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スウェーデン

更新日 2019年01月29日

1 概況
(1)スウェーデン政府は,2015年11月に初めて国内におけるテロの脅威度を5段階中の3(増大した脅威)から4(高い脅威)に引き上げましたが,2016年3月2日,脅威度を4から3に引き下げました。脅威度3は「増大した脅威。攻撃の意思と能力を有した活動家が攻撃を実行に移す可能性が増加した。」とされ,テロ攻撃の可能性が「未だ高い」ことを意味しています。
(2)スウェーデンを本拠地とするテロ組織の存在は確認されていませんが,イスラム過激派等の国際テロ・ネットワークに関連した資金調達等の活動が確認されています。また,いわゆるイスラム国のようなイスラム過激派の思想に共鳴し,シリア・イラク等の戦闘地域に渡航する者が増加していることが,公安当局から報告されています。とりわけ,これら戦闘地域からの帰還者によってスウェーデン国内でのテロの脅威が高まることが懸念されています。
(3)2017年4月に首都ストックホルムの中心部においてトラックが暴走しながらデパートに突入し,死者5名,負傷者多数の事件が発生しました。この事件はテロ犯罪と認定され,実行犯はIS思想の影響を受けていたとされています。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
上記1概況のとおりです。

3 誘拐事件の発生状況
過去には企業の経営者やその家族を狙った誘拐事件が発生したこともありますが,近年は誘拐事件はほとんど発生していません。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 これまでに,スウェーデンにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,上記1(3)の事件も含め,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

テロについて

 「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要し、又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が、報道等の情報等に基づき、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり、本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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