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ウガンダの危険情報【一部地域の危険レベル引き下げ】

2018年10月19日
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【危険度】
●西部(ブンディブジョ県,ントロコ県) 
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●カボング県(キデポ国立公園を除く)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
●南スーダンとの国境付近
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●北東部(コティド県,アビム県,モロト県,ナパク県,ナカピリピリティ県,アムダティ県,キデポ国立公園)
 レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
●首都カンパラを含むその他の地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●西部(ブンディブジョ県,ントロコ県)については,危険レベル3(渡航中止勧告)を発出しています。警察署等から多くの銃器が略奪されるなど,依然として不安定な治安情勢が続いていますので,これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●カボング県(キデポ国立公園除く)
 近年はウガンダ政府の努力と欧米諸国の支援により大幅に治安が改善しているところ,危険レベルを2に引き下げますが,洪水や飢饉による被害が発生しやすく,こうした事態により治安が悪化する可能性がありますので,不要不急の渡航は控えてください。
●北東部(キデポ国立公園含む)
 反政府勢力「神の抵抗軍」(LRA)の活動の終息により,治安情勢が大幅に改善され,現在も安定した情勢が継続しているところ,危険レベルを1に引き下げますが,軽犯罪及び夜間の重犯罪が頻発しておりますので,滞在中は十分注意してください。
1.概況
(1)2009年10月,ソマリアの武装勢力「アル・シャバーブ」(AS)は,ウガンダ軍がAU平和維持活動部隊(AMISOM)としてソマリアへ派兵されていることを理由に,ウガンダに対する報復テロを行う旨の声明を発出しました。2010年7月,ウガンダの首都カンパラ市内の2ヵ所において爆弾テロ事件が発生し,74人が死亡,84人が負傷しました。
 以後,ウガンダ国内においてテロ事件は発生していませんが,ASは,その後も断続的に報復テロを行う旨の声明を発表しています。2014年9月,ASはソマリアでの活動を継続しているウガンダへの報復を新たに宣言し,首都カンパラを名指しで攻撃する旨の声明を発表しました。他方,同年9月にウガンダ治安当局は,米国と協力し,テロ組織に対する共同掃討作戦を行い,カンパラに潜伏していたテロリスト25名を逮捕するとともに自爆ベスト等複数の爆発物を押収するなど,テロ防止への成果をあげました。しかし,ASによるテロの脅威は依然として潜在していることから,ウガンダ治安当局は引き続き自国民に対し,テロに関する注意喚起を行っています。

(2)ウガンダ北部では,1987年からウガンダ政府と反政府勢力LRAとの戦闘が20年近く続き,最多時には190万人もの国内避難民が発生しました。その後,ウガンダ政府及び近隣諸国のLRA掃討作戦により,ウガンダ国内では2006年以降LRAによるテロ活動は報告されていません。

(3)ウガンダは,周辺諸国と比べると政情は安定しており,全体的に治安情勢は改善の方向にあります。北東部では,以前は銃器で武装した家畜強盗集団とウガンダ治安当局との衝突が散発していましたが,近年は大幅に治安が改善しています。最北東部のカボング県の治安情勢も改善の方向にありますが,首都を含む一部地域では、強盗・殺人・強姦事件が増加傾向にあるため,滞在中は一般犯罪に対する警戒を怠らず,十分注意する必要があります。

(4)これまでに,ウガンダにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
(1)西部(ブンディブジョ県,ントロコ県)
  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
 上記の県では,2014年7月,バンバ族による勢力拡大を目的としたと見られる暴動襲撃事件が発生し,治安当局関係者及び民間人など93名が死亡しました。また,同時に多くの銃器が警察署等から略奪されており,不安定な治安情勢が依然として続いています。
 ついては,上記各地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。また,上記各地域に滞在中の方は,退避手段等につきあらかじめ準備・検討をしてください。

(2)カボング県(キデポ国立公園除く)(引き下げ)
  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
 家畜を巡る争いや武装強盗などが散発していましたが,近年はウガンダ政府の努力,欧米諸国の支援により,大幅に治安が改善しているため,同地域の危険レベルを「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き下げます。ただし,洪水や飢饉による被害が発生しやすい地域であり,こうした事態を引き金に治安が悪化する可能性もあることから,引き続き注意が必要です。
 
(3)南スーダンとの国境付近(継続)
  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
 南スーダンとの国境付近では,南スーダンからの難民が多く入国していますが,ウガンダ政府は軍及び警察の配置数を増やし,入国の際に,人定の確認,所持品の検査及び銃の取締り強化を行っています。また,ウガンダ政府は国連の協力を得て,この難民に対して広大な難民居住区を提供しています。こうした措置により,大規模な暴動等の混乱は発生していません。
 一方,南スーダンの急激な情勢の変化により,治安が急速に悪化する可能性もあり,引き続き注意が必要です。

