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西サハラ地域
テロ・誘拐情勢

更新日 2022年03月23日

1 概況
 現在のところ、西サハラ地域におけるテロ・誘拐情勢に関連する大きな動きは確認されていませんが、治安情勢が不安定なサヘル諸国と地続きで近接しており、また西サハラ地域の帰属をめぐるモロッコ政府とポリサリオ戦線間の抗争が続いており、関連したテロ・誘拐事件が発生する可能性は排除できません。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 2011年1月、西サハラ北部に位置するアムガラ及びその近郊において、イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ(AQIM)と関連のあるグループが保管していた多数の武器、弾薬が押収されました。また2018年2月には西サハラ地域の主要都市ラユーンにおいても「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」の影響を受けたテロ細胞が摘発されました。

3 誘拐事件の発生状況
 2021年、西サハラ地域において外国人を標的とした誘拐事件は確認されていません。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 これまでのところ西サハラ地域における、日本人・日本権益に対する具体的な脅威情報は確認されていません。
 しかし、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

 「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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