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ブルキナファソの危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ】

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更新日 2022年01月20日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●北部及び北西部マリ国境周辺地域、東部ニジェール、ベナン及びトーゴ国境周辺地域
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●南西部コートジボワール国境周辺地域、西部マリ国境周辺地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●南部ガーナ及びトーゴ国境周辺地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
●北部のレベル4発出地域以南及び東部のレベル4発出地域以西の地域
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●上記を除く地域
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

【ポイント】
●南部ガーナ及びトーゴ国境周辺地域では、武装した強盗集団による襲撃事件が頻発しているほか、イスラム過激派組織が活動しているとの情報もあるため、危険情報をレベル2からレベル3に引き上げます。同地域のへの渡航はどのような目的であれ止めてください。
●危険情報レベル4発出地域(北部及び北西部マリ国境周辺地域、東部ニジェール、ベナン及びトーゴ国境周辺地域)では、イスラム過激派組織による治安機関等に対する襲撃事件や誘拐事件の頻発によって多数の人が殺害されており、治安情勢が極めて悪化していますので、同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。
●危険情報レベル3発出地域では、イスラム過激派組織による治安機関等に対する襲撃事件や誘拐事件、武装した強盗集団による襲撃事件が頻発していますので、同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●危険情報レベル2発出地域では、誘拐事件やテロ等の不測の事態が発生する可能性がありますので、同地域への不要不急の渡航は止めてください。

詳細

1 概況
(1)2015年11月のカボレ政権発足後、マリとの国境に近い北部サヘル地方及びその周辺地域で、マリから侵入するイスラム過激派組織による襲撃事件が頻発し、2018年6月以降は東部地方において、2019年1月以降は中北地方においてもテロ事件が急増しています。ブルキナファソ政府は、2019年1月以降、マリ及びニジェール国境地域6地方14県を対象とした非常事態宣言を発令しています。
 同宣言発令地域は、下記のとおりです。
ア ブクル・ドュ・ムフン地方
 コッシ県、スル県
イ 中央東地方
 クルペロゴ県
ウ 東部地方
 グナグナ県、グルマ県、コモンジャリ県、コンピエンガ県、タポア県
エ オーバッサン地方
 ケネドゥグ県
オ 北部地方
 ロルム県
カ サヘル地方
 ウダラン県、セノ県、スム県、ヤガ県

(2)首都ワガドゥグ市では、2016年1月にホテル及びカフェが、2017年8月にはトルコ系レストランが襲撃されるテロ事件が発生しました。2018年3月にはフランス大使館及び軍統合参謀本部が襲撃されるテロ事件が発生し、同年5月には、同事件に関与したテロリストの拠点がワガドゥグ市で摘発された際に、治安機関との間で銃撃戦が発生するなど、今後もワガドゥグ市において、テロや治安作戦に伴う不測の事態が発生する可能性があります。

(3)2018年3月にワガドゥグ市で発生した襲撃事件では、「イスラムとムスリムの支援団(JNIM)」が犯行声明を出しました。同犯行声明では、同襲撃は2018年2月にマリ北部においてJNIMの複数の指導者がフランス軍に殺害されたことに対する復讐であり、フランスをはじめとする欧米諸国及びブルキナファソ政府を直接の標的にする旨言及されています。また、ブルキナファソは、サヘル地帯でテロ掃討作戦を展開するG5サヘル合同部隊にも参加しており、テロ組織から直接敵視されている状況にあります。

(4)ブルキナファソでは、2018年12月にイタリア人とカナダ人の旅行者が行方不明となった(2020年3月に解放)ほか、2019年1月にはカナダ人が誘拐・殺害されました。また、同年5月には、ベナンのブルキナファソとの国境周辺地域においてフランス人2人が誘拐され、ブルキナファソ国内で救出されています。同フランス人の救出時には、アメリカ人及び韓国人も拘束されていたことが判明しました。同年11月には南西部において通信事業に従事していた中国人が誘拐されました(数日後に解放)。2021年4月には東部地方ベナン国境付近において、スペイン人2人とアイルランド人1人が殺害されています。いずれの事件もイスラム過激派組織が関与しているとみられており、欧米人のみならず日本を含むアジア系の外国人も誘拐に対する特段の注意が必要です。

(5)上記のとおり、ブルキナファソの各地でテロ・誘拐事件が頻発しており、外国人が巻き込まれるケースも多数報告されています。このような状況を十分に認識し、テロ・誘拐被害に巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域情勢
(1)北部及び北西部マリ国境周辺地域、東部ニジェール、ベナン及びトーゴ国境周辺地域(ウダラン県、スム県、ロルム県、ヤテンガ県北部、スル県(南東部を除く)、ナヤラ県北西部、コッシ県(南東部を除く)、バム県北部、サンマテンガ県北部、ナメテンガ県北部、セノ県、ヤガ県、グナグナ県東部、タポア県、コモンジャリ県(西部を除く)、グルマ県東部、コンピエンガ県及びクルペロゴ県東部)
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

 マリ、ニジェール、ベナン及びトーゴとの国境周辺地域には、イスラム過激派組織の要員が潜伏しており、治安機関等に対する襲撃や誘拐事件が頻発し、多数の人が殺害されています。また、武装した強盗集団による襲撃事件も発生しており、治安情勢が極めて悪化しています。なお、これらの地域の多くの県では2019年1月に非常事態宣言が発令されています。

