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アルバニア

更新日 2020年06月12日

1 概況
(1)アルバニアには,中東や北アフリカ諸国に拠点を有するイスラム系慈善団体等の支部や,コソボ等で民族主義を掲げる反政府勢力と関係を有する団体が存在するものの,現在のところ,アルバニアでの直接的な治安上の不安は低いと考えられています。
(2)一方,シリアやイラクで「ジハード」のために反政府武装組織に参加したISIL帰還兵数名がアルバニアに入国したとの報道もあり,アルバニアにおけるテロ行為の懸念は完全には払拭できません。
(3)2016年11月にはアルバニア国内で行われたサッカーのアルバニア対イスラエル戦に際して,テロを企てたアルバニア系コソボ人が逮捕され,テロが未然に防がれました。また,2019年3月のイスラム教の式典で,テロリストが会場に侵入するのを警察が阻止し,テロが未然に防止されたとの報道もあります。
(4)国内各地で車のトランク等に爆弾が仕掛けられ爆発する事案が少数発生していますが,宗教的・政治的な背景によるテロではなく,個人的な怨恨や利害関係に基づく脅迫行為とみられており,ほとんどの場合死傷者は発生していません。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1 概況のとおり

3 誘拐事件の発生状況
 2019年,アルバニア自国民の誘拐事件が4件,外国人を標的とした誘拐事件が1件報告されています。
 
4 日本人・日本権益に対する脅威
 テロによる日本人の被害は,シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や避難勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,これまでもチュニジア,ベルギー,バングラデシュ,スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では,単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど,テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように,テロはどこでも起こり得ること,日本人も標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが,一般には,特定の主義主張に基づき,国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は,このような「テロ」に該当するか否かにかかわらず,外務省が報道等の情報に基づいて海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり,本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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