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コスタリカ

2018年07月31日

1.概況
 コスタリカにおいては,近年,テロ組織の活動及びテロ事件の発生は確認されていません。一方で,麻薬の密輸に携わる犯罪組織の活動や,他国の犯罪組織の流入が懸念されています。

2.各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 上記 1.(1)概況のとおり

3.誘拐事件の発生状況
(1)警察当局によれば,近年,毎年5件~10件程度の誘拐事件が発生していますが,これは発生件数の全てを反映したものではなく,実際はこれよりも多くの事件が発生しているとみられています。主に,身代金目的の事件や,短時間誘拐(被害者を短時間拘束し,手持ちの現金や携帯電話を強奪し,ATM等で現金を引き出させた上で解放する)が発生しています。
(2)誘拐の主なターゲットはコスタリカ人の富裕層ですが,過去には日本人の誘拐未遂事件も発生しており,国籍を問わず富裕層は狙われる傾向にあります。誘拐事件の被害に遭わないためにも,人前で安易に現金やクレジットカード等を取り出さない,高価な物は身に付けないなど普段から目立つ行動や格好を控え,日常生活のパターン化を避け行動を予知されにくくする等,警戒が必要です。

4.日本人・日本権益に対する脅威
 これまでに,コスタリカにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

(注記)
 「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが,一般には,特定の主義主張に基づき,国家等にその受け入れを強要し,又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は,このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず,外務省が,報道等の情報等に基づき,海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり,本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。

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