1. ホーム
  2. 危険情報詳細
危険情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

ペルーの危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ等】

「危険情報」とは?別ウインドウが開きます

更新日 2021年04月27日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●コロンビアとの国境地帯(ロレト州プトゥマヨ郡)、クスコ州の一部地域、フニン州の一部地域、ワンカベリカ州の一部地域、アヤクチョ州の一部地域
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ロレト州マリスカル・ラモン・カスティーヤ郡
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引上げ)
●アマソナス州コンドル山脈のエクアドルとの国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●ワヌコ州プエルト・インカ郡、パスコ州オクサパンパ郡、マドレ・デ・ディオス州タンボパタ郡及びマヌー郡
レベル1:十分注意してください(新規)
●リマ州(首都リマ市及びカヤオ憲法特別市)、フニン州の一部、ワンカベリカ州の一部、アヤクチョ州の一部
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●コロンビア及びブラジルと国境を接するロレト州マリスカル・ラモン・カスティーヤ郡は、国境近辺でのコロンビアゲリラ等による麻薬・武器の密輸などの組織的な犯罪の増加が見られ、治安対策のための非常事態宣言が断続して発出されています。これら地域では、コロンビアゲリラ等と治安機関との間で衝突が発生する等の不測の事態に巻き込まれる可能性がありますので、危険レベルを2に引き上げます。
●ワヌコ州プエルト・インカ郡、パスコ州オクサパンパ郡の一部地域では、麻薬の原料となるコカの栽培や麻薬の密造が行われているとみられており、組織犯罪対策のため非常事態宣言が発出されています。これら地域では、麻薬組織と治安機関との間で衝突が発生する等の不測の事態に巻き込まれる可能性がありますので、これら地域に危険レベル1を発出します。
●マドレ・デ・ディオス州のタンボパタ郡(ブラジルとの国境沿い)及びマヌー郡では、治安対策のため非常事態宣言が発出されています。また、これら地域には国立自然公園が位置し、自然観光のルートともなっていますが、大規模な違法採掘及び関連する人身売買・麻薬取引・強盗等が発生していることから、これら地域に危険レベル1を発出します。
●クスコ州、フニン州、ワンカベリカ州、アヤチョク州の山岳地帯の一部(レベル3の地域)では、引き続きテロや誘拐事件が発生していますので、同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●全国の主要な観光地では、外国人の旅行者を対象とした強盗及びスリ・ひったくり等の一般犯罪が頻発していますので、引き続き十分注意してください。

詳細

1 概況
(1)ペルーにおいては、主要な観光地(首都リマ、クスコ、マチュピチュ、ナスカ、プノ、イカ、アレキパ、トルヒーヨ等の中心部や周辺遺跡)では、旅行者の脅威となるようなテロ・誘拐事件の発生は確認されていませんが、外国人の旅行者を狙った強盗及びスリ・ひったくり、置き引き等の一般犯罪が頻発しています。カメラ、携帯電話(特にスマートフォン)、携帯音楽プレーヤー、タブレット端末、現金等の貴重品の管理には注意してください。また、労働争議が多く、各地でデモや集会が断続的に発生しており、道路閉鎖やデモ隊と治安当局との衝突も度々起きていますので、デモや集会には絶対に近付かないなどの注意も必要です。

(2)かつてセンデロ・ルミノソ(SL)等のテロ組織が全国で猛威を振るい、1996年には首都リマの在ペルー日本国大使公邸が左翼テロ組織トゥパク・アマル革命運動(MRTA)に約4か月間占拠される事件等も発生しましたが、治安当局による掃討作戦や治安対策強化の結果、首都周辺における過激なテロ事件は大きく減少し、テロ組織の活動地域は次第に一部山岳地帯並びにアプリマック、エネ及びマンタロ川渓谷(VRAEM地域。フニン州、ワンカベリカ州、クスコ州及びアヤクチョ州の一部をなす8郡)を中心とする地域に限定されるようになりました。同地域及びその近辺では、現在でも頻繁に当局へのテロ攻撃や武装襲撃、村民に対する誘拐事件が発生しており、国軍等治安機関によるSLの追跡・掃討作戦が行われていることや、治安当局が制御することが困難な地域でもあることから、どのような目的であれ渡航は止めてください。

