場合は,滞在許可証(1年間有効・更新可能)の申請が必要です。

2. 空港,軍事施設,大統領府,大統領私邸等の周辺での写真撮影は禁止されています。これらの場所では,カメラ,ビデオを所持しているだけで,トラブルになる可能性があるので注意が必要です。現地の人々を撮影する場合でも,相手の同意を得るよう心がけ,不特定多数の人々が集まる市場等での撮影は,避けることをお勧めします。

3. 滞在中は,パスポートや滞在許可証等を常時携行する義務があり,所持していないと検問時にトラブルになる可能性があるので気をつけてください。検問所でのいさかい(特に夜間)は一切避けてください。

4. 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(オンライン在留届,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在コンゴ民主共和国日本国大使館まで送付してください。

5. 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は,滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は,コンゴ共和国で事件や事故,自然災害等が発生した際に,在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

風俗、習慣、健康等

1. コンゴ共和国では,以下の疾患に注意してください。
(1)黄熱
 コンゴ共和国は,WHOにより黄熱リスク国に指定されています。入国の際には生後9か月以上の全ての渡航者は黄熱予防接種が必要です。黄熱予防接種証明書(イエローカード)は接種後10日目以降有効となりますので,渡航を予定されている方は,早めに接種を行い,渡航時には証明書を忘れずに携行してください。
なお,黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期間について,2016年7月11日以降は生涯有効と変更され,既にお持ちの有効期間が過ぎた証明書も生涯有効なものとして取り扱われます。
 黄熱の詳しい説明は以下の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
https://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html
(2)マラリア
 全国土で年間を通じマラリアが流行しています。その95%は,重症度の高い熱帯熱マラリアです。マラリアを媒介するハマダラカの活動時間は夕方から夜明け頃とされています。滞在期間が2週間以上で屋外作業に従事する場合には,抗マラリア薬の予防内服を専門医に相談の上,検討してください。なお,マラリアの潜伏期間は7日~60日であり,コンゴ共和国を出国後,2か月以内に発熱がある場合はマラリアを疑う必要があります。
(3)ポリオ(急性灰白髄炎)
 全国土において毎年散発的に流行が確認されています。ポリオは感染者の排泄物や汚染された水などを介して経口感染します。感染率は低いですが,感染すると風邪のような症状の後に足や呼吸器にまひを生じ,窒息などをひき起こすことがあります。日本出国前にワクチン・予防接種歴を確認し,未接種の場合は追加接種を行うことをお勧めします。
(4)コレラ・細菌性下痢症
 コンゴ共和国の衛生状態は悪く,コレラや細菌性下痢症などがたびたび発生しています。
(5)その他感染のおそれのある疾病
 上記の他にもチクングニア熱,デング熱,アフリカ睡眠病など吸血昆虫を媒介とする感染症やA型肝炎,腸チフス,アメーバ赤痢,ジアルジア症など経口感染症のほか,結核,エボラ出血熱,マールブルグ熱,髄膜炎,麻疹,破傷風,サル痘,B型肝炎,HIV(AIDS)などにも注意が必要です。

2. これらの病気への感染予防のため,以下の点について心がけてください。
(1)食べ物は十分に加熱処理したものを摂取し,生水は飲まず,ミネラルウォーターを飲む。また,氷水にも注意する。
(2)衛生面に配慮し,特に食前の手洗いを励行する。乳幼児の排泄物の処理にも注意する。
(3)マラリア,デング熱,チクングニア熱,黄熱等の感染を防ぐために夜間や野外での活動時には長袖・長ズボンを着用し,防蚊剤を使用する。また,屋内の蚊の駆除を心がけ,蚊帳,蚊取り線香などを使用する。
(4)動物,特に野生動物との接触は避ける。

3. 医療水準は低く,衛生面の問題があることから,重症の場合はヨーロッパ等で治療を受けることを考えなくてはなりません。この際の費用は,相当な金額となりますので,緊急移送をカバーする等十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。
 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/congokyo.html )において,コンゴ共和国国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。
 その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

緊急時の連絡先

◎在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)
 電話: (国番号243)81-555-4731~4
 緊急用電話:(国番号243)81-880-5059

問い合わせ先

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)5367
○外務省海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)
 住所:372, Avenue Colonel Mondjiba, Conxession Immotex, Ngaliema, Kinshasa, Republique Democratique du CONGO
 電話: (国番号243)81-555-4731~4
 緊急用電話:(国番号243)81-880-5059
 ホームページ:https://www.rdc.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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