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アルバニア
テロ・誘拐情勢

更新日 2022年08月08日

1 概況
(1)アルバニアには、中東や北アフリカ諸国に拠点を有するイスラム系慈善団体等の支部や、コソボ等で民族主義を掲げる反政府勢力と関係を有する団体は存在するものの、現在のところ、アルバニアでの直接的な治安上の不安は低いと考えられています。
(2)一方、シリアやイラクで聖戦(ジハード)のためにイラク・レバントのイスラム国(ISIL)等の反政府武装組織に参加した帰還兵数名がアルバニアに入国したとの報道もあり、アルバニアにおけるテロ行為の懸念は完全には払拭できません。
(3)2016年11月にはアルバニア国内で行われたサッカーのアルバニア対イスラエル戦に際して、テロを企てたアルバニア系コソボ人が逮捕されました。また、2019年10月には、アルバニア警察がイランのエージェントによる反イラン政府グループであるモジャヘディネ・ハルグ(MEK)に対するテロを未然に阻止したと発表しました。
(4)また、国内各地で車のトランク等に爆弾が仕掛けられ爆発する事案が少数発生していますが、宗教的・政治的な背景によるテロではなく、個人的な怨恨や利害関係に基づく脅迫行為とみられており、ほとんどの場合死傷者は発生していません。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 「1 概況」のとおり。

3 誘拐事件の発生状況
 2020年中、アルバニア自国民の誘拐事件は5件報告されていますが、外国人を標的とした誘拐事件は報告されていません。
 
4 日本人・日本権益に対する脅威
 テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。また、テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、特に
 近年では、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることのないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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