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スウェーデン
テロ・誘拐情勢

更新日 2021年03月17日

1 概況
(1)スウェーデンでは、2015年11月に初めてテロの脅威度が5段階中の3(増大した脅威)から4(高い脅威)に引き上げられましたが、政府は2016年3月、国内におけるテロの脅威度を4から3に引き下げました。レベル3は「増大した脅威。攻撃の意思と能力を有した活動家が攻撃を実行に移す可能性が増加した。」とされ、テロ攻撃の可能性が「未だ高い」ことを意味しています。
(2)スウェーデンを本拠地とするテロ組織の存在は確認されていませんが、イスラム過激派等の国際テロ・ネットワークに関連して資金調達等の活動が行われる可能性があるとともに、イラク・レバントのイスラム国(ISIL)のようなイスラム過激派の思想に共鳴し、内戦に参加するためシリア・イラク等に渡航する者が一時期増加していたことが、公安当局から報告されています。
(3)2017年4月に首都ストックホルムの中心部においてトラックが暴走しながらデパートに突入し、死者5名、負傷者多数の事件が発生しました。この事件はテロ犯罪と認定され、ウズベキスタン出身の実行犯はISILの思想の影響を受けていたとされています。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1 概況のとおり

3 誘拐事件の発生状況
 過去には企業の経営者やその家族を狙った誘拐事件が発生したこともありますが、近年は誘拐事件はほとんど発生していません。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロ(ローンウルフ)や一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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