(3)1996年12月、在ペルー日本大使館公邸が占拠された事件以降、当地ではイスラム過激派等の国際テロ組織の活動はこれまで確認されていませんでしたが、2019年7月、イスラム過激派に感化され独自に活動していた、ペルー人男性が、陸上競技の国際大会会場へ自動車爆弾攻撃を企図していたとして当局に逮捕されました。近年は、日本人・日本権益を標的としたテロ事件は発生していませんが、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域別情勢
(1)コロンビアとの国境地帯(ロレト州プトゥマヨ郡)、クスコ州の一部地域、フニン州の一部地域、ワンカベリカ州の一部地域、アヤクチョ州の一部地域
  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

ア コロンビアとの国境地帯(ロレト州プトゥマヨ郡)
 コロンビアと国境を接するロレト州プトゥマヨ郡は、犯罪組織による麻薬密輸ルートになっており、コロンビアゲリラ等の活動も確認されています。2018年3月には、地域の住民が犯罪グループへの加入を強いられ、その後、誘拐されてセルバ(森林地帯)内で10日間監禁される事件のほか、複数の誘拐事件が発生しています。また、2018年11月27日には、コロンビアと国境線を形成するプトゥマヨ川をパトロール中の海軍警備艇が武装グループからの銃撃を受け、兵士3名が負傷する事件が発生しました。ペルー政府はこれらの状況を踏まえ、2018年11月28日、同地域に対し非常事態宣言を発出し、同地域の治安対策を強化していますが、これらの地域に不用意に立ち入れば、襲撃、誘拐といった不測の事態に巻き込まれる危険性があります。

イ クスコ州の一部地域(ラ・コンベンション郡エチャラテ町、キンビリ町、ピチャリ町、ビルカバンバ町、インカワシ町、ビヤ・ビルヘン町、メガントニ町、ビヤ・キンティアリナ町)、フニン州の一部地域(ワンカヨ郡サント・ドミンゴ・デ・アコバンバ町、パリアワンカ町、コンセプシオン郡アンダマルカ町、コマス町、サティポ郡(サティポ町、リオ・ネグロ町を除く))、ワンカベリカ州の一部地域(タヤカハ郡(アコスタンボ町、ニャウインプキオ町を除く)、チュルカンパ郡)、アヤクチョ州の一部地域(ワンタ郡(ワマンギーヤ町、イガシン町を除く)、ラ・マル郡)
 これら地域では、山岳地帯やVRAEM地域でSL等組織が麻薬生産等の活動をしており、テロ事件等も発生しています。また、非常事態宣言が発出され、国軍等治安当局によるSL等に対する掃討作戦が行われています。地理的に治安当局が制御することが困難であり、不用意に立ち入れば犯罪組織と治安当局との衝突に巻き込まれる危険性があります。
2020年に上記の地域で発生した主なテロ・誘拐事件等は次のとおりです。
(ア) 3月4日
アヤクチョ州ラ・マル郡サンタ・ロサ町において軍・警察が活動中、SLの集団から襲撃を受け、警察車両に乗車していた警察官4名が重傷を負った。
(イ) 8月23日
アヤクチョ州ラ・マル郡アンチワイ町において軍と警察の部隊が、SLから待ち伏せを受け、陸軍兵員2名が死亡した。

 つきましては、これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。

(3)コロンビア及びブラジルとの国境地帯(ロレト州マリスカル・ラモン・カスティーヤ郡)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください(引上げ)
 コロンビア及びブラジルと国境を接するマリスカル・ラモン・カスティーヤ郡では、国境付近でのコロンビアゲリラ等により麻薬・武器の密輸、違法採掘等が増加しています。また、ペルー政府により治安対策を目的とした非常事態宣言が発出され、軍・警察による作戦も展開されており、コロンビアゲリラなどとの間で衝突が発生する等の不測の事態に巻き込まれる可能性があります。

