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イラクの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2024年02月13日
危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険レベル】
●レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)(継続)
・バグダッド県(レベル3であるバグダッド国際空港敷地内を除く)
・ニナワ県
・キルクーク県、サラーハッディーン県、ディヤーラ県、アンバール県、バービル県、ワーシト県
・クルディスタン地域(エルビル県、スレイマーニーヤ県、ドホーク県)とレベル4地域であるニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近

(注)ただし、真にやむを得ない事情で、以下に述べる地域に渡航・滞在する場合や、以下に述べる道路を通過する場合は、現地大使館と緊密に連絡を取りつつ、信頼できる警備会社のアドバイスを受け、安全な宿舎の確保、警護員の同行、防弾車両による移動を含め、所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。また、夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため、日没後の移動は厳に避けてください。
・バグダッド県のインターナショナルゾーン(以下、「IZ」)及びその周辺エリア(バグダッド国際空港とIZを結ぶ空港道路(ルート・アイリッシュ)、ガディール区(イマーム・アリー道路(N6号線)及び同道路より南西の地域)、アーザミーヤ区、ルサーファ区、マンスール区、カルク区、カッラーダ区、ドーラ区(ドーラ高速道路以北)及びラシード区(高速道路1号線以東))
・ニナワ平原経由幹線道路(エルビル県エルビル市とドホーク県ドホーク市間を移動する場合に通過するニナワ県のカラク、バーダラシュ、ルビア及びバーダラを経由する幹線道路並びにこれ以北のニナワ平原を通過する幹線道路)

●レベル3:渡航はやめてください。(渡航中止勧告)(継続)
・クルディスタン地域(エルビル県、ドホーク県、スレイマーニーヤ県)の隣国トルコ、イラン及びシリアとの国境付近
・エルビル県(レベル2地域であるエルビル市を除く。レベル4地域であるニナワ県、キルクーク県及びサラーハッディーン県との県境を除く)
・中南部・南部7県(カルバラー県、ナジャフ県、ディワーニーヤ県、バスラ県、ムサンナー県、ズィーカール県、ミーサーン県)
・バグダッド国際空港敷地内

(注)ただし、真にやむを得ない事情で、以下に述べる地域に渡航・滞在する場合は、現地大使館と緊密に連絡を取りつつ、信頼できる警備会社のアドバイスを受け、安全な宿舎の確保、警護員の同行、防弾車両による移動を含め、所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。また、夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため、日没後の移動は厳に避けてください。
・中南部・南部7県(カルバラー県、ナジャフ県、ディワーニーヤ県、バスラ県、ムサンナー県、ズィーカール県、ミーサーン県)
・バグダッド国際空港敷地内

●レベル2:不要不急の渡航はやめてください。(継続)
・エルビル県エルビル市
・スレイマーニーヤ県、ドホーク県。ただし、レベル3地域である隣国トルコ、イラン及びシリアとの国境付近、レベル4地域であるニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近を除く。

【ポイント】
●2023年10月中旬以降、米国を含む有志連合軍が駐留する基地を標的として、「イラクのイスラム抵抗」と称する民兵組織によるドローンやロケットによる攻撃が頻繁に発生しています。バグダッド国際空港と隣接しているバグダッド外交支援センター(以下、「BDSC」。米国をはじめとする有志連合軍が常駐。)や米国大使館、イラク政府施設にもロケット攻撃がそれぞれ発生しています。今後の情勢如何により、治安情勢が急変する可能性も否定できません。

●バグダッド県においては、2022年9月までの政府形成プロセスに際し、大規模な抗議活動が頻発したほか、IZ内外において銃撃戦やロケット攻撃などが発生しました。2022年10月27日に挙国一致内閣であるスーダーニー政権の発足後は、国内の政治的には比較的平穏となっていますが、国内外の様々な政治・社会的な事象をきっかけとして大規模デモが引き続き見られます。また、民間人を標的とした誘拐・殺害事案等も散発的に発生しています。

