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ブルンジの危険情報【一部地域の危険レベル引き下げ】

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更新日 2022年09月28日
危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険度】
●チビトケ州、ブバンザ州のコンゴ民主共和国との国境周辺地域(国道5号線以西の地域)、及びキビラ国立公園周辺地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ブバンザ州の一部(国道5号線以東の地域。ただし、キビラ国立公園周辺地域は除く)、ブジュンブラ市周縁部及びルビュブ国立公園周辺地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
●その他の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

【ポイント】
●チビトケ州、ブバンザ州のコンゴ民主共和国との国境周辺地域(国道5号線以西の地域)及びキビラ国立公園周辺地域では、武装勢力による襲撃事件が発生するなど、治安が不安定な状況が続いているため、渡航は止めてください。
●ブバンザ州の一部(国道5号線以東の地域。ただし、キビラ国立公園周辺地域は除く)、ブジュンブラ市周縁部、ルビュブ国立公園周辺地域では、以前より治安上の懸念が少なくなったことから、同地域をレベル2へ引き下げますが、不要不急の渡航は止めてください。
●その他の地域においても、強盗目的の襲撃事件やブルンジ国民同士の抗争等が散発しているため、不要不急の渡航は止めてください。

詳細

1 概況
(1)治安について
 ブルンジでは、2020年のンダイシミエ大統領就任以降、治安面の改善は見られるものの、複数の武装勢力が国内に出入りしていると言われています。
 また2021年には、5月と9月にブジュンブラ市内における商業施設やバス停に対する手りゅう弾投てき事件が発生しているほか、同年5月にムランビアにて車列襲撃事件(ブルンジ国軍将校1名を含む8名死亡)が、9月にはブジュンブラ空港に対する迫撃砲による攻撃発生と、ブジュンブラ市内及びその近郊においてテロと思われる攻撃が散発的に発生しました。
 政治情勢は特段懸念すべき状況ではありませんが、十分な注意と安全対策が必要です。
(2)経済情勢について
 ブルンジは、世界最貧国の一つとされており、ウクライナ情勢の影響も受けて、物価の高騰や燃料不足が発生しています。
(3)テロ情勢について
 これまでに、ブルンジにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。また、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域別情勢 
(1)チビトケ州、ブバンザ州のコンゴ民主共和国との国境周辺地域(国道5号線以西の地域)及びキビラ国立公園周辺地域
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
 チビトケ州およびブバンザ州のンゴ民主共和国との国境地帯では武装勢力による襲撃・誘拐が発生しています。特にブジュンブラ空港以北の国道5号線(ブジュンブラ~ルゴンボ間)の西側からコンゴ民主共和国国境付近にかけた地域では、ブルンジ軍と反政府武装勢力との衝突が発生しています。また、キビラ国立公園内には、今もなお反政府勢力が存在すると言われております。

 つきましては、これら地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。

(2)ブバンザ州の一部(国道5号線以東の地域。ただし、キビラ国立公園周辺地域は除く)、ブジュンブラ市周縁部及びルビュブ国立公園周辺地域
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
 これら3地域における2021年6月から2022年5月の凶悪犯罪(殺人、強盗等)の発生件数は、他の区域に比較して突出して多いとは言えず、近年、治安が比較的安定していると見られるため、十分な注意を払い安全対策を講じることを前提に、危険情報レベル2(不要不急の渡航中止)へ引き下げます。

 つきましては、同地域への不要不急の渡航は止めてください。

(3)その他の地域
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
 ブジュンブラ市中心部を除く地方都市及びその他の地域では、平穏な情勢が継続しています。しかし、主要幹線道路および森林地帯を含む各地では、一般市民に対する銃器を使った強盗、強姦、誘拐及び殺人事件等の凶悪犯罪も報告されています。また、ブジュンブラ市内及びその近郊においては、テロと思われる攻撃が散発的に発生しています。
 地方都市市内及び地方都市間を移動する際は、事前に最新の道路情報を入手するとともに、複数人で行動し、公共交通機関や徒歩ではなく、車を利用(できる限り複数車両で)するとともに、日没後の夜間の移動は必ず避けてください。また、ブルンジ国内では劣悪な道路が多いことに加え、散発的に発生する激しい豪雨によって道路が分断されることもあります。不測の事態を避けるため、移動に際しては未舗装路の使用は避け、主要幹線道路を使用してください。 

 つきましては、これら地域への不要不急の渡航は止めてください

3 滞在に当たっての注意
 ブルンジに滞在中は十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、日本国外務省、ブルンジを兼轄している在ルワンダ日本国大使館、現地関係機関や報道等から最新の情報を入手するよう努めてください。
 ブルンジに滞在する際の防犯対策及び一般的留意事項については、「安全基礎データ」のページの「防犯対策」及び「滞在時の留意事項」の項目をご覧ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_127.html
 海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。また、ブジュンブラ市外に渡航される場合は、事前に当館までご連絡ください。
 ブルンジに3か月以上滞在される方は、在ルワンダ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在ルワンダ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

4 外務省海外安全ホームページ(http://www.mofa.go.jp/anzen/ )を参照し、ブルンジに関するスポット情報、広域情報や、隣国のコンゴ民主共和国、ルワンダおよびタンザニアの危険情報についても確認してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ルワンダ日本国大使館(ブルンジを兼轄)
 住所:35, KG7 Avenue, Kacyiru, Kigali, Rwanda(テレコムハウス斜め向かいの青いガラス張りのビル(ブルー・スター・ハウス(Blue Star House))
郵便宛先:P.O. Box 3072, Kigali, Rwanda
 電話:0252-500-884(代表)
  国外からは (国番号250) 252-500-884(代表)
  ウェブサイト:https://www.rw.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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