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ルクセンブルク
テロ・誘拐情勢

更新日 2022年07月11日

1 概況
(1)ルクセンブルクにおいて、これまで治安当局がテロと認定した襲撃事件は発生していません。しかし、イスラム過激派の思想に影響を受け、これらの過激派組織に参加するためにイラクやシリア等へ渡航するルクセンブルク人が確認されており、彼らが帰国後に国内でテロを敢行するおそれがあります。
 2018年には、イスラム過激思想のプロパガンダ活動をしていた男性が治安当局により逮捕されており、具体的なテロ計画は確認されなかったものの、過激思想の浸透が懸念されます。
 周辺国では近年イスラム過激派思想の影響を受けた者によるテロ事件の発生が認められ、こうした組織の構成員がルクセンブルクへ流入する可能性もあります。
(2)テロ事件は、イスラム過激派のみでなく、様々な思想を背景として企図されています。ルクセンブルクでは、極右思想を背景とした過激な投稿もインターネット上で確認されています。
 ルクセンブルクには欧州司法裁判所といった欧州連合(EU)関係機関等の国際的な注目を集めやすい施設があり、テロが発生する可能性を引き続き排除することはできません。

2 各組織の活動状況
 「1 概況」のとおり

3 誘拐事件の発生状況
 2021年中、身代金目的やわいせつ目的等の誘拐事件の発生は確認されていません。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるローンウルフ型テロや一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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