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トルクメニスタン
テロ・誘拐情勢
更新日 2026年01月30日
1 概況
(1)近年のテロ情勢
トルクメニスタンは犯罪統計等の情報を公開していませんが、近年、同国でのテロ及び外国人を対象とした誘拐事件の発生は確認されておらず、治安情勢は概ね安定しています。
(2)国内のテロ組織等について
国内における国際的なテロ組織又は反政府組織等の活動は確認されていません。
一方、トルクメニスタンと長い国境を接しているアフガニスタンでは、現在も国際テロ組織や外国人武装勢力が活発に活動を継続しており、同国を経由し、トルクメニスタン国内にテロ組織等が流入する可能性を排除できません。過去には、アフガニスタンとの国境付近で国境警備隊と武装勢力との間で衝突(銃撃)が発生しており、また、イラン国境を経由して、一般人や商人を装ったテロリストが侵入し、トルクメニスタン国境付近に潜伏していたところを国境警備隊に拘束された事件も発生しています。欧州においても、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻直後に入国していたトルクメン人含む中央アジア出身のテロリスト複数が、ドイツで拘束された事実が報じられています。
こうした脅威に対抗するため、治安当局は、関係機関と連携して厳格な国境管理を行い、テロリストの流入や国内でのテロの防止に注力していますが、トルクメニスタンは、アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン及びカザフスタンと国境を接し、コーカサス3か国、タジキスタン、キルギス、ロシア及び中国を近隣国としており、トルクメニスタンを取り囲む周辺地域は、依然として厳しい情勢が続いています。特にタリバーンが支配するアフガニスタンでは、国内・対外情勢等の混乱に乗じてテロリストが越境する可能性を排除できません。また、トルクメニスタン周辺国では、ウズベキスタン・イスラム運動(IMU)、東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)及び「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」等の過激派や外国人戦闘員の活動が伝えられていることから、対外・対内情勢によっては、地政学的リスクを抱えるトルクメニスタン国内の安定が脅かされる可能性は常に存在し、引き続き情勢を注視する必要があります。
(3)近年の誘拐情勢
近年、トルクメニスタンでは、外国人を標的とした誘拐事件の発生は確認されていませんが、地元住民の子供が誘拐されたという報告があります。
2 各組織の活動状況又は各地域の治安情勢
「1 概況」のとおり。
3 誘拐事件の発生状況
「1 概況」のとおり。
4 日本人・日本権益に対する脅威
現在のところ、トルクメニスタンにおいて、日本人及び日本権益を標的とした脅威情報は確認されていません。
一方、テロによる日本人の被害は、渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、また、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

