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レバノンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2021年04月14日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●バールベック・ヘルメル県北部及び東部(アルサールを含む。バールベック遺跡周辺を除く。)、アッカール県北部、ベカー県東部、ナバティーエ県北東部、南レバノン県南部(ティール以北の地中海沿岸地域を除く。)並びにパレスチナ難民キャンプ
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

●アッカール県南部、バールベック・ヘルメル県南西部(バールベック遺跡周辺を含む。)、北レバノン県トリポリ市及びベイルート南郊外(ダーヒエ地区)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

●上記以外の地域(ダーヒエ地区を除く首都ベイルート市、山岳レバノン県、北レバノン県(トリポリ市を除く。)、南レバノン県北部、ナバティーエ県北西部、ベカー県西部及び南レバノン県ティール以北の地中海沿岸地域)
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●シリアと国境を接するレバノン北部、東部及び南部の地域には「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が発出されています。これらの地域は、レバノン国軍が警戒監視を強化し、一般人の立入りを制限している場所が含まれており、不審者と判断された場合は拘束される可能性があります。
●レバノン経済状況の悪化に伴い、近年各種犯罪が増加傾向にあります。特に、シリアと国境を接する地域に、薬物、窃盗、殺人、銃撃、暴力等による逮捕事案が集中しています。
●パレスチナ難民キャンプ内及びその周辺では銃撃事件等の発生が確認されていますので、同地域への渡航は止めてください。

詳細

1 概況
(1)レバノン国内では、2017年8月のレバノン国軍によるISIL(イラク・レバントのイスラム国)掃討作戦の成功と治安当局による徹底したテロ対策により、以降凶悪なテロ事件等の発生は確認されておりませんが、レバノン経済状況の悪化に伴い、近年各種犯罪が増加傾向にあります。また、国内の各地で抗議行動が断続的に発生しています。
(2)レバノンにおける誘拐事件は、レバノン人及びシリア人の富裕層をターゲットにした身代金目的のものがほとんどですが、過去には外国人を対象にした犯行も確認されています。また、レバノン経済状況の悪化に伴い、近年、誘拐事件による逮捕事案も散発的に発生しています。
(3)パレスチナ難民キャンプ内及びその周辺では、銃撃事件等の発生が確認されていますので、同地域には近付かないようにしてください。
(4)国内では、一部の農民が生活苦から大麻の栽培に手を染めているほか、薬物使用者による凶悪事件の発生など、薬物問題が深刻化しつつあります。また、近年、薬物関連の逮捕事案も断続的に発生しており、犯罪件数に占める薬物逮捕事案の割合も増加しています。
(5)国内では依然として銃器がまん延しており、集団同士の抗争や犯罪組織と治安機関との衝突が死傷者を伴う銃撃戦へと発展するケースも確認されています。また、近年、銃撃による逮捕事案も多発しています。さらに、祝いの場で祝砲と称して実弾を空中に発砲する習慣があり、例年この発砲により死傷者が発生しています。学術試験の結果発表の時期にあたる夏季及び大晦日は、特に注意が必要です。
(6)テロによる日本人の被害者は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること、日本人が標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域別情勢
(1)レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
ア バールベック・ヘルメル県北部及び東部(アルサールを含む。バールベック遺跡周辺を除く。)、アッカール県北部、ベカー県東部並びにナバティーエ県北東部
 ISIL掃討作戦の成功から3年以上が経った現在もレバノン軍は国境管理を徹底すべく高レベルの警戒を維持しています。シリアに面する同地域において国境に近づく者は不審者と判断され拘束される危険性があります。
 また、同地域では現在多数のシリアからの避難民が非公式に居住しています。治安当局は避難民に扮したテロリストを警戒するとともに、場所によっては一般人の立ち入りを制限しています。シリア難民の非公式居住区への不用意な立ち入りや接近は不審者と判断され拘束される危険性があります。
イ ナバティーエ県南部及び南レバノン県南部(ティール以北の地中海沿岸地域を除く。)
 イスラエルに面する同地域は、レバノン軍及び国連軍の展開地が含まれており、特に国境地帯ではレバノン国軍及び国連軍による高レベルの警戒が維持されているほか、地雷や不発弾が残存しているとされており、現在も除去作業が進められています。
ウ 各地のパレスチナ難民キャンプ 
 パレスチナ難民キャンプ内はレバノンの治安当局の管轄外であり、現在もテロリストが身を潜めている可能性があります。
 また、南レバノン県サイダにあるアイン・ヘルワ難民キャンプでは、2017年の4月と8月に過激派組織とパレスチナ治安当局との間で大規模な衝突が発生し、16名が死亡、80名以上が負傷しました。また、同じくサイダにあるミエ・ミエ難民キャンプでは2018年10月に過激派組織同士の間で銃撃戦が発生し、5名が死亡、30名以上が負傷しました。
 つきましては、上記地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。

