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キプロス

更新日 2020年02月25日

1 概況
(1)キプロス共和国においては,反体制組織の活動や国際的テロ組織等との関係を持つような組織の活動は確認されていません。また,2019 年中にキプロス治安当局がテロと認定するような事件は確認されていません。
(2)キプロスは,中東に隣接する地理的環境から,1975年のレバノン内戦や中東諸国の政情不安等の際に,中東から多数の移民が流入し,1980年代にはアラブ,パレスチナ,イスラエル権益を標的としたテロ事件が多数発生しました。しかし,国内におけるテロ対策の強化や国際情勢の変化により,近年テロ事件は発生していません。
(3)しかし,キプロスには,国際テロ組織「ISIL」に対する武力行使の兵站基地となっている英軍施設が所在していることから,国際テロ組織の標的となる可能性には注意が必要です。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 キプロスには,治安当局から認定されているテロ組織は存在していません。

3 誘拐事件の発生状況
 2019年中,外国人や観光客等を直接の標的とした誘拐事件は発生していません。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 テロによる日本人の被害は,シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,これまでもチュニジア,ベルギー,バングラデシュ,スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では,単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど,テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように,テロはどこでも起こり得ること,日本人も標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが,一般には,特定の主義主張に基づき,国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は,このような「テロ」に該当するか否かにかかわらず,外務省が報道等の情報に基づいて海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり,本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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