●イスラム過激派組織「イラク・ レバントのイスラム国」(ISIL)の分子の活動も一部地域で継続しており、テロ事案や治安当局による掃討作戦に伴う衝突が断続的に発生しています。

詳細

【概況】
1 イラクでは、一部の地域でISIL分子の活動が続いています。2017年12月、イラク政府はISILからのイラク全土解放を宣言しましたが、イラク北西部のニナワ県、アンバール県、サラーハッディーン県、キルクーク県、ディヤーラ県、バグダッド県北方近郊等ではISIL残党が未だ活動しており、テロ事案や治安当局による掃討作戦に伴う衝突が断続的に発生しています。

2 バグダッド県ではテロ事案件数が減少していますが、人が多く集まる場所や米国権益付近、宗教祭事期間や米国が関係する祝祭日はテロ攻撃の対象となりやすく、引き続き警戒が必要です。

3 イラク駐留米軍は、有志連合軍の一部として助言・支援・訓練任務を継続しており、これに対し、民兵組織等による米国権益への攻撃や未遂事案が発生しています。
 特に、2023年10月中旬以降、イラク軍施設(米国を含む有志連合軍が利用する施設)を標的として、「イラクのイスラム抵抗」を称する民兵組織によるドローン・ロケット攻撃が断続的に発生しています。10月20日には、バグダッド国際空港付近のBDSC、12月8日には米国大使館、イラク政府施設へのロケットによる攻撃も発生しています。

4 バグダッド県や中南部県を中心として、抗議デモへの警戒が必要です。これら地域では、2019年10月初旬から、汚職対策、職・公共サービス等を求め抗議する大規模な抗議活動(「ティシュリーン(10月)」デモ)が発生しました。それ以降、例年この時期に抗議活動が見られ、大規模な抗議活動に発展する年もあります。また、各種選挙の時期には抗議活動が活発化するなど、社会不安が増大する傾向があります。

5 特に南部のバスラ周辺においては、厳しい気候の中、断続的な停電や飲料水の供給不足や給料未払いなど、市民の生活に直結する不満がたまっており、特に夏季には、一部で過激なデモが発生しています。また、バスラでは部族や武装勢力同士の衝突、銃撃事件も発生しています。

6 クルディスタン地域のシリア、トルコ及びイランとのイラク側国境付近の山岳地帯では、トルコ軍やイラン革命ガード(IRGC)による両国の反政府武装組織を標的とした空爆やロケット、ドローン等を用いた攻撃が継続して発生しています。

【地域別情勢】
1 レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)(継続)
・バグダッド県(レベル3であるバグダッド国際空港敷地内を除く)
・ニナワ県(以下に述べるニナワ平原経由幹線道路を除く)
・キルクーク県、サラーハッディーン県、ディヤーラ県、アンバール県、バービル県、ワーシト県
・クルディスタン地域(エルビル県、スレイマーニーヤ県、ドホーク県)とレベル4地域であるニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近
(1)バグダッド県から北方のクルディスタン地域方面に通じるニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県及びディヤーラ県やバグダッド県西方のシリア・ヨルダン国境に通じるアンバール県では、米軍の支援を受けたイラク治安部隊によるISIL残党の掃討作戦が継続しています。
 これら地域の一部では、当局との軍事衝突に加え、治安部隊や一般市民を標的として、幹線道路や市街地を含めた場所で、爆破、放火、銃撃事件が散発し、死傷者が発生しています。サラーハッディーン県南部では、2023年8月、ISILとの銃撃戦の末に仏軍兵士1人が死亡、仏軍兵士3人及びイラク軍兵士5人が負傷する事案も発生しています。
(2)バグダッド県では、イラク政府による首都治安対策の強化によりテロ事案件数が減少していますが、いわゆるバグダッド・ベルト地域(バグダッド県周辺部)では、テロ・犯罪事案が依然として発生しています。
(3)バービル県やワーシト県では、バグダッド県との境界付近において、ISIL残党などの反政府組織による活動・拘束事案が報告されています。また、米国軍を含む有志連合軍への物資運搬車列が走行中に簡易爆弾による攻撃を受ける事案も、減少しつつも依然として発生しています。
(4)ニナワ県モースル郡では、バアシーカのトルコ軍駐留拠点を標的とするロケット攻撃やドローン攻撃が発生し、トルコ兵が死傷しています。
(5)アンバール県では、2023年10月7日以降、いわゆる「イラクのイスラム抵抗」と称する民兵組織による、イラク軍施設(米軍含む有志連合軍が駐留するアイン・アルアサド基地)を標的としたドローンやミサイル攻撃が断続的に発生しています。
(6)ついては、上記1で述べた地域への渡航は、いかなる目的であれやめてください。また、既に同地域に滞在されている方々は、直ちに退避してください。

