危険情報
ボスニア・ヘルツェゴビナの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)
更新日 2025年02月10日
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
●ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国の境界周辺地域及び一部クロアチアとの国境周辺地域等:
レベル1「十分注意してください。」(継続)
【ポイント】
●ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国の境界周辺地域及び一部クロアチアとの国境周辺地域を中心に、過去の紛争時に埋設された地雷がいまだに残存している箇所があり、十分注意する必要があります。
●ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国の境界周辺地域及び一部クロアチアとの国境周辺地域等:
レベル1「十分注意してください。」(継続)
【ポイント】
●ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国の境界周辺地域及び一部クロアチアとの国境周辺地域を中心に、過去の紛争時に埋設された地雷がいまだに残存している箇所があり、十分注意する必要があります。
詳細
1 概況
紛争から約30年が経過したボスニア・ヘルツェゴビナでは平和が定着しており、国際社会からの支援を受けて警察機構や法執行の能力向上に取り組んできた結果、現在、治安は概ね安定しています。しかしながら、ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国の境界周辺地域及び一部クロアチアとの国境周辺地域を中心に、紛争の際に埋設された地雷の除去作業が現在も進められています。現在ではサラエボ市等の主要都市における普段の生活や通常の観光の中で地雷の被害に遭う可能性はほぼありませんが、上記の地域においては、現地事情に詳しいガイドを伴わずに草むらや未舗装の道路、廃墟や廃村及び果樹園等に立ち入ることは避けてください。
2 地域別情勢
ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国の境界周辺地域及び一部クロアチアとの国境周辺地域等:
レベル1:「十分注意してください。」(継続)
ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国の境界周辺地域及び一部クロアチアとの国境周辺地域には、過去の紛争時に埋設された地雷がいまだに残存している箇所があります。地雷の除去作業は進められていますが、これらの地域を中心に、現在でも国土の約1.6%に、約17万個の地雷が残存していると言われており、2023年3月には北部の都市ドボイ近郊で1名が死亡、2名が怪我を負う事故が報告されています。サラエボ市等の主要都市における普段の生活や通常の観光の中で地雷の被害に遭う可能性はほぼありませんが、上記の地域においては、現地事情に詳しいガイドを伴わずに草むらや未舗装の道路、廃墟や廃村及び果樹園等に立ち入ることは避けてください。なお、地雷の多くは既に埋設場所が確認され、「ドクロ・マーク」や「MINE」の標識及び立入禁止を示すテープによって明示されています。こうした場所には絶対に近づかないよう十分注意するとともに、万一、埋設エリアに誤って入ってしまった場合は、絶対にその場を動かず、周囲に助けを求めるなどして、駆けつけた作業員等の指示に従ってください。
なお、地雷埋設エリアについては、EUFOR(EUを中心に作られた治安維持部隊)が作成した地雷埋設地図 (https://www.euforbih.org/index.php/bih-minefield-maps )を参考にしてください。
3 滞在にあたっての注意
滞在中は、行動に注意し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館、現地関係機関等から最新の情報を入手するように努めてください。
当地に滞在する際の防犯対策及び一般的留意事項については、「安全対策基礎データ」ページの「犯罪発生状況、防犯対策」及び「滞在時の留意事項」の項目をご覧ください。(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_191.html )
現在のところ、ボスニア・ヘルツェゴビナにおいてテロ・誘拐による日本人の被害は確認されていません。
他方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除できず、注意が必要です。
テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等から最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
また、ボスニア・ヘルツェゴビナのテロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_191.html )も参照してください。
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
ボスニア・ヘルツェゴビナに3か月以上滞在する場合は、在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )
3か月未満の旅行や出張等の際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時に在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )
4 隣国のクロアチアにも別途「危険情報」が発出されているのでご留意ください。
(問い合わせ窓口)
○外務省海外安全相談センター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
(現地大使館連絡先)
○在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館:
住所:Bistrik 9, 71000 Sarajevo, Bosnia and Herzegovina
電話:(市外局番033)-277-500
国外からは(国番号387)-33-277-500
緊急(閉館時):062-990-600
メール:japanbih@sx.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.bosnia.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
紛争から約30年が経過したボスニア・ヘルツェゴビナでは平和が定着しており、国際社会からの支援を受けて警察機構や法執行の能力向上に取り組んできた結果、現在、治安は概ね安定しています。しかしながら、ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国の境界周辺地域及び一部クロアチアとの国境周辺地域を中心に、紛争の際に埋設された地雷の除去作業が現在も進められています。現在ではサラエボ市等の主要都市における普段の生活や通常の観光の中で地雷の被害に遭う可能性はほぼありませんが、上記の地域においては、現地事情に詳しいガイドを伴わずに草むらや未舗装の道路、廃墟や廃村及び果樹園等に立ち入ることは避けてください。
2 地域別情勢
ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国の境界周辺地域及び一部クロアチアとの国境周辺地域等:
レベル1:「十分注意してください。」(継続)
ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国の境界周辺地域及び一部クロアチアとの国境周辺地域には、過去の紛争時に埋設された地雷がいまだに残存している箇所があります。地雷の除去作業は進められていますが、これらの地域を中心に、現在でも国土の約1.6%に、約17万個の地雷が残存していると言われており、2023年3月には北部の都市ドボイ近郊で1名が死亡、2名が怪我を負う事故が報告されています。サラエボ市等の主要都市における普段の生活や通常の観光の中で地雷の被害に遭う可能性はほぼありませんが、上記の地域においては、現地事情に詳しいガイドを伴わずに草むらや未舗装の道路、廃墟や廃村及び果樹園等に立ち入ることは避けてください。なお、地雷の多くは既に埋設場所が確認され、「ドクロ・マーク」や「MINE」の標識及び立入禁止を示すテープによって明示されています。こうした場所には絶対に近づかないよう十分注意するとともに、万一、埋設エリアに誤って入ってしまった場合は、絶対にその場を動かず、周囲に助けを求めるなどして、駆けつけた作業員等の指示に従ってください。
なお、地雷埋設エリアについては、EUFOR(EUを中心に作られた治安維持部隊)が作成した地雷埋設地図 (https://www.euforbih.org/index.php/bih-minefield-maps )を参考にしてください。
3 滞在にあたっての注意
滞在中は、行動に注意し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館、現地関係機関等から最新の情報を入手するように努めてください。
当地に滞在する際の防犯対策及び一般的留意事項については、「安全対策基礎データ」ページの「犯罪発生状況、防犯対策」及び「滞在時の留意事項」の項目をご覧ください。(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_191.html )
現在のところ、ボスニア・ヘルツェゴビナにおいてテロ・誘拐による日本人の被害は確認されていません。
他方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除できず、注意が必要です。
テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等から最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
また、ボスニア・ヘルツェゴビナのテロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_191.html )も参照してください。
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
ボスニア・ヘルツェゴビナに3か月以上滞在する場合は、在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )
3か月未満の旅行や出張等の際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時に在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )
4 隣国のクロアチアにも別途「危険情報」が発出されているのでご留意ください。
(問い合わせ窓口)
○外務省海外安全相談センター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
(現地大使館連絡先)
○在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館:
住所:Bistrik 9, 71000 Sarajevo, Bosnia and Herzegovina
電話:(市外局番033)-277-500
国外からは(国番号387)-33-277-500
緊急(閉館時):062-990-600
メール:japanbih@sx.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.bosnia.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html