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アルメニア
テロ・誘拐情勢

更新日 2026年01月31日

1 概況
(1)近年のテロ情勢
 アルメニアでは、現在特定のテロ組織による顕著な活動は報告されていませんが、2025年中に3件の銃撃事件が発生し、5名の死傷者が生じています。また、2024年には手榴弾で武装したグループがエレバン市内の警察署に侵入を試み、内1名が署内に籠城した事件、アルメニア国籍者らがロシアで軍事訓練後にクーデターを企図した事件が発生しました。2023年には武力で「国家権力奪取」を企てたとされるグループが検挙されたほか、独立記念日の式典会場に爆発物を仕掛けようとしたとする未遂事件が発生しました。さらに、2022年にはエレバン市近郊の都市で武装した男性による市庁舎への立てこもり事件が発生しました。 
 これら銃器使用や武装事件の発生状況から、今後もテロに対しては引き続き注意が必要です。

(2)国内のテロ組織等について
 アルメニア国内でのテロ組織の活動は確認されていません。

(3)近年の誘拐情勢
 国際的なテロ組織による誘拐や日本人を標的にした誘拐は2025年時点では確認されていません。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 「1 概況」のとおり。

3 誘拐事件の発生状況 
 2025年中、日本人を含む外国人を標的にした誘拐事件は確認されていませんが、外国国籍者の同胞間での金銭等を目的とした誘拐事件が数件発生しています。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 現在のところ、アルメニアにおいて、テロ・誘拐による日本人の被害は確認されていません。
 一方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。
特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
 また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
 テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

 「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要し、又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が、報道等の情報等に基づき、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり、本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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