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クロアチア
テロ・誘拐情勢

更新日 2021年04月30日

1 概況
(1)クロアチアでは、1995年10月、西部のリエカ市の警察本部に対する自動車による自爆テロ事件が発生し、イスラム過激派「ガマーア・アル・イスラーミーア(Gama’a al-Islamiyya)」の関与が指摘されました。同事件以降テロ事件は発生しておらず、テロ組織、反政府組織や国際的なテロ組織の関連組織の活動は確認されていません。
(2)しかしながら、クロアチアは、中東、南・東欧地域と西欧諸国を結ぶ、いわゆる「バルカン・ルート」上にあり、イスラム原理主義組織が確認されているボスニア・ヘルツェゴビナ等の周辺国からのイスラム過激派等の入国・通過が懸念されています。
(3)また、2020年10月、犯人とイスラム過激派組織等との関係は確認されていないものの、ザグレブ市の首相府・議会議事堂前広場において、警備中の警察官に対する銃撃事件が発生しました。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1 概況のとおり

3 誘拐事件の発生状況
 クロアチアにおける過去5年間の誘拐事件(逮捕・監禁を含む。)の発生件数はそれぞれ、2016年1件、2017年0件、2018年0件、2019年1件、2020年1件でした。いずれも、テロリストによるものではなく、親権をめぐるトラブルや知人間におけるトラブルに起因したもの等であるほか、日本人を標的にした誘拐事件も発生していません。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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