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テロ・誘拐情勢

2016年03月11日

1.概況
(1)コスタリカにおいては、テロ組織の活動及びテロ事件の発生は確認されていません。
(2)近年、麻薬の密輸に携わるメキシコ犯罪組織等、他国の犯罪組織の流入が懸念されています。

2.各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1.概況のとおり

3.誘拐事件の発生状況
(1)近年、コスタリカでは毎年5件前後の誘拐事件が発生したとされていますが、警察当局においても実態を把握できておらず、実際はこれよりも多くの事件が発生したとみられています。そのうち、身代金目的の事件が多く、その他、短時間誘拐(被害者を短時間拘束し、手持ちの現金や携帯電話を強奪し、ATM(現金自動支払機)等で現金を引き出させた上で解放する)も発生しています。
(2)身代金目的の誘拐では、コスタリカ人の富裕層が狙われやすい傾向にありますが、過去には日本人を対象とした誘拐未遂事件も発生しており、国籍を問わず富裕層は狙われる可能性があるため、注意が必要です。誘拐事件の被害に遭わないためにも、普段から目立つ行動や服装の着用を控え、高価な物は身に付けない、人前で安易に現金やクレジットカード等を取り出さない、日常生活のパターン化を避け行動を予知されにくくする等、警戒を怠らないように注意する必要があります。

4.日本人・日本権益に対する脅威
 現在までのところ、日本人・日本権益を標的としたテロや誘拐の脅威は低いと見られています。
 他方、近年、シリアやチュニジアにおける日本人が殺害されたテロ事件や、パリでの同時多発テロ事件などが発生しています。このように、世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか、これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており、日本人・日本権益が標的となり、テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。
 このような情勢を十分に認識して、誘拐、脅迫、テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。


(注記)
 「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要し、又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が、報道等の情報等に基づき、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり、本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。