ウガンダ | Uganda

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は2018年01月15日(日本時間)に失効しました。

ウガンダの危険情報【一部地域の危険レベル引き下げ】(更新)

2016年12月06日

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●北東部(カボング県)及び西部(ブンディブジョ県,ントロコ県) 
 :「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(継続)

●北東部(コティド県,アビム県,モロト県,ナパク県,ナカピリピリティ県,アムダティ県)
 :「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(引き下げ)

●南スーダンとの国境付近
 :「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(継続)

●北部(アジュマニ県,アムル県,ヌォヤ県,グル県,キトゥグム県,パデル県,アパッチ県,オヤム県,コレ県,リラ県,アガゴ県,ラムォ県),北東部(カタクイ県,アムリア県,アレブトング県,オトゥケ県)及び北西部(コボコ県,ユンベ県,モヨ県,マラチャ県,アルア県,ネビ県,ゾンボ県)(南スーダンとの国境地帯を除く)
 :「レベル1:十分注意してください。」(引き下げ) 

●首都カンパラ及び上記を除く全ての地域
 :「レベル1:十分注意してください。」(継続)

【ポイント】
●北東部及び北部地域を,レベル3から2及びレベル2から1にそれぞれ引き下げます。治安機関が反政府勢力対策等に力を入れた結果,当該地域の治安情勢は改善されています。

●北東部(カボング県)及び西部(ブンディブジョ県,ントロコ県)については,レベル3を発出しています。多くの銃器が警察署等から略奪されるなど,不安定な治安情勢が依然として続いていますので,渡航はどのような目的であれ止めてください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)2009年10月,ソマリアの武装勢力「アル・シャバーブ」(AS)は,ウガンダ軍がAU平和維持活動部隊(AMISOM)としてソマリアへ派兵されていることを理由に,ウガンダに対する報復テロの声明を発出しました。2010年7月,ウガンダの首都カンパラ市内の2ヵ所において爆弾テロ事件が発生し,74人が死亡,84人が負傷しました。以後,ウガンダ国内においてテロ事件は発生していませんが,ASは,その後も断続的に報復テロを行う旨の声明を発表しています。2014年9月,ASはソマリアでの活動を継続しているウガンダへの報復を新たに宣言し,首都カンパラを名指しで攻撃する旨の声明を発表しました。他方,同9月にウガンダ治安当局は,米国と協力し,テロの脅威に対する共同掃討作戦を行い,カンパラに潜伏していたテロリスト25名を逮捕するとともに自爆ベスト等複数の爆発物を押収するなど,テロ防止への成果をあげました。しかし,ASによるテロの脅威は依然潜在していることから,ウガンダ治安当局は引き続き自国民に対し,テロに関する注意喚起を行っています。

(2)ウガンダ北部では,1987年からウガンダ政府と反政府勢力「神の抵抗軍」(LRA)との戦闘が20年近く続き,最多時には190万人もの国内避難民が発生しました。しかしながら,ウガンダ政府及び近隣諸国の掃討作戦により,ウガンダ国内では2006年以降LRAによるテロ活動は報告されていません。

(3)ウガンダは,周辺諸国と比べると政情は安定しており,それに伴い治安情勢は改善の方向で推移しています。しかし,地域によっては強盗・殺人・強姦事件が増加傾向にあるため,滞在中は一般犯罪に対する警戒を怠らないよう十分注意する必要があります。北東部では,以前は銃器で武装した家畜強盗集団とウガンダ治安当局との衝突が散発していましたが,近年は大幅に治安が改善しています。ただし,最北東部のカボング県では引き続き家畜を巡る争いや武装強盗などの危険性があるので,渡航を控えることをお勧めします。また,北東部は,洪水や飢饉による被害が発生しやすい地域ですので,引き続き注意が必要です。

