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ブータンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2022年04月28日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●ブータン南部(インド北東部諸州との国境付近)
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●ブータン南部の国境付近では、インド側過激派の活動の影響を受けて、治安情勢が悪化する可能性がありますので、常に最新の情報を入手するよう努めてください。
●身代金目的の誘拐が発生することがありますので、目立たないようにするなど注意が必要です。

詳細

1 概況
(1)ブータンでは、1990年代終わりから、王制から民主制への移行が進められ、選挙や政権交代が平和裏に実施されるなど、治安は概ね安定しています。

(2)ただし、インドと国境を接する南部地域では、1990年代末以降インド・アッサム州での分離独立運動を行っている過激派組織が侵入したため、ブータン政府が掃討のための軍事作戦を行った経緯があります。2011年5月には南部のプンツォリン及びゲレフで、同年10月にはプンツォリンで、また、2012年10月にはゲレフで、同年11月にはサムテンリンで、それぞれ爆破テロが発生したほか、身代金目的の誘拐が発生することもあり、注意が必要です。

(3)ブータンにおいては、日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。特に、近年では単独犯によるテロや、一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから、こうしたテロの発生を予測したり未然に防いだりすることが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。


2 地域別情勢
(1)ブータン南部(インド北東部諸州との国境付近)
レベル1:十分注意してください。
ア 1990年代末頃から、インドのアッサム州で分離独立運動を行っている過激派組織のアッサム解放統一戦線(ULFA)、ボドランド民族民主戦線(NDFB)、カムタプル解放機構(KLO)といったグループが、インド軍に追われる形でブータン南部の森林地帯に侵入したため、2003年にブータン政府は過激派掃討の軍事行動を行いました。
 政府による国境付近の監視体制強化や治安対策により、同地域における治安は改善され、最近は過激派による活動や事件などの発生はほとんど報告されていません。

イ しかし、インド北東部諸州の一部では不安定な情勢が続いており、過激派グループの活動の影響を受けてブータン側の治安情勢が悪化する可能性は否定できません。同地域への渡航・滞在に当たっては最新の情報の入手に努めてください。

ウ また、ゲレフでは身代金目的の誘拐が発生することもあり、目立たないように行動するなど十分注意してください。

(2)その他の地域
 上記以外の地域の治安は概して安定しており、危険情報は発出していませんが、最近では農村部から都市部への人口の流入が著しく、都市部における強盗・窃盗等の事案が増加傾向にあり、注意が必要です。


3 渡航・滞在に当たっての注意
 入国の際の手続き、病気、交通事情などの渡航に際しての留意事項については「安全対策基礎データ」を参照してください。
(1)上記地域別情勢を踏まえ、在インド日本国大使館(ブータンを兼轄)、現地関係機関、報道などから最新の情報を入手し、十分な安全対策を講じてください。ブータン南部への渡航・滞在を予定している方は、国境を接するインド北東部諸州における情勢にも注意してください。また、「目立たない」「用心を怠らない」「行動を予見されない」を原則に行動し、誘拐被害などに遭わないよう留意してください。

(2)窃盗や強盗、暴行等の犯罪に巻き込まれないよう一人歩きや夜間の外出は控えるほか、現金やパスポートなど貴重品の管理には十分注意してください。

(3)外出中に暴動など不測の事態が発生した場合には、自宅や職場(旅行者の場合はホテル)など安全な場所に留まり、事態が沈静するまで待機するように心掛けてください。また、その際は、可能な限り在インド日本国大使館に連絡をしてください。

(4)ブータンは、標高数百メートルから7,000メートル級の山岳地帯まで標高差のある山脈に位置する国で、道路は山腹を走る曲がりくねった道がほとんどですが、道路の舗装状態が劣悪であり、無理な追い越しも多いことから、交通事故の危険性が高くなっています。また、国道1号線及び4号線沿いは、土砂崩れや落石の影響で通行止めが多発しますので注意が必要です。

(5)ブータンの病院はすべて公立で、外国人に対しても無料ですが、設備が十分でない病院が多く、医療水準も決して高いとは言えず、輸血や手術を要するような治療は期待できません。万が一に備えて、緊急移送サービスなど十分な補償内容の海外旅行保険へ加入すること、常備薬を十分に携行すること、手術等の緊急医療移送が必要な場合の出国手段について確認しておくことを強くお薦めします。

(6)ブータンでは2012年に狂犬病発症による死者が確認されています。犬を含む感染の可能性のある動物に咬まれたり、接触したりしないように最大限の注意が必要です。特に夜間は、野犬の活動が活発になり、街灯や人通りも少ないことから野犬に噛まれる危険性が高くなるため、徒歩での外出は避けるようお勧めします。また、昼間でも、気が付かないうちに野犬の縄張りに入ってしまい、咬まれる事案が多く発生しているため、可能な限り現地に精通した人と行動することをお勧めします。
〇参考情報:厚生労働省検疫所(FORTH)「感染症についての情報 狂犬病」
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name47.html

(7)毎年6月から9月までが雨期となり、の集中豪雨により、南部を中心に各地で道路や橋の崩落、洪水被害が発生していたこともあり、同時期の渡航に当たっては、注意が必要です。

(8)ブータンにおいては、携帯電話が普及していますが、回線容量が少ないため、長期滞在する際などには、万が一の状況に備え、別の通信手段の確保(訪問先の村等で電話のある場所を確認するなど)を心掛けてください。

(9)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 ブータンに3か月以上滞在する方は、在インド日本国大使館(ブータンを兼轄)が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の在インド日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)9926
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)


(現地公館連絡先)
○ 在インド日本国大使館(ブータンを兼轄)
 住所:50-G, Chanakyapuri, New Delhi, India
 電話:(市外局番011)2687-6564,4610-4610   
   国外からは(国番号91)-11-4610-4610
 FAX:(市外局番011)2688-5587
   国外からは(国番号91)-11-2688-5587
 ホームページ:http://www.in.emb-japan.go.jp/index-j.html
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