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バルバドス
安全対策基礎データ
更新日 2026年05月29日
- 犯罪発生状況、防犯対策
1 犯罪発生状況
(1)概況
バルバドスは観光を基幹産業とする島嶼国であり、カリブ地域の中でも比較的穏やかな社会環境が保たれています。多くの地域では安心して滞在できますが、一部の地域や夜間の時間帯においては、一般的な都市と同様の注意が必要です。
(2)犯罪統計と治安の変動
バルバドス警察等の統計によると、殺人事件については、2024年に50件発生しており、2025年においても同程度の水準で推移しました。これらの事案の多くは、特定の組織(ギャング)間における対立や利権争いに起因するものです。国内のどの地域においても凶悪犯罪が発生しているわけではなく、特定の地区に事案が集中している傾向があるため、リゾートエリアや主要な観光地における治安は概ね安定しています。観光客が直接標的となる事例は限定的ですが、夜間の不要不急の外出や危険地域への立入りは避けるなど、基本的な防犯対策を心がけてください。
(3)違法薬物と一般犯罪
違法薬物取引に関連する犯罪は依然として存在しており、銃器の蔓延を加速させる要因となっています。バルバドスでは、18歳以上の成人による14グラム以下の大麻所持について、刑事罰ではなく行政罰(罰金)を科す「非犯罪化」が実施されていますが、これは「大麻の使用や所持が完全に合法化された」という意味ではありません。
また、日本人旅行者が大麻を使用・所持した場合、たとえ現地で行政罰の対象にとどまる量であっても、日本の大麻取締法等が適用される可能性があり、帰国後に日本国内で刑事罰を受ける場合があります。大麻の使用・所持・購入は一切行わないでください。
公共の場所での使用は厳格に禁止されており、違反時には罰金が科されます。また、14グラムを超える所持、許可のない販売や自家栽培は、依然として重い刑事罰(禁錮刑等)の対象となります。さらに、諸外国の処方箋やIDカードを持参しても、国境を越えて大麻製品をバルバドスへ持ち込むことは国際的な密輸犯罪として厳しく処罰されます。
観光客を狙った窃盗(置き引き等)や対人強盗の報告も少数ながら存在するため、ビーチや商業施設では貴重品の管理や周囲への警戒を徹底するようにしてください。特に旅行者の注意が散漫になりやすい状況は狙われやすいため、基本的な防犯意識を高く持ち、自身の安全確保を優先した行動をとるようにしてください。
2 防犯対策
(1)安全のための3原則(行動指針)
犯罪被害に遭わないためには「自分の身は自分で守る」という心構えが何よりも重要です。日頃から最新の治安情報を収集し、危険な場所には近づかず、多額の現金や貴重品は持ち歩かないことを徹底してください。特に「目立たない」「用心を怠らない」「行動を予知されない」の原則を常に意識してください。
(2)ビーチ・屋外での防犯と貴重品管理
ビーチや観光地では、旅行者の隙を狙ったひったくりや置き引きが相次いでいます。海辺で楽しむ際は、貴重品を砂浜に放置せず、必ず肌身離さず持ち歩いてください。車の鍵や少額の現金、身分証などを入れて持ち運べる「防水バッグ」を活用し、身につけたまま遊泳するなどの対策が有効です。また、観光地では周囲に注意を払い、常に自分の荷物が視界に入る位置にあるよう心掛けてください。
(3)車両・交通機関利用時の防犯
車両での移動は、強盗被害のリスクが伴います。乗車前は必ず付近に不審者がいないか確認し、乗車後は速やかにドアをロックしてください。路上で客引きを行う無許可営業とみられる車両の利用は避けてください。移動の際は、ホテル等が手配する正規のタクシーや信頼できる配車サービス等を利用してください。渋滞時や信号待ちでは、不測の事態に対応できるよう十分な車間距離を確保してください。
(4)銃器犯罪への対処
銃器使用による事件に遭遇した場合は、絶対に抵抗しないでください。万が一、銃声を聞いたり、銃撃事件の現場に遭遇したりした際は、まずは直ちにその場から離れて逃げ(Run)、近くの頑丈な建物や物陰に身を隠して(Hide)安全を確保することを最優先としてください。自身の生命を守るため、決して無理に立ち向かうようなことはせず、状況が落ち着くまで身を潜めて救助を待つことが肝要です。安全が確保できた後にのみ、警察等へ通報してください。
(5)危険地域への立ち入り制限
治安当局が指定する犯罪多発地域については、日中・夜間を問わず立ち入りを避ける必要があります。特にセント・マイケル教区のザ・アイヴィー、ニュー・オリンズ、パイン、キャリントンビレッジ、グリーンフィールズ、セント・ルーシー教区のクラブ・ヒル等については、組織的な犯罪集団の影響力が強く、犯罪事案の発生が比較的多い地域として認識されています。 こうした地域について、現地では「正当な理由がない限り立ち寄らない」のが防衛的行動の基本とされています。やむを得ず立ち入る必要がある場合でも、日中の時間帯に限定し、用件を迅速に済ませて速やかにその場を離れるようにしてください。