(4)これまでに,ウガンダにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でもテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロも発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
(1)北東部(カボング県)及び西部(ブンディブジョ県,ントロコ県)
 :「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(継続)
ア 北東部(カボング県)
 上記の県では引き続き家畜を巡る争いや武装強盗などが散発しています。ウガンダ政府はこれらの問題に対処すべく努力していますが,治安の改善には暫く時間を要するものと考えられています。また,洪水や飢饉による被害が発生しており,インフラ整備の遅れや治安当局の配置不足などから状況が不安定なため,どのような目的であれ渡航は止めてください。
イ 西部(ブンディブジョ県,ントロコ県)
 上記の県では,2014年7月,バンバ族による勢力(規模)拡大を目的としたと見られる暴動襲撃事件が発生し,治安当局関係者及び民間人など93名が死亡しました。また,同時に多くの銃器が警察署等から略奪されており,不安定な治安情勢が依然として続いています。
 ついては,上記各地域への渡航は治安が改善されるまでの間,どのような目的であれ渡航は止めてください。また,上記各地域に滞在中の方は,退避手段等につきあらかじめ準備・検討をしてください。

(2)北東部(コティド県,アビム県,モロト県,ナパク県,ナカピリピリティ県,アムダティ県)
 :「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(引き下げ)
北東部では,以前は銃器で武装した家畜強盗集団とウガンダ治安当局との衝突が散発しておりましたが,政府の努力及び欧米ドナー諸国の支援もあり,最北東部を除き,近年は大幅に治安が改善しています。ただし,北東部は,洪水や飢饉による被害が発生しやすいところです。こうした事態を引き金に治安が悪化する可能性もあることから,引き続き注意が必要です。

(3)南スーダンとの国境付近
 :「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(継続)
 南スーダンとの国境付近では,南スーダンからの難民が多く入国しており,ウガンダ政府はウガンダ軍及び警察の配置数を増やし,入国の際に,人定の確認,所持品の検査及び銃の取締り強化を行っています。また,ウガンダ政府は国連の協力を得て,この難民に対して広大な難民居住区を提供しており,大規模な暴動等混乱は発生していません。しかしながら,南スーダンの急激な情勢の変化により,治安が一気に悪化する可能性もあり,引き続き注意が必要です。

(4)北部(アジュマニ県,アムル県,ヌォヤ県,グル県,キトゥグム県,パデル県,アパッチ県,オヤム県,リラ県,アガゴ県,ラムォ県,コレ県),北東部(カタクイ県,アムリア県,アレブトング県,オトゥケ県)及び北西部(コボコ県,ユンベ県,モヨ県,マラチャ県,アルア県,ネビ県,ゾンボ県)及び北東部(コティド県,アビム県,モロト県,ナパク県,ナカピリピリティ県,アムダティ県)(南スーダンとの国境地帯を除く)
 :「レベル1:十分注意してください。」(引き下げ)             
 上記の北部,北東部及び北西部地域では,過去LRAによる武装襲撃が多く発生していた地域ですが,軍用品の拡充及び訓練によってウガンダ軍の能力が向上し,2005年までにウガンダ軍がLRA勢力を国外に駆逐しました。この結果,ウガンダ国内におけるLRAの活動が終息したことを受け,治安情勢が大幅に改善され現在も安定した情勢が継続しています。
 ついては,同地域の危険情報を「十分注意してください」に引き下げますが,引き続き,治安情勢に十分注意の上,自らの安全対策を怠らないようにしてください。

(5)首都カンパラ及び上記を除く全ての地域
 :「レベル1:十分注意してください。」
上記地域では,日中は,スリ・ひったくり・車上荒らしなどの軽犯罪が横行し,夜間は強盗(住居侵入含む)・強姦などの重犯罪が頻発しており,邦人が被害に遭う事件も散見されています。また,近年は銃器を使用した凶悪犯罪が増加傾向にあるため,滞在中は十分注意する必要があります。やむを得ず,バイクタクシーや乗合タクシー等で移動する場合は気を抜かず,常に周囲への警戒を怠らないよう注意してください。また,夜間帯に,首都カンパラと地方都市を結ぶ幹線道路において武装集団による強盗事件が多発しているため,やむを得ない事情がない限り夜間の移動は控えるようにしてください(カンパラとエンテベ空港間を結ぶカンパラ・エンテベ道路を除く)。加えて,ウガンダにおける交通事情は劣悪であり,交通ルール及びマナーを遵守しないドライバーが多く,無謀な運転を起因とした交通事故が多発しています。
 ついては,上記情勢を踏まえ,これら地域に渡航・滞在する方は,自身の安全確保に十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
 滞在中は以下の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,ウガンダの治安情勢は刻々と変化していますので,外務省・,在ウガンダ日本国大使館・,現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。
 また,外務省ではスマートフォン(iOS及びAndroid)向けの「海外安全アプリ」を2015年7月1日に公開しました。このアプリは,海外で自然災害やテロなどの事件が発生し,日本人が巻き込まれるケースが後を絶たないことから,海外にお住まいの方や海外旅行や海外出張されている方に,海外安全情報をより身近にご利用いただくために開発しました。
 【「海外安全アプリ」でできること】
・スマートフォンのGPS機能を利用して現在地及び周辺国・地域の渡航情報を表示することができます。
・希望する国・地域を「MY旅行情報」機能から選択することで,その国・地域に対する渡航情報が発出された場合にプッシュ通知で受信することができます。
・オフラインでも各国・地域の緊急連絡先を確認することができます。