 つきましては、これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は、直ちに安全な地域へ退避してください。

(2)南西部コートジボワール及びガーナ国境周辺地域、西部マリ国境周辺地域、北部のレベル4発出地域以南及び東部のレベル4発出地域以西の地域(ヌンビエル県、ポニ県、コモエ県、ブグリバ県、イオバ県、シッシリ県南部、ナウリ県南部、ブルグ県南部、コッシ県南東部、ムフン県北部、ナヤラ県西部、バンワ県、ケネドゥグ県、レラバ県、ナメテンガ県中部、サンマテンガ県中部、バム県中部、グナグナ県(東部を除く)、コモンジャリ県西部、グルマ県西部及びクルペロゴ県西部)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) 

 これらの地域は、イスラム過激派組織による治安部隊等に対する襲撃事件や誘拐事件、または武装した強盗集団による襲撃事件が頻発し、その勢力が及んでいる地域がさらに拡大しているとみられます。また、グナグナ県、コモンジャリ県、グルマ県、クルペロゴ県は、2019年1月に発令された非常事態宣言の対象地域となっています。

 つきましては、これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。

(3)南部ガーナ及びトーゴ国境周辺地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)

 これらの地域は、武装した強盗集団による襲撃事件が頻発しているほか、イスラム過激派組織が活動しているとの情報もあります。

 つきましては、同地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。

(4)その他の地域  
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
   
ア 首都ワガドゥグ市
 ワガドゥグ市では、2016年1月15日にイスラム過激派組織とみられる武装集団がカフェ・レストラン「カプチーノ」及びスプレンディド・ホテルを襲撃し、30人が死亡、71人が負傷するテロ事件が発生しました。その後も、2017年8月13日にトルコ系レストラン「アジズ・イスタンブール」が襲撃され、18人が死亡、20数人が負傷したほか、2018年3月2日には、フランス大使館及び軍統合参謀本部が襲撃され、少なくとも治安部隊8人が死亡、80人以上が負傷しています。
 特に、2018年3月のテロ事件においては、JNIMが犯行声明を出し、フランスをはじめとする欧米諸国及びブルキナファソ政府を直接の標的にすることに言及するなど、今後も、ワガドゥグ市においてテロ等の不測の事態が発生する可能性があります。

イ 首都ワガドゥグ市以外の地域
 これらの地域では、襲撃事件や誘拐事件が頻発しているレベル3及びレベル4発出地域からのイスラム過激派組織の侵入が懸念されており、実際、治安機関等に対する襲撃事件が散発しています。また、イスラム過激派組織によるものとみられる襲撃事件及び誘拐事件の発生領域は拡大傾向にあるため、これまでに発生していない地域においても、今後テロ事件等が発生する可能性は排除できません。

 つきましては、 これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。また、やむを得ず渡航する場合には、特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。

3 滞在に当たっての注意
 ブルキナファソに渡航・滞在する場合には、在ブルキナファソ日本国大使館、現地関係機関等から最新情報の入手に努めつつ、以下の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。
 また、ブルキナファソにおける渡航・滞在に当たっての注意事項については、外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_117.html )も併せて参照してください。

(1)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は、在ブルキナファソ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。 
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の在ブルキナファソ日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(2)緊急時の国外退避に備え、パスポートやビザの有効期限、貴重品の所在を常時確認してください。なお、緊急時に運航される航空機等については、正規航空運賃が適用される場合も多いことから、現金及びクレジットカードの支払可能額が十分かどうかも確認してください。

(3)日本人を含む外国人渡航者に対して、恐喝、ひったくりや悪質なタクシー運転手による法外な運賃の請求、空港、ホテル等での置き引き、官憲による路上検問での不法な金銭の要求等が散見されます。このような被害に巻き込まれないよう十分注意してください。

(4)外出の際は、身の回りの安全に十分注意し、できるだけ派手な服装は避け、現金は必要な分だけを持ち、人前では大金や携帯電話等、貴重品を見せないようにしてください。また、テロの標的とされやすい場所(観光施設や公共交通機関等の不特定多数の人が多く集まる場所や宗教施設、政府・軍・警察関係施設等)への立ち入りや長時間の滞在も極力避けてください。

(5)治安状況が悪化する場合に備え、自宅や職場に一週間分程度の食料や水等を備蓄しておくことをお勧めします。

(6)治安情勢の悪化に伴い、当局によるパトロール、検問等の治安対策が強化されており、危険物を所持していたり、無断で写真や動画を撮影したりすれば、不審者と見なされ、拘束される可能性もありますので、屋外での行動には十分注意してください。

4 隣国のガーナ、ベナン、トーゴ、ニジェール、マリ及びコートジボワールについても、別途それぞれ危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ブルキナファソ日本国大使館
  住所:01BP5560 Ouagadougou 01 Parcelle 05 du lot n°09 de la zone A, Section B du Secteur n°15 Quartier OUAGA 2000, Burkina Faso
  電話:(市外局番なし)2537-6506
   国外からは(国番号226)2537-6506
  FAX:(市外局番なし)2537-6581
   国外からは(国番号226)2537-6581
  ホームページ:http://www.bf.emb-japan.go.jp/
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