また、ブリッジタウン中心部のネルソンストリートおよびウェリントンストリートは、クルーズ船の寄港時など日中は多くの観光客でにぎわう一方、曜日や時間帯によっては(日祝日や店舗が閉まる時間帯など)人通りが急激に少なくなり、外国人旅行者が目立ちやすい状況となります。日中であっても周囲の状況には十分注意し、特に夜間は立ち入らないようにしてください。 ブラウンズビーチ周辺は、カメと沈没船のツアー等の観光拠点として日中は多くの観光客でにぎわっていますが、場所柄大麻の喫煙等が見られる場合もあるほか、夕暮れ時以降は治安リスクが高まります。観光時は日中の混雑している時間帯を中心に利用し、貴重品管理を徹底するとともに、夜間の立ち入りは絶対に避けてください。さらに、リゾート地だからと油断せず、「100%安全なビーチは存在しない」という意識を持ち、外出時は常に周囲への警戒を怠らないようにしてください。
3 テロ・誘拐
バルバドスにおけるテロ・誘拐については、「テロ・誘拐情勢」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_287.html )をご確認ください。
4 安全の手引き
在バルバドス日本国大使館が作成した「安全の手引き」(https://www.bb.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzentebiki.html )をご参照ください。- 査証、出入国審査等
1 査証(ビザ)
日本国籍者は、観光または報酬を伴わない商用目的等で90日以内の滞在であれば査証は免除されます。ただし、入国時には有効な旅券、帰国便の航空券、十分な滞在費の所持が求められるほか、滞在先が明確に確保されている必要があります。長期滞在や就労を目的とする場合は、事前にバルバドス移民局(Barbados Immigration Department)にて適切な滞在許可または査証を取得することが必要となります。また、「バルバドス・ウェルカム・スタンプ(Barbados Welcome Stamp)」を利用し、年収要件等の基準を満たすことで、最長1年間のリモートワークが可能となる制度があります。詳細は公式ホームページにて確認してください。
2 出入国審査、税関申告および通貨・決済手段
(1)入国審査
全ての渡航者は審査官による対面審査を受ける必要があります。オンラインでの事前申請システムについては、不具合が発生するケースが散見されますが、その場合は現地到着後にKiosk(自動入国審査端末)を利用することができます。Kiosk端末から発行される確認票を必ず受け取り、入国審査官へ提示するようにしてください。
入国審査官へ直接、滞在目的や滞在先等を説明できるよう、ホテル等の宿泊予約確認書や航空券等の必要書類は、紙媒体等で持参することを推奨します。なお、片道航空券で渡航する場合には、航空会社による搭乗手続時や経由地において、滞在資格や滞在目的、帰国予定等について確認を求められる場合があります。長期滞在者や在留者は、必要に応じて在留許可証、就労許可証、現地ID、滞在先情報等を提示できるよう準備しておくことを推奨します。
(2)通貨および決済手段
現地の通貨はバルバドス・ドル(BBD)です。日本円は現地で両替できないため、あらかじめ米ドル等の外貨を準備しておくことをおすすめします。外貨の両替は空港、市中の銀行、またはホテルにて可能であり、主に米ドル、カナダドル、東カリブ・ドル、英ポンド、ユーロ等の主要通貨に対応しています。なお、主要なホテルやレストラン、商業施設ではクレジットカードの利用が広く普及しています。ただし、小規模な店舗や一部の施設では現金払いのみの場合があるため、少額の現地通貨を併せて所持しておくことを推奨します。
・外貨申告: 10,000 BBD(約5,000米ドル相当額)以上の現金を所持して出入国する場合は申告が必要となります。
・通関(免税範囲): ワインおよび蒸留酒(ビールを含む醸造酒も含む)は合計1リットルまで免税となります。規定量を超える持ち込みには事前の申告と関税の支払いが必要となります。
3 迷彩柄物品の持ち込み禁止(厳格)
バルバドスでは、軍・警察関係者以外による迷彩柄(カモフラージュ柄)の衣類やバッグ等の所持・使用が法律で禁止されています。観光客も対象となり、違反した場合は没収や罰則の対象となる可能性があるため、迷彩柄の物品は持ち込まないよう注意してください。