(注)ただし、真にやむを得ない事情で、以下に述べる地域に渡航・滞在する場合や、以下に述べる道路を通過する場合は、現地大使館と緊密に連絡を取りつつ、信頼できる警備会社のアドバイスを受け、安全な宿舎の確保、警護員の同行、防弾車両による移動を含め、所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。また、夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため、日没後の移動は厳に避けてください。

・バグダッド県のIZ及びその周辺エリア(バグダッド国際空港とIZを結ぶ空港道路(ルート・アイリッシュ)、ガディール区(イマーム・アリー道路(N6号線)及び同道路より南西の地域)、アーザミーヤ区、ルサーファ区、マンスール区、カルク区、カッラーダ区、ドーラ区(ドーラ高速道路以北)及びラシード区(高速道路1号線以東))
・ニナワ平原経由幹線道路(エルビル県エルビル市とドホーク県ドホーク市間を移動する場合に通過するニナワ県のカラク、バーダラシュ、ルビア及びバーダラを経由する幹線道路並びにこれ以北のニナワ平原を通過する幹線道路)
(1)バグダッド国際空港とIZを結ぶ空港道路でも警戒が必要です。同道路上には、イラク治安当局による検問所が設けられているものの、2022年8月には豪州大使館の車列が通過中に簡易爆弾が爆発する事件が発生しました。また、2023年10月20日にはバグダッド国際空港付近のBDSCへのロケットによる攻撃も発生しました。
(2)IZ及びその周辺では、国内外の様々な政治・社会的な事象をきっかけとして抗議活動が行われる可能性があり、警戒が必要です。同地域には政府機関や各国大使館が所在しており、2023年7月には、欧州でのコーラン及びイラク国旗冒涜事案を受けて、デモ隊がIZ外北方に所在するスウェーデン大使館に侵入、放火する事案が発生しています。
 また、2022年7月~9月にかけて、IZ及びその周辺でサドル派支持者による大規模な抗議活動が頻発し、一時は銃撃戦に発展しました。ロケット弾攻撃や迎撃による破片の落下により、負傷者も発生しました。
(3)バグダッド県では、外国人を標的とした誘拐・殺害事案が引き続き発生しています。2023年3月には、バグダッド市内でイスラエル・ロシア・米国等複数の国籍を保有するとみられる女性が誘拐され、民兵組織に拘束されています。
また、厳重な警備措置を講じていない民間の車両が標的となる傾向があります。2022年11月には民間の米国人男性が、2023年4月にはイラク・米国二重国籍の男性がバグダッド市内で殺害され、いずれも誘拐未遂の上殺害されたとも報じられています。
(4)IZ内に入るためには、特別な許可証が必要です。現在、IZ内の一部幹線道路は一般市民に開放されていますが、デモ隊がIZ内への侵入を試みたり、異常事態が発生したりする場合には、予告なしに検問所が設けられることがあります。