 ダウンロードはこちらから
 https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html

(1)渡航者全般向け注意事項
ア 滞在中,タクシーターミナル・市場・酒場・レストラン及びナイトクラブ等の混雑する場所では,犯罪に対する注意が特に必要です。特に,夜間はスラム街やタクシーターミナル付近へは近づかないでください。
イ 置き引き・スリ・ひったくり・銀行や両替所から出てきたところを襲われる事件等が多発していますので,十分注意する必要があります。また,夜間は徒歩での外出は控え,移動手段を確保して行動してください。なお,多額の現金所持や高級装飾品・腕時計の着装は避けるとともに裏通りや暗い場所を通行しないようにしてください。
ウ 強盗に遭った場合は慌てず,抵抗しないことが賢明です。
エ 路上で大麻,コカイン等の薬物を売りつけてくることがありますが,絶対に買わないでください。
オ 食べ物や飲み物に睡眠薬を入れ,所持品等を盗む事件が発生していますので,見知らぬ人から飲食物を勧められても絶対に口にしないでください。

(2)観光旅行者向け注意事項
ア ムガヒンガ国立公園(ウガンダ南西部キソロ県)で行われているゴリラ・トレッキングでは,武装集団に遭遇する可能性があるので,コンゴ(民)やルワンダまで入らないようガイドと事前に打ち合わせしておくことをお勧めします。
イ 国立公園のある地域を含め国内の全域でマラリアが多く発生していますので,渡航する際はこまめに虫除け対策を行い,医師の指示に従ってマラリア予防薬を服用する等の注意が必要です。また,その他アフリカでよくみられる感染症(黄熱,コレラ,赤痢等)に対する知識を十分身につけて旅行するよう心掛けてください。加えて,野生動物との接触は,感染症対策の観点からも十分に注意してください。
ウ 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

(3)長期滞在者向け注意事項
ア 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく最寄りの日本国大使館又は各日本国総領事館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,最寄りの在外公館まで送付してください。
イ 外出の際は身の周りの安全に十分注意してください。また,夜間の市街地への外出は避け,車の駐・停車は安全な場所を選び,移動時もドアロックを励行し窓を閉め,不審車両の有無など周囲の状況を頻繁に確認する等,犯罪に巻き込まれないよう意識して行動してください。万が一強盗に遭遇した場合は,ポケットに手を入れるなど武器を取り出すような仕草は控え,相手に対し抵抗(刺激)しない意思表示を明確にしてください。
ウ 暴動や騒乱等不測の事態が発生した場合は,自宅か職場(旅行者の場合はホテル)に戻り事態が収束するまで安全な場所で待機するとともに,在ウガンダ日本国大使館に連絡してください。また,一般的にラジオの方がテレビに比べ迅速に情報を得られるため,ラジオを常備しておくことをお勧めします。

4.隣国のケニア,南スーダン,コンゴ民主共和国,ルワンダ及びタンザニアの危険情報にも留意してください。

(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
 ○外務省 海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/ (スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
 ○在ウガンダ日本国大使館
  住所:Plot No.8, Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda.
     (P.O.Box 23553 Kampala, Uganda)
  電話:(市外局番041)4349542~4,
    国外からは(国番号256)41-4349542~4
  FAX :(市外局番041)4349547
    国外からは(国番号256)41-4349547
  ホームページ:http://www.ug.emb-japan.go.jp/index_j.htm