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アゼルバイジャン
テロ・誘拐情勢

更新日 2022年02月10日

1 概況
 アゼルバイジャン国内の治安は比較的平穏で、2021年中も含め、ここ数年、国内でテロ事件は発生していません。しかし、2020年7月にはアルメニアとの国境の街トヴズにおいて、2016年4月以来となる比較的規模の大きな軍事衝突が発生し、十数名の軍人、民間人が死亡しました。その後、小康状態が続いていましたが、同年9月にはアルメニアとの間で再びナゴルノ・カラバフをめぐる大規模な紛争が発生し、11月10日にロシアの仲介により停戦するまでの間、両国合わせて民間人を含め6千人以上が死亡しました。
 2020年9月の軍事衝突発生後、アゼルバイジャン治安機関等が国内におけるテロの脅威が高まっているとして警戒情報を発出しました。また、アゼルバイジャンでは毎年のように治安機関によってテロ計画が未然に摘発されたり、アフガニスタンやシリア等で国際テロ組織や武装グループに参加していたアゼルバイジャン国籍者が逮捕されたりしており、テロ情勢には注意を要します。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 首都バクーを含め、アゼルバイジャン国内の多くの都市では比較的平穏が保たれていますが、アルメニアとの国境付近ではアゼルバイジャン軍とアルメニア武装勢力による小規模な衝突が散発的に発生していますので、決して近付かないようにしてください。

3 誘拐事件の発生状況
 2021年中、アゼルバイジャンにおいて誘拐事件の発生は確認されていません。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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