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エクアドル

更新日 2019年09月12日

1 概況
 エクアドルにおいて,長らく爆発事件等は発生していませんでしたが,2018年1月27日,コロンビアに隣接するエスメラルダス県サン・ロレンソ市において,警察施設の近辺に仕掛けられた爆弾が爆発しました。エクアドル政府は,本件をテロ事件であるとし,同市及び隣接するエロイ・アルファロ市に対し,「緊急事態宣言」を発令しました(2018年6月27日に解除)。同地域では,治安当局による活動が継続して強化されていますが,2018年中には爆弾事案,銃撃,民間人を対象とした誘拐殺人事件等が相次いで発生しました。

2 各組織の活動状況又は各地域の治安情勢
 コロンビアと国境を接する地域付近では,近年コロンビア政府と和平合意したFARC(コロンビア革命軍)の中で同合意に反意を示す勢力等の浸透が認められます。治安当局は,上記1の事件についても,同勢力の関与が認められ,関係者複数が検挙されています。その他,犯罪組織等が殺人・誘拐等の凶悪犯罪や薬物・銃器の密輸を行うなど,治安に深刻な影響を与えています。

3 誘拐事件の発生状況
(1)近年,流しのタクシーの乗客を対象とした「短時間誘拐」事件が発生しています。2013年12月には日本人観光客が被害に遭い,1名が殺害され,1名が負傷しました。
(2)上記1のように,コロンビアと国境を接する地域付近では,コロンビアの反政府勢力等によると見られる誘拐殺人事件が発生しています。2018年3月には,報道関係者3人が,同年4月には,民間人の男女計2人が,それぞれ誘拐・殺害されています。

4 日本人・日本権益に対する脅威
(1)エクアドルにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件等は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュおよびスリランカにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、特に、近年では単独犯によるテロや、一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから、こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。                    
(2)上記1のとおり,コロンビアと国境を接する地域付近では,爆発事件や誘拐事件等が頻発しています。治安当局だけでなく民間人の被害も出ていることから,今後,日本人を含む外国人が被害に遭う恐れもあります。このような情勢を十分に認識して,同様の被害に遭わない,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,危険レベル3が発出されている地域には近づかない他,それ以外の地域でも日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

テロについて
「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが,一般には,特定の主義主張に基づき,国家等にその受け入れを強要し,又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は,このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず,外務省が,報道等の情報等に基づき,海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり,本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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