危険情報
ハイチの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)
更新日 2025年03月06日
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
●全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
【ポイント】
●2021年7月の大統領暗殺事件以降、政治の不安定化及び治安の悪化により、政府は暫定大統領評議会を設立した上で運営されているほか、ハイチ国民議会は上院下院ともに解散したまま機能していない状況です。
●また、主に首都圏において武装集団(ギャング)による殺人、暴力、誘拐、政府機関等公共施設に対する破壊行為が頻発するなど、治安が著しく悪い状況です。また、首都圏への商用機の乗り入れは脆弱な状況であり、陸路の入国についても主要幹線道路は武装集団(ギャング)の活動が頻発する地域があるため非常に危険です。
●全土に危険レベル4(退避勧告)を発出しています。既に滞在されている方は、直ちに同国から退避してください。直ちに退避が困難な場合は、安全に十分注意してください。ハイチへの渡航はどのような目的であれ止めてください。
●全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
【ポイント】
●2021年7月の大統領暗殺事件以降、政治の不安定化及び治安の悪化により、政府は暫定大統領評議会を設立した上で運営されているほか、ハイチ国民議会は上院下院ともに解散したまま機能していない状況です。
●また、主に首都圏において武装集団(ギャング)による殺人、暴力、誘拐、政府機関等公共施設に対する破壊行為が頻発するなど、治安が著しく悪い状況です。また、首都圏への商用機の乗り入れは脆弱な状況であり、陸路の入国についても主要幹線道路は武装集団(ギャング)の活動が頻発する地域があるため非常に危険です。
●全土に危険レベル4(退避勧告)を発出しています。既に滞在されている方は、直ちに同国から退避してください。直ちに退避が困難な場合は、安全に十分注意してください。ハイチへの渡航はどのような目的であれ止めてください。
詳細
1 2021年7月の大統領暗殺事件以降、大統領選挙が実施できず、暫定大統領評議会を設立した上で、首相が任命され政府が運営されているほか、ハイチ国民議会は上院下院ともに解散したまま機能していないことから、政情不安が続いています。
2 主に首都圏及びアルティボニット県においては、武装集団(ギャング)による暴力、外国国籍者も対象とした誘拐や殺人といった残虐な行為が続いています。武装集団(ギャング)は、警察署、病院、港湾等の重要公共施設に対する破壊行為を行っていることから、医療サービス等の行政サービス機能が著しく低下しており、燃料、水、食料等物資の国内物流の停滞などの問題が発生しています。2024年以降、死者数が100人以上発生するギャングによる民間人への無差別虐殺事件が頻発しています。これらの暴力行為は、外国国籍者を含む一般市民が対象となることもあります。
3 こうした武装集団(ギャング)の残虐行為は、100万人余りの国内避難民を生み出しています。また、隣国のドミニカ共和国政府は、2024年10月から毎週1万人を目標としたハイチ人不法移民の強制送還を実施し、今後も多くのハイチ人不法移民が強制送還されてくることが予想されます。引き続き、ハイチ国内の政治・治安情勢の改善は確認できずにおり、国境付近へのハイチ国内避難民の流入と上記強制送還されたハイチ国籍人により、国境付近の地域は混乱した状況にあり治安の悪化が懸念されています。このように情勢不安が長期化する中、貧困層を中心に政治経済社会状況に対する不満が溜まっています。
4 2024年11月の武装集団(ギャング)による首都国際空港周辺での航空機銃撃を受け、同国際空港における商用便の運航が停止しています。また、陸路についても国内主要幹線道路には武装集団(ギャング)の活動が頻繁しており、無差別誘拐などが多発しており、非常に危険です。
5 現在、ハイチにおいて、テロ・誘拐による日本人の被害は確認されていませんが、国連ハイチ統合事務所(BINUH)によれば、2024年1年間のハイチにおける誘拐件数は、1,494件にのぼります。また、近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
6 テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
その他、テロに関する注意事項については、「テロ・誘拐情勢」を御参照ください。(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_255.html )
ハイチへの渡航はどのような目的であれ止めてください。既に滞在されている方は、直ちに退避してください。直ちに退避が困難な場合は、安全に十分注意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)4567
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在ハイチ日本国大使館
住所:HEXAGONE 2F, Angle Rues Clerveaux et Darguin, Pétion-Ville, Haiti
電話:(代表) (+509) 2918-5885
緊急時連絡先:(携帯) (+509) 3486-6992
○在ハイチ日本国大使館ホームページ
https://www.ht.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
2 主に首都圏及びアルティボニット県においては、武装集団(ギャング)による暴力、外国国籍者も対象とした誘拐や殺人といった残虐な行為が続いています。武装集団(ギャング)は、警察署、病院、港湾等の重要公共施設に対する破壊行為を行っていることから、医療サービス等の行政サービス機能が著しく低下しており、燃料、水、食料等物資の国内物流の停滞などの問題が発生しています。2024年以降、死者数が100人以上発生するギャングによる民間人への無差別虐殺事件が頻発しています。これらの暴力行為は、外国国籍者を含む一般市民が対象となることもあります。
3 こうした武装集団(ギャング)の残虐行為は、100万人余りの国内避難民を生み出しています。また、隣国のドミニカ共和国政府は、2024年10月から毎週1万人を目標としたハイチ人不法移民の強制送還を実施し、今後も多くのハイチ人不法移民が強制送還されてくることが予想されます。引き続き、ハイチ国内の政治・治安情勢の改善は確認できずにおり、国境付近へのハイチ国内避難民の流入と上記強制送還されたハイチ国籍人により、国境付近の地域は混乱した状況にあり治安の悪化が懸念されています。このように情勢不安が長期化する中、貧困層を中心に政治経済社会状況に対する不満が溜まっています。
4 2024年11月の武装集団(ギャング)による首都国際空港周辺での航空機銃撃を受け、同国際空港における商用便の運航が停止しています。また、陸路についても国内主要幹線道路には武装集団(ギャング)の活動が頻繁しており、無差別誘拐などが多発しており、非常に危険です。
5 現在、ハイチにおいて、テロ・誘拐による日本人の被害は確認されていませんが、国連ハイチ統合事務所(BINUH)によれば、2024年1年間のハイチにおける誘拐件数は、1,494件にのぼります。また、近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
6 テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
その他、テロに関する注意事項については、「テロ・誘拐情勢」を御参照ください。(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_255.html )
ハイチへの渡航はどのような目的であれ止めてください。既に滞在されている方は、直ちに退避してください。直ちに退避が困難な場合は、安全に十分注意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)4567
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地大使館連絡先)
○在ハイチ日本国大使館
住所:HEXAGONE 2F, Angle Rues Clerveaux et Darguin, Pétion-Ville, Haiti
電話:(代表) (+509) 2918-5885
緊急時連絡先:(携帯) (+509) 3486-6992
○在ハイチ日本国大使館ホームページ
https://www.ht.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html