2 レベル3:渡航はやめてください。(渡航中止勧告)(継続)
・クルディスタン地域(エルビル県、ドホーク県、スレイマーニーヤ県)の隣国トルコ、イラン及びシリアとの国境付近
・エルビル県(レベル2地域であるエルビル市を除く。レベル4地域であるニナワ県、キルクーク県及びサラーハッディーン県との県境を除く)
・中南部・南部7県(カルバラー県、ナジャフ県、ディワーニーヤ県、バスラ県、ムサンナー県、ズィーカール県、ミーサーン県)
・バグダッド国際空港敷地内
(1)クルディスタン地域の治安情勢は比較的安定していますが、ISIL分子の活動が引き続き活発であるキルクーク県、サラーハッディーン県、ディヤーラ県及びニナワ県と接しているため、警戒が必要です。特に、エルビル県南部やスレイマーニーヤ県内では、ISIL分子の逮捕や隠れ家の摘発が報じられています。
(2)クルディスタン地域の内、トルコ及びイランとの国境付近の山岳地帯では、両国の反政府武装組織の活動を阻止するとして、トルコ及びイランによる越境攻撃が度々発生しています。
 ドホーク県では、同県に潜伏するクルディスタン労働者党(PKK)に対し、トルコ軍による空爆や地上攻撃が行われ、周辺住民への被害も発生しています。2022年7月には、ドホーク北西部のリゾート地で、空爆により観光客数十人が死傷する事案が発生しています。
エルビル県及びスレイマーニーヤ県では、イラク国内の反イラン政府組織に対し、イラン革命ガード(IRGC)によるミサイル、ロケット、ドローン等を用いた攻撃が発生しています。
 エルビル県では、2023年10月7日のガザ情勢勃発以降、「イラクのイスラム抵抗」と称する民兵組織による、ハリール基地を標的としたドローンやロケット攻撃が断続的に発生しています。また、2024年1月16日には、イランによるエルビル市内への複数のミサイル攻撃により、複数の死傷者が発生しています。

(注)ただし、真にやむを得ない事情で、以下に述べる地域に渡航・滞在する場合は、現地大使館と緊密に連絡を取りつつ、信頼できる警備会社のアドバイスを受け、安全な宿舎の確保、警護員の同行、防弾車両による移動を含め、所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。また、夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため、日没後の移動は厳に避けてください。

・中南部・南部7県(カルバラー県、ナジャフ県、ディワーニーヤ県、バスラ県、ムサンナー県、ズィーカール県、ミーサーン県)
・バグダッド国際空港敷地内
(1)中南部・南部諸県では、高い失業率や貧困率、夏場の脆弱な電力・水不足事情を背景に抗議活動が度々発生し、死傷者が発生するケースもあります。
(2)バスラ県北部のハルサ地区及びバスラ市内等においては、部族間での衝突が引き続き多発しており、死傷者が発生しています。また、バスラ市内においては、犯罪集団による身代金目的の誘拐、強盗、殺人事件が多発しています。
(3)バグダッド国際空港敷地内は、イラク治安当局により厳重な警戒・警備がなされています。具体的には、空港と空港敷地内施設の外周はコンクリート壁で隔離され、また、空港敷地内に至る道路には複数の検問所が設置されています。高いレベルの安全確保がなされていますが、2023年10月20日にはバグダッド国際空港やその周辺の米国権益を標的とした攻撃も発生しています。
(4)バスラ国際空港敷地内も、厳重な警戒・警備がなされています。具体的には、空港敷地の外周はコンクリート壁又はフェンスで隔離され、また、空港敷地内に至る道路に検問所が設置され、事前許可がない一般車両はアクセスできないようになっています。高いレベルの安全確保がなされていますが、空港敷地近くにロケット弾が着弾する事案も発生しています。

