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スロベニア
テロ・誘拐情勢

更新日 2021年04月16日

1 概況
 スロベニアでは、これまで国際的なテロ組織によるテロ事件は発生していません。しかし、これまで3名のスロベニア人がシリアでの戦闘に参加したことが明らかとなり、うち1名の自宅からは2014年、殺傷能力の高い武器が押収されています。また、欧州各地ではイスラム過激派によるテロが発生しており、当国でもテロ事件が発生する可能性は排除されません。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 シリア等での戦闘への参加者の中には、西バルカン諸国出身者もいるといわれています。これらの地域から西バルカンに帰還した者たちが自らテロを実行する可能性や、インターネットを通じて過激思想に影響を受けた者たちがローンウルフ(一匹狼)化しテロを敢行する可能性があります。

3 誘拐事件の発生状況
 これまで国際テロ組織等が関与した誘拐事件や邦人・日本企業が標的となった誘拐事件は確認されていませんが、被害に遭う可能性は常に存在することから、注意が必要です。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロ(ローンウルフ)や一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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