4 禁止品・制限品およびその対策
麻薬、銃剣類、許可のない農産物等は、持ち込み・持ち出しともに全面的に禁止されています。トラブルを回避するため、以下の品目と対策を必ず確認してください。
・農産物、食品(病害虫流入防止): 新鮮な果物、野菜、植物の切り枝、種子、および許可を受けていない加工食品は、持ち込みが厳しく制限されています。
【対策】: 判断に迷う農産物は持ち込まないのが賢明ですが、携行している場合は必ず税関申告書で申告し、現場の植物検疫官の検査、判断を仰いでください。植物や植物製品の具体的な持ち込み制限やオンラインでの輸入許可申請手続きについては、バルバドス農業・食料安全保障省の植物輸入案内ページ(https://agriculture.gov.bb/Apply/ImportationOfPlants )から直接確認が可能です。
・医薬品、処方薬の制限: 麻薬、向精神薬成分を含むものの持ち込みは厳格に禁止されています。一般的な処方薬であっても、証明がない場合は税関で没収や確認のため足止めされる可能性があります。
【対策】: 日本で常用している処方薬を持参する際は、必ず医師が発行した「英文の処方箋」または「薬剤証明書(英訳)」を携帯し、医師から処方されたオリジナルのパッケージのまま自己使用分のみを携行してください。渡航時の医薬品の持ち込み規制や成分に関する具体的な照会・手続きについては、バルバドス保健・ウェルネス省の医薬品・処方薬問い合わせ窓口(https://www.health.gov.bb/contact )へ直接連絡し、指示を仰ぐようにしてください。
・武器、模造武器: 銃器、弾薬、ナイフ類(サバイバルナイフ、ダガー等)などの持ち込みは厳しく禁止されています。- 滞在時の留意事項
1 各種取締法規
(1)違法薬物
違法薬物(マリファナ、コカイン等)の所持、使用、運搬等は厳格に禁じられており、違反した場合には懲役および高額な罰金が科されます。他国で合法化されている成分であってもバルバドス国内では一切認められないため、絶対に入手や使用をしないでください。
(2)不法就労
外国人が就労するには、許可を取得する必要があります。不法就労は、罰金、懲役、強制送還の対象となります。
(3)飲酒運転
呼気1リットル中のアルコール濃度が0.3ミリグラム以上の場合、罰則が科されます。警察によるランダムな検査も実施されているため、飲酒時は運転を控え、あらかじめタクシーを手配する等の対策を講じてください。
2 交通事情
(1)公共交通機関
鉄道網はなく、主な公共交通機関はバス、ミニバス(乗合)、ルートタクシー(ZR)およびタクシーです。
・公共交通機関(バス・ルートタクシー等)の利用:
バルバドスの公共交通機関には、公営の黄色・青色バスと、民間のルートタクシー(現地では「ZR」と呼ばれています)があります。公営バスは定められたバス停で停車しますが、ZRは乗客が降車を希望する場所で柔軟に停車するシステムです。ZRは番号によって行き先やルートが異なります。不慣れで不安がある場合は、乗車時に必ずドライバーへ目的地のレストランやホテル等の情報を伝え、行き先を確認してから乗車するようにしてください。また、車内でのトラブル事例(混雑時のスリ、置き引き、外国人に対する不当な運賃請求等)も報告されています。特にミニバスやZRは頻繁な停車や加速を繰り返すため、無理な追い越し等に起因する衝突事故が多発しています。乗車中は必ず手すりや座席をしっかりと掴み、常に自身の安全を確保するようにしてください。なお、ZR等の利用が唯一の移動手段となる場合は、可能な限り混雑時間を避けるようにしてください。また、周囲の乗客やドライバーの言動を常に注視し、トラブルの兆候を感じた際は、降車を希望する意思を伝えて、安全な場所で速やかに降車するようにしてください。
・タクシー利用の注意:
タクシー利用時においても、実際に運賃トラブルに起因する事案も報告されています。移動の際は、ホテル等で手配された信頼のおけるタクシーや、安全な配車サービスを優先的に利用するようにしてください。また、乗車時は事前に運賃を確定させるようにし、トラブルの予兆を感じた際は速やかに身の安全を確保するよう努めるようにしてください。
(2)運転免許証
現地での運転にはバルバドス国内免許証が必要です。発行まで時間を要するため、レンタカー会社または政府公式サイト(https://www.gov.bb/visit-barbados/visitorpermitapplication )にて申請可能な「一時運転免許証」の取得が推奨されます。
運転時の留意事項
・基本ルール
日本と同様の左側通行ですが、ラウンドアバウト(環状交差点)が主流です。環状内を右から走行してくる車両が優先されるルールを遵守してください。
・歩行者への配慮