(2)レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
ア ベイルート南郊外(ダーヒエ地区)
 同地域では過去に爆弾テロ事件が発生しましたが、治安機関の徹底したテロ対策が功を奏し、近年テロ事件の発生等は確認されておりません。ただし、同地域では過去に旅行者を狙った強盗事件が発生するなどしていますので、不要不急の渡航は止めてください。
イ アッカール県南部、バールベック・ヘルメル県南西部(バールベック遺跡周辺を含む。)及び北レバノン県トリポリ市
 これらの地域の一部では大麻の栽培が盛んに行われているとされており、取締りを行う治安当局と犯罪組織との間での衝突のほか、氏部族間の対立に起因する衝突が散発的に発生しています。

(3)レベル1:注意してください。(継続)
ベイルート市(南郊外ダーヒエ地区を除く。)、山岳レバノン県、北レバノン県(トリポリ市を除く。)、南レバノン県北部、ナバティーエ県北西部、ベカー県西部及び南レバノン県ティール以北の地中海沿岸地域
 関係当局による徹底したテロ対策及び各種取締りが継続的に実施されていますが、レバノン経済状況の悪化に伴い、近年各種犯罪が増加傾向にあり、国内各地でデモも断続的に生起しています。これらのことから、レベル1の地域においても、各種犯罪及びデモに巻き込まれる等潜在的な危険要素は解消されておらず、渡航・滞在に際しては十分な注意が必要です。

3 滞在に当たっての注意
 滞在中は下記事項に十分留意して行動し、自ら危険を避けるようにしてください。また、外務省、在レバノン日本国大使館及び現地関係機関等から最新情報を入手するよう努めてください。
(1)レバノンでは内戦以来隠匿された銃器などが一般に広く存在しており、ささいなトラブルが原因で発砲事件などに発展する危険もあります。
(2)2020年は日本人が、日中にベイルート郊外を歩いて移動していたところ、商人を装い接近してきた現地人に貴重品をひったくられる被害に遭いました。過去には、深夜にベイルート郊外を一人で歩いて移動していた旅行者が強盗に遭うという事件が発生しました。当局は深夜にひと気のない場所で出歩かないよう勧告しています。
(3)過去には、深夜に個人タクシー(UBER)を一人で利用していた他国の女性外交官がドライバーに殺害されるという事件も発生しました。夜間の移動においては可能な限り信頼できるタクシー会社に配車を依頼するとともに、複数人で行動するよう心掛けてください。
(4)経済状況の悪化に伴い、2020年から2021年現在にかけて、ベイルートをはじめとする都市部の幹線道路や政府関連施設付近など国内の各地において抗議行動が断続的に発生しています。その多くは平穏に行われていますが、エスカレートすることもありますので、デモに遭遇した場合は、不測の事態を避けるため、絶対に近づかないでください。
(5)レバノンでは、政府関連施設、要人の住居、軍事施設及び軍人などの写真撮影は厳しく制限されており、許可無く撮影した場合、拘束される可能性があります。
(6)入国の審査に際し、イスラエルへの渡航歴を示す物(イスラエルの査証が押印されたパスポートや出入国スタンプが押された紙など)を所持していた場合は、円滑な入国が困難になる可能性があります。また、警察官などによる所持品検査の際にイスラエルへの渡航が疑われるものが見つかった場合も取調べを受ける可能性があります。
(7)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 レバノンに3か月以上滞在する方は、在レバノン日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時に在レバノン日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)4567
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
    http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在レバノン日本国大使館
住所:Serail Hill Area,Army Street,Zokak El-Blat, Beirut,Lebanon (P.O. Box 11-3360)
電話:市外局番(01) 989751~3
国外からは(国番号961)-1-989751~3
領事班直通:(01)989856
    国外からは(国番号 961)-989856
FAX:市外局番(01) 989754
    国外からは(国番号961)-1-989754
ホームページ:https://www.lb.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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