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テロ・誘拐情勢

2016年02月08日

1 概況
 スワジランドでは、1998年および1999年、首都ムババネにおいて「ブラック・タイガー」と称する組織による合計3件の爆弾テロ事件が発生しました。また、2005年9月には、政府関係者等を狙った火炎瓶によるテロ事件が発生し、2008年の総選挙の際にも、テロ事件及びテロ未遂事件が数件発生しました。しかし、その後は、2013年の総選挙の際も含めテロ事件の発生は確認されていません。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1.概況のとおり。

3 誘拐事件の発生状況
 夫婦間のトラブルから子どもの略取事案に発展するケースや、ビジネスマンを狙った身代金目的の誘拐事案等様々な例が報告されています。また、モザンビーク人の犯行グループによる事例が散見されます。これまでにパキスタン人及びインド人の被害が多数報告されるなど、外国人を標的にした誘拐事案も発生していますので、注意が必要です。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 現在までのところ、日本人・日本権益を標的とするテロや誘拐の具体的脅威はないとみられていますが、民主化を求める大規模な反政府デモや偶発的な騒擾が発生し、巻き込まれる可能性は排除されず、また、日本人が裕福とみられて誘拐の標的となる可能性があります。
 また、近年、シリアやチュニジアにおける日本人が殺害されたテロ事件や、パリでの同時多発テロ事件などが発生しています。このように、世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか、これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており、日本人・日本権益が標的となり、テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して、誘拐、脅迫、テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

(注記)
「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要し、又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が、報道等の情報等に基づき、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり、外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。