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サントメ・プリンシペ
テロ・誘拐情勢

更新日 2026年04月30日

1 概況
(1)近年のテロ情勢
 サントメ・プリンシペでは、テロ組織、反政府組織や国際テロ組織と関係を有する組織の活動は確認されていませんが、2025年3月、サントメ沖で海賊による貨物船への襲撃事案が発生しています。
(2)国内のテロ組織等について
 テロ組織、反政府組織や国際テロ組織と関係を有する組織の活動は確認されていませんが、2026年7月に大統領選挙、同年9月に国民議会選挙、地方選挙、地方自治体選挙が実施される予定であり、これに伴い内政が不安定化する可能性は否定できません。
(3)近年の誘拐情勢
 近年、ギニア湾では海賊による誘拐事件が散発しています。主に輸送船が標的とされていますが、金品や身代金を目的に発生していることから、その他船舶が標的となる可能性もあります。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 2026年7月19日に大統領選挙、9月27日に国民議会選挙等が予定されており、一般的に選挙期間中及びその前後には治安機関の警備体制が政治関連行事や要人警護に重点配分されることが予想され、一般治安への対処能力が低下する可能性があります。また、選挙に関連した集会をはじめとする不特定多数を対象とした犯罪や混乱に乗じた違法行為の発生も否定できません。

3 誘拐事件の発生状況
 2025年3月、サントメ沖で海賊による貨物船への襲撃事案が発生しており、近年、ギニア湾では海賊による誘拐事件が散発しています。輸送船が標的とされることが多く、観光用の船舶やボートは相対的には襲われにくいとされますが、金品や身代金を目的に発生していることから、その他船舶が標的となる可能性もあります。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 現在のところ、サントメ・プリンシペにおいて、日本人及び日本権益を標的とした脅威情報は確認されていません。
 一方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。
特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
 また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
 テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

 「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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