つきましては,上記情勢を踏まえ,これら(2),(3)の地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航・滞在する場合には,在ウガンダ日本国大使館と緊密な連絡を維持し,最新の治安情勢を注視しつつ,常に周囲の状況に注意を払い,特に夜間の外出は控えるなど,十分な安全対策をとってください。

(4)北東部(コティド県,アビム県,モロト県,ナパク県,ナカピリピリティ県,アムダティ県,キデポ国立公園)(引き下げ)
  レベル1:十分注意してください。
 LRAによる武装襲撃が多発していましたが,軍用品の拡充及び訓練によって軍の能力が向上し,2005年までに軍がLRA勢力を国外に駆逐しました。この結果,ウガンダ国内におけるLRAの活動が終息し,治安情勢が大幅に改善され,現在も安定した情勢が継続していますので,危険レベルを引き下げます。しかし,日中はスリ・ひったくり・車上荒らしなどの軽犯罪が横行し,夜間は強盗(住居侵入含む)・強姦などの重犯罪が頻発しており,近年は銃器を使用した凶悪犯罪が増加傾向にあるため,滞在中は十分注意する必要があります。

(5)首都カンパラを含むその他の地域
  レベル1:十分注意してください。(継続)
 上記(4)同様に,日中は軽犯罪が横行し,夜間は重犯罪が後を絶たず,邦人が被害に遭う事件も散見されています。近年は銃器を使用した凶悪犯罪が増加傾向にあるため,滞在中は十分注意する必要があります。やむを得ず,バイクタクシーや乗合タクシー等で移動する場合は気を抜かず,常に周囲への警戒を怠らないようにしてください。また,夜間,首都カンパラと地方都市を結ぶ幹線道路で武装集団による強盗事件が頻発しているため,やむを得ない事情がない限り夜間の移動は控えるようにしてください(カンパラとエンテベ空港間を結ぶカンパラ・エンテベ道路を除く。)。また,南スーダンの急激な情勢の変化により,治安が一気に悪化する可能性もありますので,引き続き,治安情勢に十分注意の上,自らの安全対策を怠らないようにしてください。

 ついては,上記情勢を踏まえ,これら(4),(5)の地域に渡航・滞在する方は,自身の安全確保に十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
 滞在中は以下の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,ウガンダの治安情勢は刻々と変化していますので,外務省,在ウガンダ日本国大使館,現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。
(1)タクシーターミナル,市場,酒場,レストラン及びナイトクラブ等の混雑する場所では,犯罪に対する注意が特に必要です。夜間はスラム街やタクシーターミナル付近へは近づかないでください。

(2)置き引き,スリ,ひったくり,銀行や両替所から出てきたところを襲われる事件等が頻発していますので,十分注意する必要があります。また,夜間は徒歩での外出は控えてください。多額の現金所持や高級装飾品・腕時計の着装は避けるとともに裏通りや暗い場所を通行しないようにしてください。

(3)強盗に遭った場合は慌てず,命の安全を第一に考え,抵抗しないでください。ポケットに手を入れるなど武器を取り出すと勘違いされるような仕草は控え,相手を刺激しないようにしてください。

(4)路上で大麻,コカイン等の薬物を売りつけてくることがありますが,絶対に買わないでください。

(5)飲食物に睡眠薬を入れ,所持品等を盗む事件が発生していますので,見知らぬ人から飲食物を勧められても絶対に口にしないでください。

(6)ムガヒンガ国立公園(ウガンダ南西部キソロ県)で行われているゴリラ・トレッキングでは,武装集団に遭遇する可能性があるので,国境を越えてコンゴ民主共和国やルワンダまで入らないようガイドと事前に打ち合わせしておくことをお勧めします。

(7)外出の際は身の周りの安全に十分注意してください。また,夜間の市街地への外出は避け,車の駐停車は安全な場所を選び,移動時もドアロックを励行し窓を閉め,不審車両の有無など周囲の状況を頻繁に確認する等,犯罪に巻き込まれないよう意識して行動してください。

(8)暴動や騒乱等不測の事態が発生した場合は,自宅,宿舎もしくは職場等安全な場所に戻り,事態が収束するまで待機するとともに,在ウガンダ日本国大使館に連絡してください。また,一般的にラジオの方がテレビに比べ迅速に情報を得られるため,ラジオを常備しておくことをお勧めします。

(9)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は,在ウガンダ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在ウガンダ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html)

4.隣国のケニア,南スーダン,コンゴ民主共和国,ルワンダ及びタンザニアの危険情報にも留意してください。
(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
 ○在ウガンダ日本国大使館
  住所:Plot No.8, Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda.
     (P.O.Box 23553 Kampala, Uganda)
  電話:(市外局番031)2261-564~6,
    国外からは(国番号256)31-2261-564~6
  FAX :(市外局番031)2261-567
    国外からは(国番号256)312261-567
  ホームページ:http://www.ug.emb-japan.go.jp/index_j.htm
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