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ブルンジ
テロ・誘拐情勢

更新日 2021年06月09日

1 概況
 ブルンジでは、首都ブジュンブラ近郊をはじめとして、各地に現政府に敵対する武装勢力が潜伏しているとみられています。これまでも反政府武装勢力の活動は度々報告されており、軍・警察との武力衝突だけでなく、バーなど人の多く集まる場所で手りゅう弾を爆発させ、市民を死傷させる事件等が発生しています。2021年5月には、ムランビアにおいて武装勢力による襲撃事件が発生し、将校1人を含む少なくとも8人が死亡しています。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
(1)2015年4月以降、大統領選挙に端を発する、クーデター未遂や反政府武装勢力と政府軍との武力衝突、政府関係者の暗殺が相次いだほか、ブジュンブラ市内を中心に銃や手りゅう弾を用いた事件が日常的に発生しました。2016年以降は治安の改善がみられ、2020年の大統領選挙により新大統領が選出されて以降は国内に大きな混乱は生じていません。しかしながら、現在も複数の反政府武装勢力がブルンジ国内に潜伏しているとみられており、依然として政治不安に終止符は打たれていません。
(2)ブルンジ政府によるアフリカ連合(AU)のソマリア平和維持軍(AMISOM)への派兵に反発し、ソマリアのイスラム過激派組織「アル・シャバーブ」がブルンジへの攻撃を表明していることから、ブルンジ政府はテロ攻撃に対する警戒を強化しています。

3 誘拐事件の発生状況
 ブルンジでは、過去に外国人を標的とした誘拐事件が発生しています。また、主にコンゴ民主共和国と国境を接するブバンザ州において営利目的の誘拐事件が頻発しており、十分な警戒が必要です。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

 「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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