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デンマーク
テロ・誘拐情勢

更新日 2025年07月31日

1 概況
 近年、欧州各国で不特定多数を標的とするテロや襲撃事案が頻発しており、デンマークでは2015年2月にコペンハーゲン市内において、イスラム過激派主義者の男が表現の自由に関する討論会の会場とユダヤ教の礼拝施設を銃撃するテロ事件が発生しました。
 それ以降、現時点においてデンマークではテロと認定された事件は発生しておりませんが、2023年7月頃から発生している反イスラムを掲げる極右活動家によるコーラン焼却事案や中東をはじめとする世界でのテロ情勢が、デンマークのテロ脅威にも大きな影響を与えており、テロ活動への支持者増加や、テロ攻撃を計画した疑いによる逮捕事案も発生しています。
 こうした中、デンマーク政府は、デンマーク国内のテロ脅威レベルを5段階中の4段階目(深刻)と評価しています。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 2023年12月には、デンマーク治安当局がテロ攻撃準備の疑いにより複数名を逮捕し、2024年5月にはユダヤ人女性宅で発生した放火事件や同年10月にイスラエル大使館付近で発生した爆破事件で複数名がテロに関する法律で起訴されるなど、デンマーク国内におけるテロ発生の危険性は依然として高いことに留意する必要があります。

3 誘拐事件の発生状況
 2024年、デンマーク国内で、日本人を標的とした誘拐事件の発生は確認されていません。

4 日本人・日本権益に対する脅威  
 現在のところ、デンマークにおいて、テロによる日本人の被害は確認されていません。しかし、テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
 近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
 テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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