 つきましては、これらの地域の危険レベルを2に引き上げます。これら地域への不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航する場合には特別な注意を払うとともに十分な安全対策をとってください。

(4)アマソナス州コンドル山脈のエクアドルとの国境地帯
  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
 アマソナス州コンドル山脈のエクアドルとの国境地域は、1998年にペルー・エクアドル両国間の国境紛争が解決した後も、未だ地雷や不発弾が埋まっている場所がありますので、主要な幹線道路を除き大変危険です。

 つきましては、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航する場合には特別な注意を払うとともに十分な安全対策をとってください。

(5)ワヌコ州プエルト・インカ郡、パスコ州オクサパンパ郡、マドレ・デ・ディオス州タンボパタ郡及びマヌー郡
レベル1:十分注意してください(新規)

ア ワヌコ州プエルト・インカ郡、パスコ州オクサパンパ郡
 ワヌコ州プエルト・インカ郡、パスコ州オクサパンパ郡の一部地域では、麻薬の原料となるコカの栽培や麻薬の密造が行われているとみられており、組織犯罪対策のため非常事態宣言が発出されています。これら地域では、麻薬組織と治安機関との間で衝突が発生する等の不測の事態に巻き込まれる可能性があります

イ マドレ・デ・ディオス州タンボパタ郡及びマヌー郡
 マドレ・デ・ディオス州のタンボパタ郡(ブラジルとの国境沿い)及びマヌー郡では、治安対策のため非常事態宣言が発出されています。また、これら地域には国立自然公園が位置し、自然観光のルートにもなっていますが、大規模な違法採掘及び関連する人身売買・麻薬取引・強盗等が発生しています。

 つきましては、これらの地域に危険レベル1を発出します。渡航には、最近の治安関連情報の収集に努めるなど、十分注意してください。

(6)リマ州(リマ市及びカヤオ憲法特別市)、フニン州(ワンカヨ郡(サント・ドミンゴ・デ・アコバンバ町及びパリアワンカ町を除く)、ハウハ郡、サティポ郡サティポ町、リオ・ネグロ町)、ワンカベリカ州(タヤカハ郡アコスタンボ町、ニャウインプキオ町)、アヤクチョ州(ワンタ郡ワマンギーヤ町、イガシン町)   レベル1:十分注意してください。(継続)

ア リマ州リマ市及びカヤオ憲法特別市
 リマ市においては、貧困地域を中心に一般犯罪が発生しています。拳銃を使った強盗・窃盗などの凶悪犯罪が発生しており、抵抗したために殺害されることもあります。近年ベネズエラ人等の不良外国人による犯罪が多発していたところ、2020年3月以降のコロナウイルス対策に伴う外出制限により、一時的に一般犯罪は減少していましたが、現在では外出制限の緩和に伴い市内全域で犯罪が再度増加しています。特にバイク使用の犯人による携帯電話や財布、バック類などの所持品を狙った拳銃強盗やひったくり、スリ、ひったくり、置き引き等のほか、パソコンやカメラ、携帯電話等の電子機器を狙った強盗、銀行や両替所で多額の現金を引き出した人に目を付け、グループで追跡し強盗におよぶ追跡型の強盗が発生しています。また、政府関連施設が集中するリマ市の中心部では、政府への要求を掲げた各種団体によるデモ・抗議行動・集会等が頻繁に行われており、治安当局と衝突することもあります。
 また、リマ国際空港(ホルヘ・チャベス空港)があるカヤオ憲法特別市とリマ市を結ぶ幹線道路では、移動する車両の窓ガラスを割って金品を強奪する事件が発生しています。