3 レベル2:不要不急の渡航はやめてください。(継続)
・エルビル県エルビル市
・スレイマーニーヤ県、ドホーク県。ただし、レベル3地域である隣国トルコ、イラン及びシリアとの国境付近、レベル4地域であるニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近を除く。
(1)クルディスタン地域の治安は比較的保たれていますが、人が多く集まる場所や米国権益付近等には近寄らないなど、注意が必要です。これまでに、エルビル国際空港、在エルビル米国総領事館、スレイマーニーヤ国際空港付近で、ロケット弾やドローン攻撃が発生しています。また、エルビル市内ではISIL分子の逮捕や、クルディスタン地域治安関係者やクルディスタン労働者党(PKK)メンバーの殺害事案も度々発生しています。
(2)エルビル、スレイマーニーヤ及びドホークの都市部は全般的には安定していますが、デモが発生している場所には近づかないなど、注意が必要です。過去には、これらの都市で、経済状況の悪化やトルコ軍の軍事作戦に起因する抗議デモが散発的に発生し、デモ隊と治安部隊との衝突により複数の死傷者が出る事案も発生しています。

【渡航・滞在に当たっての注意】
1 イラクにおいては、邦人がテロや誘拐等の不測の事態に巻き込まれた場合であっても、治安情勢、通信、移動制限等の問題から、在イラク日本国大使館及び在エルビル領事事務所による邦人保護業務が制約を受けざるを得ない状況にあります。レベル4(退避勧告)及びレベル3(渡航中止勧告)地域への渡航・滞在はやめてください。また、レベル2地域への不要不急の渡航・滞在はやめてください。

2 真にやむを得ない理由によりイラクに渡航・滞在する場合には、政府機関、所属団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。また、緊急時の連絡のため、短期の滞在であっても必ず在イラク日本国大使館(embjp.ryoji.iraq@bd.mofa.go.jp)(クルディスタン地域に滞在する場合は在エルビル領事事務所(conjp.erbil@bd.mofa.go.jp))に渡航・滞在する方の氏名、渡航・滞在日程、宿泊・滞在先、連絡可能な電話番号、Eメールアドレス及び警備会社名を事前に届け出るとともに、渡航・滞在中は在イラク日本国大使館又は在エルビル領事事務所と緊密に連絡をとってください。
 金曜日、土曜日及び夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため、金曜日及び土曜日の移動は治安状況に十分に注意し、日没後の移動は厳に避けてください。また、常に最新の情報の入手に努めるなど、最大限の注意をしてください。

3 入国手続は、事前の通告なく変更されることがあります。査証の取得及び入国後の査証種類別の手続に係る最新の情報については、駐日イラク大使館(03-5790-5311)に確認してください。クルディスタン地域においては、同地域政府が発行する独自の査証にて滞在が認められているとの情報もありますが、同査証はイラク政府からの正式なイラク入国査証とは認められておらず、同査証をもってクルディスタン地域以外のイラク国内を移動すると不法滞在となりますので、注意してください。
 
4 渡航先の最新の安全情報や、緊急時の在イラク日本国大使館又は在エルビル領事事務所からの連絡を受け取ることができるよう、3か月以上滞在する方は必ず在留届を提出してください。3か月未満の渡航の際には、上記2の届出に加え、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047 
 ○海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地公館連絡先) 
○在イラク日本国大使館
 住所:International Zone, Baghdad, Iraq
 電話:(870-722)-582-564(衛星電話)、077-0494-2018(夜間等緊急を要する場合)
    国外からは(国番号964)-77-0494-2018(夜間等緊急を要する場合)
 FAX:(870-782)-502-564(衛星電話)  
 ホームページ:https://www.iraq.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
 メールアドレス:embjp.ryoji.iraq@bd.mofa.go.jp

○在エルビル領事事務所
 住所:Erbil Rotana Hotel, 8F, Gulan Street, Erbil, Kurdistan, Iraq
 電話:+964-(0)66-210-5555(内線819、827)
 電話(緊急を要する場合):+964-(0)750-080-4116、 +964-(0)751-740-6716、
+964-(0)751-740-6711
 ホームページ:https://www.iraq.emb-japan.go.jp/itpr_ja/erbil.html
 メールアドレス:conjp.erbil@bd.mofa.go.jp
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