バルバドス
テロ・誘拐情勢
更新日 2022年05月31日
1 概況
バルバドスにおいては、テロ組織、反政府組織や国際的なテロ組織の関連組織の活動は確認されていません。
2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
上記「1 概況」のとおり。
3 誘拐事件の発生状況
当国において認識されている誘拐事件は年間数件程度であり、その大半が家出や深夜徘徊中に家族が通報したことにより計上されたものであり、実際の誘拐事件と識別することは難しいものであると考えられています。
また、上記以外は誘拐事件自体が麻薬犯罪等に関係したトラブル及び男女間のトラブルによるものがほとんどです。
なお、日本人及び外国人観光客の被害は認識されていませんが、注意警戒を怠らないよう普段から危機管理意識を持つことが肝要です。
4 日本人・日本権益に対する脅威
これまでに、バルバドスにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年では、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。