イ フニン州(ワンカヨ郡(サント・ドミンゴ・デ・アコバンバ町及びパリアワンカ町を除く)、ハウハ郡、サティポ郡サティポ町、リオ・ネグロ町)、ワンカベリカ州(タヤカハ郡アコスタンボ町、ニャウインプキオ町)、アヤクチョ州(ワンタ郡ワマンギーヤ町、イガシン町)
 これらの地域は、これまでテロ対策のため非常事態宣言が発出・延長されていましたが、治安当局によるテロ組織掃討作戦が功を奏し、同地域におけるテロ発生のリスクは低下しているとして、2015年に同宣言が解除されました。その後テロ事件は発生していませんが、近隣地域では引き続きテロ事件が確認されていますので、これらの地域への渡航には、最近の治安関連情報の収集に努めるなど、十分注意してください。

3 渡航・滞在に当たっての注意
(1)滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。詳細は「安全対策基礎データ」(防犯・トラブル回避に役立つ基礎情報、http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=261 )や「安全の手引き」(在留邦人向けの滞在にかかる留意事項、http://www.pe.emb-japan.go.jp/jp/Anzennotebiki.pdf )をご確認ください。
 また、報道、日本国外務省、在ペルー日本国大使館、現地関係機関等より最新の情報を入手するよう努めてください。

(2)一般的な注意事項
ア 都市部の貧困地区、コカ葉栽培地や違法鉱山等が存在する地方の山岳地域、密林地域の奥地は、殺人等の凶悪犯罪の発生率が高く当局の管理が及ばない場所も多いので、立ち入ることは控えてください。

イ ひったくりや拳銃を使用した強盗等は、高級住宅街、商業地域でも発生していますので、夜間の外出は控え、昼間であっても人気のない場所での単独行動は避けるようにしてください。外出中は、身の周りの安全に注意し、近くで暴動等の不測の事態が起きた場合は、ホテルなど安全が確保できる場所で、事態が収まるまで待機してください。

ウ ペルー国内における移動手段としては、飛行機や長距離バスが一般的ですが、長距離バスは、整備不良や運転手の問題等が原因で転落等の事故が発生しています。また、睡眠中に車内の荷物を窃盗される被害や、長距離バスを狙った強盗被害(路上に障害物を置いてバスが停車したところを襲う手口)も報告されています。ペルー国内での長距離移動は、なるべく航空便を利用することをお勧めしますが、やむを得ずバスで移動する場合には、運賃の安さよりも安全面を考慮してバス会社を選択し、夜間の移動は避け、日中に移動するよう心掛けてください。

エ 陸路で入国する際には、自身で出入国管理窓口に赴き、入国スタンプの押印を受けてください。入国スタンプがないことを理由に不法入国者として扱われ、出国許可を得るまでに長期間を要することもありますので、十分注意してください。
※ペルー政府は、新型コロナウイルス対策のための国家緊急事態令により、2020年3月16日、ペルーへの陸路での出入国を禁止しました。2020年10月23日付及び11月29日付の大統領令にて、陸路での出入国は、今後段階的に実施するものとしましたが、2021年2月現在、陸路での出入国は開始されていません。陸路での出入国を行った場合は刑罰の対象となるため、あらかじめペルー出入国管理局に十分御確認の上、空路での渡航を御検討ください。

オ ペルーにおける誘拐は営利目的で行われています。この大半が「短時間誘拐」と呼ばれているもので、通行人を脅して車内に押し込んだり、流しのタクシーを装って乗客を一時的に監禁したりした上、ATMを数か所回って現金を引き出させた後に解放するケースがあります。犯行は組織的に行われ、被害者が抵抗した場合には殺害するケースもあります。外国人観光客が狙われることもあるので、空港周辺や観光地への移動の際には十分注意が必要です。
 誘拐から自分自身と家族の安全を守る心構えとして、「目立たない」、「用心を怠らない」、「行動を予知されない」の安全の三原則を念頭に、日常における予防を忘れないでください。具体的には「高価なものを露出しない」、「外出や帰宅時に、不審者や不審車両が見あたらないか常に警戒する」等の注意が必要です(詳細はホームページhttp://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html を参照してください。)。
 また、誘拐を装い金銭をだましとる「偽装誘拐」も発生しているため、家族や所属企業が誘拐犯から脅迫電話を受けた場合には、誘拐犯から示された被害者が実際に誘拐されているかどうか、被害の防止策として事実の確認(家族などでキーワードを決めておき、誘拐犯側にキーワードを照会する生存確認)を行うなど対策を講じてください。