ラウンドアバウト付近には横断歩道が多く、歩行者が頻繁に横断します。歩行者に気づいた際は後続車へハザードランプ等で知らせる等、追突防止に努めてください。ラウンドアバウト付近は交通事故が多発するため、十分な車間距離を確保し安全運転を心がけるよう努めてください。
・道路状況と夜間運転
道路は狭く、朝夕は激しい渋滞が発生しやすいため注意してください。自転車専用レーンは未整備であるため、自転車を見かけた場合は減速し、安全な距離を保って追い越すようにしてください。夜間は街灯が少なく視認性が低下するため、対向車や歩行者に十分注意してください。一部車両がハイビームのまま走行している場合もあるため、眩惑時には速度を落とし、安全運転を心がけてください。
・交通マナー
現地のドライバーは脇道から合流する車両に対して寛容であり、譲り合いの精神が強く見られます。現地のゆとりある交通マナーを尊重しつつ安全な運転を心がけてください。なお、万が一、後続車からあおり運転を受けていると感じた場合は、無理に競り合わず、安全を確認した上で減速し、速やかに道を譲ってトラブルを回避することが賢明です。
3 自然災害
バルバドスは長らく大きなハリケーン被害とは無縁の地域とされてきましたが、近年は気候変動の影響もあり、ハリケーンの接近や影響を受ける事例が増加しており、インフラや住居に被害が発生しています。特に6月から11月頃のハリケーン・シーズンには、以下のサイト等を活用し、最新の気象情報の収集に努めてください。万が一に備え、飲料水や非常食の備蓄を日常的に行うことが必要となります。
(1)バルバドスにおける主なニュースサイト
・バルバドス国営テレビ: https://www.cbc.bb/
・GIS(政府情報サービス機構): https://gisbarbados.gov.bb/
(2)バルバドス気象情報サイト
・バルバドス気象局:https://www.barbadosweather.org/weatherBarResp.php
・National Hurricane Center: https://www.nhc.noaa.gov/
・NOAA(National Oceanic and Atmospheric Administration) :https://www.noaa.gov/weather
4 ハーグ条約
バルバドスは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。
現時点においてバルバドスは、日本との関係では条約が未発効であり、バルバドス、日本間の子の連れ去りにはハーグ条約は適用されませんが、一般的に一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り、または留置した場合は、原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html
5 在留届および「たびレジ」への登録
・ 在留届
3か月以上滞在する方は、住所等が決まり次第、在バルバドス日本国大使館へ遅滞なく「在留届」を提出してください。
・ たびレジ
3か月未満の短期滞在者の方(旅行者・出張者を含む)は、外務省の海外旅行登録「たびレジ」(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )への登録をお願いします。緊急時の安全情報受信や安否確認のために重要ですので、ぜひご活用ください。- 風俗、習慣、健康等
1 風俗・習慣
・社会的規範:
バルバドスは保守的でキリスト教の影響が強い社会です。公共の場での節度ある言動が求められ、特に教会や公的機関を訪問する際は、露出の多い服装を避けるなど、場に応じた適切な服装を心がけることが望ましいといえます。
・迷彩柄の着用禁止:
前述の通り、軍・警察関係者以外の民間人が迷彩柄(カモフラージュ柄)の衣類、バッグ等を所持、使用することは法律で厳格に禁止されています。観光目的であっても例外ではありません。発見された場合は即座に没収され、罰則の対象となるため、渡航前に荷物からすべて取り除くことが望ましいといえます。
2 衛生事情
・水道水:
水道水の衛生状態は概ね良好で、飲用可能な地域がほとんどです。ただし、胃腸が敏感な方や滞在初期においては、念のためミネラルウォーターを飲用することが望ましいといえます。
・食生活:
衛生管理の行き届いたレストラン等を利用することを推奨します。屋台や小規模な店舗で食事をする際は、十分に注意してください。
3 医療事情
(1)一般事項
・医療体制の現状:
