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テロ・誘拐情勢

2016年11月02日

1.概況
(1)リヒテンシュタインにおいては、テロ組織、反政府武装組織や国際的なテロ組織の関連組織の活動は確認されていません。
(2)治安当局の発表によれば、欧州諸国においてイスラム過激派組織によるテロ事件が脅威となっているものの、リヒテンシュタインにおいては、他の欧州諸国ほどの脅威には直面していないとの評価がなされています。また、イスラム過激派組織に傾倒している、あるいはジハードを目的として中東各国の紛争地へ渡航を計画している者の存在は確認されていません。
(3)テロ対策の分野では、シェンゲン情報システムの活用による欧州各国との情報共有、NPOなどを装った組織からテロ組織への資金流出の防止が重視されています。

2.各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1.概況のとおり。
  

3.誘拐事件の発生状況
 リヒテンシュタインにおける誘拐事件の発生件数についての正式な発表はありませんが、近年、外国人旅行者や外国企業などを標的とした誘拐事件は確認されていません。

4.日本人・日本権益に対する脅威
 リヒテンシュタインでは、日本人・日本権益を直接の攻撃対象としたテロや誘拐の脅威は確認されていません。
 他方、近年、シリア、チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や、パリ、ブリュッセル、イスタンブール、ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように、世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロが見られるほか、これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ型)等のテロが発生しており、日本人・日本権益が標的となり、テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。
 このような情勢を十分に認識して、誘拐、脅迫、テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。


(注記)「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要し、又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が、報道等の情報等に基づき、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり、本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。