カ リマ国際空港(ホルヘ・チャベス空港)からリマ市街地へ向かう際は、強盗等が発生するとされる危険なエリアを通行しますので、流しのタクシーの利用を避け、到着ターミナル内にデスクを構えるタクシー会社を選ぶようお勧めします。また、長居や貴重品の露出は避け、見知らぬ人から声をかけられても、相手の要求や勧めに応じないようにしてください。また、同空港からリマ市街地へ向かう幹線道路では、信号待ちをしている車の窓ガラスを点火プラグ等で割り、車内の荷物を強奪する強盗が発生していますので、鞄等は膝上や空いている席など車外から見える場所ではなく、足もとやトランクなど車外から見えないところに置いてください。

 また、空港ターミナル到着時、またはホテルから空港への出発時に旅行者をマークして、適当な場所で襲うマルカ強盗が多発しています。空港-市内間の移動の際は、華美な服装や高級時計等の装飾品は身につけずに、極力ターゲットにならないような服装で移動してください。

キ ペルーの通貨(ソル)に不慣れな旅行者等は街頭の両替商等で両替をすると、偽札を渡されるケースがあります。両替は、必ず銀行、ホテル、空港内に店舗を構える両替所の利用をお勧めします。

ク 主要な観光地(クスコ、マチュピチュ、ナスカ、プノ、イカ、アレキパ、トルヒーヨ等の中心部や周辺遺跡)では、外国人観光客を狙った強盗事件が発生していますので、日没後から早朝までの外出はなるべく避け、日中であっても団体行動をとるようにし、十分注意して行動してください。また、デモ、抗議活動、集会及びそれに伴う空港、鉄道、道路の封鎖(石を並べたりタイヤを燃やす等の行為)は、主要観光地やその周辺においても行われる場合がありますので、常に最新の関連情報の入手に努め、そうした場所に極力近付かず、また時間に余裕をもって行動してください。

ケ ナスカの地上絵の観光飛行ツアーについては、飛行機が墜落し、そのうち外国人観光客を含む乗客が死亡したケースもあるほか、飛行機が故障のため緊急着陸する事故も複数発生しています。飛行ツアーに参加する際には、料金の安さではなく、安全基準を確認の上、会社を選んでください。

コ クスコやプノ等標高3,000mを越える高地では、高山病にかかり、死亡に至るケースもあることから、クスコ、プノ、マチュピチュ等の高地を訪れる際は、高山病についての正しい基礎知識を持ち、余裕のある日程を組むようお勧めします。高地で市販されている酸素スプレー缶は高山病対策に有効です。なお、高山病予防薬としてはダイアモックス(アセタゾラミド)がありますが、使用についてはあらかじめ医師に相談するようお勧めします。

(3)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 ペルーに3か月以上滞在される方は、在ペルー日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在ペルー日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

4 隣国のコロンビア、エクアドル、ブラジル、ボリビアについてもそれぞれ「危険情報」が発出されていますので、参照してください。

(連絡先)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ペルー日本国大使館
住所:Av. San Felipe 356,Jesus Maria, Lima, Peru
電話:(市外局番01)219-9500
   国外からは(国番号51)-1-219-9500
FAX :(市外局番01)463-0302
   国外からは(国番号51)-1-463-0302
ホームページ: http://www.pe.emb-japan.go.jp/itprtop-ja/index.html
page TOP