バルバドスの医療体制は一定の水準が保たれています。公的病院であるクイーン・エリザベス病院(Queen Elizabeth Hospital)のほか、私立医療機関も存在します。当地で利用されている「アージェントケア(Urgent Care)」等の私立医療機関では、公立病院と比較して待ち時間が短く、比較的迅速な対応が期待できる場合があります。
・受診時の留意点:
医療機関を受診する際は、必ず有効な海外旅行保険証書および身分証を携行してください。受診時にはクレジットカードや現金による高額な一時立て替えが必要となるケースが一般的ですので、事前に十分な支払い手段を準備してください。また、後日保険会社へ請求を行うための必要書類(診断書や領収書等)の入手方法を、受診時に必ず窓口へ確認してください。
・緊急移送と保険加入の必須性:
高度な専門的治療や複雑な外科手術を要する事態に際しては、国内の医療機関では対応できない可能性が高く、米国マイアミ等への国外緊急移送が必要となります。この費用は極めて高額(数十万米ドルに達することも珍しくありません)であるため、移送費を全額カバーできる十分な補償内容(無制限または高額補償)の海外旅行保険への加入が、渡航の絶対条件として推奨されます。
・感染症対策:
デング熱等の蚊を媒介する感染症が周期的に流行します。特に雨季(6月〜11月頃)には蚊の活動が活発になります。デング熱に関しては、2023年から2024年にかけて大規模な流行が確認された事例もあり、流行状況は年によって変動します。外出時には防虫スプレーの使用、長袖・長ズボンの着用等、防蚊対策を徹底してください。
「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/barbados.html )において、バルバドス国内の衛生、医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
(2)医薬品の持込み・持出し
日本で常用している処方薬や市販薬は、バルバドス現地では入手困難な場合や、入手できたとしても日本と比較して極めて高額になる場合があります。渡航にあたっては、常用薬についてあらかじめ必要量を計算し、持参するようにしてください。なお、医療用麻薬を含む医薬品の携帯手続きについては、厚生労働省のホームページをご確認ください。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html
また、渡航先でどのような医薬品をどのような病気・症状で服用しているのかを説明できる文書(英文の処方箋や薬剤証明書等)を準備して携行することを強く推奨します。必要な予防接種等については、厚生労働省検疫所ホームページ(https://www.forth.go.jp/ )も参考にしてください。
(3)海外旅行保険
海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガに伴う治療や緊急移送などで多額の出費を余儀なくされたケースが少なくありません。
旅行、滞在中の予期せぬトラブルに備え、緊急移送費を含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入を強くおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。- 緊急時の連絡先
◎ 警察:電話211
◎ 消防:電話311
◎ 救急:電話511
◎ 在バルバドス日本国大使館
電話:+1-246-538-5700- 問い合わせ先
(問い合わせ先)
○ 外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室連絡先)
○ 領事局海外邦人安全支援室(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○ 海外邦人緊急事態課(テロ・誘拐関連)(内線)9929
○ 領事局政策課(感染症関連)(内線)5367
○ 領事局ハーグ条約室(一般案内窓口)03-5501-8466
○ 外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
(現地大使館連絡先)
○ 在バルバドス日本国大使館
住所: Building 2, Ground Floor, Chelston Park, Collymore Rock, St. Michael, Barbados
電話: 538-5700
国外からは+1-246-538-5700
ホームページ:https://www.bb.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
E-mail: ryoji@rt.mofa.go.jp
※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

