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西サハラ地域
テロ・誘拐情勢

更新日 2021年06月15日

1 概況
 2011年1月、西サハラ地域(以下、「西サハラ」)北部に位置するアムガラ及びその近郊において、「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ」(AQIM)と関連のあるグループが保管していた多数の武器・弾薬が押収されました。AQIMは「アル・カーイダ」と関連があるとされるアルジェリア発祥の国際テロ組織で、西サハラ近隣諸国での活動を活発化させていましたが、2013年1月以降のフランス軍によるマリへの軍事介入により、弱体化したとみられています。
 しかしながら、同年同月に発生したアルジェリア・イナメナスでのテロ事件の首謀者とされるモフタール・ベルモフタール率いるAQIM傘下のテロ組織「覆面旅団」は、フランス軍との正面衝突を避け、同年8月には「西アフリカ統一聖戦運動」(MUJAO)と合併し、新たなテロ組織「アル・ムラービトゥーン」を設立し、さらに2017年3月には、「アンサール・アル・ディーン」(AD)等との合併により、新組織「イスラムとムスリムの支援団」(ジャマーア・ヌスラ・アル・イスラーム・ワル・ムスリミーン、JNIM)の設立が発表されました。現在のところ、西サハラにおいて、これらテロ組織による大きな動きは確認されていませんが、今後の動向を注視する必要があります。
 また、シリア及びイラクにおける「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)の勢力は衰退しているものの、モロッコにおいては断続的にISILの思想に共鳴するテロ細胞が摘発されており、2018年2月には、西サハラの主要都市ラユーンにおいてもテロ細胞の摘発が行われています。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 「1 概況」のとおり。

3 誘拐事件の発生状況
 2020年中、西サハラにおいて外国人を標的とした誘拐事件は確認されていません。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 現在のところ、西サハラにおいて日本人に対する具体的なテロの脅威は確認されていませんが、テロが世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されていることに留意が必要です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

 「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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