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ジブチ
テロ・誘拐情勢
更新日 2026年05月19日
1 概況
(1)近年のテロ情勢
2014年5月、ジブチ市内のレストランにおいて、ソマリアのイスラム過激派組織である「アル・シャバーブ(AS)」による自爆テロが発生し、1人が死亡、約20人が負傷しました。ASは犯行声明で、当時ソマリアに展開していたアフリカ連合平和維持部隊(AMISOM)に派兵しているジブチを標的にしたとしています。
上記の自爆テロ以降、政府は、ジブチ市内を中心とし主要幹線道路における夜間の検問や欧米人の多く集まるホテルやスーパーでの車両検査等を行うなど、対テロ治安対策を強化していますが、今後もテロの可能性に十分な注意が必要です。また、ソマリアの治安は回復しておらず、ソマリア、イエメン、エチオピア等隣国からのジブチへの移民の流入も続いており、国内治安には引き続き注意が必要です。
(2)国内のテロ組織等について
2022年10月、ジブチ北部のタジュラ州において、武装FRUD(Front for the Restoration of Unity and Democracy - Combatant)によるジブチ軍への襲撃が発生しました。同組織は、1994年に政府と和平を結んだ反政府組織「統一と民主主義回復のための戦線」(Front for the Restoration of Unity and Democracy:FRUD)から分派した勢力です。
この事件で死傷者及び行方不明者の発生が確認され、ジブチ政府は武装FRUDをテロ組織に指定しています。武装FRUDの主な活動拠点はジブチ北部であり、今後も同地域では治安情勢に留意が必要な状態が続くと見られます。
(3)近年の誘拐情勢
近年、外国人を標的とした誘拐事件の発生は確認されていません。
2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
「1 概況」のとおり。
3 誘拐事件の発生状況
近年、外国人を標的とした誘拐事件の発生は確認されていません。
4 日本人・日本権益に対する脅威
現在のところ、ジブチにおいてテロ・誘拐による日本人の被害は確認されていません。
一方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

